223 豊葦原の花祭
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…!
[少女はそれを、息を飲んで見つめる。 きらきら、きらきら。 お日様に、かざして御覧、と言われ、そうっとその儚げなものを指先でつまむ。
きらきら。きらきら。 更に輝きが増したそれに、少女は感嘆の声を上げた。]
おじさん、これ、なぁに?
[尋ねると、ビー玉だよ、と言われる。 びぃだま…と繰り返しながらも、飽きることなく日にかざして喜んでいる少女に、おじさんも満足げであった。]
おじさん、ありがとう!
[もらったビー玉を、大切に袂にしまい、少女はひらひらと手を振った。]
(41) 2015/04/17(Fri) 14時頃
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びぃだま、びぃだま…
[少女は上機嫌で歩き出す。 少女の世界はひどく狭かったものだから、少し歩くだけでも目新しいものがいっぱいなのだ。 ついついはしゃぎすぎて、うっかり忘れてしまう。
…今の自分は、人の子と同じなのだった。]
わぷっ
[彼以外とは接触できず、もっと言えば大人になってしまった彼には見つけてもらえなかったものだから、すっかり忘れていて。 誰かのおなかに頭から飛び込んでしまい、しりもちをつく。 そのままぽかんと見上げてしまい… それからはっとしたように袂を確認して、ほっと息をついた。]
(42) 2015/04/17(Fri) 14時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 14時半頃
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世の中に たえて桜の ────…
(43) 2015/04/17(Fri) 15時頃
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なかりせば──……お。
[ぴちょん。と。 鼻先に落ちた雫を、人差し指で掬い取る。上を見上げると、視界いっぱいにさわさわと揺れる枝。降ってきたのは、夕べの雨の名残りだろうか。
ひときわ太い枝の付け根にしゃがみ込んだ男は、指の腹に留まった水滴を木漏れ日に晒す。きらきらと、陽の光の乱反射。 やがて重量が張力に勝った頃合いで、雫は指を離れていった。]
今年の催花雨は、あったかくて気持ちイイなぁ。
[ぐ、と伸びをする。高い場所にいるから、視線の少し先は桜色の雲のよう。目の前の枝にはまだ固い蕾だけれど、これもそのうち満開を迎えるのだ。少なくとも、今日の夜半には。]
(44) 2015/04/17(Fri) 15時頃
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[欠伸ひとつして枝を蹴ると、男はふわり地面へ降り立った。足の裏が土を踏む感触に、にんまりと唇は笑みの形。 深く息を吸い込めば、肺に満ちる匂いに酷く充足感を覚える。桜はあまり香らないけれど、春の匂いは分かるのだ。]
腹減った。 …さて、今年は誰に会えるかねえ。
[賑やかな音のする方へ歩き出す。着物の袖が描いた軌跡に、ゆらりと透けた蝶が舞って、消えた。
また、温い風が枝を揺らした。散った花弁がくるくると地面を踊って、男の唇が詩を詠む。]
(45) 2015/04/17(Fri) 15時頃
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世の中に たえて桜の なかりせば 春のこころは のどけからまし
(46) 2015/04/17(Fri) 15時頃
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[朗々と、少し錆のある音。 振り返ると眦をきゅう、と細めて、巨木を見上げた。] …全く、酷ぇこと言いやがる。
[そう言って心底楽しそうに笑った姿は、ひと気の増えつつある広場の喧騒へとやがて消えていった。]**
(47) 2015/04/17(Fri) 15時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 15時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 15時半頃
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-屋台へ続く道-
[かしゃりかしゃりと背負子から器が微かにぶつかる音がするが、気にせず歩く。 ひらひらと舞う着物の裾からはすらりとした白い足が伸び、踊るように歩を進めていた。]
――掻き入れ時だにィ。
[徐々に賑わいを増す屋台の群れに、思わず口元がほころぶ。
目的の場所は屋台街の一角。 周りの屋台の主たちにひらひらと手を振って軽く挨拶を済ませると、大きな背負子を地面におろし、手早く荷解きをしていく。 ござを広げ客席を作り、横に置いた七輪に火を入れた。
祭りの時に屋台を出すのは、趣味と実益を兼ねた商売だ。 いそいそと準備をする背に誰かから声を掛けられたなら、いつもの調子で返事をするだろう。]**
(48) 2015/04/17(Fri) 18時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 18時頃
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[夢は、ひとの記憶から生まれるという] [こんな場所見た事あったかしらんと、しかし今ここに在るという以上、忘れているだけなのだろうが]
どこでもいいのかも どこへでも行けるってことだから
[聞こえ良く朗らかに言ってみるが、正体はただのまよいご] [そもそも、どこに向かっていたのだっけ?]
