人狼議事


42 廃棄人形ーeverlasting love marionetteー

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【人】 薬屋 サイラス

―深夜―

[ケイトを送り届けた後。彼女が拒んだなら、適当な場所で別れた後。

サイラスは一人、広場で酒をあおっていた。
普段はあまり一人で飲んだりはしないのだが、今日はそんな気分だったのだ]

…どー考えても。あの反応はそういうことだよなあ。

[ぽつり呟けど、誰も居ない広場で答えが返ってくるはずもなく]

…出来れば、気のせいであって欲しいもんだ。

(55) 2011/01/15(Sat) 02時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/01/15(Sat) 02時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/01/15(Sat) 02時半頃


【人】 浪人 慶三郎

……ん?

[街灯の下、ホット緑茶を飲みながらパンフレットを読んでいたが、人の気配にふと首を擡げ]

おぉサイラス。
こんな時間に、また奇遇な。

(56) 2011/01/15(Sat) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[ゆらり。すっかり酒の回った足で立ち上がる。
ここからなら、うちはすぐそこ。少々千鳥足でも問題ないだろう。]

―――ぁ?

[一歩、二歩。踏み出して、よろけた所で。
建物の近くから小さな影が走って行くのが見えた。
どこかで見覚えがあるような姿だが、誰なのかまでは見えない]

あの場所は――人形資料室?

(57) 2011/01/15(Sat) 02時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

ん? 湯を借りるだけだろう?
バレない方法だとは思ったんだが。
……あぁ、そうか。アンタに悪いねぇ。

[気付かなくて悪い、と苦笑を零す
 彼に好きな相手がいるのであれば
 自分なんかと噂が立つのは困るだろう]

独り立ちするの、楽しみにしてるよ。

[家の前に辿り着けば]

今日はありがとう。
あぁ、気をつけて。また明日。

[ヒラヒラ、と手を振って
 ラルフが見えなくなるまで見送れば
 ゆっくりと家の中へと*入っていった*]

(58) 2011/01/15(Sat) 02時半頃

慶三郎は、サイラスの様子に首を傾げた。声が届いていないようだ。酔っているのだろうか?

2011/01/15(Sat) 02時半頃


【人】 薬屋 サイラス

っ、わ!?

[急に飛んできた人の声に、びっくりしてその場でよろける]

うわっ、と…。
なんらー、慶三郎さんかあー。
脅かさないれくらはいよう。

[一部呂律の回らない口調。どうも酒には弱いようだ]

(59) 2011/01/15(Sat) 02時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2011/01/15(Sat) 02時半頃


【人】 浪人 慶三郎

おぉ、すまんすまん……っと、大丈夫か?

[蹌踉めくさまを見れば、立ち上がって近付き]

だいぶ酔っているな。
まともに喋れとたんぞ。

(60) 2011/01/15(Sat) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

らーいじょうぶっすよう。
普段飲み会でもっとアホみたいに飲まされてますからー。

[にへら、といつものように笑おうとしたが、
いつもより三割増しで間抜けな顔になった]

そいや、けーざぶろうさんはなんでここに?

(61) 2011/01/15(Sat) 02時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[家に帰る途中で、雑貨屋に寄る
 缶詰や乾物を買うと帰途についた

 鍵をガチャンと開けて中に入る。鍵を掛けなくても盗るものなんてない家だが・・・昨今は物騒だ

 もし、自分が人形だとバレて、破壊犯が潜伏したらーーー
 そう思うと自然と戸締まりはしっかりするようになった]

明日は休みかー・・・

[久しぶりの休みだ
 至福の二度寝ができると思うと自然と笑みがこぼれる

 晩ご飯を食べるとベッドの脇のランプシェードを付け、図書館で借りた本を読んでいたが、気が付くと朝になっていた

 ・・・本をどこまで読んだのか、分からなくなってしまった**]

(62) 2011/01/15(Sat) 02時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―夜が更けきる前、舞台終了後の楽屋にて―

