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我を忘れる気持ちは分からなくもないけどね。
けど…いろいろとそのへんは感覚が…というのは、君だって実感しているでしょう?
[人だった頃に比べて、理性は薄く感覚は鋭い。
しっぽの付け根なんかは特に、変な気分になりやすくて困る。
ぺったり床に伏せてるから、反応してるかどうかはバレないとは思うけど。]
【人】 捜査官 ジェフ[困った顔をしたまま、イヌはちらと黒白のイヌを見て (36) 2012/03/08(Thu) 01時頃 |
俺?ユリシーズ。
ユーリでいいよ。
君は?
[金の猫と比べてまだ理性的だろうか。
ラルフの青い毛を梳くように撫で膝に心地よい重みを感じる。
付け根のあたりをとんとんと優しめに。
髪から背中を撫でてゆく]
……理解はしているが
時々
[私はそっと吐息を漏らす。
尻尾がこれほど妙な感覚を齎すとは、知らなかったが。
身じろぐ事も憚られる。
もやもやとした気持ちを抑え、私は振り切るように首を振った]
いや、気をつける。
理性飛ばせば私も彼等と変わらなくなってしまう から
すごいだろ? 強いかどうかは喧嘩しないから判んないな。
喧嘩よくない、だろ?
[女らしい柔らかな身体、裏腹に無邪気な精神。
そのギャップが堪らなく愛しくなる。
わんこやにゃんこと普通に遊んでいるつもりでも
服を脱いで男女の差を自覚すると横道にそれてしまうのは男の性か]
おっととと、先に身体洗うのが先かな。
[湯船に行く前に、シャワーの前に。
温度を自分の手で確かめてから]
ネル、これ熱くないか?
[シャワーの飛沫にまずは自分で手で触れて、ネルに確認。
大丈夫そうなら口に入っても大丈夫と言う
世紀の発明ソープを泡立ててネルの身体を洗い始めるだろう]
まぁ、何にもわからなくなっちゃうくらいの方が楽なんだろうなとかは、
たまーに、思うんだ。
昔の人間は、歳をとるとゆっくりいろんなものを忘れて行って子供みたいになった。
それは、穏やかに辛く苦しくなく死ねるようにっていう神様の慈悲だなんて言われてたこともある。
通常、一般的感染経路からセリオモルフォシスを患った個体は、
ほぼ例外無く記憶を失い、知的レベルは動物並みに低下する。
何だかそれってさ、似ているような気がして…
[ならば、犬の身に堕ちてなお人である、自分達は…なんて考える事も少なくはない。]
ま、どうでもいいんだけどね。
かっこいい? そう言われると嬉しいぞ。
ネルも綺麗だぞ、お日様にキラキラ輝いて、元気いっぱいで。
[外見を褒められることは滅多にない。
お世辞とは縁のない言葉に満面の笑みで機嫌よくネルの舌が
肌を這っても痛くすぐったいと更に笑うだけ]
よしよし、じっとしてろ。
[髪を洗う時は耳に入らない様に耳をぺしゃとさせて付け根を洗う。
そこまではまだいいが、首に手を降ろすとそれはもう女性の肉体。
わっしゃわっしゃと洗っていた今迄と違い、
優しくそっと撫でる様に泡を滑らせて、甘い声が微かに響くと
男の喉も鳴った]
[何故こんな病が現れたんだろう。
愛玩動物達は死に絶え、その代わりのように人々は変容して行く。
いっそ寿命が延びたり、生殖して同じ犬猫の子を成す事が出来るのならば、
人類の新たな進化として、種の分化と言えるのだろうけれど。
致死率と感染力、生殖能力が奪われることに関しても、
この病は人類を絶滅へと導くモノであることは揺るぎない事実で。
どちらにしろ滅ぶ事が確定しているのなら、せめて愚かで幸せに滅びてゆけという慈悲なのだろうかなんて、ぐるぐるとまとまらぬ思索を続けていることもよくあった。
出口なんて、きっと見えない。]
賢くていい子だな。
[ゆったりとした動きで撫ぜてゆくと、
安心したのだろうか。甘えるような鳴き声が僅かに聞こえた。
嫌がらなければ素肌にまで触れて撫でる]
ローレル?