(49) 2015/04/17(Fri) 18時頃
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[彷徨うこと四半刻、ようやく首を回して見とめた先、零れ桜の花の雪が重なり積もる、少し離れた小高い場所] [一本ばかり裸の枝が見えたような、見えなかったような]
そう、あっちだ
[今決めたのでは、ない。きっと。 石段の半ばでは、遮るものが無いからよおく見えたのだ、薄桃色の山が]
「──もし、」
[驚いて、こん、こんと] [肩が揺れる] [声の主は、杖に支えられた見知らぬ男のよう。 品格のある和装は、目にしなくなって久しい姿] [父が年始の式の折、煌びやかな刺繍の羽織を纏っていたか]
(50) 2015/04/17(Fri) 18時半頃
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久々にお外に、 …ううん 初めて来たところだから、迷ってしまって
おにいさんは、お散歩?
[石段の手前には、屋台も点々と見えたから、そこへ行くのだろうか。 春の陽気と、暫く振りに話す"知らない人"に心躍らせながら、興味深いと言うかの如く、面付きの首を傾けた]
(51) 2015/04/17(Fri) 18時半頃
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[ 今は何時だろう?
時計を持ち合わせていなかったから分からなくて、首を傾げた。 前の方に聳え立つのは満開の桜の木。
何かを囲むように木々が連なっているようだけども、如何せん喉が渇いた。
誰かと会っても今じゃあ、嗄れた声しか出ないだろうからまずは人通りの良い場所を、探そう、と、し、―――…]
…………。
[土埃を立てる。
転けた、のだと知るのに十分な時間を要した。
膝丈のワンピースから覗く皿の部分に微かな痛み。 随分と久しい感覚に、追いついていなかったから。]
(52) 2015/04/17(Fri) 21時頃
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………ぃ、たい。
[ すごく、痛い。
耐えられない程じゃなかったけれど、視界が揺れる。 でもぼくは幼い子どもでは恐らくないだろうから立ち上がって。
とにかく人のいる場所を探して、 酷くぎこちない動作でつま先に力を入れてつま先を差し出す。
周囲に誰かいないか左右に瞳を揺らしながら。]
(53) 2015/04/17(Fri) 21時頃
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[背後から、どすん、と何かが倒れる音がした>>52 振り向けば、齢15ほどの少女が立ち上がるところだった。]
どっか怪我したの?
[声はかすれていたけれど、確かに「痛い」と聞こえた。>>53 あまりにもぎこちない動作で歩くその少女を心配そうに眺めながら、雪ん子は声をかけた。]
(54) 2015/04/17(Fri) 21時半頃
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[行きはよいよい、帰りはこわい。
こわいながらも––––]
(55) 2015/04/17(Fri) 21時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 21時半頃
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[ズッ……ズルッ……。
渇いた地面に、雨とは異なる濡れた匂い。 それは何かを引き摺ったような跡。
重たそうな草鞋のすぐ上で、しとどに濡れた錆鼠色の着物が衣擦れの音を立てる。 どことない生臭さは、左手に持っている何かから。
それは、魚の束。
ズル……ズル……。 蓄えた顎髭から、ぽとり、一雫。
折れ曲がった背中を更に曲げて、潜るは朱色の鳥居。 その奥、おさがりが積み上げられた机の前で歩を止める。
魚の口から繋がる縄を持ち上げて…]
(56) 2015/04/17(Fri) 21時半頃
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[びたん!
