人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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【人】 若者 テッド

[今日は少し疲れているから、仕事の前に甘いものがほしいと思った。
 それで目についたのが、時折店で出すグミキャンディだ。
 酒にグミを漬け込んで、ふやかしたもの。見た目が綺麗だから、結構人気がある。
 透明なスピリッツにつけたものと、赤い酒のものと二種類。
 透明の方から一匹拝借するつもりが、ふと目についた酒瓶のラベル。
 『Kay's Special Blend (人間OK』と記されたそれの中身は、真っ赤だった。]

(175) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[いつぞや、警戒に警戒を重ねた挙句出された蛇酒は、味はいいものではなかったが回復剤としてはなかなかのものだったと記憶している(中身を聞いた時は吐きそうだったが)。
 それに漬けているのだとすれば、どちらかと言えば赤を選ぶべきではないだろうか。
 まだ小さかったトレイルに飲ませて人体への影響も確認しているから、人間OKの理由も頷ける。
 グミの甘さに誤魔化されれば、味の方も何とかなるだろう。お一つ拝借、と手を出した。

 それからショットグラスをひとつ、酒瓶の中身も一杯、拝借した。
 どうせ仕事中だって、ほとんど満足に喋ることはない。一杯くらいじゃ芯までは酔わないし、落ち着く頃には何の支障もないのだから、許される。
 少しくらいガソリンが入っている方が仕事もうまくゆくものだ、と、その瞬間は考えていた。]

(176) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

[身体が熱い。心臓がうるさくて、胸が苦しい。
 顔が火照るのはバーの暗い照明が隠してくれているはずだが、息が荒れがちなのは飲み込みきれなかった。
 こんなに酔うものだったろうか。それとも、思った以上にはじめから疲れていたんだろうか。
 まさかインターバルに飲んだせいで酔って仕事が出来ない、なんて言う訳にもいかなくて、また狭い店の端で深く息をつく*]

(177) mmsk 2015/08/15(Sat) 22時半頃

  ん、すまん
  今日のは俺がおごるからさ……

  カルチャーギャップの少ない、かあ

[結局、甘いものが一番最適という事になるか。
 市販のバニラアイスを見せて]


  妖精の粉とか、セイレーンの花とか、人魚の涙とか、どうか?


[アイスを積み、粉を掛けて飾る。
 女性向けの非常に可愛らしいパフェを、そっと置く。

 女性的魅力が上がる事については
 男性ではそこまで効果は無いので黙っておくことにした]


 まあ、落ち着いたと言えば落ち着いたけど…。

[と言うのは気持で無く腰の事。
ようやく平穏を取り戻したカウンターの内側、様子はなんとか普段通りに。
妙な視線に気付かないふりをして、私は何にもシてませんよーと、手元は色々忙しく。]

 ま、まあ、効果はね、効果は…

[確かに抜群だったねと乱れ重ねた夜を思い出し、覚えたのは一瞬の眩暈。
何やらいろいろな事をしたり口走ったりした覚えはあるものの、それは今思い出すことではない!と無理やり記憶の底に押し込んだ。
そして、]


 ぐえっ、

[落ち着いてい腰は第二撃目で再び無残に砕け散り、その後の業務は暫くへっぴり腰。*]


 ― デニス来店中の、背後 ―

 おつかれさま。

[それは多分、ケイがデニスに料理を振る舞い始めて少しした頃。
注文や客足も落ち着き、厨房やカウンターを忙しなく行き来していた店主は静かにフロアの、…正確には、出入り口付近の警備員へと歩みよる。
手には二つのワイングラス。揺れる中身は、いつかの朝と同じ物。

そろそろ酒もなくなって悪魔も寂しくなった頃だろうと、自分もしばしの休憩に入ろうか。
店主は食べても居ないザクロとカツの香りをさせて、肩には彼の分身たる小さな猿。*]


【人】 若者 テッド

[>>190耳の深いところが、びくんと反応する。知っている声、いつも待っている声、そんな風には言ったことない声。
 鼓膜がその声を受け取って震えたのを感じたみたいに、小さな痺れが走った気がした。
 待ってくれ。今の、こんなオレを、見られたくはない。
 なんで、今日に限って。来るななんて、もちろん言ってないけど。あの日、泊まらず帰った別れ際、また来ていいと言ったけど。
 トイレに向かうパーティションの裏側逃げようとしたところで、呼ばれた。]

……どうぞ。

[つとめて、平静に。メニューを手渡して、注文を待つ。聞いたものを伝票に書き留めて、マスターに伝える。それをこなせば、なんてことはない。それだけ、誤魔化しきればいい。
 そのはず、だった。]

