267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】
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[ロビンさんは、問いに 自分の国語辞書に書かれてある通りの説明を 返してくれたのではないだろうか。
されど、ロビンさんの事実通りの言葉を 受け入れることが出来ない我儘な心情。 だから、ぽろぽろ涙を流しながら ロビンさんの声が、鼓膜と心に痛みを伴って刺さる。
楽しくてやさしい本の仲間達。 記憶から取り出してはキラキラ輝く思い出達。 そして、わたし達を受け入れてくれたただ一人の館長。 すべてがわたしの元から離れ、過去のものとなるのだ。 哀しくて、苦しい。
人間とは非常に身勝手だと、恨む想いは 事実だけを告げようとするロビンさんに対しても 微かな憎悪を芽生えさせようと、巻き込む勢いだった。]
(51) flickeringly 2017/07/21(Fri) 18時頃
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[しかし。冷静になるまで泣いた後。 振り返れば、ロビンさんはなにも悪くなく なにも罪がない、言わばわたしの被害者であることに気づく。 加えて、閉館を決めた館長だって。 非難される理由なんて存在しないこと 少しずつ理解し、受け入れることができた。]
ロビンさん。 あのときは、ごめんなさい。
ロビンさんの言葉があったから しっかりと げんじつに 向きあうことができたのに。
[漸く素直に頭を下げる誠意を見せられたのは。 ロビンさんの前で涙を見せてから 三日過ぎた夜更けのこと。 同時に青い紙を差し出して、窺う反応。]
(52) flickeringly 2017/07/21(Fri) 18時頃
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わたし、あれから考えたんです。
ここが閉館となり、みんなと離れてしまう前に。 ティモシーさんへ なにかお礼をすることはできないか、と。
[今度こそ、瞳に涙を浮かせることなく 真剣な表情でロビンさんを見つめた。]
だから、これに、メッセージを書きませんか。 いっしょに。 [わたしだけの言葉や文字では 感謝の気持ちは 館長に届かないかもしれない。
だけど、星の数ほど語彙を持ち。 正確な言葉を返す国語辞典なら、きっと…。]
(53) flickeringly 2017/07/21(Fri) 18時頃
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[『たくさんのあいと しあわせ ありがとう』 紙に文字を並べる最中。 隣にいるロビンさんに尋ねた。]
ロビンさんは、図書館をでたら つぎは どういった場所へ いきたいですか。
[ロビンさんの瞳を覗くと そういえばホレーショーをくすぐって じゃれていた姿を思い出してしまった。 微かな憎悪なんてもうすでになくて。 ただ可愛らしさばかり募って、目を細めてしまう。
この青い紙が、館長に 栞と間違えられてしまう未来を知らないまま。 今度は、ロビンさんが記す文字を眺めた。*]
(54) flickeringly 2017/07/21(Fri) 18時頃
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青い鳥 デメテルは、メモを貼った。
flickeringly 2017/07/21(Fri) 18時頃
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─ 図書館:第四夜 ─
[俺がここに来て「食べた」ものといえば、西瓜やチョコレートくらいだが。
トレイルの世界では、「おつきさまの化身」は「人間を喰らう獣」を指す言葉らしく>>3:31]
(喰らう、とは穏やかでないな)
[だが、「自らが望んでいない印象を、他者に抱かれる」事は俺にもあるもので。そんな時は、目立たない場所を好むあの人が身近に思える]
(55) scarecrow 2017/07/21(Fri) 21時半頃
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ディーン。君は、ルナティックという言葉を知っているかい?
