54 CERが降り続く戦場
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―― 天虹天陽《ソーリス・ア・ルクス》 ――
[魔女は舵から一歩引いた位置から 腕を組んで発進を見守っていた。
天虹天陽《ソーリス・ア・ルクス》が動き出せば、 希望に満ちた始まりの合図のようで口角を上げる。
ソラを往く船の上、景色をちらちら見ながら目を眇め]
―――世界って綺麗ね。
[偽りの光ではなく、この虹と陽を纏った船こそ世界に相応しい。 魔女は腕を組んだまま、微笑む。
されど先刻の…―――**]
(284) 2011/06/09(Thu) 03時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/09(Thu) 03時頃
ふたりとも、だって
[ふふっと笑う声を、私は響かせた。]
(アック…)
[その声色は、とても心配そうだったと思う。]
[けれど私は振り返る。
見えたのは虹―――…。]
…みなみちゃん?
[小さく呟いて、その虹を、この目に焼き付けたの。]
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―― 魔女の思い出《memory》 ――
[一緒に在るのが当たり前だった。 それが幸せだったと気付くには遅すぎた。 もう失ったものは戻らない。
ただひとつ、ただひとつだけ願えるなら――――**]
(324) 2011/06/09(Thu) 13時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/09(Thu) 13時半頃
[オスカーの言葉に微笑むアリスの気配につられて、ミスティアも小さく笑みを浮かべる]
えぇ、アリス…どうか無事でね。
[とにかく、その光を受け取ろうとしたが、それには手が触れられなかった。]
…拒絶、されちゃったか。
ま、仕方ないわよね。
[諦めてはいたので、小さくため息を漏らした。]
思ったより…退屈だな。
[ドナルドをからかうのは店主のマスターとしては楽しかったが、《獣》を満たすにはとても足りない]
どうだ?
楽しんでいるか?
[ふあっと混沌の気配を見せる2人を遠目で見ながら戯れに呼び掛けた]
世界を再生させるアイテム…。
そんなもの必要ないのに…。
パパ、神の霊峰パイロンに、栄光の花弁とか言うのがあるんだって。
やっぱり、そろそろ邪魔した方がいいかな?
[狼の姿のままだが、創世≪ハジマリ≫の杖は持ってきている。
湯を出せば、問題なく人型に戻れるが…。]
お兄ちゃんを殺して奪うのは、気が引けちゃうなぁ。
[耳に届いたのは『栄光《グロリア》の『花弁《ティアーズ》』
その単語に、思わず感心の声をあげる]
ほお、栄光《グロリア》
余程この世界が、ヒトが大切だったらしいな。
[躊躇いが聞こえれば、また声は緩み]
殺したくないなら、花弁だけ奪えばいい。
もしくは花弁を破壊するか。
[獣の声に反応して、少しだけ考えてみせて]
使命がなければ、そこそこに楽しかったかもしれないけど。
でも、使命の事を考えると少しね…。
[なんとも言えない。そんな感情だったが]
しょうがないわ。それが世界の選択。
私は世界の選択を実行するだけだもん。
奪う…かぁ。どうやろうかなぁ。
[そう考えていると、不意に渡されるそれに、一瞬だけ目を丸くした。]
パパ、なんの労力もなく奪えちゃった。
[何の緊張感もなく、あっけに取られた声が届く。
その内容に思わず声を出して笑いかけて押さえるのに必死だった]
そうか。
それは良かったな。
つまりそう言う事だ。
お前が《裁く》事を許されたんだ。
[開いた眼に宿るモノは破滅の闇の色]
花弁がお前に渡った。
つまり世界はお前を選んだ。
それが世界が望んだ結論だ。
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