人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

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[もちろん。
相手がちょっぴり恋していたなんてちっとも知らない。]


[ただ、親切にして貰ったがゆえに、

……もしかして……
……もしかして遂に自分は女と思われているのでは!?

そんな一抹の淡〜い期待を抱かないではなかったが、ギルドオフ会の日の集合場所手前の駅にて、すっかり両断されていた。




やっぱり気づいてたか〜〜〜〜。
ボイチェンソフトの違和感とかまあ気づいちゃうよな。
まあいいんだけど。
とくにまんkと思われたくて始めたわけじゃないしい。]


[そういう、あわよくば性別を間違われたいネカマ的楽しみから、少しつまらなく感じる感慨がないではなかったが…
ウツギ・スペースキャットは既にレン・メイに懐いていたし、すぐにそんな事はどうでもよくなった。

男女関係なくネカマでもなんでも親切にして貰っていたというだけだ。それはそれで単にいい人でステキなことじゃないか。]


「先に合流しようぜ〜」というちょっとした特別扱いの味が気持ちよかったし、結構遊んでいる自覚があったので、始めて会えるとなってシンプルに楽しみだったし。

そのあと同ギルドの女子プレーヤーの盾に使っている間も、「この人面倒見めっちゃいい!」と感謝しきりだったし。

岩動からいかなる憎たらしさを抱かれているとも知らず、ウツギ的には「近所に友達が出来た〜!」という極めて単純な嬉しい出来事であのオフ会を終えていた。]


[そんなこんなで、あのオフ会でレン・メイは、ウツギ・スペースキャットに、近所の気のいい兄貴分として、余計に懐かれてしまったのである。]


[でも、このビール缶に対して胃がイヤ〜な予感を伝えていた。"ぜんぜん美味しそうじゃない"という直感は信じたほうがいいことを宇原青年はまだしらない。]


[岩動とは仲良くなってそこまで何度も酒盛りをしているわけではないから、きっとまだバレていないけれど、宇原はまだまだ22歳。
たった2年前にお酒飲んでよしの許可を得たばかりの、飲み方をしらない子供で、ついでにいえば彼は、体質的にもあまり酒に強くはなかった。]


【人】 紅客連盟 イスルギ

[片付けなんて、もちろん適当でいい。>>72具合が悪いというのに改まられようものなら、かえって居心地がわるいというものだ。そういう胸の内は特に口にすることもなく、「あーね」などと言って笑って済ませる。

こうして言葉をすぐに省くのは岩動の悪い癖でもあったが、それをなんとなく許された気になれるのも宇原とつるむのが気楽な理由なのかもしれない。
実際冴えないオタクで言葉少なな30手前の男と盛り上がってくれる萌え声女子大生なんているはずがなかったのだ。本当にありがとうございました!]

(78) 2018/11/29(Thu) 16時半頃

[…かといって彼が男だったから損をした気分なのかと言うと、案外そうでもないものだ。
ここまで気安く遊べる友人というのも、なかなか貴重な存在だと思う。
少しばかり年は離れているが気にする質でもない。

これまでにインターネットを通して知り合った人間は多くいるが、ここまで「仲がいい」と自覚できたことはなかった。
大抵のオタク的な知り合いには他のオタクコミュニティがあり、友人と呼べるほどの関係になったことはおそらくない。はたまた相手が自分と似たような性質の人間であれば、気は合うが友人と呼ぶにはお互いに距離感が遠すぎた。

かつて最もいい感じの雰囲気になったのではと思った女性は火遊び目的の主婦だったし、こちらにその気があるとわかった途端に態度が豹変して連絡が途絶えた女性もいた。
冴えないオタクは女性にとって友人としての道も許されないのだと思ったし、そこには別段異論もなく、納得しかなかった。]


[宇原にしても同じで、失恋記録を更新しただけの話だ。
だけれど彼ときたら。
とっさに「男だと気づいていた振り」をしていたのも功を奏したのか、その後よそよそしくなることもなく随分仲良くやっている。
宇原の懐っこさや積極性は岩動にとってはとても気楽で、正直現状はかなり気に入っている。
(その積極性を女性に向けられれば彼も苦労はしないのだろうが、彼にとっては三次元の女性との対話はよほど困難らしい。せっかくモテるのにもったいないことだ。気味がいい。)
今では彼が男でよかった、とすら思うのだ。

自分でも少し意外なことだけれど。]


【人】 紅客連盟 イスルギ

>>73

 一人じゃ飲まないか。
 そうか〜 若ぇな…

[ひとり酒なんてものを覚えていないことに少しの感慨が湧く。]

 じゃ、それは後でね。

[そう言ってウツギの手から缶ビールを抜き取り、手元に置いた。本人が平気だなんだと言っているから、おそらく平気なのだろうけれど。
いや、本当か?
飯も面倒になるほど具合の悪い人間がビールはどうなんだ。

…そんなことを考えながら、器用におにぎりの服を脱がす宇原を眺めた。]

 なんかたまたま見かけたから。

[土産については一言だけ。
特に理由はないが、なんとなく喜ぶかと思っただけ。]

(79) 2018/11/29(Thu) 16時半頃

【人】 紅客連盟 イスルギ


 転キンまじ?流しといて。

[そう言いながら台所に立つ。>>77
宇原宅の台所までは流石に慣れてはいないが、さすがにどこの家でも台所にあるものなんて似たかよったかだろう。岩動自身、自宅ですらめったに台所になど立たないが、湯を沸かす程度のことはできる。

