222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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[牧師は言う、「この村が好きです。」 そして突然の謝罪に青年は困ってしまっただろうか。 サイラスの反応を待って、チャールズはぽつりと。]
けれど、どうして、お母様は貴方にその歌を聞かせたのでしょうね。 その歌の意味をサイラスさんはご存知ですか――?
[それは、叶う筈もない恋の歌。**]
(52) 2015/04/19(Sun) 05時頃
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[2杯目の紅茶、淹れたてよりも温度も下がっていたから 火傷は恐らく大した事も無いだろう。 なんてことも余り理解して居ない故に、 指示されるなら素直に従い、 手を貸してくれるなら彼に任せただろう]
おばあ様のお薬を届けにきて下さったのかしら? おばあ様は、お留守なんです。 多分…えぇと…――
…――お薬を、頂きに出掛けたのかと。
[今朝、食材を届けに来た何時もの配達役の男性に 今日は特に腰の痛みが酷いと零しているのが聞えた。
だからきっと、あの男性が気を利かせて、 今日の分は届けてやった方が良いと、 薬屋さんに言伝してくれたのだろう]
(53) 2015/04/19(Sun) 06時半頃
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…すれ違ってしまった、かもしれない、ですね。
[朝食の時に顔を合わせたけれど、 私の前ではぴんと背筋を伸ばしていたから 何時もより痛むと言っても、そう酷い状態では無いと思う。
薬屋さんとは昔馴染のお友達だと聞いたことがある。 きっと、彼の両親か祖父母か…家族の誰かだろう。 薬を貰いに行く度に、長居をしているようだから、 今頃もきっと、会話に花を咲かせているのかもしれない。
帰りが少し遅いのは何時もの事で、 急ぎ迎えに行く必要もないだろう]
(54) 2015/04/19(Sun) 06時半頃
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[彼女の細やかな息抜きを、愉しみを、 急かして邪魔する心算は無い。
おばあ様はこの村で生まれ育ったらしい。 若い頃に田舎暮らしに飽きて、村を飛び出したのだとか。 何故、私を抱いてこの村に戻ったのかは、私は知らない。
けれど、私を『お嬢様』と呼び、 傅くように一歩距離を置くおばあ様が、 幼い私に自らを『ばぁや』と呼ばせたおばあ様が、 実は肉親でした、という事は無いだろう。
彼女は誰かに仕えているが故に、私の世話をし、 私はきっと……――知らぬ誰かに飼われている**]
(55) 2015/04/19(Sun) 07時頃
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―回想:在りし日、屋敷で―
[ある日の事、薬屋の女が屋敷に孫を連れてやってきた。 目の衰えから、孫に仕事を引き継がせると、挨拶のようだ]
そうでしたか。 寂しくなります。
でも、お孫さんもこんなに立派になられて。 あなたの後継ですから、腕前も確かでしょう。
これからよろしくお願いします。
[新米薬師に頭を下げた。 身体の弱いぼうやだった彼は、立派になった。 彼へ向ける目尻が緩むのも致し方ない事。
後日、出入りの商人に頼み、薬屋に新しい薬草鋏を届けた。 新しい門出にささやかな祝いの品を*]
(56) 2015/04/19(Sun) 08時半頃
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/*
おはようごございます。昨日の案ですが、あれだとお互いに白だ!という根拠を出せなくなるので、それをやりたい場合は、普通に電波のほうがいいかもしれません。
いい案あったら、そっちに乗ります!
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ヤニクさんお久しぶりです。
[>>1私が知らない世界をいっぱい見てきたらしい彼は、私の事を覚えてないんじゃないかなって思っていたよ。 でもそんなことはなかったみたいで嬉しいな。]
そうだね、じゃあ食べよっか?
[メアリー君にはそう声を掛けて、フランシスカさんに私も幾つか注文して…その間にメアリー君を見るの。 薄暗い中だけど、何だか疲れているように見えるよ。]
……不自然でも、私置いていって良かったんだよ?