(196) mmsk 2015/08/16(Sun) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[伸びてくる手>>191。想定外の事態に、思わず避けてしまった。
 明らかな拒絶を見せてしまって、硬直する。肩でしている、と言われた息も止まった気がした。

 何でもない、何でもない。一歩後ずさって首を横にぶんぶん振って、くらりと揺れる視界構わずバックヤードに、逃げた。]

(197) mmsk 2015/08/16(Sun) 00時半頃

 
 
[ほかの何者でもない、己かもしれないという恐怖。]
 


[飛び移り猿が消えるのは見慣れた事。
寡黙で無くなった悪魔を見下ろす笑みは客向けより柔らかく、他から見れば明らかな特別扱いで。多分、これで察しない周囲の方がどこかおかしい。
そんな店主モードでも膝に座れと言われたら、それなりにうろたえるのだが。]

 膝、て、
 いや、 だって、俺、重いし?

[述べる言い訳は、多分悪魔にとって何でもない事。
膝と彼の笑みを見比べて、赤と紫のワイングラスを両手に暫く座れずオタオタしていただろう、が、
再び痛み始めた腰に観念し、大人しく膝上に収まった。
大変、大変控えめに。

ぴったりと寄り添うと、また色々、思い出してしまいそうで。]


[大の男を軽いとはどういう事だこのやろう。
と思ったものの悪魔にとってはそう気になる事では無いんだろうなと、肉付きの良い己の腰回りに一瞬思いをはせて、
はせてたらグラスを両方とも取り上げられたので観念してすっぽり膝に収まった。
刺さる客からの視線に、若干身を小さくして。]

 乾杯。

[ヒト用のワイングラスを受け取り何度か中身を揺らして、乾杯と、近い距離でまた笑っただろう。
ガラスをなぞる澄んだ音に耳を傾ければ、周囲の様子は何時しか気にならなくなっていた。

営業中で、他にも客が居るのに。なのに、なんだかオフの時みたいだ。
いけない事をしているようなシチュエーションに胸が高鳴って、ほんのり頬を染めただろう。]


【人】 若者 テッド

――バックヤード――

はぁっ、は、ぁ……!

[駆け込んだバックヤードの、物の少ない床に直接座り込む。
 痛い、くらいに苦しい。なんでだ。なんでだ。自問しても答えがついてこない。
 ただ、ここなら誰にも見えないと思って、激しく、荒く、身体が求めるままに息をする。ここに来るまでを見られる可能性は、失念していた。
 息を吸い込んでいる自覚も、薄い。ふつうなら整うはずの呼吸が、浅いところで止まるばかり。
 苦しい。そう本能が囁くままに、身体を折り曲げて抱え込む。
 一番痛く、熱いのは。腹を抱えるような姿になりながらも、右手は無意識に、そこより少し、下へ*]

(217) mmsk 2015/08/16(Sun) 02時半頃

[回された腕に抗議の声を上げようにも、耳元で話されては何も言えなくなってしまう。
客の前、客の前だからとじっと耐えても、頬の赤みは消えなくて。
しかし嫌じゃないのが、困った所。]

 うん?ニッポ…
 ――ああ、あれね。

[あれから。と言うより悪魔に想いを伝えて繋がり合ってからになるのだが、
あれからゴロウから借りている写真と旅行パンフレットを照らし合わせ、メモをし、季節や観光名所、行事ごとを調べ、大まかな旅行計画を練り、
…旅費に打ちひしがれ、
片手間にあちらの種族や伝承について調べ。

同時に借りた筈の小説の消化スピードが一番遅いのは、目の前の男とプライベートを二人で過ごすようになったからなのだが其れは今はどうでもいい。
全体的な進みは上々として、一先ずの進歩報告を。

合間合間に顔をそらしてキスを避けるのは、今まさに客から見られまくっているからであって、決して嫌だからという訳ではない。
迫られるたびに「後で」と小さく呟いて、その後とは勿論閉店後の事。
店を閉めた後ならいくらでもキスしていいししてやるのにと、我慢の出来ない警備員に困った顔をしていただろう。]


 あれね、今度皆で社員旅行行こうと思って。
 …行く?