叩きつけられる魚達。 机の上に水が広がるのは見えているのか、いないのか。 こすり合わせた皺々の手を薄墨桜の方に捧げた。
目を閉じて頭を下げる事数秒。 懐から取り出した紙をびちゃびちゃな魚の上に乗せる。]
『今年も力をお借りしたく参りました。 何卒、宜しくお願い申し上げます。』
[魚の代わりに、机に置かれた白紙の束と、ふでぺんとやらを懐に入れる。 毎年のように誰かが用意してくれているから有難く借りよう。]
(57) 2015/04/17(Fri) 21時半頃
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[見上げた枝には、はち切れんばかりの蕾がふっくらと芽吹いている。 穏やかな顔で微笑むと、一際大きく息を吸った。
春の雨。雪。鈴の音。けもの。こども、ひと。
懐かしい。
何年か振りに来たこの場所の空気は、相も変わらず美しい。 先の濡れた様は何処へやら。 魚の匂いを纏うのも、今や卓上の魚自身のみ。
老人の身に残った老木の渇いた匂いと–––––
桜の香が、風に乗る。]
(58) 2015/04/17(Fri) 21時半頃
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ー巨木の下ー
[風に乗った桜の香り。 そして、風が運んで来た物はひとが怪我をした時に流す、あれに近い匂い。
周囲に首を廻らせる。 此の反対側だろうか。
今、まさに転げた女児の姿>>52が其処に在った。 それに寄るのは人の子>>54ではない童子。
これは大変だ。 緩慢な動作でおさがりの中に治療道具がないか漁り出す。 その間に、二人は何事か会話を成しているだろうか。**]
(59) 2015/04/17(Fri) 21時半頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 21時半頃
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[ まさに救いの声だった。
迷子みたいに忙しない様子で辺りを見渡すぼくは、滑稽にも思えたかもしれない。
思わず俯きがちになりそうな時 涼やかな声>>54につられて視線を移した。
そこには着物を召した女の子。 汗はもう渇いていただろうか>>16 もしまだ髪が張り付いているようなら、寧ろそちらの方が心配だと眉を寄せただろう。]
(60) 2015/04/17(Fri) 22時頃
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ひさびさに、 出かけたもの だから………。 足がうまく、動かなくて。
[それでも先に答えねばと捻り出した声はやはり掠れていて。 何か冷たい飲み物でもあればいいのにと願ってしまう。
こちらに来る気配>>59には気付かないまま、首を傾げて笑みを浮かべる。]
ちょうど迷子になっていたから 誰かに会えてよかった。
[ 現金だけど、そう思えば怪我も悪くないように思えて。
おかしそうに肩を揺らしては彼女へと視線を向けた。]
(61) 2015/04/17(Fri) 22時頃
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[土のにおいをひとしきり楽しんでのっそりと起き上がる。重力は不便だと感じつつも、足で立っていることはしっかり生きているみたいで心地のいい感覚だった。]
あー…んっふふ、 てかー、おなかすいたー。なんか?おいしそうな、におい…? あとなんか、浮き足立ってて、うるさくないうるささ…?
[地べたに突っ伏してる間に周辺の装飾が華やかになって、明らかに人が増えていた。衣服が全く違う。異質なのはこちらだと一目で分かるけど、どう話しかけていいか戸惑いきょろりと見渡した。]
ええと…そもそも、
[昔読んだ記憶のある{地球-古き良きNIPPON、これからのNIPPON-} データの内容を思い出す。データの画像を切り出したかのような光景に無性に心が踊る。]
もしかしてこれって、OMATSURIってやつ?