[満月の光が本の森《図書館》を照らす夜。"読めば死ぬ"と噂される本の主人公に出会えば、そんな問いを投げかけた]
昔、月が人を狂わすと言われていた時代があってな。それによって精神異常を来した者をそう呼んだ。
それを信じていた人たちからすると、“おつきさま”も呪われていたんだろうな。…俺自身は、人間を呪った覚えは無いが
[そう告白する声は、いつものものがたりを語る時とは違い。重く]
(56) scarecrow 2017/07/21(Fri) 21時半頃
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俺は、君の様な人を知っているかもしれない
[「絵のない絵本」のものがたりも、幸せなものばかりでは無い]
悲劇や、不幸に見舞われたまま。生涯を終えてしまう人たちは、確かにいる…沢山のジョン・ドゥ(名も無き人)が
君の本には、そうした嘆きが詰まっているのかもしれないな。
[ただ、その嘆きを受け止められる程の人が世にどれだけいるかというと…恐らく、少ない]
(57) scarecrow 2017/07/21(Fri) 21時半頃
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俺は、見守ることしか出来ないでいるけど。 君は、その存在によってジョン・ドゥ達の叫びを代弁しているのだから大したものだ。
それに、「目立たない場所を好む」とは。君の作者は本当は────
[不幸など、これっぽちも望んでいなかったに違いない。絶望や悲劇をこれ見よがしに見せびらかして、同情をかう輩とは違って]
(58) scarecrow 2017/07/21(Fri) 22時頃
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[ ボクに出来ないこと。 それはホレーショーに対するこころからも、 きっとわかるというものだ。
ねずみ以上のことは出来やしない。 それはボクが縦横無尽に駆け回る "アシモフ"であるが故だ。 前も"ちゅう"で語ったとおり、 ボクはそれでもいいかなあって思っていたよ。 これは、本当のおはなし。 ]
(59) mayam 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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[ だからね。 ── ボクだって他のことがしたい。
って、そう思ってしまった瞬間、 ボクはどうしたら良いか、分からなくなったんだ。 インクでうまれたねずみは、 果してどこまで走り回れるというのか。 ねずみ以上のものに、なれるのだろうか? 先生、こう思ってしまったボクは、悪い子なのかな。 朝顔の相談に乗っているというのに、 実のところ、ボク自身も迷っていたし、 分からなかったんだ。 ]
(60) mayam 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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[ そんなとき、 ボクの目の前にモンドが現れた。 モンドは聞くところによると、 "抗っている、抗い続けている"人らしい。
── 何に抗っているの? ── インクに記された、運命?
そんな意を持って ちゅう、と問いかけた鳴き声に、 彼はどう返してくれたっけ。 でも、伝わらないことの多いボクの声に 耳を傾けてくれたのだから、 ボクはだぁれもいない隙を狙って、 モンドの元へ(伝わるかはともかく) 相談しに行っていた。 ]
(61) mayam 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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[ 他の皆とは違って、 モンドへの肩には乗らず、 ( ── 勿論、求められれば乗ったけれど ) 相談相手、言わば第二の先生相手へは、 赤い瞳をきりっとさせて、 ちょこんと真正面に、背筋を正して座るボク。
気分はすっかり、 ……そう、"授業"ってやつだった。 人生の先輩へ、初めて抱いた心を学ぶ。 そういう授業。 もしかしたら朝顔とボクも、 こんな風だったのかもしれないというのは、 余談。 ]
(62) mayam 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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[ そしてきっと、そこで知った。 抗い続けることは、 抗おうと思うボクの心は、 殺さなくても良いものなんだって。
初めて生まれた、先生へのちょっとした反抗。 …先生が見たら、どう思うかなあ。 *なんて!* ]
(63) mayam 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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[トレイルは、当に"物語の登場人物"といえるような者だったと思う。 空想の世界の登場人物、その輝かしい王子という肩書き。彼の仕草を見ていると、自分もしゃんと背筋を伸ばさねばという気分になる。 それほどに、皆が憧れるであろう人物である、と僕は評価していた。
…ということを彼に伝えたならば、どういうリアクションを取られただろうか。きっとどんな様子であっても絵になるだろうとは思う。 僕も、彼に憧れを持つ一人だから。]
(64) ui6 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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[青い鳥は、身近な幸せに気付かせてくれるのだという。
男の歩んだ物語とて、絶望の中にあっても、 幸せというものは皆無ではなかった。 だがその大体が、後に崩されるが為の布石。 得れば逆に苦しめられる事も多かった様に思う。
だからだろう、初めの内は、 彼女に対して反感めいた思いも幾らかあった。 好むだとか嫌うだとか、 そういった感情が薄い男にとっては、珍しい事に。
……それが解けていったのは、さて。いつの事か。 それはもしかしたら、 かのお喋りな色男の所為かもしれず それとも、月の化身である存在の所為か、 はたまた、夏の香りを纏う少女の所為だったのやも。
何にせよ、対極に居る男と青い鳥を繋げてくれたのは、 この図書館で出会った何某かの存在だったろう]
(65) めのこ 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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青い鳥のお嬢さん。 ぼくも、きみの持つ羽根を貰っても?
