103 善と悪の果実
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[ステンドグラスから床に落ちる光。 濁った、だが、それでいて酷く鮮やかな。
男の目は、血膜に奪われた視界と目眩で、見る物も定まらなくなっていた。 ただ、走り、撃鉄を倒しながら。
動く影があれば、引き金を引くだろう。 そこに立っているのが、誰であろうと。
そして、待ち受ける銃口があれば、或いは。]
(80) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
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[先へ抜ける道があったとしても、それは扉の向こうだったか。 少女は気づかずに、ステンドグラスの前、足を止める。 つないだ手を離す前、ぎゅ、と力を込めて、ペラジーの手が温かいことを確かめた]
兄様… 私 悪くないわよね?
[答えを既にもらっていたとしても、もう一度、何度でも、問いかける。 小さな手には重過ぎる拳銃を両手で支え、震えながらも前へ、向かってくる男へと、向けた]
(81) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
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[震える銃口も、重い引き金も その姿だけ見れば、追い詰められたいたいけな少女にも見える。 顰められた眉、その下の瞳は ただひたすらに深く
ともすれば狂気すら、覆い隠していた]
(82) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
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―女主人の部屋― [鋭い刃で唇を縦に、斜めに切りつける。 抵抗あらば夕闇伯も無事では在るまいが、 それでも夕闇伯の手に迷いはなかった。 最後には、頬と床を縫いとめるようにスティレットの細い刃を突き立てた。 青年が暴れようとも力尽きようとも、それを冷ややかな濃紫の眼で見下ろし――立ち上がる。]
……―― ふん。
[後はガラクタ程にも興味を示さなくなる。 床に落ちた水晶の釦の元へと歩み寄って、 オスカーの手にしたように躊躇なく足で踏み躙った。 ばき、と澄んだ小さな音がして 職人の細工は脆くも歪み、石は欠けてしまう。]
(83) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
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[少女を変化させた狂気は、毒は 全身に染み込み、外の皮一枚だけが"少女"であった。 果実を見、遠くから手を伸ばした少女は、善も悪も自覚はしなかったが その身を操るのは今や
―――純粋なる、悪]
(84) 2012/09/30(Sun) 02時頃
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ジェフ様、ごめんなさい いらないから、私のこと …―――邪魔しないで
[支離滅裂な言葉は、ただ望みだけを思いだけを口にする、思考の伴わない欲望。
浮かべる笑みは、やはり花のよう。 震える指はそのままに、す、と息をはけば
引き金にかけた指に、力がこもる]
(85) 2012/09/30(Sun) 02時頃
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[霞む視界の遠くに見える、人影。>>82 男は、床を蹴る脚の速さを緩めながら。 銃口を定める。
震えの収まった腕は真っ直ぐに人影を捉えようと伸ばされ。 引き金にかかる指は、躊躇いなく引かれた。]
(86) 2012/09/30(Sun) 02時頃
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