[付き合わせちゃってごめんねって言うよ。 自分を出せない事の辛さを、正確に理解出来ているとは思えないけれど、此処に行こうって言わなかったら疲れさせなかったんじゃないかなって思ったの。]
(57) 2015/04/19(Sun) 10時頃
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[この村が好きなのは、
ほんとの気持ち。
この村の人間を好きだと言ったのも。]
[笑ってる顔も、泣いてる顔も、怒ってる顔も。それらを見るのが好きだから。
もっと、もっと、欲しくなる。
脅えたり、泣きわめいたり、絶望したり。嫉妬したり、憎んだり。
それに何より、絶望した姿。*]
― 夜、静まり返って ―
[皆が眠りに落ちると、
夜の静まり返った町に 赤い聲 が響いた。]
ねえ、貴方はもうご存知でしょう。
私達の仲間が近くの村を滅ぼしたそうですよ。
そろそろ頃合いだと思うんです。
[同族にしか聴く事の出来ない、聲。]
長い間掛けていた下準備も整いました。
もう、私は我慢が出来そうにない。
喉が渇いてるんですよ。からから、だ。
[と言いながら、視察や巡礼と称して村外に出る度に牧師は狩をしていたのだが。
浮浪者だったり娼婦だったり、ごろつきだったりと。警察が真剣に犯人を探そうとしない相手を狙って狩りをすれば事件にもならない。
けれども、その狩は退屈だ。]
[赤い聲で囁きかける。]
ねえ、貴方だって欲しているのではないですか――?
人間の血と肉を。
[心が欲しているのだ。人間が疑い合い、殺し合う様を。
ああ、……惨劇に飢えていた。*]
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― 翌朝、教会の裏庭 ―
[徐々に光を増す太陽の下で咲く朝露に濡れた薔薇。今朝も牧師は裏庭に来ていた。 赤い花びらに顔を近づけ、かぐわしい匂いを確かめる。 傍目には角度によっては、赤い 赤い 薔薇に口づけをしている様だった。]
うん、とても良い匂いだ。 それに今朝もとても綺麗だ。
[そう、言ったそばから、男の指が薔薇の枝へ伸びて、ぽきり。 細い首を折るように美しい薔薇を手折る。]
(58) 2015/04/19(Sun) 11時頃
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[慣れた仕草で薔薇の刺を鋏で切り、顔の高さまで花を掲げた。 咲きたての薔薇の中央に鼻を擦り寄せ、芳しい匂いを肺にたっぷり蓄えてゆっくりと息をする。恭しく懇願するような熱を持って花弁に視線を落として――。]
(59) 2015/04/19(Sun) 11時頃
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[ふと、顔を上げる。 昨夜教会に泊まった旅人が起きたのに気がつけば、]
ヒュー、お早う。 昨夜は良く眠れましたか?
[にっこり笑って朝の挨拶を。*]
(60) 2015/04/19(Sun) 11時頃
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ー回想・お茶会を覗いてー
[その日は、どんな日だったかな。よく晴れたいい天気だったかな。 何時ものように聖歌を歌ったり、お掃除を手伝ったりして。牧師様に挨拶しようと思ったら見当たらないの。
歩き回るようにして捜していたら、裏庭から牧師様と女の人の声がしたの。そっと窓の所から見ると、私と同じ位の年の人。
綺麗な服。整っていながら、憂いの混じった横顔はお嬢様のようで…他の人と比べても彼女は一際綺麗なのに、どうして知らなかったのかな。
「また来て下さい。また貴方とこうしてお茶を飲みたいんです。私が。私からのお願いです。」
お話の中身を聞くつもりは無かったけれど、その牧師様の声は良く耳に聞こえたよ。牧師様の「そういう人」なのかなって思ったの、それなら良いことだね。
覗くつもりなかったから、そっと立ち去ったよ。 その後はケーキ屋さんで見かけたりはしたけれど、頭を下げる位しかしたことがなくって。
私も彼女とお茶飲みながらお話とかしたいかなって今はちょっと思っているよ。私が出来ることや話せる事ってあまりないと思うから、難しいかも…って思っちゃうけどね。]
(61) 2015/04/19(Sun) 11時半頃
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―歌うあひる亭―
アホなこと言ってないで食えば?