[彼女の持つ羽根の存在を知ったのは、 一体誰に聞いた事だったか。 もしかしたら、何某かが貰っているのを 見ただけなのかもしれない。
青い鳥の羽根に興味を唆られるだなんて、 男らしからぬ感覚だとは思うものの。 この図書館で出会った面々と話す内、 尖った心が多少丸くなっただろう事は、 男自身も気付いていた。
……余り、認めたくはないけれど]
(66) めのこ 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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…まあ、僕はきっと貴方のようにはなれないのですけれどね。
[彼を――彼の物語を作品と言うならば、僕は恐らく素材集だろう。 多くの言葉が織り交ぜられて、作品は出来てゆく。 意味を込めることで、仕草ひとつでも、そのシーンの隠し味となり、物語に奥行きが生まれる。]
あなたの人となりも、物腰の柔らかさも、 きっと作者の方が綺麗な言葉で貴方を創り出したからなのでしょう。
(67) ui6 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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[手渡された、青い羽根。 それを指先で弄び、目を細める。
絶望や不幸を嘆くのは容易く、 すぐ傍にある幸運を受け入れるのは難しい。 歓びを知らなければ、深い絶望を知る事も無い。 だから、目を逸していようと思ったのに。
"此処"に居る本達は、どうにも優しいものが多過ぎて ふとした時に、その輝きを教えられてしまうのだ。
それならいっそ、その"象徴"を手に持っていよう。 傍らにある幸せを教えてくれた存在の、その一人。 幸せの青い鳥が持つ、その羽根を]
……幸せというものは、身近にあると言いますが 一度手を離れてしまった幸せも、 いつかは再び手に入るものでしょうかね。
(68) めのこ 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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[それは、いつか来るだろう別れを惜しむ言葉。 此処で得た出会いという幸福を、 いつかまた、得る事が出来るだろうか と。
彼女に聞いても、仕方が無い事だけれど。 幸運を説く役が似合うのは、彼女以外には居ない]
いつかまた、再び得られるというのなら ぼくが重ねた別れも、 ……無意味では、なかったのか。
[ごく小さな声音だったから、 付け足した言葉が、彼女に届いたかどうか。 解らないし、 男としては聞かれたい言葉でもなかったので 仮に聞き返されたのであれば、 きっと、にこりともしないまま誤魔化したのだろう]
(69) めのこ 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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……羽根、ありがとうございます。 きみの青い鳥にもよろしく言っておいて下さい。
[彼女にとっての青い鳥は、一体何なのか。 男には、与り知らぬ事。 ただ、彼女は既に見付けているのだろう と 漠然と、そう思っていた。
何せ彼女は、"しあわせの青い鳥"。 身近な幸せ探しは、 彼女の方が、ずっとずっと上手なのだから*]
(70) めのこ 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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…うん? 僕は僕である事に納得していますし、誇りを持っています。 辞典である事が嫌になった事などありませんよ。
[ただ、と 少し思う。 求められたまま、そのものずばりを告げるのが自分だ。感情も何もなく、額面通りそのまんまを。]
…明らかに、聞かれている質問の 自分の持っている答えと求められている答えが違う、と わかるように、なって。
[例えばこの間、閉館の意味を聞いてきたデメテル。この答えはきっと求められてはいないと、わかっていた。わかるようになって、しまった。 けれども僕は正しい答えしか知らない。どうしたらいいのかはわからない。]
(71) ui6 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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…貴方ならもっと、優しい言葉をかけてあげられてただろうかと。
[そんな事を思う度に、僕の存在意義が異を唱える。 それは辞典の役目ではないと。]
僕にそれを求めるな、そう 割り切ってしまえれば良いのですが。
[そう相手を無下にする事も出来ない、何もかも中途半端。 その板挟みが、たまに、無性に嫌になって。]