[冷めた茶を下げ、熱い茶を淹れ直してサイモンの傍に置く。
師とサイモンの対話は物別れに終わった。
反発や言い争いがあったわけではなく、終始静かなままで。

街のお偉方の訪問が入り、師は別室へと移ってしまった。
今は部屋に、男と、サイモンの、二人]

ここまで来ていただけたことには、本当に感謝しています。
……けれど、結局、答えはいただけないのですね。

[暫しの沈黙が落ちる。それを破るのは、ゆるやかなため息]

こちらの目的を伝えぬままに尋ねたのでは、貴方にお答えをいただけずとも致し方ない。その非礼は、お詫びいたします。
ただ……、その答えをいただけねば、目的を定めることすら難しいのです。

[言葉を選ぶように。男は数拍押し黙る]

(63) 2011/01/15(Sat) 02時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2011/01/15(Sat) 02時半頃


【人】 浪人 慶三郎

……。
ま、まぁ、あまり飲みすぎんように気をつけろよ。

[あまりの間抜け面に、一瞬噴き出しそうになったが、おそらく自分も相当にやけていて、あまり人のことを言えた状態ではないだろう。
素面なのに]

あぁ儂か?
儂は、佐村屋の演劇を見に行っとった。

[嬉しそうにパンフレットを見せる]

(64) 2011/01/15(Sat) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

はーいはいはい、気をつけまっす!

[慶三郎が吹きそうになっていることなどつゆ知らず、ぴしっと敬礼をして]

佐村屋?あー。慶三郎さんはそっち見に行ったんだ。
俺ぁカゲツサイ一門?のほう。みてきた。

[パンフレットをしげしげと眺め、今日見たのとは結構違うなあと興味深げに漏らす]

(65) 2011/01/15(Sat) 03時頃

【人】 手妻師 華月斎

貴方は、壊された人形を直すことが……、
息絶えた人工生命を、生き返らせることが、できますか?
貴方の昔の論文に、私はそれができる可能性を見た。

[既に向けた問い。答えを待つ問い。答えを貰えぬ問い]

いえ、貴方の答えがどちらだったとしても、
まだ私には思い切ることができぬのですが。
……恐らく、師も同じなのでしょう。

人が自然の営みから逸れる形で命を作り出し、
それだけでなくその死すら自らの手で覆そうとすることなど、それはまるで、神への、

[その先の言葉を、男は飲み込む]

(66) 2011/01/15(Sat) 03時頃

【人】 浪人 慶三郎

……ぶっ!

[敬礼をされれば、流石に少し噴いた。
とりあえず、袖で口元を拭っておこう]

うむ、実に佳い舞台だった。
特に女形の鏡花など、まさに女を超えた女と言うべきか……。
いやはや、危うく本気で惚れてしまうところだった。

カゲツサイ?
おぉ、そういえば華月斎一門もこの街に来とったな!
何ぞ面白い催しはあったか?

(67) 2011/01/15(Sat) 03時頃

【人】 手妻師 華月斎

……失礼。口が過ぎました。
何せ生業が手妻師ですから。タネも仕掛けもないことほど、恐ろしいものはない。

[男がそう言うと、サイモンはかすかに笑った。
皮肉げにも、優しげにも見える笑みだった。
それから暫く会話を交わしたのちに、サイモンは楽屋を立ち去った。

立ち去り際のサイモンに、ちょうど楽屋へと通されたソフィアがすれ違いもしただろうか]

(68) 2011/01/15(Sat) 03時頃

華月斎は、その後サイモンの身に起きることなど、予想できるはずもなかった*

2011/01/15(Sat) 03時頃


【人】 薬屋 サイラス

あー。今ヒトの顔見て笑ったろ。失礼しちゃうわー。

[女言葉で怒ってみせると、タイムリー(?)に女形の話題になった]

そういや聞いたことあんなー。役者はみんな男でやるんだっけ?
鏡花きょうか…と。おー。確かにすげー美人さんだな。

[借りたパンフレットを捲りつつ、しげしげと鏡花の写真を眺める。
流石にそれがパン屋で会った東洋人とまでは分からなかった]

そうそ、もうすっげーの!
テヅマだかテヅカだか、とにかく凄くてさ!!

