203 ちゅ〜学生♪青春謳歌中!
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―中庭→自販機―
またね―――
[いつも通りを装って 中庭を突っ切り自販機へ。
ハイタッチをした掌をじっと見つめてしまい 慌ててぎゅっと握りこぶし。 頭を左右に強く振り、バタバタと自販機へかけて行く。
自販機の手前、誰にも見えない位置にきて 壁にぺたりと背中をつけ、寄りかかる。 赤くなった顔を隠すように両手で顔を覆って]
(179) 2014/11/15(Sat) 12時半頃
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(いつも通り、落ち着かなきゃ)
(だって――――)
[心を占める気持ち。 その名前には何と無く気がついていた。 けれども、気がついちゃいけない。 そんな予感がして
隠すように、逃げるように 背中を丸め、ずるずるとその場にしゃがみ込む。 他の誰かの気配がしたなら、慌てて顔を上げるけど
捨て犬のような表情は隠せない。]
(180) 2014/11/15(Sat) 12時半頃
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[ぺしょりと地べたにしゃがんで、なんとなく手を握ったり開いたり。
旗から見たら挙動不審このうえないけれど そんなこと気にしてる余裕もなく。
それでも]
―――――?
[ フワリ
風に乗って漂ってきた甘い匂いだけは、鼻に届いていて。 何の匂いだろう。と瞬き一つ。
それがチアキが爆発させた炭酸飲料だとは>>125>>128気がつくことなく。
卒業式の時期 桜の香る空気を連想して、顔を歪める**]
(181) 2014/11/15(Sat) 13時半頃
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キーンコーン カーンコーン
[しばらくそうしてしゃがみこんでいたけれど 突然響き渡ったチャイムの音にハッと顔を上げる。 携帯を見れば午後の授業が始まる時間。
ガヤガヤしていた周囲も、いつの間にか静まり返って 聞こえるのは、教室へ急ぐ他の生徒の足音だけ。 そのなかに、クラスメイトはいたのだろうか]
うわっ。やばっ……!
[こういう時だけは俊敏だ。
自販機の飲料にはまだ、未練があったものの 遅刻するよりは。と、諦めて 大急ぎで教室へ駆け出して行く。
足に自信はないけれど、号令にはギリギリ間に合うか]
(184) 2014/11/15(Sat) 16時頃
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―午後・教室―
[教室にたどり着けば 後ろのドアからコソコソと、体を縮めて自分の席へ。
すでに英語の先生は教卓にいて 皆、椅子に座っているところを見ると号令は終わった後のよう。
ただ黒板にはまだ何も書かれていない。 授業自体には間に合ったということで、セーフかアウトかギリギリなライン]
(185) 2014/11/15(Sat) 16時頃
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[自分の席に座り、辺りを見回したところで 幾つか見えない顔があることに気がついた。
一つミーム。 保健室に行ってるのはチャットで聞いた。 そして――――]
あれ……? チーちゃん、どうしたんだろ。
[お昼休みには一緒にいた友達。 あの時は確か元気そうだったのに今はいない。 遅刻だろうか。ともう一度、彼女の座席に目をやって]
ノートとっとこうかなー。
[2人分も3人分も同じ。 そう考えて白紙のルーズリーフを3枚並べ、ペンを走らせ始める。**]
(186) 2014/11/15(Sat) 16時頃
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【祝 人生初サボり】
というわけで、体調が悪いとかじゃないから、
心配しないでねー!
後で英語の先生には怒られるよ!
[青空の写真を添付。
授業中だから、見る人も居ないだろうとは思いつつ]
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―授業中―
[やっぱり空席が気になって、 ちらりちらり、確認するように見てしまう]
(そだ、携帯)
[もしかしたら、そっちに連絡があるかも。 そう思ったのは、ソフィアが腹痛を訴えた少し後。
先生の注意がそれたのを見計らい、引き出しの中で携帯を操作して。 見慣れた画面とそこにある文章に、ほっと胸をなでおろし 気持ちを授業に切り替えようと努力する]
(191) 2014/11/15(Sat) 21時頃
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―授業後―
[いなかった二人の分のノートを、それぞれの引き出しにしまう。
本当はソフィアの分も――と思ったのだけれど 途中から抜けたのだと、どこまでノートを取ってあったかわからない。 だから明日、自分のノートを見せよう。そう考えて。]
よしっ!
[二つの机を見比べて、満足気な笑みを浮かべた**]
(193) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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