42 廃棄人形ーeverlasting love marionetteー
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[店側から家に戻れば、カウンターの中からじと目が飛んでくる。 要件はといえばソフィアに指摘されたのと同じ、朝食代の件だった]
じゃあもっとちゃんとバイト代くれよなー。 けっこう研究室で飲み会とかあんだから、あれじゃカツカツだよ。
[悪びれもせずそう言って店の奥へと進もうとしたが、 その前にもう一声飛んできて。 ぽいと渡された一枚の封筒を見るや、あからさまに嫌そうな顔をした]
あー…めんどくせーな。また帰省の催促か。
[ぐちぐち言いながらも封筒を手にすると、さっさと裏手に引っ込んでいく**]
(85) 2011/01/14(Fri) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 02時半頃
ソフィアは、レジカウンターに頬杖をついて、ぼんやり。**
2011/01/14(Fri) 02時半頃
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[ガックリ項垂れたまま]
あの様子では、今から戻ってももう売り切れとるだろうなぁ……。 はぁ……あの美しい女形、是非生で見てみたかった……。
(86) 2011/01/14(Fri) 02時半頃
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>>83 そうですね、驚いてもらいたいので名乗ってしまうと「佐村鏡花」と云う者です。 何をするかは、当日のお楽しみ。といってもそこらじゅうでポスターが貼られているかもしれませんが。
[湯飲みを受け取りつつ、嬉しそうな様子でチケットを見せてくれる相手に中庭でのやり取りを思い出しながら笑顔になると瞬く間にそれは姿を消し>>81]
…………。
[笑ってはいけないと思い、そこは流石の役者魂で見なかったことに]
(87) 2011/01/14(Fri) 02時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 02時半頃
鏡花は、慶三郎の様子にやっぱり我慢できずに噴出した。
2011/01/14(Fri) 02時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 02時半頃
―自室―
[重い資料を床に投げ出し、上着もそのあたりに脱ぎ散らかして部屋を行く。
白い封筒を丁寧に開けるようなことはせず、びりびりと上辺を破って中身を取り出した。
中身は便箋が二枚と、一枚の写真。
写っているのは青年とよく似た中年の男性と、それと比較して随分と若い女性]
―――。
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………。
[視線は二つの、品物の間を行き来する。 一つは持ち金の範囲でぎりぎり買える、もの。 もう一つは倍額くらいしてしまう、もの。]
あの。
[どちらが食べたいかと謂えば無論、後者だったが]
…………これ、下さい。
[無いものは、無い。 仕方ない、とばかりに買えるほうを指差した。]
(88) 2011/01/14(Fri) 02時半頃
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は!?
[>>87に、驚き、なんか変な声をあげて首を擡げ]
えぇえぇぇ……佐村鏡花といえば、たしか女形の……! 貴男が!
[年甲斐もなく、うわーうわーと鏡花を見つめ]
いや確かに、言われてみれば……。 ……っと、これはとんだ失礼を!
[慌てて数歩退いた]
(89) 2011/01/14(Fri) 02時半頃
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[名前を聞けば>>87、目を丸くして]
佐村鏡花……って。 佐村屋の有名な女形の兄さんじゃないかい!
[そこかしこにポスターが貼られているためか その名前はよく見る名だった]
いやぁ、女形の姿も綺麗だけど。 素顔も男前なんだねぇ。 はぁ、結構分からないもんだ。
[ふむふむ、と納得したように頷いた]
(90) 2011/01/14(Fri) 02時半頃
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[文面にざっと目を通すと、写真ごとぐしゃりと握りつぶす。
何度も、何度も―――中身が見えないよう、ぎゅっと握り固めて。
それも部屋の隅へと投げ捨てた。]
………
[ぼふ、とやわらかい音と埃を立ててベッドに倒れこむ]
……母親面、しやがって。
[呟いた声音は、普段の軽い口調とは打って変わった――暗く、低い唸りのような音だった**]
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[想像以上のリアクション>>89>>90ににやりと笑みを浮かべ]
ありがとうございます、ですので申し訳ないがホテルまでの道案内していただけると幸いです。
……私が迷子になったのは三人だけの秘密ですよ?
(91) 2011/01/14(Fri) 02時半頃
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>>91 えぇ私で宜しければ!
[言った後に、はたと芙蓉を見て]
あ……。
(92) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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……
[作られる工程を見たいが為に 少し高い位置の作業場を爪先立ちで覗き見る。 常にその体制ではいられないから 踵が浮いたり、地に着いたりを繰り返し]
あの。 ………こっちの、なんですけど。 ダブルクリーム生苺チョコ。
はい。
[作業中のお姉さんに話しかけたりもして]
(93) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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よかったじゃないか、時雨さん。 女形の人が目の前にいるんだよ?