[職員に聞いたときはどちらの名前を教えてもらったのだったか。
教えてくれた名前を繰り返す]
そう呼んでいいのなら、呼ぼうか。
[仔猫と呼ぶには少し大きいけれど、
向かい合うように膝に載せようとその身体を抱き寄せて]
時々……彼等を
哀れに思うと同時羨ましくも、なる。
[彼がこんな風に話すのは珍しい気がした。
記憶がぼんやりと欠けている所もあるから
若しかしたら何度か聞いているのかもしれないけれど
今の私には新鮮に感じる]
けれど、人として生きてきた記憶を
そう簡単に忘れて良いのか
[余命あと僅か。
いっそ、楽に逝けるならと思わなくもないけれど
胸に浮かぶホームの光景が何度となく私を支えてくれているのも事実
私はオスカーに気取られぬようそっとため息をついた。
マイクは拾ったかもしれないが、ネコの相手に夢中なら気づくまい]
ヴェス、君は?
おう、ネルは綺麗だ。
髪も顔も毛並みも、尻尾も、肌も、心も全部。
[人間の醜い部分全て削ぎ落して残った純粋な精神。
砂の様に記憶は零れ落ちて、いつか生命も零れ落ちる。
その儚い命に劣情を抱いているとか自己嫌悪もいいところで、
それを振り捨てる様に思わずネルの身体を抱きしめた]
あ、悪い悪い。ネルがいい香りしたから。
[抱きしめた後で我に返れば謝って。
もっとと強請られた場所を掌に泡を付けて丁寧に洗っていく]
ここら辺か? それともここら辺?
[掌は意地悪く背中から前に廻して膨らみを洗う]
そうだね。
…当事者になってはじめて、いろいろ見えたような気もするんだ。
かつての自分の愚かさとかもね。
[向こう側にいた頃の自分は、ずっと上から目線で傲慢で、
知ろうとしていたのは、きっと表面だけのこと。
こちら側に来たことで気づいたこと、見つけられたこと、沢山ある。
それが少しでも、この疫病を食い止めることと、患者たちの苦痛を減らすことに役立っていると思いたい。
そう思わないと、感情に折り合いがつかないから。]
後悔とか報いとか償いとか、あまり思いたく無いけどさ。
役に立てていればいいな、って。
ローレル、大丈夫だよ。
此処に居れば怖いことは無い。
[安定期を過ぎた犬や猫がその先に迎えるところまで
知ってはいるが、伝えることもなく]
痛いことも、苦しいことも、君には与えない。
ただ、少しだけ君の時間を俺に分けて欲しい。
[抱いた犬や猫のことは忘れない。
堕ちることはなくともいずれは死ぬ。
どの犬や猫にも似たようなことを言ってきたけれど。
結局は抱きしめたいだけなんだ]
ぎゅうってされるの好きか? そうかそうか。
[ならまた後でぎゅってやってやるよ、と声には出さずに笑う。
狭間に揺れる顔が見えたらそれ以上にこちらが揺れたかも知れないが]
もっと? と違う?とどっちが正しいんだ?
[甘える様な声で胸の膨らみを押し付けられると
愛でる方向が明らかに外れて来る]
ここ、こんなに硬くなってるけどどうした?
洗って欲しいのか?
[わざと気付かないふりをしつつ、
手の中で硬くなった胸の果実を
親指と人差し指で挟んでぐりぐりと弄り、
余った指で膨らみを揉んだ]
柔らかいな。
あったかくて柔らかくて、肌はつやつやだしな。
[罪悪感が背徳感に変わりつつある事を自覚しながら
胸の果実を手が弄り、
そのうちゆっくりと下半身へと手が降りて行くだろう**]
[いつまで続くのだろうと思う。
典型的症例ならば、とっくに限界を超えている筈で。
進行はミミズの歩みよりおそくても、着実に蝕まれているのは分かる。
人の意識を捨てて幸せで死ぬ事より、どんな風に死ぬのかを遺す事を自分は選択しそうな気が、今はしていた。
[腕の中でラルフ、ローレルを抱きしめる]
驚いた?ごめん。
でも、このほうが君がよく見えるんだ。
[大丈夫だよと髪を撫で、すらりとした身体に腕をまわす。
一見犬のようだけど、やはり触れるとそれは猫でしかなく。
ただ穏やかなだけではない動きで今度は撫で始めた]
うん、ありがとう。
[猫流の挨拶を受ける。
そのまま唇を軽く触れさせる。舌が少しだけ擽ったい]
上手く脱げたな。
器用だね。
[尾の付け根、腰の骨あたり。
触れてゆく場所はどんどん増やしてゆく。
肌が露わになるなら、味わうようにそこへは唇を落として]
自分で全部脱げるかな?
