126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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[森の奥へと駆けながら。
頭の中が、ぐるぐるする。 こだまするコリーンの言葉。>>51]
教えて…何が正しいの…? 誰を、信じたらいいの…?
ねぇ、答えてよ… 誰か…ホレーショーさん…どこにいるの…?**
(53) 2013/06/20(Thu) 00時頃
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[もし、狼の姿であったなら。 掴まれた足から伝わる冷気>>52は、ある程度緩和すること>>23ができたのかもしれない。 しかし、今はただの人の身。 動けぬ体にピキリ、ピキリと、足から這いあがってくる凍結の音。 恐らくは、表層。完全に凍りついているわけではないだろう]
……ぐっ。
[魔物を尾で払う姿に、隙あらばと思えども、おそらく片目はヴェラを捉えたまま。 いや、例えそうでなかったとしても、今、動くことは叶わない。 振り下ろされる、刃の尾。
裂かれ、叩き砕かれる、我が身のイメージが一瞬脳内へと過る]
(54) 2013/06/20(Thu) 00時半頃
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ぬぁぅっ!!
[精一杯の咆哮をあげ、咄嗟に上へと突き出したのは、自らの左手。 刃を纏った氷の尾が、手のひらから手首までへと深々と突きささる。 おそらく、そのまま手が落ちなかったのは、同時に『凍結』により補助されていたためか。
いや……ヴェラの細い左手一本で、巨大な尾が防げるはずがない]
……っ
[左手をそのまま叩き折るように、氷の尾がヴェラの胸を押しつぶした。 肉体を庇った左手が、今どうなっているのかは分からない。 ただ、勢いのない血反吐を吐きながらも、斧をしのぐだろうその一撃で致命傷を免れたのは、犠牲にした左手のおかげか。 おそらくは、胸骨も幾本か叩き折られたことだろう。
薄れる意識の中。ヴェラは、体を潰す分厚い尻尾の隙間から、震える右手で白狼の毛皮に触れようとする。 たった一つ、唯一の供物に触れる得ることができるとしたら、おそらく、対峙した魔物の次の一手の時]*
(55) 2013/06/20(Thu) 00時半頃
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[背後の森へと、姿を消したソフィア。>>50 ヤニクを傷つけた事に、酷く苛立ちを感じながらも。]
……とにかく、雨の当たらない所に移動しましょう。 こんな所に居たら、死んじゃう。
[そう言って、ヤニクの腕を肩にかけ、自身の腕を彼の腰に回して支えようと。]
貴方は、隠れて休んでいるといいわ。 私は、アイツを探しに行く。
[そう言っても、彼がそれを望まないならば。 彼の意思を尊重するだろうけど。]
(56) 2013/06/20(Thu) 00時半頃
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[纏う凍気は雨粒程度なら瞬時に凍らせるが、 血潮の流れる人の体内、深部まで固めるほどの強さは無い>>54 だが流石に雨に打たれた表面は水気と共に凍りつくだろう。
振り降ろした尾は遮る左腕>>55を感じながらも 勢いそのまま胸まで叩く。
多少は勢いが削げたものの、手応えはしっかり感じた。
だから脚を掴んだ手を離したのではない。 凍気に塗れた脚の温度が下がったから、 それを目標と認識しなくなったのだ]
(57) 2013/06/20(Thu) 00時半頃
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[動く手が何に触れようとしているのかは判らない。 だからこそ、そのまま胸を押さえていた尾を離し、 今度こそトドメを刺そうと、まだ紅く色づいた中心へと 大きく振り下ろした]
(58) 2013/06/20(Thu) 00時半頃
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[ねぇ。ホレーショー。 私は、貴方を『対象』の疑いから外した事はないの。 そうであって欲しくないと、願ってはいたけれど。]
[『ツェリさんが対象じゃない保証はないけど。 それでも心配だと思うなら。 力になれると……なりたいと思うのなら』]
[それは、いつかソフィアに言った言葉>>2:79。 ……本当はね。私自身の事だったのよ。]
[私は、貴方が『対象』だったとしても――……。]
(59) 2013/06/20(Thu) 00時半頃
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[凍りついた足。それは凍結し、感覚は失えど、まだ捨て去るほどのものではない>>57。 潰れた左手は捨て、魔法発動のトリガーとなる、右手に神経を集中する。 叶うなら、裂かれた胸の深さを手で触れてはかりたい衝動に駆られるも。 今は、そんなことをしている場合ではない。