[続いた慶三郎の言動を見て>>92 堪らずクスクスと笑いだす]
あぁ、アタシは用事がまだ残っててね。 時雨さん、鏡花さんを送ってやってくれないかい?
あぁ、もちろん。 これは三人だけの秘密さね。
[ちょっと悪戯っぽい笑みを浮かべた]
(94) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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この、ダブルクリームの。 ダブル、って何ですか?
何か、ダブルになってるんですか?
[クレープを普段、食べる事があまり無いせいか カリュクスはそういった事を全然知らなかった。 丁寧な説明と、笑顔を受けると]
………そう、ですか。 ありがとうございます。
今度は、こっちを買いに来ますね。
[にこり、と笑って頷いた。]
(95) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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中身がこんな男で申し訳ない気もしますが、夢を見せるのも仕事でして。
[無事ホテルへ帰れたら明日の公演チケットをお礼にしようかなんて考えつつ舞台では見せないような素に近い笑みを浮かべている**]
(96) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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[空を見上げれば、もう日が落ちていて月が出ていた]
楽しいとついつい時間を忘れちまうね。
[ひょい、と鞄を持って立ち上がる]
今日はありがとう。 鏡花サンも、明日は頑張って。
[ヒラヒラと手を振ってラルフの家へと向かっていった]
(97) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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あ。 ………どうも。
[そんな遣り取りの末に 出来上がったクレープを差し出され 小さな辞儀と共に品物を受け取った。]
チョコレートクレープ。 凄く美味しそう。
[お姉さんに微笑を見せて、 お財布の中の硬貨を全て手渡すと]
それじゃあ、また。
[空いた手を小さく振って、店を*後にした*]
(98) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 03時頃
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>>94 [そういえば芙蓉はラルフのところに用があると、さっきも言っていたじゃないか。 色々と情けなくて、また項垂れたが、10秒ほどでまた首を擡げ]
なら、火の始末を終えたら、ホテルまでお送りしましょう。
[>>96に、首を左右に振り]
いやいやとんでもない! すみませんね、役者を生で見る機会など滅多にないもので、つい取り乱してしまって……。 いやはやお恥ずかしい。
(99) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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―→ラルフ宅― [コンコン、と扉を叩く 扉が開けば、玄関に入れてもらう]
遅くなって悪いね、ラルフ。 ……調子の方はどうだい?
[あの時よりは人形の知識はつけたつもりだ]
まぁ、とりあえずいつもの常備薬だね。 他に何か必要なのはあるかい?
[何かがあれば、それも渡して 値段は通常の半額にして、売っただろう]
本当に最近物騒だからね。 バレないようにするんだよ。
[ぽん、と頭を撫でて 他に何も無ければ帰路につく*だろう*]
(100) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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芙蓉は、慶三郎の所の焼き芋はおいしかったな、と思い返した。
2011/01/14(Fri) 03時頃
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[その後、火の始末をしながら芙蓉を見送り─ついでに土産の芋も持たせ─鏡花をホテルまで送ってゆく]
それ、持ちますよ。
[パンの袋が重そうならば、ひとつ引き受けようか]
[道中、平静を装ってはいるが、その実かなりわくわくしている。 剣を生業としている割に、かなり俗っぽい**]
(101) 2011/01/14(Fri) 03時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 03時頃
浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 03時頃
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[部屋をノックする音が聞こえ>>73、はっと顔を上げる。]
どうぞ。
[部屋主の代わりに声をかけると、派手な井出達の東洋人が姿を現した。 暗い部屋に似つかわしくない色彩に、きょとりと首を傾げる。何の用だろう。 やがて彼は恭しく礼をし>>76、話を切り出した。どうやら自分は席をはずしたほうがいいだろうか。 悩んでいると差し出されたのは、2枚のチケット。]
・・・あ。
[そこで、思い当たる。 先ほど広場でショーを行っていた東洋人ではないか。 険しい表情で足を止めた>>77に、立ち上がって声をかける。]
あの。 よろしければ、コーヒーでもどうぞ。
貴方、昼間広場でショーを行っていた人よね? 私、ああいうの大好きなの。
(102) 2011/01/14(Fri) 09時頃
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[返事を待たずにコーヒーを淹れてくると、男の目の前に置く。 彼は残っただろうか。 部屋主が手にしたチケットを覗き込むと、目を凝らして書かれた文字を読んだ。]
カゲツサイ、と読むのかしら。 東洋の方の名前は難しいわ。
これ、私も行っていいのかな。
[そう言うと、期待の眼差しを込めて部屋主を見つめる。 サイモンは面倒くさそうに顔を顰めると、『好きにすれば』といい放った。 素直じゃない様子に笑う。]
(103) 2011/01/14(Fri) 09時頃
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―昨夜・道場→ホテル― [ホテルまでの道、慶三郎のテンションに押されながらも色々話をしただろう。喜ばれると過剰に応えてしまうのは、役者としてはあまり良くない癖だった。
御礼にとチケットを二枚差し出すとどんな反応を返すだろうか]
[部屋に帰ると、買いすぎたパンに驚かれつつも役者たちと軽く打ち合わせをしてから就寝]
(104) 2011/01/14(Fri) 11時半頃
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―芝居小屋― [昼の公演の準備をしている、チケットは有り難い事に完売したようだ。 衣装に着替え化粧を施すと意識はもう世界に入りきってすっかり別人の様]
(105) 2011/01/14(Fri) 11時半頃
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―昨夜・道場→ホテル―
[道中、なるべく余計な事はすまいと思いながらも、やはりついつい、あれこれ話しかけてしまう。 それに応じてくれる鏡花に感謝しつつ、気付けばもうホテルの前に着いていた]
それでは、私はここで……。 ……え、良いのですか? 有難う御座います! えぇ、必ず観に行きますよ!
