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[男が座るツィーへと向けて]
おめでとう、といっていいのかしら?
本当に、よく躾けられてるのね、貴女。
[どれほどで落札されたのかは知らない。
微笑を向けてから、又舞台を見る]
【人】 小僧 カルヴィン[大人、と揶揄されて、漸く思い立つ。今もひりひりと擦れたような痛みの引かない部分。 (84) 2010/04/10(Sat) 23時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[向いていないのは、自分で分かっている。痛感しているからこそ。 (86) 2010/04/10(Sat) 23時頃 |
[いかがかと聞かれると、扇子の下、少しだけ口元を引き締めた]
それは、後で教えるわ。
でも、そうね。男奴隷としては、どうして奴隷になったのかしらと思うくらいよ。
連れてこられたみたいだから、仕方ないわね。
[ほう、と息を漏らす。それは少し熱を帯びていた]
― 現在軸/客席 ―
[志乃は、金目の青年が他の女に犯される(といった表現がこの場合は正しいだろう)様を、きちんと見ていただろうか。
髪に絡めていた手は、少し前に離していたが、見ていないようであれば、再度絡める。見ているようなら、ただ灰青を細めるのみ。]
その言い方ですと、悪くは無かったのでしょうかね?
[ヴェスパタインの下でツィーと名乗っていた女が鳴く音をBGMに、姉の言葉に微笑んで見せる。姉の漏らした吐息は、甘く熱を帯びている風に感じ、微かにルーカスは身じろいだ。]
【人】 小僧 カルヴィン[そのまま、誰かの動きをトレースするように、頬に、首筋に、鎖骨の窪みに、時には琥珀色した液体を掬いながら、唇と舌を滑らせていく。張り型にはなかった汗の香が、少女の正直過ぎる身体を熱くさせた。] (91) 2010/04/10(Sat) 23時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィンやりたく、なくても (93) 2010/04/11(Sun) 00時頃 |
【人】 小僧 カルヴィンだっ――て、 (96) 2010/04/11(Sun) 00時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[涙を拭うものが何もなかったから。甘えるように一度だけ、青年の肩口に顔を埋めて、冷たい頬を擦りつけた。] (99) 2010/04/11(Sun) 00時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィンだって、買って貰えなかったら、 (101) 2010/04/11(Sun) 00時半頃 |
[男の、椅子を弄る手は淫靡な水音を立て続ける。
その白い腿をつたう透明な液体を指で掬い、赤い舌で舐ぶる。
彼女の足や腕が痺れ震えでもすれば、パシリ、と音を立てて尻が叩かれた。
高い音が客席に響き渡る。]
【人】 小僧 カルヴィン下手なお世辞はいいよ、 (103) 2010/04/11(Sun) 00時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィンそういう、顔してる。正直なんだね。僕と一緒、だ。 (105) 2010/04/11(Sun) 01時頃 |
【人】 小僧 カルヴィンじゃあ……色っぽい、声。 (110) 2010/04/11(Sun) 01時頃 |
ツィー。
ツィーか。
[女に告げられた言葉。
教科書通りのような其れに、男は手遊びの手を緩めずに言葉を返す。
ぐらりと少しでも揺れれば、また、ぴしゃりと叩くと、白い尻に手の痕が残る。
ぐへへ、と下卑た笑い声は、ヨアヒムのもの。]
数字みたいな名前だね。
…薔薇の香りは、何か与え続ける必要があるのかな?