[注文して出てきたホットサンドを1口。 そしてそのうちの1つを目の前の少女に差し出す。 女のフリをすることなど別に慣れている。 だから気遣われるほど疲れてはいないつもりだったが。 気づかぬうちに疲れが顔に出てしまっていようだった。 そのことに腹立たしさを覚えながら、皿の上の料理を全て平らげた。]
……………。
[置いていけるわけなかった。 それは、どこかの誰かが抱いている感情とは決して違うものだったが。
己は男なのだから強くなくてはならない。]
(62) 2015/04/19(Sun) 13時半頃
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[そして、村に流れる噂。 信憑性が薄くは感じられているが。 仄か、鼻につくは鉄の香。
何より――――。 山がざわついているような気がした。 ほんの些細な違和感。 けれど確実に歩み寄る何か。]
………………。
[強さの答えはまだ分からない。 けれど――――そのために努力や出し惜しみをする気はない。]
……………試してみるか。
[今晩、と―――。]
(63) 2015/04/19(Sun) 13時半頃
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………わりぃ、レティ。 ちょっと眠くなってきたんで、オレ寝るわ。 アレだったら先帰っててもいいよ。
[レティにだけ聞こえるように耳打ちする。 大きな欠伸をひとつして机に突っ伏した。]
……………。
[杞憂であればいい。 勘違いであればいい。 ただの噂であればいい。
ただそれだけのこと。 馬鹿馬鹿しい―――心底そう思って。
少しの惰眠を貪る。**]
(64) 2015/04/19(Sun) 13時半頃
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すげー、とってつけた感。
[メアリー>>25に、くすりと苦笑して。 レティーシャ>>57に]
二人も、元気そうだな。
[なんて、返しつつ。 ノーリーン>>35へ。**]
お屋敷のみんなは? 変わりなく?
(65) 2015/04/19(Sun) 15時頃
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―夕方―
[薬屋の彼が帰った後、おばあ様も帰って来て、 おばあ様が夕食の支度をしている間に、お散歩に出る。
夕食の支度は火をたくさん使うからまだ任せてはもらえない。 けれど、いつか、きっと、少しずつ。 今朝目覚めた時には居なかった、そう思える自分がいた。
新作のケーキ 憧れのお姉様 いつも声を掛けてくれるかみさま 二度目のお茶会のお誘い 珍しいお客様
17歳の終わりに素敵な事を詰め込んでくれた神様に 心の中でひっそりと感謝を奉げる。 この村で生きるのも、悪いものではないだろう? そう言われた気がした]
(66) 2015/04/19(Sun) 15時頃
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[素敵な今日が終わってしまう前に、 何時もより美しいと聞いた湖をもう一度見に行こう。 そう思って。
鮮やかな夕焼けに染まり始めた空の色を ぼんやり見上げながら、村の中央を抜ける。 暗くなる前に帰る為に、往復する時間を考えて。
けれどこの時間に飛び交う人の気配が好きで、 ついついのんびり歩いてしまう。
子供の笑い声、夕食の支度をする音と匂い、 仕事を終えて帰る家族を出迎える声、 屋敷では聞けない生活の音を聞きながら、 賑わい始める気配を伺わせる酒場の前を通り掛かった]
「…――」
「…見ない顔――…余所者…」
(67) 2015/04/19(Sun) 15時半頃
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「…なんでも、……で人狼に…われ――」
「…――厄介事……」
「…――…、…」
[入口の傍の壁に凭れて話す男達の声に誘われたのは 『余所者』という単語を拾ったから。 けれど何を話しているか迄はっきりとは聞こえない。 旅の方がこの村に立ち寄っているのだろうか?