[お礼にチケットを渡されれば、感激のあまり少々声が大きくなった。 もしかしたらロビーにいた客らに驚かれてしまったかもしれない]
……2枚?
[枚数を確認したところで、少々困ったように眉根を寄せるが、またすぐに表情を戻し、改めて礼を言い]
あぁ、そういえばすっかり遅くなりましたが。 私は時雨慶三郎と申します。 先程の道場で、剣術の師範をしております。
(106) 2011/01/14(Fri) 12時頃
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[帰路はかなりの上機嫌で、月を見上げて無意識のうちに鼻歌など唄っていたかもしれない]
役者というものは、もっと気取ったものと思っていたが。 これは、認識を改めなくてはいかんなぁ。
[いやそれとも鏡花が気さくなだけなのだろうか……などと色々考えながら、自宅に付くと、これまた機嫌良く日課の晩酌。 普段は1本だが、今日は2本]
[翌朝、道場へ顔を出せば、門下生達からも「機嫌がいいですね」などと言われるだろうか]
(107) 2011/01/14(Fri) 12時頃
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―昨夜・ホテル― [予想以上に喜んでくれる慶三郎に表情を和らげ]
お誘いしたい方がいらっしゃるのではありませんか?
[一枚しか買ってない事は知らず、空に舞い消えたあの反応は誰かとの約束でもあるのではと思っての事。 改めて名を名乗られると綺麗にお辞儀を返して見送った**]
(108) 2011/01/14(Fri) 12時頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 12時頃
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―昨夜・ホテル― >>108 いやぁ、うーん……。
[困った事に、こちらに来てからはずっと独り身。 誘いたい人……と言われても、さて誰に声をかけたものか。 しかし厚意を無碍にするのも無粋と、有難く受け取ったはいいが……]
(109) 2011/01/14(Fri) 12時半頃
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─当日昼下がり、芝居小屋の前─
[小屋の前は、既に多くの客でごった返していた。 開演までにはまだ結構な時間があるのに……と思ったが、そこは自身も同類だ]
しかし……どうしたものか。
[結局、ひとりで来てしまった。 手の中にある2枚にチケットを見て、困惑]
[とりあえず、開演ギリギリまで待ってみて、誰か知り合いが通るようなら誘ってみようか]
(110) 2011/01/14(Fri) 12時半頃
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浪人 慶三郎は、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 13時頃
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―自宅―
[ゆっくりと目を開ける。見慣れた天井がぼんやりと目に映り、 嗅ぎなれた本独特の匂いを感じる。カーテンを開けて身支度を整え、 軽めの朝食を取りながら新聞を読む]
……人形破壊……
[最近、様々な場所で話題になっている事件。 一体彼らは何故人工生命を破壊するのだろうか? それだけ人工生命……私達は忌み嫌われるべきものなのだろうか? 分からない。それ故に興味が湧く]
知りたい……
["知識"の蒐集を使命とする自身にとって 彼らの存在は恐怖よりも好奇心を湧き上がらせる]
(111) 2011/01/14(Fri) 13時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 13時半頃
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[遅めの朝食を取り終わり、時間を確認する。 新聞を隅から隅まで読みながらゆっくり食べていたら 大分時間がかかってしまったようで もう昼食を取っても全くおかしくない時間帯だ]
……今日もそろそろ街へ出よう。 "知識"を集めに……
[そう呟いて本に溢れた我が家を後にした]
(112) 2011/01/14(Fri) 13時半頃
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