194 花籠遊里
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可愛い、可愛い吾が子達。
今宵も大層疲れただろう。
部屋でゆっくりと休むがいい。
[男は今日も地下牢へとやって来ては、吹雪を降らせて花々を見下ろす。
優しげな面持ちで、或いは非道な笑みで。
一輪、一輪、狂気を含んだ声が撫で付けた。]
丁よ。
お前は屈折していて可愛らしい。
吾が子に相応しき、素直な焔花。
亀よ。
お前は夢見がちで悩ましい。
銀月映す、儚き水面花。
櫻よ。
お前は頑なでいて微笑ましい。
散るを知らぬ、咲かない櫻花。
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――いいえ。泣きはしませぬよ。
[耳元で優しく響く貴方の声にこそ、泣きそうにはなるけれどと彼の囁く声にそう応える>>203 むしろ壊れる位に溺れさせてほしいと背に回した腕に力を込めた ふわりと薫る煙草の香り。それがつかの間、何もかも忘れさせて与えられる熱に揺蕩わせてくれるとばかりに
前戯など要らないと、はやくその熱さをと藤の花が花房震わせ冀う 鏡が映すは銀の蝶。その悲哀も奥に隠された優しさも何もかもと]
泣きたいのなら、貴方様こそ泣いて宜しいのですよ。シーシャ様。
[彼にそう告げれば口付け1つ やがて分け入ってきた灼熱に嬌声洩らし、煙の香りとその熱さに溺れたろう 夜は、更けてゆく――*]
(208) 2014/09/19(Fri) 02時頃
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朧よ。
お前は動じぬ姿が誇らしい。
陰る貌こそ、艶かしい月花。
藤よ。
お前は磨かれた心が、美しい。
割れれば綺羅綺羅、光はなつ鏡花。
明日も甘い毒抱きて、蝶を誘い惑わせるがいい。
愛しい“罅割れぬ”花たちよ。
[口許に三日月を浮かべて嗤い、男は消え行く。
一輪切り捨てることを、暗にして。]
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