49 海の見える坂道
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/17(Sun) 10時半頃
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― サイラスの薬局 ―
[サイラスの店は開いていなかった 店先に様々な薬と空き瓶、そして張り紙がある]
サイラスー、居ないのー?
[扉を強く叩いてみても反応がなく、 扉に耳を付けても中から物音一つ聞こえない]
留守かな、こんな早くにどこ行ったのかしら。 この寒いのに海っていうのは考えにくいし。
……少しは仕事する気になったのかな。 でもちょっと不親切よ、ホント、バカなんだから。
[空き瓶を指で弾いて笑って、張り紙の端を切り取って 小さく『ゴメン』と書き込んで空き瓶の中に放り込んだ]
(53) 2011/04/17(Sun) 11時頃
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かあさん、ヨーラ、起きてる? 寝てるならそのままにしといてあげてよ。 俺少しでかけてくるから。今日は本虫干ししないと。 何かあったら店まで電話頂戴。
[今朝のご飯はグラノーラと肉サラダ。 其れにオレンジジュースを胃袋に放り込むと、 鞄をひっつかんで家を出る
部屋の中に並べられたランタンは、昨日よりも多い。 父のツテとはいえある所にはあるものだ。
サイモンと自分のランタンは、勉強机の上に置いてある。 もう少し集まれば、きっと坂道に並べられることだろう。
店に向かう途中、ミッシェルとすれ違うかどうか]
(54) 2011/04/17(Sun) 11時頃
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ちょっとだけ心配だけど……。 アンタの事だからなんかやろうとしてるんだよね、 大丈夫だよ、私ちゃんと信じるから。 ……よし、私は私のやる事ちゃっちゃとやらないと。
[お店の扉に額を付けて呟いてから身を離し頬を軽く叩く 一度サイラスの店を見上げてから歩き出す]
傘回収して、今日中に仕上げまでやっちゃおう。
あ、ネル今日はオルゴール取りに来るかしら? それとヴェスパタインのランタンか……。 なんか、急に忙しくなった感じ。
[やる事を指折り数えながら宿屋へと足を向ける**]
(55) 2011/04/17(Sun) 11時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/17(Sun) 11時頃
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[ベッドの中でうだうだしている間に眠ってしまっていたらしい。 どこにの部屋から聞こえてきた音で目が覚めた。 人の気配があるのは、やっぱり安心するな、何て思いつつ、ゆっくりと身体を起こした。]
あー、あー
[僅かに、掠れた声。 ひりひりと焼けるような痛みが喉にあって。 サイラスの所に本当に行かなくちゃいけないかななんて思いつつ、身支度を済ませると、部屋を出た。]
(56) 2011/04/17(Sun) 12時半頃
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すみません、すっかり寝坊してしまって。
[僅かに掠れた声で挨拶し、ベネットの母親が出してくれた朝食はありがたくいただいて。 食器の片付けを手伝うとお礼を述べて、ベネットの家を後にした。 彼の母親からは声の事を聞かれたけれど、そこまで迷惑はかけられないと適当にごまかして、行く先はサイラスの薬屋。]
(57) 2011/04/17(Sun) 12時半頃
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[サイラスはいないようで、色々な薬と空き瓶が置かれていて。 感冒薬の代金を支払うと店を後にした。]
どこ行ったのかな。
[昨日何か言っていただろうか。 記憶を辿るけれど思い出せない。
店に帰れば、薬を内服してカウンターに座り、残りの手紙を書き出した。 風邪のせいか身体は怠いけれど、時間がないから早くやってしまわないといけないし。]
(58) 2011/04/17(Sun) 12時半頃
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[手紙を書きながら昨日の事を思い返す。
セシルにあげた楽譜は、珍しいアレンジのものだったようだから、よかった。 有名な曲なのだろうけど、あまり音楽には詳しくなくて。 でも、とても綺麗曲名で、聞いてみたいなと思った。]
(59) 2011/04/17(Sun) 13時頃
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[出迎えてくれたベネットの母親はとても優しくしてくれて。 いきなりお邪魔したのに嫌な顔一つせずにあれこれとお世話してくれて、とても嬉しかった。 その反面、とても彼が羨ましくて。 兄が死んだ今、自分には家族と呼べる存在がいない事を痛烈に感じてしまった。
