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ごほうび?
あ、はは……
[
昂揚は微かに笑ったのみで、生唾を飲み込んだ。]
だいじょーぶ、
それより、俺、初めて、なんで…
下手だったら、ごめんなさい…
[言いつけどおり、素直にタイルに座り、しきりに乾いたくちびるを舐めながら、煙草の香りに視線を上げる。
相変わらず期待に薄笑いを浮かべながら、先ずはその性器に口づけた。
熱い。
ちゅ、ちゅ、と薄い布地の上から口づけてから、恐る恐る下着をずらしていく。]
はぁ…おっきー、ですね…
[伸ばした舌で、ゆっくりと竿をなぞり上げる。
変な味、でも、熱い。すごく熱い。
確かビデオの女の人は…――と思い出しながら、亀頭に一度口づけて、そっと咥えこむ。
嗚、困った。これからどうしたらいい?
続きはどうなっていたっけ。
窺うように、死神の表情を見上げた。]
───たしかに、好い酒だ。
[喉を流れる、ちりりとした熱。
ちいちの味が混ざった上質な酒は、一口だけでも、酔うには十分すぎた。]
が……
[喉を撫でてくるちいちの指、耳元にかかる酒気を帯びた吐息は、それ以上に魅惑的で、ふっと、熱い息をひとつ零した。
髪が寄れば、シルクハットが転がり落ちる。
それを拾うことはせず、ちいちの黒い髪に指を絡める。]
酔うかどうかは……キミ自身で、確かめてみたら、どうかな……?
[フッと笑みを浮かべるも、顎に舌が触れてくれば、そこには淡く情欲が滲む。
襟を乱そうとする手を止めるようなことはせず、代わりに、促すかのように、ちいちの鎖骨に指を這わせた。]
[吸われ、彼の口内へと移っていく水に彼の感情の高ぶりを感じて嬉しくなる。
水音に恥ずかしげに目をまた瞑って、舌をさしこまれれば拒否はせず、空いた唇から微かに水が口の端を伝って零れた]
ぁっ.......
[また強く握ってしまいそうで尻尾から手を離して自らのズボンをぎゅっとにぎる。水をあげてるだけ水をあげてるだけと心の中で一生懸命唱えながらその水を得ようと絡まる舌の邪魔にならないように舌を引っ込めた]
[喉が渇いているのに、水を味わいゆっくりと嚥下する]
ドリベル…甘い。
[ほんの少し離した唇から、熱に浮かされた様に囁いて。
口の端から零れた水を舌で掬いあげて、
もう一度唇を重ねて熱い粘膜を舌で舐め取っていく]
まだ水欲しい。
[全て飲み干しても、より乾きを訴える子供の様に呟いて。
先程舌でなぞった水の痕をまた舌で辿る。
頬から顎、喉まで舐めて上目遣いにドリベルを見た]
勝手にきめ、るなぁ……
[玩具と言いながら勝手に泣くなと慰めるようなことを言って、髪を乱しながら腰に降りる手
弄ばれながら優しさのようなものを感じてしまうのは、自分がおかしいのだろうか
見えない手はこんなことをしなかったのは確かだけど]
っ、痛いに決まってる……
[不味いだろうに、こちらを苛める為だけに吸っているのだろうか
リップノイズなんて初めて聞いたに等しい]
……あっ
[唇をわななかせ、首筋の感触
内腿の奥にまで手が及べば声をあげてしまって]
そんなこと、……言えるわけない
も、許して……泣きやんだし、気、済んだでしょ?
[強気に振る舞おうとしても無理だった
酷い言葉と合わない無邪気な仕草が憎らしい]
[甘い?その言葉の意味がわからずぽけっとしているうちに零れたそれを舐められもう一度口付けられる]
ふぇ?...あ、うん。
[やっぱり口移しじゃたりなかったかなと今度こそコップを渡そうと。だが頬から喉にかけて滑る舌に、見上げる瞳に吸い込まれるように釘付けになり]
.....もう一回
[水を含んで口づける。今度ははじめから少し唇を開けて迎え入れるように]
[吐息の感触が肌を撫でる。
高い熱を持ったそれを受けて指先がぴくりと、ほんの少し跳ねた。
ふ…
[転がる絹の帽子。笑み。]
やっぱりぃ…身体ァ無ぇと、なぁ。
ちょっと今、抱き足りない気ぃするゥ…
[髪に絡む指先。襟を寛げて露出した首筋に擦り寄った。
ルーカスの指先が肌をなぞるのに合せて、曖昧な温度の息が漏れる。
掌は背中の方へ。引き寄せると相手の素肌にさらりと鱗が当たる。]
アァ、あったかい…
[深く、溜息と共に力を抜いた。]
そうか。あとでな
[
袖を肘付近まで捲りながら、咥え煙草で言葉少なで約束した
別に不機嫌だからというわけではない。
捲ることに手を取られており、咥えながらなので話しにくいだけ]
男なのに、とか言うやつが男経験豊富だったら引く
[
それは暗にヘタでも叱らないという意思表示だったが
片手で火のついた煙草を指に挟んで口から離し、
灰皿かわりにシンクへと長くなった灰を落とす]
女とは?
