193 古参がゆるゆるRPする村
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気分、どう?
[メアリーに声かけして、 スマホがたまに震えているので、チラっと見て。 なんだかすごい長い文章に目が滑った。]
さっきの。なんの歌?
[好きな歌なのかな、と軽く笑んで グロリアが来るなら、長居はしないつもり。]
(37) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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グロリア。
しることからにげることはできない。
しってしまえばにげみちもない。
ただふかく。
とてもふかく。
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[文字は改行はされておらず、一行一行送信されている。
頼れる誰かに頼る。その言葉に対する返事は迷う。 ただ頼るふりだけならば。問題はないけれど。 実際に、心の底から。頼りになるのは自分だけだ。
迷っている間にメアリーの発言がみえた。]
(38) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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ヤニクは、送った言葉は、以前もいったことのあるような。
2014/09/08(Mon) 17時頃
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>>37
えっと…今は、平気。 なんか、ほんと自分でもよくわかんなくって。
…サイラス先生に迷惑かけちゃったよね。
[たはは、と弱い笑みをミルフィに向けながら、 歌の事を聞かれれば、一度瞬いて]
……、 頭の中で 聞こえる歌。
ずっとずっとね、誰かが歌ってるの。
(39) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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絶望と、どう戦うか。
人間の、根源的なテーマですわね。
答えを示す事は出来なくとも、共に考える事は出来ると思います。
ヤニクは、ねころがったまま、すまほの画面をただただ真顔で見ている。
2014/09/08(Mon) 17時頃
食堂でジェノベーゼを頂いているので、エリーゼさんが帰るのを待ちますわね。
ゆっくり会話してください。
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―カフェテリア>>36―
女子供の好みはわかんねェな
[ケ、と舌を出して見せるのである。 古風な女は食事の仕草も洗練されている。そういう教育を施されている者だろう、住む世界が随分と違うものだ。
運ばれてきた炭酸飲料のストローを咥えた。]
シスター?って柄でもねエだろうに。 説法が趣味か?
(40) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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[ドナルドは何か言ったろうか。]
そう言えば、スマホに月と兎が表示されていました。 今日は月と兎に縁のある日なのですか?
メアリーの使う、兎の絵も可愛いですわね。 私にも、絵の出し方を教えてください。
[スマホを手に、画面を見せるよう近付くと、ほんのりと香水と珈琲の混じった香りが漂う。]
(41) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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…ヤニクも、言ってたわ。 おんなじ歌をきっと、あいつも聞いてる。
[携帯に流れるやり取り、そこには珍しくヤニクもいて、]
(42) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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> はぁーい。
[のヤニクの発言が次に目に入る。
一文一文、心に重く感じてしまう。]
> 褒めてないわ。
[と、ヤニクの発言へ返事を送る。
なんだろうこのやり取りは、初めてに思えなくて。]
> ほめてない。ばか。
> ヤニクは嫌い、大嫌いよ。
[それでも言わずにはいられない衝動も起きる。]
ドナルドは、危険、なァ と何やら思いをはせる風。
2014/09/08(Mon) 17時頃
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いいんじゃない? 医者は患者に迷惑かけられて給料もらってるんだし。 私にも迷惑かけていいんだからね。
[面倒事嫌いだけど。と悪戯めかして言って。 歌について聞けば、小首を傾ぎ]
……誰かが、うたってる、か。 メアリーは何か、思い出せないこと、ある? 例えばその"誰か"、とか。
[自分にもある。 けれどそれを告げることはなく。 このサナトリウムは何かが、不思議な感覚で。]
(43) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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趣味と言うか、仕事の一環でしたわね。 妹の教育も、私の仕事でしたから。 説法くさくなるのは、自分でも、嫌なのですけど、染みついてしまっていて……。 これじゃ、可愛い妹に甘えて貰えなくなりますわ。
[ドナルド>>40に微笑みながら答える。]
あら?私は、シスターなのですよ。と、言ったら、信じます?