[そう言えば彼も一応従業員の仲間入りをしたんだっけど、赤を傾け問いかける。
この際4人が5人になっても大して変わらない。
――残念ながら各従業員の恋人も付いて来ると言う可能性まで気付ける有能雇用主では無かったのだが。

彼も行くならプランを練り直してホテルの部屋数を調節して、俺達だけ二人部屋で、自由時間は皆と別行動で、えーっと、

…なんだかハネムーンかもしれない。
と言う事に気付けば、今度こそ本格的に顔を赤らめた。**]


 なら、数に入れとく、から。

[嬉しそうな顔に、愛しさが募って仕方がない。
困ったような嬉しいような赤い顔で唇を遠ざけて、しかし「後で」と触れた指先が、代わりにキスを受ける事になっただろう。

いとしい。あいしてる。
湧き上がる感情に胸を満たされ、どうしようもなく、抱きしめたくなる。

悪魔への信仰や畏れの薄い地。収めるモノも違い、漂う空気や、夜に蠢く闇も違う色。
そんな場所に不安を抱くのも無理はない。しかし自分が彼の、世界への拠り所ならば喜んでそう働こう。

腰にまわされた温もりに、そっと手を重ねる。
迷子にならないよう、消えてしまわないよう。
その存在を確かめるよう。

そして、口づけんと目を閉じ顔を近づけ、]

 プリ――…、


 ………ブローリン、
 忘れる訳ないだろははは。

[しまったまだ営業中だった危ない危ない完全に二人きりプライベートモードに入り掛けてた。
ついでにうっかり呼びかけた真名をすんでの所でキャンセルすると、ガバリと効果音でも付きそうな勢いで身を離す。
離す、離して、立ち上がろうとしたのだが、
しかし腰が言う事を聞いてくれる筈もなく、よろめき床に崩れ落ちただろう。]


[ぽかん。
何が起こったか分からず見上げるのはセピアも同じ。
スローモーションで上に浮き上がる周囲の風景に一瞬何が起こったか分からず、喋っていた口は半開きで、
足と尻に感じる床の感触に、周囲が浮き上がったのでは無く自分が落ちたのだとようやく気付いた。
なに?どうした?何でおれ床に居るんだ?
しかし気付いたからと言って思考が回復する訳でもなく、腰のへっぴり具合も、同じこと。

そして、じわじわくる熱と、恥ずかしさ。
だってそんな、キスしかけて腰が痛くて転ぶなんて。そもそも腰が痛いのってアレがコレの結果だし。
先とは違う意味で赤面し、目線は見上げた金から剃らせない。
正しくは、他を見れない。客からの視線が痛すぎて。

それでも発するヘルプより早く悪魔が動いたのは、幸いだったか。
現在の脳はあらゆる処理を停止させており、消えた大盛魔除けにも、抱きあげられた事にも一切反応は返せぬまま。
…が、]


 みっ、ず虫は、ないからあああぁぁぁ!!

[それだけは譲れないのだと、それだけしか返せなかったのだと、
ばびゅんと連れ去られる店主は、最後にそんな叫びをフロアに残しただろう。

体制に文句をつけ暴れはじめるのは、バックヤードに引っ込んでから。]


  オジサンとかよく言うよ
  トシとかかんけーねーっての

[ゴドウィンに向けてケラケラと笑う


  人魚の涙は……女性的魅力が上がる、らしいぜ
  まあ、オスに効くかってーと微妙かもな
  マスターにちらほら食わせてんだけど、効果あんのかね?

[ちらりと店長を伺う]

  あ、でも旦那の店の男客は増えるかもしんねーな
  女性フェロモンが増えてさ


 そんな事言ったって…、

[こんな恰好恥ずかしすぎる。
続く文句は塞がれて、それ以上のお喋りはナシ。
抵抗していた手は何時の間にか縋りつき、せがむかのように引き寄せて、今度こそ目を閉じ、交わす甘さに溺れていただろう。

だから、抱かれ階段を上がったのも、ベッドに横たえられたのも知らないうちに。
後半は余韻の内に感じたかもしれないが思考はそれどころではなく、熱で緩む意識の隅に、軋むスプリングを微かに聞く。
離れぬ距離に腕をからませ、触れる体温に甘えていた。
後で、後で。そう我慢していたのは此方も同じ。]


 ――あ、
 ごめ、

[覗きこんだ瞳に、息をのんだ。
心配させた事に気付けば、途端にしょんぼり申し訳なさそうな顔になっただろう。
それでも熱は抜けぬまま、擦り寄って、二人の前髪の色を混ぜ合わせる。]

 …気にするかと、思って。
 言ったらもう、して貰えなくなるかな。…って、
 後悔させたいとか、そんなんじゃ、無くて、


 あれ、結構、よかった、し。
 またシた、い…し……。

[近いまま目を伏せて逸らして、言葉尻は小さくなるばかり。
朱を浮かべ、目を潤ませて、
今度こそ、この距離からは逃れられそうにない。]


【人】 若者 テッド

[本来ならこの時間は誰も来るはずのないバックヤード。
 つける余裕のなかった照明は落とされたまま。
 呼吸の音がうるさく聞こえる。誰もいないから、余計に。
 逃げてきてしまった罪悪感が、戻る気を急速に失わせていく。
 誰かの足音が近づいてくる。店員の誰かが追いかけてきたんだろう。唇を噛んで息を止めた>>240。]

わ、……っ!