[流石に二十歳ともなれば経験あるだろうとタカを括り。
シルクハットをまず床へと放る。
首許を戒めるスカーフタイプのネクタイを乱雑に抜き、
傍らの上衣の上へと放ると、シャツの釦を数個外した。
よし、これで大分楽になった。
畏まった場では喉元を寛げさせることは躊躇われる。
というかルーカスが呼ばれて居るので、だらしない格好で彷徨くとどんな嫌味を受けるか知れたものではない。
ワイシャツとベストだけの上体を再びカウンターへ預け
下着越しで肉茎に唇を落とす様をじっと眺めて]
は……、ッ。
[首筋は、やはり弱い。
擦り寄られれば、肌は淡く熱を持ち、繋ぎ目がどこであるか示すように、そこに、すぅっと薄い朱の線が現れたか。]
身体……?
もしかして、身体のないものでも、抱いたのかな……?
[喉奥で、くすりと小さく笑いながら、ちいちの着衣をはだけさせようと、人のものとは違う質感の肌を、するりと撫でる。]
……チー君の肌は……ひんやりしていて、心地よい、な
[熱を帯び始めた肌は、ちいちの、己より低い体温を求めるように、寄せられる。]
いや…、そう見比べることもないからな
[
他の死神。人間の一般的なペニスのサイズはよくわからない。
ここに呼ばれる者共と比較するなら…、まあよそうこの話は。
おぼつかなげな手つきと興味津々といった様子の口元。
不慣れ感を受けて、逆に妙に煽られてしまったか、
先端の窪みからは、とろりと透明の蜜が溢れ出した。
それを動物のようにぺろぺろと舐めとるサミュエルの頭を撫でる。]
……死神は人間とそこまで性感帯は大差ないぞ。
自分が好きだと思う所を弄ってくれりゃいいが…
[といえど、個人差もあるか。…暫しの間。]
俺は、今お前が咥えてるトコと裏筋が好きだ
棒付きキャンディでも舐めるように唾液でたっぷり濡らして…
今言ったあたりを舐め回してみろ
[なんだこれ、教師か。心の中で自分にツッコミを入れつつ。
辿たどしい刺激を受けて、ぴくり、と幹は脈打った。]
うん、もう一回だけ……。
[甘露の様な水を求めて。
ドリベルが水を口に含む様をうっとりと見つめ。
近付く唇を待てないとばかりに奪う。
うっすら開いた唇から伝わる水だけでなく、
ドリベルの舌も吸い上げる様に喉を鳴らした]
あまーい。
[水が無くなっても、ドリベルの粘膜や舌は甘く感じて
隅々残らず舐め取った。
満足して解放する頃にはすっかり息が上がっていて
夢中になり過ぎていたらしい]
ドリベル、悪い。苦しかったか?
あっ....
[息が上がり少し瞳が潤んだままぼんやり虚空を見つめる。こういったものもある意味精気だ。彼から発されるそれに欲が出てくるが彼の言葉にはっとして]
う、ううん!苦しくないよ!
[苦しいどころか気持ちよかったですとは言えない。少し反応する前を隠すようにもぞもぞと動いて俯き]
よ、酔ってたの、治った?
[強気な口調からいつもの懇願口調になったことに、つまらなさを感じて口を尖らせる。
聞こえた鼻にかかった声には、悪がきらしくくつりと笑ったが]
だあめ。
どーしてもいやなら、俺様殴って逃げれば?