もう教会に戻る事は無いだろう。 兄が死んだ日、母親が言った言葉を忘れることはできない。 実の子を二人も亡くし、残ったのが捨て子ではしょうがないのかもしれないけれど。
自分がいつか子供を産んだら、私を産んだ母親と育ててくれた母親の気持ちが少しは理解できるようになるのだろうか、そんな事を考えたりしながら、それでもなんとか眠りにつけた。]
(60) 2011/04/17(Sun) 13時頃
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さすがに最近はしゃぎ過ぎたかなぁ…
[ヤニクが帰って来て、セシルがこの坂に来てからの毎日が楽しくて、ついつい無理をしていたのかも、なんて思いつつ。]
あと何通あるんだろー…わー、まだまだある…。
[はちみつ入りの紅茶を飲みながら、黙々とペンを走らせて。 頭もぼーっとしてきたけれど、手紙だけは丁寧に書きたかったから、カウンターでその作業を終えるまでは頑張るはず**]
(61) 2011/04/17(Sun) 13時半頃
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― 昨夜・歓迎会にて ―
[ケーキを出せば、そこに居た面々は美味しそうに食べてくれただろうか。オスカーには後ろから抱きしめられ、首が絞められてギブ寸前だった。]
お、おすかーくん、くるしい…
[ネルがセシルのためにと捌いてきたお造りを出すなら、 じゃあ俺が、と横からうまいことくすねた。うん、美味い。
ゾーイが寝る時間になれば、おやすみの挨拶を。 折角の歓迎会なのだから、もう少し居たい気もしたが、 明日もあるからと、お酒も一杯までに控えて、すっくと立ち上がる。]
セシルさん、楽しんでってね。
[またね、と手を振り、背を向けた。]
(62) 2011/04/17(Sun) 14時頃
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― →墓場 ―
[皆に別れを告げてからは、一旦自宅へ戻り 以前ヨーランダと買出しをした時に買った、とっておきの酒瓶と、 部屋に置いてあるヴェスパタインとランタンを持ち出して、 夜遅いのもお構いなしに墓地へと向かう。]
――― …よ、久しぶり。
[かたん、とランタンを傍に置くと、仄かな光が 「Vespertine・Renee RIP」の文字を照らし出してくれる。
正直なところ、この一ヶ月全くそこへは足を運んでいなかった。 この石碑を見るたびに、彼がもういない、という事実を突きつけられるだけで、それ以上は何も望めなかったから。]
今日は、セシルさんの歓迎会があったんだ。 彼女、良い子だよな。
[生きていた頃と同じような、世間話。 相槌や反応が無いのは寂しいが、全く変わっていない。]
(63) 2011/04/17(Sun) 14時頃
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そういえば、もうすぐお前の誕生日だったよな。 ……またどうせ飲むんだろ。
[はは、と笑みをこぼす。]
俺と同じで、酒、大好きだったもんな。 …ちょっと弱いところがたまにキズだけどさ。
[そして酒瓶を取り出すと、とくとくと石碑にかけ始める。 ―――ひっそりと流した涙は、石碑に流れる酒のようで]
……ばか、俺が、泣くわけ、ないだろ…。 また酔っ払いやがって…
[ヴェスパタインにはしっかり見えていただろうか、 これまで誰にも見せなかった、彼の涙混じりの悲痛な表情が。 ひととおり涙を流し終えた後は、まだ半分くらい中身が残る瓶を、墓に供えてその場を去ることに。]
……また、来る。
(64) 2011/04/17(Sun) 14時頃
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― 翌朝・自室→ ―
[昨夜、墓場に持っていったランタンが窓際に置かれていた。 こいつも近々大仕事をするのではないかと、 分かりやすい位置に置いておいたのだ。]
んー…
[今日も早くに目を覚ますと、ひと伸び。 昨夜は少量の酒を飲んで終わったので、目覚めが良い気がした。 朝には帰っているジジは珍しく居なかったが、 港付近で魚にでもありついているのだろうか。
朝ごはんを食べ、作業着に着替えると、仕事へと繰り出した**]
(65) 2011/04/17(Sun) 14時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/17(Sun) 14時半頃
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終わったぁ…。
[昼近くにようやく全部の手紙を書き終えて、カウンターに突っ伏した。 さて、手紙を出しに行かなきゃならない。]
そういえば、ベネットが何かするって言ってたけど、昨日のお礼に手伝うべきかなー…
[サイラスの薬が効いてきたのか、怠さは良くなったが喉の痛みは続いたまま。そして眠い。 多分風邪気味で行こうものなら怒られる。 せめて差し入れでもしようかと、もらったソーセージとバターでポテトがたっぷり入ったグラタンを手早く焼き上げて。
郵便を出した後に、ベネットの店の手前にあるパン屋でパンを買って、のんびりと坂を歩いた。]