[手伝いが必要なら手を貸して、そうでないのなら特等席でショーを堪能するつもり*]
……愚かさ……?
[捜査に明け暮れていた頃の私は、愚かだったろうか。
無知ではあったなと、自虐的笑み浮かべてすぐに隠す]
ワクチンは、この病を防ぐ為のもの
役に立たない筈がないだろう?
[役に立てていれば良いなど、私はあまり考えた事もなかったが
ヴェスの声にそう返して、ゆっくりと息を吐いた。
時間の流れは緩やかに着実に、身体を蝕んでいる**]
やっぱ鳴き声かーわいい、もっと聴きたくなる。
[落ち着かない尻尾と声が反応すれば更にそれを強めようと
胸全体を掌でこねるように揉み、泡の滑りを追いかける様に
片手を下半身へと落す]
ほら、ここもちゃんと洗ってやるから。
[茂みを分けて宝箱を探す様に、だが指が花弁や花芯に触れても
敢えて通過させて煽るだけ]
俺にもしてくれるのか? さんきゅ。
[もっとと強請る様にネコの舌が肌を這う。
水気を拭った筈なのに、ネコの目は濡れた様に見えて
肌を這う舌と共に酔う]
一緒に気持ち良くなろうな。
ネル、俺を舐めた場所触ってやるから、しっかり舐めな。
[向かい合わせで降ってくるキスの雨に優しげに目を細め、
頬や瞼、鼻や唇とネルの唇が触れた場所に同じように
指を這わせて触れる。
身体にもキスが振って来たら、
同じようにその場所を愛撫してやるだけ**]
【人】 捜査官 ジェフ[目蓋がとろんと落ちては、ぱちぱちと瞬きひとつ。 (38) 2012/03/08(Thu) 22時頃 |
ん? もっと弄って欲しいのか? もうちょっとしたらな。
[もじもじと足を閉じて、それでも物欲しげなネコの
愛らしさに鼻にキスをする]
美味しいか?
[唇に舌が触れて口腔内に入って来ると
そのまま受け入れてべちゃべちゃと音を立てるように互いの
舌を絡め合う]
上手上手。
ネルは舐めるのが上手だな。
いっぱい愛してやるからこっち舐めてみ?
[縋り付いた時に触れた胸の柔らかさに少し息を荒くして、
互いの顔が互いの下半身に向く様にネルの身体の位置を変えた]
俺はネルのここを舐めてやるよ。
[顔の上を跨がせて、先程まで指で通り過ぎるだけだった場所に
唇を寄せて舌と唇と歯で愛撫する。
愛撫で尻尾がどんな風になるのか楽しみで
わざとこんな体勢にしたのだ]
【人】 教え子 シメオンわぅ…?らるふ?らるふ?? (39) 2012/03/08(Thu) 22時半頃 |
【人】 双生児 オスカー[自分の前肢に毛づくろいの真似をしてみたりしながら、そのまま時間を過ごす。部屋の外がどうなっているかなど知るわけもなく。] (40) 2012/03/08(Thu) 22時半頃 |
【人】 教え子 シメオンくるる。くるるる。 (41) 2012/03/08(Thu) 22時半頃 |
【人】 双生児 オスカーそれにしてもおそいなぁ…… (42) 2012/03/08(Thu) 22時半頃 |
【人】 捜査官 ジェフ[そ知らぬ顔できょろきょろと見渡した先で (43) 2012/03/08(Thu) 22時半頃 |
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