逆に押し倒してもいーけど。はは。
[するわけないと分かってるから、そんなからかいを口にして。
下肢に触れていた手が、しっかりと巻かれていた包帯を緩める。
かさついた素肌を撫でて、雄に指を絡めて、悪戯っぽく擦りあげた]
ほらあ、ほらあ。
素直にされたこと言うか、殴り倒すかしねーと貞操の危機ですよー、トレイルくぅん。
[言いながら、首筋を舐めて
包帯を突き破り、ゆっくりと焦らすように牙を埋めていく。
吸血鬼の特性上、痛みはないはずだ。
むしろ、頭が軽くなるような甘ったるい快楽を感じられるのだから、ラッキーと思ってほしい。なんて身勝手なことを]
ん、……ふ
[水音が、妙に小部屋に響いた。
内側から熱と共に満たされる快楽をこちらも感じつつ、交尾を思わせるようにすり、と彼の腰に腰を擦り付けて]
ふ、くそまじぃ。
[水音の合間、笑って
彼の雄を玩ぶ手を、やすりがけるように下から上へ強く擦った]
こぉして油断なんかァ出来るの、
お前さんらの前で、だぁけだよぉ。
笑うなってぇ、全く。
寒くってしょうが無いや…
[
紅く断じられた痕を見留めれば、顔を上げ、そこをなぞろうか。
芳しい香りを纏った熱にこらえきれず、再度口付けようと唇を寄せた。]
…ん、…
[着物が肩を滑り落ちる。外気に晒された敏感な蛇の身がなぞられれば、背筋が震えてこわばった。
僅かに眉根を寄せ、けれども口元は弦月を描いて。]
帯、外すんならァ、場所変える?
それとも… ここで?
[
ぼんやりと、煙草をくわえる唇に、捲られる袖を見る。
いい服だったのに、大変だ。
よくは知らないが、水引っ掻けた友人が相手を殴っていた事は良く覚えてる。]
っふふ、たしかに。
[だったら経験豊富だったらよかった。
多少は、驚いた顔でも見れただろうに。惜しい事をした。
と、ありもしない事だからこそ、言える事。]
…………………。
[
ない、です。
そういうの、駄目だって、…言われてた、から。
[そういう物だと、思っていた。
自慰ですらなんとなく罪悪感を覚えながら行っていたのだから。
忙しい日々に正しい成長を取り残していたらしい。*]
[離しては見たものの、少し潤み始めた瞳と
肌の色と囁くような吐息にまた喉が鳴った]
なんかさ、酒は抜けたみたいなんだけど。
[誘う様にもじもじと動くドリベルにまた顔を近付けて]
ドリベル舐めると凄く甘かった。
[悪魔だからだろうか。
それとも他の化け物も魔力によって味が違うのだろうか。
そんな事を考えつつ]
もうちょっとドリベル食べたいけどいい?
[魔力の味だけでなく、そう言った意味で。
本能に忠実な獣だからこそ視線は肉食のモノに変わっていた]
ん…
[
撫でられれば心地よさそうに目を細めて、擦り寄るように掌へ向けて首を傾け。
分かりましたと頷くように、瞬きする。]
わひゃり、まひあ。
……ん、ふぅ、 は、
あむ… ん、んぅ
は、 ふ……、
[
一度口を離し、舌にたっぷりと唾液を纏わせる。
再び咥えこんで、裏筋をゆっくりと舌でなぞる。棒付きキャンディなんて、食べたのは何年前だっけ。
舌を絡ませて窪みをなぞり、ゆっくりと先端を啜る。
じゅるじゅると音を立てながら、口に広がる緩い苦味を愉しんだ。]
……早く灰になれよお
[そんなこと
出来たとしても、この吸血鬼に構われなくなったりこれ以上酷いことをされるのに怯えてしまうだろう。
……つまり打つ手無し、苦し紛れに半泣きで使い回しの憎まれ口を叩くのが精一杯]
や、それは……!
っ、…も、やだぁ……帰りたい……んっ
[緩められる包帯、いとも簡単にそれに触れられ擦られて情けなくもそこは反応してしまう]
ぁ、しぃしゃ…っ…こわ、い
[ゆっくりと埋められていく牙、ミイラの自分がこうされる日がくるなんて思ってもなかったのに
じんわりとした未知の快楽が怖い、誰にも触られたことがない場所まで好きにされてるのに力は抜けていって]
私は今、熱いくらいだけれど……
……っふ。
[繋ぎ目をなぞられれば、ぴくりと小さく身が震える。
寄せられた唇を、ちろりと舌先を出して受け止めて、もう一度、あの酒の味を味わおうとするかのように、深く重ね、隙間から舌を侵入させて、絡める。]
ん……っ 、ぅん。
[口内に充ちる酒香に、うっとりと目を細め、やがて離れてゆく唇を、名残惜しげに見つめ]
私は、どこでも……キミの望むように。
なんなら、今宵の月を望みながらでも……?
[艶やかな笑みのまま、露わとなった蛇の身に、温かな掌をゆっくり這わせる。]
っ、ぁ、……ん
[響く水音と自分の声、耳を塞いでしまいたくなる
擦り寄せられる腰にいつもの怯えた顔をしても、目は無自覚にとろんとしていて]
じゃ、やめて、っ……よ……っ
もう、言うから……ぁ、ひぅ
[強く擦られ吸血の快楽もありすっかり形を持ってしまった雄
このままではこのいじめっ子の手にイカされてしまいそうで、折れるしかなかった]
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