[ネイサンに血統書を貰わないと、等と思いながら]
― 回想軸/道化の部屋 ―
[開かれた漆黒が、右に左にと鳴る鈴のように動くのは、
女が左右に首を振るから。]
『針からつけ変えないと、歩けないからね?』
[左右に振る意味を、おそらく正しく理解しながら、
有無を言わさない笑みで、再度、男は女の股の間に跪く。]
――…つぷっ
[3つの針の内、陰核に近い針を、わざとゆっくりとした速度で抜く。
鈴のついた輪の繋ぎ目を開け、ぐっと開いた穴に押し込む。
ぐり、ぐりっと少し傷を抉るような形になるのは、2枚の花弁に通そうとすればこそ。]
――…ちりん
[カチリと繋ぎ目を合わせば、鈴が鳴る。
同じような手順で、2つ目、3つ目と鈴はついていないリングを女性器につけた。2つ目、まん中に当たるリングは繋ぎ目が特殊な作りになっていて、単純に引けば外れるというものではなかった。]
『一先ずは、これで逃げ出そうという気は起きないだろう?』
[脱脂綿に消毒液を含ませながら、ルーカスは満足げに微笑んだ。
3つのリングが繋ぎとめる大小の陰唇。その奥にはローター。
3点でローターを支える形であるので、無理な動きをすれば、陰唇をリングが裂くということになる。]
『屋敷に帰ったら、また別のことがあるけれど』
[さわりと黒く生える陰毛を撫であげる。
そこを剃りあげて、タトゥーを入れるのは、女の国の裏の者が、自分の女に刺青で名を刻み、浮気を許さないのと似ているかもしれない。
ルーカスの場合は、銘を刻むことでカンバスを逃がさないという意味合いになるが……。
――専用の消毒液を含ませた脱脂綿で、女の陰唇を消毒し始めたその時。
ええ、構いませんよ。
[No.4への対応に、是と答える声音は愉しげですらあった。]
『さて、早く客席に戻らないと、
金目の彼がどうなるか判りませんね……。』
[わざと女の不安を煽るように呟き、道化から貰った鍵で枷を解く。
下着はつけさせぬまま、乱れた着物を形ばかり整えさせた。
そして、早くと謂いながらも、破瓜の血にまみれた顔と、ステッキを取りに部屋に向かう足取りは、志乃の下半身を慮るわけでもないだろうにゆっくりと。
結局、客席へと戻ったのは、No.4がヴェスパタインに随分と躾けられた後のことだった**]
― 回想軸/了 ―
【人】 小僧 カルヴィン無理、じゃな ン った……ぃた、 (113) 2010/04/11(Sun) 01時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[最初は痛みに引き攣っていた表情は、次第に悦楽に蕩然と崩れ、小悪魔めいた淫靡さを湛える。腰が落ちると同時に、官能に堕ちてゆく身体。開発されずとも、処女だったにしては感度のよすぎるきらいのあるのが、いっそ忌まわしい。 (114) 2010/04/11(Sun) 01時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィンっは、はぁ、これから……? (115) 2010/04/11(Sun) 02時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[高い矜持と頑な心根とは裏腹に、貪欲な身体は次第に適応し、奥のとある一点を突き易いようにと自然腰がうねり始め。最初は抽送とも呼べぬゆっくりとした動き、浮かせて落としてを繰返すが、次第に滑りがよくなってきた。男に跨がったまま声音に確実に甘さがのり、甘美な調べとなる。それは開ききった花が、最も美しい刻を迎えるまでの序曲。] (116) 2010/04/11(Sun) 02時頃 |
乳と果実と薔薇水。
――イイね。
[つい、と叩いて赤くなった尻を撫でる。
そのまま指でつねりあげて]
それでこの香りなのかな。
此れはなかなか気にいったなァ。
[忘れられない、という言葉に、涙の零れる目で見詰めて。
泣かないで欲しいといわれるとただ、きつくその身を寄せて、間近でその顔を見る。
愛しているという言葉。
言われるたびに裡で身体が反応する。中にある熱を奥へ奥へと吸い込んでいく。
唇を何度も重ねて、肌のぶつかる音と、それに答えるような喘ぎが部屋に響いた]
あ、ぁぁ、――ええ。
来て? 奥まで貫いて。
貴方で一杯にして。
全部、受け止めたいの。
[掠れた声で願う。
激しさを増す律動が、幾度も重ねられる抽送が、女の身体をそこへと導いていく。
直に触れる熱は硬く、女の裡を容易に奥へと幾度も突きたてた。
そのたびに、又一粒涙がこぼれていく]
イアン、イ、……。
――ええ。
あい、してるわ。
だから、
[一緒に。
昇り詰める裡と心。イアンへと縋り付く様に腕を絡め、抱きしめる。全て触れていたいというように。
やがて、彼女の中、子宮の奥に熱い熱い白が放出されると、彼女の視界もまた白く霞んでいく]
【人】 小僧 カルヴィン[円運動や捻りを加えた挙動まで、少女の身体は一つ一つ覚えていく。 (117) 2010/04/11(Sun) 03時頃 |
[駆け抜けていく衝動。
すぐには寝台の上を動かずに、震える身体から息が漏れた]
……ああ。
私。
[イアンの体を抱き寄せ、まだぼうとする頭でその肌を見詰めた]
イアン、ありがとう。
[告げる礼の言葉。撫でる掌へと身を寄せた。
行かなくては。
そう思うのに、今はまだ離れがたく。
何より達した直後というのもあって、ぼんやりとイアンの首筋を撫でる]
貴方は、ここにいらして。
連れて行ってもいいけど、今の私には貴方を止められないもの。
だから、ここに。
[そう告げて身体を起こした。裡から奥から下がってくる吐き出された熱が、ぞくりとして瞬間吐息を漏らす]
シャワーを、浴びていくわ。
いつまでも、客席を留守にしてはならないもの
[イアンの肩と頭を一度撫ぜて、女は寝台から立ち上がる。
内股から白が伝うまま、シャワー室へと向かった。
ガラスの壁は曇るようになっていて、彼女が中に入ってからもスイッチを入れて曇らせる]
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