次の、攻撃が。再び降り上がる尾……>>58。
その、胸への圧力が消えた瞬間を狙って、白狼の毛皮を発動させた。 一匹の狼となり、狙うは距離を測ること。 人のサイズからさらに小さな狼のサイズと変化した足が、鉤爪をするりと抜けた。
左の前足と、一方の後ろ足は使えない。 だから残る2本を駆使して飛び、氷の蜥蜴から距離を……]
(60) 2013/06/20(Thu) 00時半頃
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[べしゃり、と倒れ伏したすぐ脇に、重々しい振動と共に、巨大な尾が叩き下ろされた。 ヴェラは、すでに狼の姿を維持していない。 肉体の限界か、狼でいられたのはほんの一瞬の出来事のこと。 叩き落された尾の傍で、右手と片足を駆使して旋回し、氷の魔物と向かい合った]
……負けん、ぞ。
[ぬかるみに這ったままの、弱い人間の姿のままで、魔物を見上げて言い放つ。 掠れた声。 ヴェラの胸にある思いは一つ。 ここで負けたら、潰えたら。 群の仲間に、引き継いだ右手に宿った魂たち>>3:108に、合わせる顔がない]
私、は……強い。だからお前を倒……し、て。
(61) 2013/06/20(Thu) 00時半頃
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私は……もっと、強くなってみせる。
[その姿はひどく血まみれで、きれいとは程遠いものではあったかもしれないが。 そうでならねばならない。そうでありたいというまぎれない意思を瞳に宿し、まっすぐに魔物を見据えて言い放った。
おそらくは、発動できても一瞬だろうと推測されるも。 再び、無理を承知で、白狼の毛皮に手を伸ばす……]*
(62) 2013/06/20(Thu) 01時頃
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……ぐァッ、
[魔力による跳躍など、捉えられるはずもない] [咄嗟に顔を庇った掌を貫き、左目を穿つ切っ先]
[朦朧としたまま感じた体温は、助け起こそうとするコリーンのもの]
……ばぁか、…捨て置けよ。 …俺なんかに構ってて、お前……
[止まぬ雨が、 傷口から零れ落ちていく命を洗い流していく]
(63) 2013/06/20(Thu) 01時頃
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[尾は地を叩いた>>61 雑魚を牽制していた目が再びぎょろりと動いてヴェラを捕える。
誇り高く立ち向かおうとするヴェラ>>61に 蜥蜴は何度も瞬きを繰り返すだけ]
(64) 2013/06/20(Thu) 01時頃
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ヲ前の群レは強いナ。
[ヴェラには一切の言葉を話さないが、
その眩いほどの魔法使いの誇りに目を瞬かせる。
彼ほど強ければ、あの時何かが変わっていたのかもしれない]
全テ、過去だ。
[だがもう何もかも遅い。
何も変わらない。
変わるとすれば、彼が死んで、俺が喰う事]
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[限界が近いだろうと、残る理性が静かにヴェラを観察していた。
立ち上がっていた姿を前に倒して、再び四足に戻る]
ビタンッビタンッッ
[水溜りを凍らせて、砕きながら尾を何度も何度も地に打ち付ける。
間合いと動く「時」を測る様に暫し向かい合っていたが。
風が吹いて、 ツェツィーリヤの身体が不意に崩れて 粉となる。 そして残ったローブが舞い上がり、 蜥蜴とヴェラの間を遮った。
それが合図とばかりに、蜥蜴は動く。 ローブを裂く様に尾を飛ばし、舌は足元を払う様に 低く地を這った]
(65) 2013/06/20(Thu) 01時頃
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[瞬きを繰り返す氷の魔物>>64を、じっと見つめて宣告をする。 唱えたものは、もはやヴェラにとっては自縛する呪文のようなものだったのかもしれないが。 四足に戻った異形の蜥蜴が、こちらの様子を伺い始めた>>65 おそらくは……とどめを刺しにきたのだろう。 狩猟を行う動物には、獲物が弱った時にこそ、本来の姿勢に戻り仕留めるにくる。
ツェツィーリヤの体が風に舞い、纏ったローブが舞い上がる。 視線でそれを追うこともなく、毛皮に手をかけ最後の牙を潜めさせる。
間をローブを遮った時、来る、というのは察知できた。
飛んでくる尾と、地を這う舌。 同時に、ヴェラは白狼の毛皮を、精一杯の力で振りほどいた]
(66) 2013/06/20(Thu) 01時頃
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[ローブが視界から消えた時、魔物が目にするものは。
前のめりに倒れたヴェラと、宙を舞う、白い毛皮――――**]
