人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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 生きロ

[と。
実際に零した唸りに乗せた、聲は、
「二度と殺されたく、ない」
と切な願いを漏らす“誰か”に向けて。] 


[溢れる血の匂いにまた喉が鳴る。]


【人】 許婚 ニコラス

[>>238足で突かれて、びく、と一回震えてから目を開けた。
ちょっと意識が飛んでたことを、起きてから自覚する。
ぼやりとした視界が、段々と焦点が合って。降ってくる声の内容を、数秒遅れて理解した]

 へくたー、きゃぷてんー。……あー、違う…、副船長ぉ。

[床に打った額は赤くなっていたが、やはり痛みは感じないまま。
自分をつついたのが誰かを理解すると、へら、と笑って上体を起こした]

 んまい?あ、さーけ、くだーさーーい。

[肉を食べる様子に、首を傾いで。
返事が降ってこようがこまいが、なにやら嬉しげにへらへらしてから。持ってる瓶に気が付けば、立たないまま手を伸ばしておいた。
>>237聞こえてきた声に、ヒヒッ、と一声鳴いた]

 この船には、人狼がいるぞおおぉぉ。

[医務室で聞いた声を、口真似]

(245) 2014/12/10(Wed) 22時半頃

[ライオン頭が奴隷を所望したと聞いた時には「別のネコを飼うことにしたのか?」と大真面目に言ったものだ。その次に、グレッグの背が自分より小さいのに気づいて何となく彼のことが憎めなくなった。

彼が部屋を辞したので私は匙を手に取り食事を始める。
スプーンをスープに沈めると、てらてらと光る液体が渦を巻いて匙を満たす。それをゆっくりと口に運ぶ。
私はほうっと満足の溜息をついた。
それからほかほかの温かいじゃがいもを口に含んで微笑む。

昔の人間はこの植物を船で運んでいる途中に芽が出たものを食してしまい、毒にあたったので「悪魔の植物」と呼んだらしい。]

 こんなに美味なのに恐れられるなんて。
 可哀想だな。

[ともかく、ニコラスの料理がまだ美味しく感じられて良かった。人狼になった途端人肉しか食せなくなるということはなさそうだ。]



 人狼 居る カ ?

[その声は、聲にもなり。
独り言ちるような乾いた響きが放たれた。]


[食事をしていると聲がまた聞こえた。
やはり誰のモノかは分からない。]

 あの声?二度と殺されたくない?
 一体何を言ってるんだか…

[ただ確かなのは、聲の主がまるで仔のように感じられて落ち着かない気分になるということだ。
護らなければならないのではないか?という気がしてくる……。]


 『あり……がとう』

[誰かの聲に泣き止んだ赤子の聲は戸惑いと共に
何処か嬉しそうだった。
まだ身体の中に溶け切れずに残った魂が、初めて受けた
自分の生を肯定してくれる言葉の主に懐くように。
ここに聲の主がいて、赤子が形を持っていればその手を伸ばして
温もりを求めた所だろうか。]

 生きる事は……殺す事だ。

[赤子の聲の後を追う様に、本来の片割れの聲が呟いた。
そうだ、殺されるつもりはない。
混じり合った記憶を抱えて決意の様に呟いた。

血染めの布。
血染めの医者。
今日誰が死んでも。
その姿を訝しむ者はいるだろうか。]


 これは、ギリーの声だな。

[どうやら幻聴ではなかったらしい。
だがギリーからは同族の匂いがしなかった。
どういうことだろうか…分からないことだらけで混乱してくる。
私は頭を振った。]


【人】 許婚 ニコラス

 旦那様、あちきにお恵みをくださんせぇ。

[>>256じゃれるような声色で、娼婦の真似事で冗談に返す。犬がお手をするのと同じ感覚だ。
その意味はあったのかなかったのか、手元へ降ってきた酒瓶を抱え込み。
だがさすがに腹が水っぽいので、舐めるように口に含んだ。
>>249ギリアンの問いかけには、キヒッ、と笑って]

 わっかんないなあ。お前に分かんないことは俺もぉ、わっかんない!
 ヒヒッ、ギリアン、ちゃんと食ってえ、大きくなれよお。

[酒で腹が膨れてるせいで、食欲はない。
床に這いずり、酔いどれはたまに船員の誰かに踏まれたりしながら。

>>255睨む視線に、笑いながら首を傾いだ]

 グレッグぅ……きょーうも一日ぃ、いいことなかったなあ。ヒヒッ、

(265) 2014/12/10(Wed) 23時頃

[別れ際に見た道化の顔は、完全に道化に覆い隠されていた。


 常に絶望を与える側────道化は言った。



 絶望は、より強い絶望を求める。
 同じ獣の力を得ていると知ったところで、同族意識を持つことはない。

 喉笛に喰らい付く機会があれば、ヒトだろうと、獣だろうと、同様に喰らう。
 喰らい、絶望を、畏れを深くする。


 それだけが、存在意義であるかのように。]


【人】 許婚 ニコラス

[>>259>>260すごい。すごい睨まれてる!
多分最多勝だ!おめでとう!おめでとう!ありがとう!おめでとう!