再び旅立ってしまう前に、逢えたらいいな。
またひとつ、心の内で小さく祈って、村を抜ける。 雑木林の一本道を通り抜けて、湖まで…
そこに誰かの姿はあっただろうか?**]
(68) 2015/04/19(Sun) 15時半頃
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― 翌朝、教会の裏庭 ―
[美しい薔薇を手折るのを惜しいと思わない。 どうせ、花の命は短い。ならば、一番美しい時に摘み取ってしまったら良い。 牧師の顔には浮かぶのは、既に起きた惨劇を露知らぬ穏やかな笑み。
それは少し先の、未来。**]
(69) 2015/04/19(Sun) 15時半頃
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/* 遅くなりました(><) どうも、こちらも運命感じちゃった中身ですw
手紙は面白いと思いました。でも、色々考えたら、電波でも良いのかな?と。電波も楽しめそうだし♪
例えば、以前からも声が聞こえいてた、それもごくたまに。ヒューが湖畔の村に来る様になって、その頻度が 増えたり声が大きく聞こえたり…
とかどうでしょう? 「以前からたまにある。誰かの声が聞こえるんだ。でも、今回は強くはっきり聞こえた」みたいにCOしよう かな、と企んでいたり。 如何でしょう?
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―夕方・湖―
[茶を飲み終えると代金を払い、歌うあひる亭をでた。 そろそろ夕食の支度をしなくてはならない。
ケーキ屋により、応募用紙に『Petite Cherie』と書き込み、箱に入れた。 スズランのケーキからは愛を一杯に受けた可愛らしい少女の印象をうけたから。
朱をたたえ横たわる湖を横目に屋敷へと戻る。 住処の木へ戻っていく鳥たちを眺めては、ため息をついた。
足音に気付きそちらを向けば、黒髪の少女の姿。 目が丸くなる。 外で彼女を見かけるなど想像してもいなかった]
その――ごきげんよう?
[ぎこちない会釈をひとつ]
(70) 2015/04/19(Sun) 16時頃
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むう。
[>>62怒っている訳じゃないよ。でも余計なお世話だったのかな。 ホットサンドを貰ったら、小さい口でちょっとずつ食べるの。]
そうなの?そうしたら…お言葉に甘えちゃうかも。疲れているなら無理は、ダメだよ。
[疲れているから眠いのかなって思ったから、そう声をかけるの。 突っ伏したのならその姿を暫く見つめていたけれど、頭を優しく一撫でしたら立ち上がるよ。
食べた分の代金はテーブルに置いて、フランシスカさんに挨拶をするよ。 其のあと特に声を掛けられなかったら、お店を出て…湖の方へ向かうことにしたの。]
(71) 2015/04/19(Sun) 16時頃
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―― 現在:マーゴ邸テラスにて ――
(笑ってる…)
[此方の説明する様が間抜けだったからか、くすくすと笑う少女は、なんというか本当に、同じ人間かと思うほどどこか儚げで、神聖で。村にいる娘たちと比べると(特にフランシスカ)月とスッポンだった。
彼女は昔、自分を見て「てんし」だと言ったけれど、青年からしてみれば彼女の方がよっぽど天使に見えた。
まさか、自分ほどの不審者はいないのになんて理由で笑っているとは思いもよらず、つられて此方も破顔する。 お客なんて滅多に来ないという彼女の言葉に>>47]
(まあ、幽霊屋敷だしな)
[という言葉を飲み込んだのは内緒。]
(72) 2015/04/19(Sun) 16時半頃
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―― 現在:マーゴ邸キッチン ―― [汲み置きの水に布巾を浸して固く絞り、そっと少女の手に添える。じんわりと少女の体温で布巾が温まれば、また水に浸し、絞り…の繰り返し。
大きなお屋敷にふたりぽっち。 風の音しか聴こえてこないこの静寂が、何となく落ち着かない。
言葉を探しながら治療に専念する振りをしていたら、少女の方から助け舟を出してくれた。]
お薬を…って、ぇえ?
[じゃあなぜ自分は配達に?と、彼女の話を聞きながら>>53、頭の中は疑問符でいっぱいになったが、思い返せば直接あのご婦人からの注文ではなかったように思う。てっきり婦人からの言伝だと思ったのだが、あれは配達の男の親切だったのか。]
そうか…そりゃあ、悪いことをしたな?
[なんとなく腑に落ちない気もするが、すまないと謝って。]
(73) 2015/04/19(Sun) 16時半頃
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