(67) 2013/06/20(Thu) 01時頃
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ばぁか。置いて行けるわけないでしょ。 ……ていうか、重いんだけど。 ちょっと、ダイエットでもしときなさいよね。
[わざと憎まれ口を言って、緩く笑う。 傷だらけの私が、男性の体重を支えているのだから、当たり前だ。]
[廃屋に着けば、インナーの下の方をぴりぴり裂く。 さすがに、スカートの長さが、そろそろ危険だと思って。 それで、鎖骨まで断ち切られたヤニクの肩口を縛り、左目にも布をあてて。]
貴方、回復魔法でも覚えなさいよ。 私の服が、足りなくなるから。
[などと冗談を言って、廃屋を出ようと立ち上がった。]
(68) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 01時半頃
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[どこをどう走ったのか。 気が付くと、なにかに引き寄せられるかのように、 また広場に戻ってきてしまっていた。]
[混乱しながらも、少女は思い出す。 ここに置いていった皮袋の存在を。]
(69) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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[体温の色が消えた瞬間、今まで体温が見えていた場所に 違わず尾と舌を飛ばす]
………。
[狼の毛皮は宙に舞う>>67 他のものよりは温度はあるその動きに、片目が動いた。 だがすぐにもっと高い、命の色が地にあると判ると 両目はそちらに戻る]
…………。
[攻撃を予想しなかったわけではない。 ただ蜥蜴は肉体に直接の攻撃が加わらなければ 攻撃と認識出来ないからこそ、 宙を舞うものから即座に視線を戻したのだ]
(70) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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[そして攻撃を認識しないからこそ、 躊躇うことなく倒れた身体に四足のまま近寄る。
黙ったまま、振り上げた鉤爪は命の中央を狙い動く**]
(71) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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死ぬんじゃないわよ。
……行ってきます。
[そう言って、廃屋の外へ駆け出した。**]
(72) 2013/06/20(Thu) 02時頃
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─回想・広場を離れる前に─
[ホレーショーに勇気付けられ、ソフィアは決意する。 逃げずに戦うと。もう言い訳はしないと。
瀕死の猫が入っていた皮袋。 その存在は、あの時─ヴェラを追えなかった時─のソフィアにとっては言い訳の理由であり 戦うと決意した今、これは置いていくべきモノのように思えた。]
ここに。私の迷う心を、置いていきますね。
…ヴェラさん。私、もう逃げません。 精一杯 、戦ってきます。
言い付け、守れなくてごめんなさい。 ……。いってきます!
[一度小さく振り返って。くるりと前に、向き直る。 過去の情けない自分との決別。 皮袋にそれを詰め込んで、広場の中心に置いて去った。]
(73) 2013/06/20(Thu) 02時頃
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─現在・広場─
[その皮袋が、ない。 ヴェラはここに戻ってきたのだろうか? だとすれば、今どこに。]
[先ほど、コリーンとヤニクに出会う少し前。 ヴェラの去った方角から、一筋の光が立ち上っていた。 久々の光は一瞬、煌々と顔を照らして、 その瞬間。あぁ、綺麗だ、とソフィアは思った。
…それがツェツィーリヤの命の、最後の輝きとは知らぬまま。
そこで一体、何が起きていたのだろう。 立ち上がる光柱を見る前だったか、後だったか。 ホレーショーの表情も、一瞬動いたように感じた。
あの現場に向かえば、ヴェラかホレーショーに会えるかもしれないと期待して。 少女は森へ…戦いの最中へと、向かっていく。]
(74) 2013/06/20(Thu) 02時頃
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ソフィアは、森の中を足早に駆ける。**
2013/06/20(Thu) 02時半頃
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[幾度か意識は飛びかけて] [ぼやけた片目で見上げる姿は、淡い色]
……確かに目の毒、だな… 元気だったら今頃…押し倒してンぜ……?