[そんな風に、言葉を交わしたろうか。]
(44) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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[軽薄にすら聞こえる言葉に、心を込めて打ち込む。 強く、信じて。]
(45) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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[自分が絶望したかどうかは解らない。
ただ、大事なものを奪うのは楽しい。 標的を絶望に陥れてから殺す。 奪って、奪って、奪いつくして。
何もなくなった後の表情が、 たまらなく好きだった。
けれど。 けれど絶望をしなかった人間を知っている。
何を思っていたのか。 永遠に、解らなくなった疑問。
メアリーからの返事がめにとまると、ふ、と笑った。 笑うと同時にまた、何かを思い出しそうで。]
(46) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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メアリー。
そうだろうねえ。しってる。
でもやっぱりそれはほめことばさ。
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わーん、ミルフィぃ。 ありがとー。
[優しさに甘える声を喉から出して、]
……えっ。
[思い出せない、と言われると。 なぜか手は自然と髪に触れていた。長く伸びた、髪。]
…えっと、 その、 なんだろ、 多分あるんだわ。
ちゃんとここに来るまでの事とか 今までの私の…こととか、 そういうの ちゃんと覚えてるのに、
……、そうじゃなくって、大切な何かが 足りないの。 誰かも、うん、 思い出せないわ。
(47) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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……思い出せないの。
(48) 2014/09/08(Mon) 17時頃
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難しい問いですね。
例えば私は最近お慕いしている方を亡くしました。
しかし、私は毎日美味しい料理を食べ、愛してくれる人に囲まれ、幸せに暮らしております。
平凡な日々を、一所懸命に生きる事……でしょうか。
ご納得いただけなければ、宿題にさせてください。
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そういう病気とかなのかな、私。
頭とかはそんなに叩かれても、傷とかないから… 大丈夫かななんて思ってたけど。
…、なんだろ。よく、わかんなくって。
[視線をスマホに落すと、 見えた文に、おもわず]
悪趣味…
[と、呟いた。**]
(49) 2014/09/08(Mon) 17時半頃
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―カフェテリア >>41―
あン?そりゃお前、今日は―――
[はた、と瞬いて止まる。 月。ウサギ。――そうだ。満月。 柄にもなく調べていたのだ。 待ち遠しい、戦場の扉が開く時間を。
けれど―――おかしい。 “明確に、ズレている”と、感じる。 抉られた左眼が疼いた]
―――貸せ。
[断ち切るようにグロリアのたおやかな指先の動きが止まったところ、体をスマホをいじれるよう軽く寄せて絵文字のタブを開いて見せる。これだよ、と視線を投げて寄越した。花のような香りは、鼻孔を擽る]
(50) 2014/09/08(Mon) 17時半頃
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[仕事だしね。と軽い笑みを浮かべて応え 続くのは逡巡に似た、メアリーの戸惑いだった。]
……失くした記憶は、何処にあるんだろうね。 大切な、記憶。
それを思い出した時、 あるのは幸せかな、不幸せ、かな。
[思い出したいのに思い出せないもどかしさはよくわかる。 ともあれ、他の患者にも回らなければならないので]
―――お互い思い出せると、いいね。 何かあったら呼んで。
[ぽつり言葉を残して、ひらと手を振り、部屋を出て行った**]
(51) 2014/09/08(Mon) 17時半頃
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あら。
[寄せられた体。触れた肩はそのままに、示された画面を見る。]
――中秋の名月。ですか。 この時代の、行事なのですね。
お月見、出来ると良いですわね。
[近くにあるドナルドの焦りの浮かぶ顔に、優しく微笑みかけた。]
(52) 2014/09/08(Mon) 17時半頃
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信じねエよ、 何処にいるんだよ、オマエみたいな派手なシスター。
[スマホを返しつつ、 肩をすくめるのであった。 ズレているのは、自分か世界か、さて。
スマホの画面の問答は、 「くだらねェ」と一瞥しただけである。 もとより世界を壊して世界を作るコトワリを唱えて人間を廃業した男ゆえ]
ただの月見に興味はねェよ。
[つややかな女の微笑を視界に入れてと謂うのはなかなかの贅沢だが、生憎と気がかりが、大き過ぎるようだった]
(53) 2014/09/08(Mon) 17時半頃
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……
[それはたぶん、俺が、 いちばん、誰かから、奪いたかったものだ。
そうか。 ―― …そうか。
そうだろうな。 奪われても、また、それを見出せるのが。 絶望に勝てるような人間、なのだろう。]
(54) 2014/09/08(Mon) 17時半頃
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いや。
なにかすこしわかったきがする。
そうかもしれない。
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[ただただ静かに。
は。
息を吐いて、天井を見た。 空は見えない。]
――― … 負けた。
[小さく呟いた言葉には、何の感情も乗っていなかった。]
(55) 2014/09/08(Mon) 17時半頃
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