(72) ui6 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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ある夜に、ドイツの二人の詩人の本が話題になっていた時の事を思い出すよ。
その最中、ひとりの若い娘が部屋の隅で騒ぎを他所に読んでいた句は。こんなものだったかな
“天才の栄光は 泥にまみれど 平凡な仕事は 多くに認められる ──「古いのに、新しい!」と”
ものがたりもきっと。人々が望むのは、古くからある「いつもの」筋書き。幾らか時代によって装飾されて「新しく」なっても実のところは同じ
だが、泥にまみれても。君も誰かに、気づいて貰える日が来るといいな…
[ディーンは、何と答えただろうか。ただ沈黙していただろうか。
だが、彼が俺の前から去りゆく時には。優しく月明かりを注ぎ、その控えめにしかるべき居場所を求める姿に…そっと尊敬の念を送って、君に幸あれと願うだろう
俺自身が直接見守ってきた、悲しきジョン・ドゥ達の為にも]**
(73) scarecrow 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
scarecrow 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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[だから彼はずっと、僕の憧れのままだ。 僕がいままでも、これからもそうなる事が出来ない存在だ。]
正直である事だけが取り柄ですから。 だから、憧れさせてください。 そのくらいは、自由でしょう?
[自分がそうであれないのなら、 せめて憧れさせてくれと乞い願う。 困らせてしまっただろうか、とも思うけれど。 これは僕の小さなわがままだ。]*
(74) ui6 2017/07/21(Fri) 22時半頃
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会計士 ディーンは、メモを貼った。
めのこ 2017/07/21(Fri) 23時頃
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[物語の終わり。 ハッピーエンドの大団円、とは、いかなかったかもしれない。 それでもここでお終いだ。 だらだら続き過ぎても作品は駄作になってしまうものだ。]
(75) uiro 2017/07/21(Fri) 23時半頃
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[最後の蔵書点検ののち、彼らは全てここから旅立っていった。 すぐに手放してしまうのなら本当に意味なんて、と 手伝ってくれた彼には言われただろう。 でも、自分の中に残しておきたかったんだ。 彼らがここにすべて、揃っていた事があったと。]
…一緒になる事はもう無いだろうね。 老い先も短いから、きっと僕は この本一冊を完成させるのに精一杯。
[業務の傍ら書いていた本を、感慨深げに撫でる。 この本にも彼らのような存在が宿るのだろう。 執筆者たる自分にはまだ見えないけれど。]
(76) uiro 2017/07/21(Fri) 23時半頃
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[恨んで貰っても、憎んで貰ってもいい。 図書館に居た短い日々を、ティモシーという人間がいた事を忘れないで欲しいから。 自分が生涯愛した、本という存在に。]
本の僕で、再び相見えよう。 縁は既に結ばれている。ならば、きっと会えるはずさ。
[誰も居ないカウンターでそう呟いて、 図書館は正しく閉館した。]
(77) uiro 2017/07/21(Fri) 23時半頃
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[最後の項。それからあとがきまで。 一字一句逃さず読み終わり、ぱたんと本を閉じる。 余韻をゆっくり噛み締めて、物語はまだまだ続く。]
(78) uiro 2017/07/22(Sat) 00時頃
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[蔵書点検の隙間に、不思議なものが残されていたと。 白い表紙の本には、筆者のティモシーの名前のみが印字されていた]*
(79) uiro 2017/07/22(Sat) 00時頃
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[蔵書点検の狭間に]*
(#4) 2017/07/22(Sat) 00時頃
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