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【人】 FSM団 ミナカタ
(161) 2014/02/12(Wed) 22時頃 |
[直円について素直に謝罪するホリーには首を振る]
構うな。あれはあれで愉しませた。
それに判った事もある。
嘗て同じ巣で育った仲間とやらも殺せる仲間がいる。
なかなかの精神力だ。
ホリーの言う「代わり」になるかもしれないが。
次は感動の再会は終わり、ただの殺し合いになるだろう。
次は退かずに押し潰す事になるかも知れない。
[強い精神力が崩れるなら面白いが、
殺したいほど愛してくれている隊員もいる。
次は全て潰した方がいいかもしれないと予感がしていた]
【人】 FSM団 ミナカタ
(168) 2014/02/12(Wed) 22時頃 |
― 城内
そうね、戯びかもね。
[あまり長居は出来ないと言う言葉に肯いて。]
良いわよ。
そんなに長くはかからないわ。
[そう言って彼女の手を引いて、自分の部屋へと連れて行く。
家畜達には、血酒だけ持ってくれば後は来なくていいとだけ告げていた。]
貴女も飲む?
15歳の処女の血だから美味しいわよ。
[そんな事を笑顔で告げる。
そうして、グラスに注いだそれを彼女にも勧めながら。]
初陣お疲れ様。
どうだった?
[笑顔のままで、冷たい声で彼女に微笑む。]
昔のお友達、何人か会えたのでしょう?
【人】 FSM団 ミナカタ
(183) 2014/02/12(Wed) 23時頃 |
―回想―
[居なくなってしまった直円への反応は皆様々で。
主人の視線も様々に見える。
零瑠が見せる言動は、計算したものではないけれど、
主人の視線と表情とに、喜びを覚えた。]
…
[武勲を立てたものとして真弓の名が上がり、
零瑠は唇を結び視線を下げる。
が、次いで自分の名が呼ばれ、はい、と明るい声で応えた。]
[引かれた手のままに、小袖の矢絣模様の揺れる、
彼女の部屋へと引かれるように着いていく]
……戯び、
[
大抵は残酷な遊戯だ、ある意味無邪気ともいえるそれ。
その味わいの違いは、
わたしにはまだよくわからないのです。
お父様やお姉様のものが、素晴らしいことはわかるのですけれど。
[わたしの血も美味しいのかしら、
そんな呟きを零して、薦められるに口をつけた。
純血の吸血鬼のように血に酔うことは出来ない]
……姿を見たのは一人です。覚悟の足りぬようでした。
[少女は声音は穏やかなまま、応える]
【人】 FSM団 ミナカタ
(184) 2014/02/12(Wed) 23時頃 |
[別の褒美とは何だろうか。真弓に視線を投げるものの。
与えられる褒美に喜びを隠せない。
また、あの至福を得られる。
けれど、自分一人の成功ではなかった。
作戦を成功させたのは、明之進も同じ。
この人は全て見ていたのに…。
やや後方に居る彼を振り返り、その視線を主人に向け。
恭しく頭を垂れた。*]
そう、あたしの血がねえ。
[そう言って愉しげに笑う。
そういえば、真弓の血を飲んだ事はあまりなかった気がして。]
そうね、きっと美味しいと思うわ。
けど、自分で自分の血を飲んでもあまり美味しくないと思うけど。
[そんな事を言いながら、彼女の言葉に肯いて。]
そうね、貴女は十分な覚悟がある。
逝ってしまったけど、直円もね。
…わかっていると、思うけど。リッキィ。
周は怪我人だから、無茶な事をさせないで。
それと、万が一だけれど。
部屋や城の外に逃がそうだとか…そんな事、しちゃいけないよ。
周は俺が、此処に連れて来たんだから。
どうするかの権利は俺に在る。そうでしょう?
[再会の為に、部屋を訪れたのだと思いはすれど。
ほんの僅かの可能性だって、潰しておきたいのだ。]
[袖ぐりをついと掴んで、
己の手首を持ち上げれば、
むき出しになる、青く透ける血の脈]
試されたことがおありなのですか?
――なら、やめておくことにします。
[冗談のような言葉を口にしてみせる]
お姉様はわたしを買い被っていらっしゃるわ。
……ええ、彼に学ぶべきことはたくさんありましたけれど。
彼を殺した者について、伺っても?
本当に真弓は面白いわね。
試した事は無いけれど。
自分の血を飲もうって気にはならないじゃない?
そう言うのは、他の相手のだから良いのに。
[そう言うと、彼女の手を軽く握るようにして。
絢矢について思い出していた。]
確か、アヤと呼ばれていたわね。
精神力が凄い強い子よ。
それと、機転も利く子だったわね。
[判りやすい零瑠の反応
その視線が柊との間で彷徨えば
贄を持って来たか、
傷を負った上、家畜を飼いたいと言って来たかの違いだ。
[牙を立てに来た時に、
2人を隔てたものについて教えてやるだろう]
……ッ。
な、に?
……磔にされた周や涼平を、見たくはない――よね?
俺だって、見たくない、よ。
[彼女を疑っている訳ではない。
在るとすれば、焦り。
どんな風にすれば主人が愉しめるか。
『贄』をどうすべきか。
思考を巡らせる。
余計な事を考えてしまわないように。追い出すように。]
…だいじょうぶ。分かってる。
零にーさんがせっかく連れてきたんだもん。
僕だって、周にーさんのこと、悪いようにはしたくない。
[零にーさんがそう言うなら、言葉には気をつけないようにしないと。
どうしたいのかまだ分からないけど、つい気が高ぶって変なことを口走らないようにしないと]
――確かに、そうでした。
極限まで飢えて我をなくした時も、
自分の身には牙を立てる気になりませんでしたもの。
[あの出来事を、最初に人を殺した出来事を、さらりと口にして見せた。
過去は今でも棘ではあるが――その痛みを感じることはなく]
あ……、
[脈のある手首に姉の冷たい指がふれて、小さな声が零れた]
そうでしたか、あやが。
……人は歳月で変わるものですね。
それに、鬼とさして変わらず良い趣味をしている。
[また一人、家族のその存在を知る。
あの子にも誰かが選択肢を与えたのだろう、殺す刃を]
…………、僕だって。そんなの、
[見たくない。
同時に思い知る。実感が湧く。
ああ、周にーさんも涼にーさんも、まだ“人間”なんだ。
今は“始祖様”も静観してまだ“家畜”にせずに留め置いてるけど、
“始祖様”の手のひらの上で簡単に転がされてしまう、ってところでは“家畜”と変わらない]
ね、僕にできること、他に、……ない?
【人】 FSM団 ミナカタ[敵味方に分かれても、きっと――零瑠は信じられる。 (210) 2014/02/13(Thu) 00時頃 |
ん、そっか。ごめん。
[余計な事を言ったと、髪を撫でる手は優しく。
『家畜』
周は『特別』なのだ、とは
……言えなかった。]
そう、だな。
聞いておいてよ…。
吸血鬼になるつもりはないか、って。
そうしたら、『みんな』……
…いや。何でもない。
リッキィはリッキィの、したいようにすれば良いよ。
最善を尽くせば、いい。
あぁ。
涼平の事は柊に任せようと思ってるけど、リッキィも気にかけてあげて。
[言葉を途切らせたのは、自分でも何を望んでいるのか分からなかったからだ。]
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