(66) 2011/04/17(Sun) 17時頃
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― 月曜夜・宿屋「mer calme」 ―
[この夜はよく笑った夜だった。 ささいなことにも声をあげて笑っていた記憶がある。 たとえば、オスカーさんがラルフお兄さんの首に抱きついた時とか。
ヤニクお兄さんが、この町にいないみたいだと聞いた後もそれは変わらず、]
町の外にもランタンがたくさんあるんですね。
そういえば、ランタンを集める場所ってどこかにあるんですかね? 今日、先生からランタンを預かったんですけど、早いところ仕掛け人に渡すか、集める場所に置いておかないと、あたしがランタンひとりじめしちゃう気がしてきてですねぇ……
[ベネお兄さんに向けてにへら、と笑う。 酒には酔っていないけれど雰囲気には酔っていた]
(67) 2011/04/17(Sun) 18時頃
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うん、そうですねー。
[セシルお姉さんにちいさくうなずく。唄と物語、両方に向けられたものとは思わず、純粋に唄のみの感想と思って]
あたしは、最初にこのシーンを読んだ時、ジェミニはこの町にずっとさよならするつもりだって思ってました。 遠くの星で、ジェミニのとーさんかーさんとずっと幸せに暮らすんだろう、って。 でも、ヴェスお兄さんは、この明かりがいずれまたジェミニをおむかえしてくれるだろう、って、ちゃんと予想できてたそうです。
[お話の先をほのめかす言葉。といっても本人にほのめかしている気はないのだけど。
遠い星でとーさんかーさんに迎えられたジェミニ。 しかし、生まれ育った星の危機を知り、迷った末に、彼らの手を振り払いそこに戻るのだ。テトラとおっさんといっしょに]
なんでわかったの、って訊いたら、「自分も、ずっと帰りを待ってるから」って。 そう言ってました。
[再びにへら、と笑う。 不思議と悲しくはなかった]
(68) 2011/04/17(Sun) 19時半頃
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[だって。 ヴェスお兄さんはいなくなってしまったけれど、この町はまだからっぽじゃない。 本の話ができる人たちもここにいる。
それがただうれしくて、部屋に戻る間際、セシルお姉さんとネルお姉さんに向かって、いっぱいいっぱい、手を振った]
(69) 2011/04/17(Sun) 19時半頃
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[─ちょっと戻ってお宿での宴会─ ゾーイの可愛いおしゃべりに耳を傾けながら]
そうだね。どこに置かせてもらうのか俺もわかんない。 ん〜…ゾーイはランタンが好き? ヴェスのランタンは確かにとても評判の良いものだったからね。 数が少なかったら、俺が預かってもいいけども?
(70) 2011/04/17(Sun) 19時半頃
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どこか広い場所が借りられればいいね。 でも、仕掛け人が知らない場所に集めるのもどうだろう。 ナタリア先生に相談してみようか。
[流石に自分の所にそんな大量のランタンはおけない。 かといって、そのまま集めてもらったものを預かってもらうのも負担だろう]
話はしておくね。明日多分一度はいくだろうから。
(71) 2011/04/17(Sun) 19時半頃
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[さて翌日。
本屋に向かう前に行く所があった。
虫干しも必要だったけど、その前に]
サイラスいるかな…。
[ミッシェルが来る前だろうか、彼の店の前に訪れて]
や、サイラス。おはよう。
ごめんねこんな朝っぱらから。
てか、どこかおでかけ?
[彼の装いを見れば、でかけることは明白で]
用って程のことじゃないんだけどもちょっとね。
[鳩が彼の所に飛んできたのは知らないけれど]
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― 月曜夜・宿屋「mer calme」/ゾーイの部屋 ―
[朝から降り続いていた雨はやみ、雲の隙間から月が顔をのぞかせていた。
机の上に箱から出した「テトラのランタン」を置き、考え込む。 思い出すのはとーさんかーさんの手を振り払って、おっさんが待つ宇宙船用港にやってきたジェミニの言葉]
自分にうそをつくのが何よりもいやなんだ。
[沈黙、そして]
…………はぁぁぁぁ。
[盛大なため息]
あたしだって自分にうそつくのはいやだけどさぁ…… だからって、こっちから折れるなんてさぁ……
[ランタンの傍らには、封が開けられていつでも使用可能な状態になったレターセットと、筆記用具]
(72) 2011/04/17(Sun) 20時頃
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ランタン?手紙?