(69) 2011/01/15(Sat) 03時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/01/15(Sat) 03時頃


【人】 浪人 慶三郎

おぉ、すまんすま……ん!

[女言葉にまた噴き出しそうになったが、必死で堪え]

そうだろうそうだろう。
いや儂も、我が目を疑ったよ。
故郷にいた時にも歌舞伎は何度か観た事はあるが、ここまでのものは正直初めてだ。

テヅマ? テヅカ?
……手妻だな。
そうか、凄かったか。
なら、そのうちそちらも見に行ってみるとしよう。

[残った茶を飲みきり、サイラスがパンフレットを見終わるのを待ち]

さて……。
それでは、儂は明日も早いので、このへんで失礼させてもらおうか。
急に呼び止めてしまい、すまなんだな。

[軽く礼をし、やはり上機嫌のままで広場を去った]

(70) 2011/01/15(Sat) 03時頃

浪人 慶三郎は、メモを貼った。

2011/01/15(Sat) 03時頃


慶三郎は、鼻歌交じりに帰路についた。 サイモンの事件は、まだ知らない**

2011/01/15(Sat) 03時頃


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2011/01/15(Sat) 03時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[女言葉に関してはわざとなので怒ったりはしない。
むしろ勝ち誇った顔で相手が笑いをこらえる様を見つめていた]

おうよ。ありゃ暇があるならぜひ行くべきだわ。
俺も暇と――財布の都合がつけば、カブキの方も見てみるさね。

[そう言うとパンフレットを返し、手に持った缶を振ってみる。
既に酒は底をついたようだ]

おう、おつかれさーん。気をつけてな?

[より危なっかしいのは自分自身の方なのだが。
そんなことは全く知らず、慶三郎が遠くに消えるのを見守った]

(71) 2011/01/15(Sat) 03時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/01/15(Sat) 03時半頃


【人】 薬屋 サイラス

…さて。

[くるり。慶三郎が去った方向から、あの建物の方へ向き直る]

こんな時間にあんなトコから出てくるなんてなー。
案外、噂の事件の犯人さんだったりして?

[軽口を叩きつつも、表情は笑っていなかった。
慶三郎との会話の間に、酔いは幾分かさめている]

(72) 2011/01/15(Sat) 03時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―― 自宅・自室 ――

 ……っぅ

[夜半。激しい頭痛と下腹部の痛み。
 そして下半身の痙攣は未だ、続いていた。
 ベッドに横になり、虫のように丸まっては]

 ――――ぃっあ

[痛みに耐えかねた小さな悲鳴が漏れる。
 額から一筋、汗が流れ落ちた。]

(73) 2011/01/15(Sat) 03時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―人形資料室―

…な。

[窓の外から見える光景――倒れ伏したサイモンの姿。
まさか本当に何か起こっているとまでは起こっていなかったのか、しばし呆然と立ち尽くす]

…死んで、る?

[ぴくりとも動かないサイモンを前に、無意識に手が動いた。

からり

軽い音がして、窓が開く]

(74) 2011/01/15(Sat) 03時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[だいぶ症状は治まって来ているものの、
 続く痛みはあと、どれ程か。
 奥歯をきつく噛み、一層身体を縮こまらせる。]

 誰か……

[助けて――――。
 紡ごうとした言葉は、音になりはしなかった。
 叶わない望みだと、もう十分に知っていたから。]

 ――――っ

[浅い呼吸を繰り返し、ただ痛みが引く事だけを待つ。]

(75) 2011/01/15(Sat) 03時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[気がつけば、己はサイモンの部屋の中に居た。
相変わらず動かない彼を見て、首筋に汗がつたう]


―――はは。
あはは。ははっ―――!!

