112 燐火硝子に人狼の影.
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[居室へと戻り床に落とした荷を取り 少し考えてからサリスへと其れを渡した]
この牢獄から出る準備をする。 直ぐに戻るから此処から動かぬように。
[言い残して、その場を去ろうとするが 思い出したようにサリスへと差し出す拳]
嗚呼。
手を出せ。 ――…これはお前が持っていろ。
[彼の掌へとのせられるのはメアリーの髪飾り*]
(70) helmut 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[聞こえた謝罪の律儀さに、笑みを零した。
爪痕はしばらく残るかもしれないが、
それもやがて消えるだろう。]
そんな約束もしていましたね……
もし、再び縁があれば。
その時は、特製を食べさせていただきます。
[あの街の広場へ行っても、虹色の看板を見る事はないだろう。
そして己もまた、街へ足を踏み入れるつもりはなく、
二度と見える事はないかもしれないが。
確かではない再会の時があるならば。
少しだけ希望を含めた声を残した。]
さようなら。
死ぬまでどうぞお元気で。
[同胞達への別れの言葉。
それは遠く、やがて消えゆく。]
[兄を人狼と知らぬ妹であるならば。
その言葉もまた、兄を護りたい意思から来ているのだろう。]
そ、っか。
…………退治されちゃ、敵わねェ、もんな。
[そして、妹がそうすると思うからこそ隠す兄ならば。
こえに出してはこのように言ったが――。
敢えて報せぬは優しい兄だと。取り留めなく、淡く思う。が――。]
――――…あァ。
[もうその少女にも届かぬ程、遠い距離からの声ながら。
一度、その別れの言葉に、頷いていた。**]
[退治される未来は願わない。
その未来こそが特別な者の為と知りながら
獣は生きることを選ぶ。
“さいごまで、居てやる、よ。”
人間の言葉など信じる気になどなれぬが
今だけはサリスの言葉を信じたいと心の片隅で思う]
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[意地悪い聲は建前。 サリスにのみ囁くひとの声は本音。 冗談の混ざらぬ本気の言葉]
――…綺麗なこと、か。 甘い言葉に騙されて 赤い頭巾の少女のように喰われてしまわぬようにな。
[お伽噺を持ちだすはポーカーフェイスを保つため、だが 其れもままらぬようでいつしか滅多に人に見せる事のない やわらかな笑みがそのかんばせに浮かぶ]
(83) helmut 2013/02/10(Sun) 01時頃
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[広間に火をつけ小火を起こし 自警団の注意をそらそうと思っていたが 男が動くより先に、俄に騒がしくなる、外。 ある程度火に包まれてしまえば人狼の存在も有耶無耶に。 そんな事を思ってはいたが同胞が動いたであればそれにのるまで]
――…これなら準備も必要ないか。
[微かな苦笑を零して。 男は己の外套をサリスの肩に掛けた]
(84) helmut 2013/02/10(Sun) 01時頃
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風避けに。 無いよりはマシだろう。
[袖を通すようサリスに促す。 荷の少ない彼に黒檀の杖とホレーショ―の本を預けて 男は寝台にあったシーツの両端をきつく結び大きな輪を作る]
折角見送りの言葉を貰ったが――… 待たせる必要はなくなった。 お前をひとり、不安にさせる心配もない。 その言葉と心遣いは有り難くうけとっておこう。
[髪飾りに対しての感謝にはふ、と似た笑みを返し 居室の窓をあける。 未だ冷たい風が屋内に吹き込んで傍らのカーテンが揺れた]
(85) helmut 2013/02/10(Sun) 01時頃
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[響く銃声。
ミドルからの別れの言葉が聞こえる]
キミからの餞別は頂いておくよ。
母君の分まで末永く――…
[かつて旅先でまみえた同胞たちと同じように
慣れ合うでもなくあっさりとした別れ。
さよならの言葉のかわり、獣の咆哮が月夜に響く]
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[月明かりに照らされる男のシルエット。 ピンと立つ両耳にすっと伸びた鼻先、 風にそよぐ金糸の毛並みが光を弾く。 人狼と呼ばれる姿を経て、変じる先は四足の大きな獣。 山奥に住まうだろう狼と似た形ではあるが 一対一では人間は一溜りもないであろう、巨躯で違うと知れる]
背に乗るが良い。 人の足では追手を振り切るは難しいだろう?
[金色の獣は微かに頸を傾げサリスを促す。 先ほど作った布製の輪を咥え、頸に掛けてるは手綱代わり。 彼が背に跨れば其れを握らせ]
振り落とされぬよう確り捕まっておけ。
(86) helmut 2013/02/10(Sun) 03時頃
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[獣の姿で人の言葉を操る化け物は 人間であるサリスを背に負い窓枠を飛び越える。 しなやかな金の尾が余裕と言わんばかりにゆらり揺れた]
それにしても正面突破とは――… 歳のわりに豪胆な娘だ。
[揶揄るかの如き声漏らし、喉を鳴らす]
この町の景色も――… 暫くは拝めぬかもしれぬ。
[感傷的にも取れる言葉に感情の色は薄い]
(87) helmut 2013/02/10(Sun) 03時頃
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[人狼が逃げた、と。 その知らせは朝になれば町中に知れ渡るだろう。 集会所に集められた者の名も 処刑された者の名も人狼の牙に掛かった者の名も。
行方知れずとして処理された者は三名。 人狼容疑ははれぬまま容疑者としてその町には名が残る]
(88) helmut 2013/02/10(Sun) 03時頃
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[小さな山の上にぽつりと建つ集会所。 色とりどりの硝子細工が朝陽を受けきらめく頃には 金色の獣と人の子の姿は森を抜け 町とは反対の山の麓へと落ち延びる]
――…怪我は無いか?
[障害を跳躍し、道ならぬ道を駆け抜けた獣の息は微かにあがる。 それでも背に向けた案じる声は常のような余裕を滲ませ ゆらり、ゆらりと金の尾を何処か愉しげに、揺らし尋ねる**]
(89) helmut 2013/02/10(Sun) 03時頃
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[人狼が集会所の包囲を突破した数刻後。 集会所には検分する自衛団員たちと野次馬の姿がある。 その中には集められた者の関係者の姿も見られた。 テッドの名を呼ぶのは彼が遊びに行く約束をしていた者だろうか。 仔細を知る為に、集められた者の無実を訴える為に。 柔らかな金糸を編み込んだ身なりの良い日傘の女性もそのひとり。 ルーカスと言う貿易商と同じ色の眸持つ女は 自警団から事件の一端を聞けば目眩に足元をふらつかせる。 地面に落ちるは純白の日傘。
兄が人狼だなんて。 そんなはずはない。
慌てて支える使用人が彼女をグロリアさまと呼んだ。 グロリアは自警団の言葉を拒絶するように頸を横に振る。 其れは何かの間違いだと強く強く訴えた]
(90) helmut 2013/02/10(Sun) 17時頃
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[其処に集まる面々に事の真相は知れない。 闇に包まれた真相を知るは生き残った三名と 其処で事の全てを見続けた罪なき魂のみ――**]
(91) helmut 2013/02/10(Sun) 17時頃
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