あぁ、鳩は君のとこにも来たんだね。
俺のとこにも来るかな。
不思議だね、誰が発起人かわからないのに、
皆協力しようとしてる。
薬は、伝えておくよ
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[ランタンの預け先に関しては、ベネお兄さんが時計守の先生に話をすることになった。 ランタンをともす計画じたいも進んでいるはず。
あとはそう、いかにして意地を張った状態のまま、とーさんかーさんにランタンをともす計画を手紙で伝えるか、なんだけど]
……相合傘はベネお兄さんの傘?
[息抜きに窓から外をのぞいたら、ちょうどベネお兄さんとヨーラお姉さんが出て行くところが見えた。 二人をにこにこ眺めていると25秒後、ひらめいた]
オスカーさんに頼んでみようかな。
[そうしてゾーイは眠る。 ひらめいたことを忘れないようにしよう、と思いながら――**]
(73) 2011/04/17(Sun) 20時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/17(Sun) 20時頃
ああ、うん…
この住所なら知ってる。
父さんの知り合いンとこだ。
いい場所だよ。何かあれば俺に電話くれれば話とくし。
いや、別に大したことじゃなくて。
あの貝、どうなったのかなって
いつでもどうぞ。
俺が酔ってなければね?
[笑いながらもその視線に苦笑して]
ごめん。勘繰る訳じゃないんだけど。
やっぱりミッシェルなんだなって。
サイラスは、彼女が好き?
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だぁぁああ!!
[本屋にはでかい声が響いた。虫干ししようとして、どさ〜っと悲惨な目にあった店の主]
いってぇ…くそ、勘弁してくれってばさ〜… この後学校にもいかないといけないんだから〜…
[ゾーイの学校に、頼まれていた物を持っていかないといけなかったから]
あ、そういや…
[ゾーイはランタンが好きそうだった。 だから、何か持って言ってあげてもいいかもしれない。 手にしたのは古いランタンの分厚い写真集]
(74) 2011/04/17(Sun) 21時頃
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― 昨夜/宿屋「mer calme」 ―
あれー?ネルさん何時の間に来たのー? そのお皿美味しそうだねぇ?
[お造りの大皿は更に食欲をそそる。 サザエと言い、今日は随分豪勢な海鮮料理で]
そんな大恋愛する子はまだいないよぉ? お婿に行くよりお婿に欲しいし。 …………お嫁か。
[ぎゅう、ぎゅうう、と相変わらずラルフの首を無意識に締め上げて。 何とか落ちる前に拘束を解き、何飲むー?とネルやベネットに。 また人数分のビールやワインの為カウンターに]
(75) 2011/04/17(Sun) 21時半頃
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ベネットー。 すぐ潰れる人は水不足の時はお酒より海水だよ。 塩っ辛い?塩分も一緒に取れてお得って事で。
[反省しながらも、冗談めかして少年に話を振る彼にビールを置いて。 ほんのり上気する酒気の所為か、てい、と軽くでこぴんを喰らわせたりもして
ランタンの話が出ると、暫く会話を見守っていたが、思いついた様に]
ランタンならうちで預かろうか? 倉庫代わりにしてる部屋にとりあえず置いておけば良いんでしょう?
それに借りる物の中には埃っぽいのもあるだろうし そういう物を置ける倉庫にしまった方がいいんじゃないかな?
[ぎゅう、と今度はベネットの首に両腕を回して。 微かに締め上げてる。 一応時計守でもあるナタリアに相談する事にはなって。 検討はされるだろうと、提案を言うだけは言った]
(76) 2011/04/17(Sun) 21時半頃
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どうしたー?ネルさん。 お酒おかわり?
[先程の話と、今正気はあるものの、一杯だけのワインで上気した息子を見て思い出したか。 若干こわい目でネルを見ている父親と入れ替わる様に ネルに近づいた時、何かをこっそりと渡された]
……小魚? 何でわざわざ僕に
――・・・あ……
[一昨日ネルも少年の部屋に入って居た事を思い出した。 隠れて飼っている猫の事がバレたら一大事だと暫しの間頭が冴えて]
あ、あり、がとうネルさん。 お酒お代わり持ってくるね
[何食わぬ顔でこっそり受け取ってネルから少し逃げる様にカウンターに回る。 少しだけ声が慌てていたかも知れなかった]
(77) 2011/04/17(Sun) 21時半頃
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