[悪い、戻る、と嘘でも言うつもりで、点った照明に顔を上げる。
 それなのに、真っ赤な頬のまま見上げた顔はいつもの店員の顔じゃなくて、二文字目から先の音を失った。]

(264) mmsk 2015/08/16(Sun) 18時半頃

【人】 若者 テッド

[>>241呼びかける声に、首を横に振る。
 こちらに伸びる手を嫌った時よりずっと弱い、小刻みな拒否。
 今の姿を見せたくなくて後退ろうとしても、後ろは壁だった。
 左右に動く頭が働かなくて、それきり首を振るだけだったから、捕まえるのは簡単だ。

 腕の中に包まれて、ゴロウの体温と、匂いと、それから心配してくれているらしい心の音が伝わってくる。
 感じるたび、ずきずきと全身が痛む。頭と胸と腹の下とがずくずく疼いて、それが全身に響いて痛む。
 見ないでほしい。どんな姿を見られてもいいと思っていたけれど、こんなの、嫌だ。
 落ち着いて、と言われても壊れたようにそれしか考えられなくて、腕の中から逃げ出そうともがいた。]

(265) mmsk 2015/08/16(Sun) 18時半頃

【人】 若者 テッド

あっ……、

[ぎゅう、と。抱きしめる腕に力が入れば、喉の奥が甘い音を漏らした。]

(266) mmsk 2015/08/16(Sun) 18時半頃

【人】 若者 テッド

[オレは体調が悪いと思っていて、ただひたすらにこんな弱った姿を見られたくないと思っていた。
 現実から目をそらすのに精一杯で、客観的に見る目は抜けていた。
 だから、今自分が本当はどんな状態で、ゴロウが今どんな自分を見ているのか知らない。
 性欲、というものは今までも多少はあったと思う。けれど生存本能の強くない鬼はこんなに身体の芯から揺すぶられるような衝動を持たない。
 ごめん、と呟かれた一言の意味を飲み込むより前に、顎に手が触れた>>274。]

ん、

[触れる唇。あれだけ見られることすら拒んでいたのに、抱きしめられるのも抜けたがったのに、その一点で重なり合った瞬間、ぴたりとピースが合わさったように満たされていく。
 離れそうになるなら、もっと欲しい、と。本能のまま求めて、抱きすがる。]

(280) mmsk 2015/08/16(Sun) 21時半頃

【人】 若者 テッド

[>>287歯の間を割ってくる、舌の感触。温度、動き方、ぬるついた肉が、口の中で蠢いている。
 答え方を知らないながら、欲しい、欲しいと拙く絡めあわせた。
 離れていく唇を熱っぽく目で追えば、続きを問う優しい声。このまま甚振ることなんて、簡単なはずなのに。
 ここは仕事場で、他の店員もゴロウがここにいるのも知っているのなら、誰が様子を見に来ないともわからない。
 言わなくちゃいけないのは、ダメ、だ。そんなの、わかってる。]

いい、

[そう言わせたのは、天邪鬼の気質か本能か。
 いずれにせよ、一度求めることを覚えた身体はもう止まりそうにない*]

(293) mmsk 2015/08/16(Sun) 22時半頃

  女性客増えるかなーって思ってさ
  って……あれ?

[言葉を繋ぎ合わせる
 男性客だけ、女性フェロモンには反応しない。つまり…]

  あー、噂のゲイバーって旦那のとこか
  別の部屋でやれる親切なバーがある、って聞いた事はあったんだよな

  じゃあ、此処に来てる人外の客も、そっちに行ってたかもな

[そう言えばトレイルも行っていた。
 ああだからトレイルは女性が苦手なのか、と勘違いのまま納得して]


  ま、人魚の涙なんてお守り程度だけどさ

  これからも、ウチも旦那も
  繁盛していこうぜってことで


  こっちも、昼も、よろしくな
  ゴドの旦那

[にんまりと笑った**]


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注目:テッド 解除する

犠牲者 (4人)

テッド
23回 (5d) 注目

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