[自分の笑い声が、他人の物のように聞こえる。

固定されていない棚を引き倒した
地べたに広がる書類をさらに豪快に撒き散らした
転がったパーツを踏みにじった

どれも、どこか夢のようで。
自分が自分でなくなるような高揚感に夢中になった。]

(76) 2011/01/15(Sat) 03時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[結局、まだサイモンが生きていることに青年が気づくことはなかった。

朝になれば昏睡状態のサイモンが発見されるだろう。
滅茶苦茶になった室内を見れば、発見者は物盗りの犯行と思うだろうか?

そうでなくとも、かなり腕力が必要な荒れ方である。
よもや彼を殴ったのが年端もいかない少女だとは、そうそうたどり着けないだろう**]

(77) 2011/01/15(Sat) 03時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[少しずつ、少しずつ。
 和らいでいく痛みと共に身体から力が抜けていく。
 下半身の痙攣は、微かに続いている。]

 は、……は、……は、

[気付けば、衣服は汗でぐっしょり濡れている。
 けれど、衣服を代えに歩くだけの余力は
 今の身体には残っていそうに無い。]

 ――――。

[そのままゆっくりと夢の淵へ落ちていく。
 昼間に見た公園の光景がふと過ぎるのを感じながら。]

(78) 2011/01/15(Sat) 03時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/01/15(Sat) 03時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス


 愉しげな声が、私を呼ぶ。
 宵闇に幾つもの灯りが華のように咲き乱れている。

 その中を、友人と手を繋いで歩き出した。
 身体は軽く、靴越しに触れるコンクリートの感触が
 なんだか新鮮味すら感じさせた。 

 辿り着けば其処は、人が数え切れない位に溢れていて。
 軽快な音楽と、美味しそうな匂い。
 そして色彩豊かな照明が忙しなく舞い踊っていた。

 時間がつま先から頭の天辺にかけて流れていく。
 ざわざわと猥雑な音を立てながら。

 けれど今は、それが狂おしい程に心地よかった。
 

(79) 2011/01/15(Sat) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


 友達が、笑う。
 だから私も、笑う。

 けれど、声が上手く出せなかった。
 友達の名前を呼ぶと、声が掠れてしまう。
 それでも友達は、私の声が聞こえているらしい。

 聞こえないのは、私だけだろうか。
 胸に残る一抹の不安。
 それすら、猥雑な音が飲み込んでいく。

 愉しい。
 嬉しい。
 永遠に、今が、続けばいいのに。
 

(80) 2011/01/15(Sat) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


 そして、何よりも待ち望んだ時間。
 訪れる前から私は知っていたのだ。

 けれど、何故知っているのだろう。
 私は、何も知らない筈なのに。

 人の群れを掻き分けて、
 "彼"が私の名を呼んだ。

 何度も、何度も。
 耳に、頬に、髪に、肌に。

 張り付いて、離れないくらいに
 何度も何度も何度も何度も何度も呼び続けた。
 

(81) 2011/01/15(Sat) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


 彼の顔が間近まで迫る。
 声が、耳の奥に触れる。

 それだけで、壊れてしまいそうになる。
 それでも別に構わない。
 だから何度も、私の名前を呼んで欲しい。

 あなたの声で、私を壊して欲しい。

 私は"彼"の名前も知らない筈なのに。
 私の口からは、何故だかはっきりと彼の名前が零れた。

 感触は、悪くない。

 私はきっと、"彼"の名前を呼ぶ為に
 この時間、この場所で、この姿で、この声で
 息を続けて、いるのだから――――。
 

(82) 2011/01/15(Sat) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


 友達が、笑う。
 "彼"が、笑う。

 だから、私が笑う。
 永遠に続けば、いいのに。

 逃がすものか、と手を伸ばした。
 私の、幸せなのだから。

 誰にも、触れさせはしない。
 誰にも。
 

(83) 2011/01/15(Sat) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―― 翌朝・自室 ――

 "   "ッッ!!!

[天井に向かい、"彼"の名を呼びながら
 がばっと勢いよく起きる姿があった。
 日はとうに昇っていて、小鳥の囀りが耳に心地よく届く。]

 ――――。

[手を天井に伸ばしたまま固まった。
 みるみるうちに、紅く染まる頬。]

(84) 2011/01/15(Sat) 04時頃

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