などと一人でけらけら笑っていたら、グレッグに名前を呼ばれてそちらを向いて。
>>267彼が自分でスプーンを持って、うまそうに飯を食ってるものだから、ついつい笑みは深くなった。
大きくなれよお]

 おおきいかあ?おおきいかなあ……。
 ……!ほんとだぁ!おおきい!

[>>271ギリアンの答えに、なぜか釈然としない様子で首を傾いだ後。
一拍おいて、アヒャヒャヒャ、と調子っぱずれの爆笑。

黙らせられるのは、ヘクターの鉄拳と船長の存在だけか。
もっとも、いつものことだからみんなそろそろ慣れたかもしれないが]

(276) 2014/12/10(Wed) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[それから、化け物の話にはもたもた顔を上げて。
酒を抱えたまま、ぎゃっ、と短い悲鳴]

 こわい、こーわーい船長ー。
 とぉ、あと、いっぱぁい。

[>>274道化のことを口にする門番へ、化け物よりもよっぽど怖いと笑って。
同じく、怖い船員たちをぐるっと指差してから、隠れるためにヘクターの椅子の下へ滑り込んだ]

 俺がじんろぉならぁ、船から逃げたいねえ。
 キヒッ、ヒ。

(283) 2014/12/10(Wed) 23時半頃

[さすがに心象そのものが伝う事は無かったが、
脳内に響く赤子の聲と共に、切ない温もりを感じた。
……気がした。

聲は続く。次は、大人の男の聲。
思い出すのは、船医が髪に触れた際に見せた顔。

さらに別の誰かに呼ばれ
包帯下で耳元がヒクリと跳ねる。]

 ――…おれ、おれの名 だ

[耳に、頭に、よく馴染んだ響きの主が誰なのか、
名を呼ばれれば明白に理解できたから
躊躇なく「おれの こえ、だ カシラ」と呼び返した。]


 そうか、ギリーは狼の聲が聞こえるのか。

[理屈は分からぬが、いつでもギリーと会話が交わせるとなれば私の機嫌は少し良くなった。]

 私と、ヴェラと、後1人……か。

[迷える仔犬は一体誰を殺そうとしているのだろうか?]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 00時頃


[それに早く立ち去らないと。
食事も美味いのに、まだ足りないと空腹を訴える自分がいる。

溶けた赤子には肉や酒は合わないらしい。

赤子が求めるものは……紅い乳だと、本能と呼べるものが教えていた。]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 00時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 00時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 00時頃


[ミナカが現れたことで、ひとつ、気付いた。


 ネイサンと聞こえぬ”聲”を交わす中、他からも、同じような聲が聞こえていた気がした。
 少なくとも、ふたつ。

 うちひとつが、この男の声と同じだと。]


[飯も酒も美味いが、物足りない。
スープをぴちゃり、と舌で掬うように飲んだ時。

不意に視線を感じて見上げた先に、ヴェラがいた。]

 ……。

[聲も掛けずにじっと彼を見つめる。

1年前、彼の包帯を変えた時と同じように、血が騒いだ気がした。]


【人】 許婚 ニコラス

[>>299まさかの人物を怯えさせてた可能性が僅かでも発生した、などとは知らずに。
ヘクターの椅子の下に犬猫のように隠れたまま、まだ時折爆笑の発作を起こして笑い転げていれば
>>303鳩尾に爪先が入った]

 ぐええっ

[痛みは鈍っててもさすがに急所をつかれるのは痛かった。
耳障りな声をたてて少し静かになる。
なおも蹴られたら、ばうっと一声鳴いた。

これ以上蹴られては堪らないので、ずるると椅子の下から出てきて]

 ヘクターのばーかぁ!嘘ですごめんなさぁい!!

[一言罵倒してから、即座に謝罪して。
>>305増えた声に、床の上から顔を向けた]

(322) 2014/12/11(Thu) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ご飯ー?はんー?
 りょっかいー。

[見れば、大皿はあっという間に空になっている。
食べ損ねた、とぼんやり思ってから、よたよた立ち上がった。
ついでに自分の賄いも作ってしまおう]

 あ、あー、あーあーあー!
 なんでこんな、こんなことにぃ!!?

[>>306門番と入れ違うように厨房へ入って。
>>313見えた酒樽の悲劇に、嘆きの声がキンキン響いた]

(324) 2014/12/11(Thu) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 うあああっ、この世は理不尽だあぁあぁっ!!!

[嘆きつつ。キイチをぐいぐい押しつつ。
斧に手をかけるのは辛うじて堪えて。

僅かなスープへ ――これももっと残ってたはずなのだけども!―― 出汁のために入れてた野菜くずやら肉の脂身をぶちこみ。
固くなったパンとチーズの皮を削ったものをぶちこんで、チーズがとろりとするまで煮込み、なんとなく食えるものを作る。

それを二つの器に注いで、片方をモンドに渡してもう片方を抱える。
ひっく、と泣きそうにしゃくりあげた]

 闇だ……闇が……。

[なにか言ってる]

(333) 2014/12/11(Thu) 01時頃

 仔犬よ…どこにいるんだい?
 何をしようとしているんだい?

[そんなことを囁きかけてから。*]


 お前の声は絶望を運ぶ。
 俺達が生きる途をお前は奪う。
 だから俺はお前の命を奪う。

[呪詛の様に吐き出された聲は男だけでなく、
同じく聲を共有する者達にも届いたか。]


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