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だが雑草こそ根深く広く……生き意地が張っているからな。
[見向きもされぬ雑草。
だが気付けば蔓延り、本来の花々と逆転してしまう]
手入れを怠るなよ。
[油断出来ぬ雑草を見つめながら、ホリーに忠告する。
もっとも、血の絆が逆転する事は有り得ない。
あるとすれば雑草がホリーを担ぎ上げようとする可能性。
それこそ『有り得ない』話であり、
ホリーも判り切っているだろうからこその念押しでもあった*]
見つけた――――!
[悲願を。
やっと一人。全てかけがえのないうちの一人だ。
知らず心の内から歓喜が溢れた。]
― 過去 ―
そうですわね、お父様。
[ある意味、一番順応しているとも言えたのかも知れない。
ただ、ホリーにとっては狂気だけに頼るのではなく。
そのさらに先へと歩んで欲しいと思うばかり。
それは、いずれ戦場で共闘する時に――]
ええ、もちろん。
雑草でも開花すればきっとお父様の力になる。
そう信じてますわ。
[尚、以前にもホリーを担いで叛逆をと考えた者がいない訳では無い。
しかし、企ては悉く失敗に終わっていた。
その相談を受けたホリーによって、首謀者は殺されたが故に。]
逃げて……
[回した腕は、逃さない為。
再会を喜ぶ抱擁は、逃がさない為。
喉を裂いては悲鳴が上がらない。
がら空きの背中の方を選ぶ。]
ちが……
違う、のに…
[単純に、喜んで居たいのに。
命を果たそうと体は動く。
全ては、――喜びの為に。]
―回想―
[
ふうせんうさぎを紙に戻して、また折りなおす。
手本のように何度かそれを繰り返した。
一度その形が失われてしまっても、
折り紙なら元に戻すのは簡単だった]
――……、
[呟くような問いかけにも、答える術が無い。
自分も同じ問いを持っていたけれど――、
何がいけなかったのか、考え続けて飽和した]
[紙を折る手を止めれば、
自分には何も変わらないように見える、
その小さな体を抱き寄せる*]
─回想
うん、俺のせいだ。
[謝罪という言葉は卑怯だと時々思う。
それ以上を相手はいえないのだから。
約束を守ることも、あの時数え鬼に乗ったことも
つきつめれば後悔せずにすんだ、死なせずにすんだという自己満足以外の何でもない]
生きてなきゃ。生きていなきゃ恨んでもらうことも約束を守ることもできない。
でもいつか、いつか…
……、……。
[離れた手を目で追って、一度ぎゅ、と彼を抱きしめた。
口の形だけで耳元に囁いた言葉はその先に一度は望んだことだ。
けれど怖くてそれを伝えられない。
それこそ彼に殴り殺されても足りないし、文句がいえないことだったから]
お前はそれでも俺のことを家族と言ってくれる?
[縋りたい思い出が砂時計のようにさらさらと落ちていく。
多分再び取り戻せても一度散じたそれはもう元には戻らない
*]
今の俺の家族、か。
もう…とっくにいないのかもしれないね。
[ホリーの言葉
家族と思っているのは自分だけかもしれない。
もう、人ではないのだから。
人である彼らと家族に戻れるわけも、ない]
なら、殺せるのかな。
あんたたちが楽しめるくらいには。
[泣き笑いのような声だけが乗った*]
[討ち入る前の囁きの一つ]
…お前もね。死ぬ前には呼べよ。
[真弓
彼女を窮地に追い込むようなものがいるのであればきっとそれは…*]
あらあら。
真弓も直円も明之進もリカルダも零瑠も。
貴方の家族でしょう?
[そして、優しく囁く。]
今度は守れるように、頑張りなさい。
誰かの危機には駆けつけてあげてね。
【人】 落胤 明之進[熱い。――熱くない。 痛い。――痛くない] (302) 2014/02/11(Tue) 10時頃 |
[ホリーの囁き似はつばを吐くような表情を浮かべるが
否定も肯定も返さなかった。
きんいろが示した対価に僅か喉が鳴るが
それを気配に載せないことに必死ではあったけど]
― 過去
[“始祖様”は気ままに訪れては僕をほめそやすことを言ってまた消えていく。
そのたびに僕は頭を垂れてその言葉を耳に入れる]
ありがたく……思います。
[声も身体も震えてる。怖いからじゃないってことくらい僕にだって分かる。
時に慈悲深さすら覚えて、そのたびに泣きたくなるのに涙は流れない。
あの時はどうせそんなこと考えもしなかったんでしょう?