[そんな下卑た軽口を交わし、出ていく姿を見送って]
…ちきしょう、もう少しくらい根性見せれっての。 こんなとこで終わって、たまるか……
[苦々しく呟いて、伸ばす有刺鉄線] [巻き付けて、絡めるようにして、傷ついた体を少しづつ引きずって]
[今更、何が出来る?]
…けど、生きねえと……
せっかく、拾ってもらったン、だから……
(75) 2013/06/20(Thu) 02時半頃
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ヤニクは、奥歯を噛みしめた**
2013/06/20(Thu) 03時頃
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[降り注ぐ赤い雨は、皮膚を伝い、傷から溢れる赤い血を混ぜて流れていく。]
[私は、この雨が、この村が、嫌いだ。]
[私は、『聖杯』が、嫌いだ。] だって、貴女の願いは、叶ってないじゃない。
[以前調べた、この村の伝説が事実ならば。]
[『止まない雨を』。 確かにその願いは叶ったのかもしれない。でも。]
(76) 2013/06/20(Thu) 19時頃
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貴女は、本当は。 貴女にとって何より大切な、『村の人達の幸せ』を。 『村の人達の未来』を、願っていたんでしょ?
[自分の命を捧げる程の願いは、雨に流れる。]
[私は、『聖杯』が、嫌いだ。 きっと、本当の幸せは得られないから。 きっと、本当の願いは叶わないから。 きっと、悲しみを生むから。 言葉通りに願いを叶えた『聖杯』に悪意を感じるのは、エゴかもしれないけれど。]
(77) 2013/06/20(Thu) 19時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 19時頃
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[赤い雨は瞼に落ちて、頬を流れて、落ちていく。]
[『雨を受けるのが聖杯なら。 受けた水は、毒水にでも変わってそうだわ』 ――……それは、いつか言った言葉。>>0:103]
[人の涙を受けるのが、『聖杯』なら。 きっと、本当の幸せは得られない。]
[それでも、求めてしまう。願ってしまう。 私だって――……。]
[だから私は、『聖杯』が、大嫌いだ。]
(78) 2013/06/20(Thu) 19時半頃
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[身体を打つ雨。止まない雨。冷たい雨。 泣いているのは、雨に消えた村人か、血を流す女か。それとも。
――……ねぇ。貴方なの? ホレーショー。**]
(79) 2013/06/20(Thu) 19時半頃
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― 回想・廃屋 ―
[ヤニクの言葉>>75に、目を丸くして。]
ばぁか。100万年早いわよ。 悔しかったら、早く元気になりなさい。
[などと冗談を言いながら、軽口を聞けた事に少し安堵して。 緩く笑みを浮かべ。]
[そうして、廃屋を後にした。→>>72]
(80) 2013/06/20(Thu) 19時半頃
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―氷の魔物と―
[飛びかかる意思は、確かにあった。 たとえ一瞬であろうとも、その後に供物が砕け散ろうとも。 白狼となり、獲物の命脈を絶つ意思は、細胞の隅々まで沁み渡らせていたつもりだった。 狼として、群れのため。魔法使いとして、これまで貪ってきた魂のため。 だから、毛皮を解き放った右手は、最後の力を振り絞った全力で>>61。
耐えられなかったのは、2度の激闘と、身に得た過重な魂に叫びをあげた、肉体の方だった。
供物を解放した瞬間、全ての感覚が一度に消えた。 張り切った糸が、ほんの僅かな衝撃で、いとも簡単に千切れるように。
もう、視界には何も映らない。聴覚はなにも捉えない。
感じるは、ただ全面に広がる闇ばかり。 上も下も、分からない。 遊離した意思の中では飛び舞う毛皮>>67さえも、認識することは、もうできない]
(81) 2013/06/20(Thu) 20時半頃
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