[思考を巡らせつつも、においに反応したように、きゅるると体が空腹を訴えた。 どんなに進化したって、どんなに文明が進歩したって、動いてりゃお腹は空くもん、と開き直った。そうして今さらながら、泥だらけの自分が気になりだしてもいた。]
(62) 2015/04/17(Fri) 22時頃
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[彼方此方と探し歩けど、なかなか探し人に会うことも叶わず。 たまたま訪れたこの村で、どうやら近々祭りがあるらしい。 折角だ、ひとつ話の種にでも覗いてやれとこの村に居座ることしばし。
春雨もあがり、さらりと晴れた空を見上げる。 しかし、なんとも見事なものだ。 空色に向け伸びる枝葉。 淡い桃色が時折風に揺られはらりと宙を舞う。]
あの巨木も咲くのであろうか。
[阿呆のように口を開けたまま上を見上げていれば、 地べたに何やら珍妙なものが落ちている。>>28 一見すると人間のようである。 恐ろしいなどということはないが、しかし話しかけるのも躊躇われ、前足でつついてみようとそうと伸ばせば]
(63) 2015/04/17(Fri) 22時半頃
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[その影はむくりと立ち上がった。>>62 服装こそあまり見かけぬものであるが、 二本の足でたつ様も毛の生えていない顔からも、 どうやら人間のようである。 きょろりと辺りを見回しては、
『もしかしてこれって、OMATSURIってやつ?』
と言葉を発した。 此方に気付いている様子はなかったが、近くにいる生き物は私ぐらいしかおらぬ。 こくりとひとつうなずいて返事をしてやった。]
ああ、今宵祭りが始まるらしい。 私も来てそう間もない故に、 詳しいことは知らぬのだが。
[返した途端、きゅるる、と頭の少し上から 腹の虫の音が鳴くのが聞こえた。]
(64) 2015/04/17(Fri) 22時半頃
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ひさびさ? ずっと家にいたの?それとも冬眠?
[雪ん子が首をかしげると、汗でいくつかにまとまった前髪が、ぱらりと揺れた。
ここは時空の交わる場所。 ヒトの形をしていても、ヒトであるとは限らない。 現に自分がそうである。 彼女が雪ん子とは反対に、冬の間は眠っている動物や妖怪だとしても、おかしくはない。]
…あそこに飲みもんがあるよ。 お母ちゃんとはぐれたの?
[迷子という言葉に眉根を寄せながら、彼女の声がまだ掠れていて、酷く喋りづらそうだったので、>>61巨大な桜の根元の鳥居の奥に設けられた台>>10を指差した。]
歩ける?
[もしも少女が歩けなさそうなら、自ら飲み物を取りに行くつもりだ。]
(65) 2015/04/17(Fri) 22時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 22時半頃
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[重力と引力を体感しようと一歩踏み出そうとすれば、生き物の影>>64があり慌てて足を引っ込める。]
わ〜猫型のアンドロイドじゃないネコ型の生き物初めて見た〜。すご〜い。
……さわってもいいかな…
………。
[ヒト以外の生き物にほぼ触れたことがないため、触りたいような妙に怖いような引っ込みのつかない手をグーパーさせる。]
あー…フワフワモフモフっぽい毛皮なんだなあ…気持ち良さそう…
[そうして迷ってるうちに、こよい、という言葉が聞こえ、美しい言葉だとコヨイコヨイと繰り返してつぶやいた。]
コヨイ…てのは、今晩ということだったっけ?まつり…OMATSURIはまつりという発音なんだね。 Oまつり初めて経験するよ。楽しみだね!あ、お名前伺ってもいいですかー?私はポーラって言いまーす!あっ申し訳ないんだけど、私のことさわれるか確かめてもらっていいですか?夢か本当に移動しちゃったのかわかんないんだ!
[猫型のアンドロイドは話すため、普通なら猫が話したら驚いていたかもしれない。しかし、話すものが普通だと育ってしまったためこの特異な状況に不思議に思うことはなかった。]
(66) 2015/04/17(Fri) 23時頃
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[ 家にいたの? 冬眠?
どちらも違うし、どちらも正しいように思えて答えあぐねてしまう。]
………似たようなものかな。
[だから曖昧に誤魔化しながら、指差された先>>65を見つめて、首を傾げる。]
あんなところに飲み物があるなんて、初めて知ったよ。
[遠目からじゃ、あんまりとはっきりとは見えない根元部分。 ぱっと見では樹の根に飲み物なんて、と思いながらも足を動かす。
その度擦れた痕がじくりと熱を持つけれど、今は些細なものに思えて。 そういえば、はぐれたなんて聞かれていたから道すがら答えよう。]
(67) 2015/04/17(Fri) 23時頃
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