なのになんで今さらそんな――――だめ、これ以上考えたら]
僕は……みんなと同じ時に、祝福、を、授かることができて、本当に―――……
[これは、まぎれもない、本当。
僕は怖かったんだ。家族を置いていくのも、家族に置いてかれるのも*]
― 回想・真弓ねーさんと
[そうそう、袋みたいになってるところにこの部分を押し込むんだった。
真弓ねーさんは折り方を覚えてるんだねやっぱり。何度も繰り返した末にそうなったのかな。
繰り返すのは大事。
何度も繰り返すうちに『希望』が降り積もるように―――]
………。
[脳裏を過ぎった懐かしい光景が消えて、真弓ねーさんが近くなる。
僕は真弓ねーさんの背にそっと手を回す。
だいじょうぶだよ。僕はいなくならないから*]
[僕は“家族”の身に降りかかったことを知ってしまったから。
僕が無事で、他の誰かが犠牲になってしまったかもしれない「もしも」なんか考えたくもない。
他の誰か――――、例えば、]
―回想・零瑠について―
……目を、閉じて。
[見れば卒倒してしまうから。
想像しただけでも大分だめかも知れない。
けれど空腹には耐えられない、そう困っている零瑠には、
助けを差し出し待つ事は諦めなかった。
己は鬼を刺す木だからと告げた日に、
例えどんな答えを受けたとしても、尚。]
[野菜を混ぜた素朴な菓子から始めたように、
何かにほんの少しの血を混ぜてごまかす所から
始めてはどうかと勧めたのが自分だった。
おいしくなさそうだと想像した顔に見えた。
しかたがない、と凪いだ面の内側で思う。
――それでも、生きてほしかった。]
―回想・直円について―
[本を手に、学の深い家族の元を訪れる。]
ごめんなさい。少し……解らない所が、あって。
教えてもらっても、良い?
[あの夜を境に、直円はひどく変わった。
それを殊更に喜び、月影や黒百合を礼賛するようになった。
けれど自分も変わったのだと思う。頭を垂れるのは同じだし、
与えられて難しい本も読むようになった]
この、隠れ切支丹という人たちがお祈りをする事は、
どうして、禁止されていたの?
[自分だって怖いだろうに、任せたまえと言ってくれた。
自分達家族に『生きている』事を教えてくれたのに、
吸血鬼に媚びる裏切り者だと、特に人間からの蔑みは強く
家族を馬鹿にする奴らに身の程を知らせた事もある]
……それと、これは、なんて読むのかな。
[少年にとっては難しい字が書かれた紙だった。
――それでも、生きてほしかった。*]
【人】 落胤 明之進[だがそれは、それは涼平にとって、 (349) 2014/02/11(Tue) 16時半頃 |
-回想
あぁ……別にぃ。教えてあげますよぉ。
[件の日、以来。直円は努めて「狂って」きた。
本来の自分なら肯定できないことも、
「架空の自分なら」肯定できるんだ、と言わんばかり。]
隠れ切支丹はぁ。ひとぉつ。「相容れぬ」ものがあったんだ。
幕府の身分の秩序を重んじる考え、切支丹の神のもとに平等という考え。
それが決定的に相容れぬものだったぁ。
ふたぁつ、権力者がね。「怖がった」からだよ。
知ってるう?仏教徒もさぁ、一丸となってぇ、権力者を追い出してぇ。
自分たちで国を治めたことぉ、あったろぉ。
「同じ思いの民草たち」にはね、力がありますからぁ。
しかも、その「思い」は根深いですからぁ。
「捨てたふり」をしても、心の中には強く残っている。
……「思い」は隠れても忍んでも、強い!
[一瞬だけ、赤い瞳には狂った様子ではなく、
確かな「……」が伺えるよう。]
……冀望も「きぼう」ですよ。
[優しく、そう「優しく」答えた**]
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