そこらを勝手に漁り、お茶っ葉を探す。
よくよく考えたら、あるのだろうか。
一人暮らしの男子大学生の家にお茶っ葉。自分の家には常備しているものだから、ついあるものだと思っていたが。見当たらなければそのまま湯でも飲ませておこう。

…などと考えていたら安そうなティーバッグを発見した。お湯を飲ませる必要はなくなってしまったようだ。]

(80) 2018/11/29(Thu) 16時半頃


[湯呑にほうじ茶のティーバッグを放り込み、沸いたお湯を注ぐ。あつあつになった湯呑を人差し指と中指でつまみながら、宇原の居るパソコン前へと運ぶ。]

 熱いから気をつけて。

[そう言って椅子の背もたれに腕をかけ、お茶を机に置く。
少し背中を丸めている友人の挙動は、気のせいかもしれないがやはりいつもより緩慢にも見える。]

 ちょっとごめんね。



[そう言って背もたれにかけていた手を、片腕で宇原の頭を抱えるようにして額に宛てる。
手のひらに、じわりと水分が滲む感触がした。]

 ……熱い。


 ……………………ような気がするし
 俺の手の方が熱いような気もするし…
 わかんねえなこれ。

[世の中の人間はどうやって手のひらで体温など計っているのだろう、どうやって顔色をうかがうのだろう。なんとなく宇原の体調が悪そうなことはわかるのに、これでは世話を焼くにあたっていまいち決定打に欠けている気がした。]**


[台所から薬缶の湯が沸く音がしている。
すぐにしょこらちゃんのデフォルメイラストつきの湯飲みを持って岩動がやってきた。
椅子の背に手が掛かって揺れる。
顔の傍にシャツがみえた。]

 ありがと〜。ん?

[椅子に座ったまま岩動の顔を見上げると、なんだか頭を腕でとられた。
何か…技をかけられている…!?
……と思ったがそういうプロレスごっこ的な何かではないらしい。額に岩動の手が触れて、同時に濡れた感触がある。]


 手え濡れてるうwww
 え。熱い? ……くもない。www

[頭を抱えられたまま肩を揺らして鼻声で笑った。気抜けしたように軽く腕に頭の重みを預けて]

 や、だってメイさんの手あついよwww

[お湯をわかしたり湯呑を持って来たりしてくれたせいだろう。
額を触られたまま、マウスに手を伸ばしてクリック。
転キンの動画を再生した。]


【人】 紅客連盟 イスルギ

>>81

 うまいぞー。
 ゲームしながら飲むビール。

[そんな事を話しながら、宇原はおにぎりを一気にかきこんだ。
本人の言っていたとおり、食欲はあるように見える。自分だったら具合の悪いときにコンビニおにぎりの焼き海苔はかなり嫌だが。そこは好き好きということだろうか。
もしかして本当に腹が減っていただけとか。あり得るか?]

(83) 2018/11/29(Thu) 20時頃


 あ、ごめん。手濡れてたか。

[そう言って親指で宇原の額についた水滴を拭うようにこする。水滴は人肌に触れて妙に温い。]

 そうなの。
 だから触ってもちょっとあついかしら、くらいで…

[と、再び手のひらをぺたりと額にくっつけて、はたと言葉が止まる。]

 ……チョトマテクダサイ

[片言でそう言うと、もう片方の手を自分の額に当てる。]



 …ウツギくん、体温計どこ?

[自分の手のホカホカさに今更気づき、再生され始めた動画を止める。]

 転キンはまた今度にしよ。
 ウツギくん熱あるよwww

[何故か笑いがこみ上げた。おおよその察しは来る前からついていたが、ようやく決定打を得た気分だ。

しょこらちゃんのイラストのプリントされた湯呑をテーブルに移し、とりあえず宇原の椅子をくるりとベッド方向へ回した。とりあえず寝かせなければ。]

 とりあえず布団入って。
 …ぉあっ

[そう言ってでかでかとハロウィンちゃんが印刷された布団をめくると、ヤンデレ女とミームちゃんが居た。知ってたはずなのにちょっとびっくりしてしまった。]**



 うん。着替えも持ってきてるんだ
 バイトだって元から連休にシフト入れてないしね。

 だからしてほしいことがあったらさ、
 いつでも何でも言ってよ。

 何しろおれは、柊真が言ったら何でもするわけだから。

[言外の問いも理解しながら、投げかけられた内容に返す
悩む様子も見せず、当然のような振る舞いで。
数日の間星夏さんが戻らない以上、元よりそのつもりだった。

先程は「意地悪だ」と少し拗ねた彼の言葉を拾うのは
僅かに漏れた笑いに、確かに気づくことが出来て
本当に気を悪くしていたわけではなかったからこそ。
そして、幼馴染からの意地悪が、嫌だったことなど無いのだから。]




 ……駄目かな?

[そして、返答から一拍を置き短くそう続けた。
駄目だと言われても帰る気は無いのだけれど、逸れる視線。

やはり────嫌なのかとは、聞けなかった。
そんな問い掛けに頷かれてしまったら、おれは。]*


 うんまぁ、そうっちゃそうな"んすげどね。
 たとえるだば、裁縫苦手なひとに「雑巾はまっすぐ縫うだけ」って言うようなもんで。

その「煮るだけ」のハードルは、案外高いのだ。]

 なんで、はい。
 治ったば、おでがいしばす。


本当に何気ない、思ったことを呟いただけなのだが。]

 え、そうなんでずか?

 いやうん、ほんど、助ばってばす。

[本当に謙虚な人なんだな。
 改めて感じながら、キッチンへ向かった彼が戻るのを、ゆっくり待たせてもらうとしよう。]

 そういえば薬、いま飲んだらダメなのかな……。

[やっぱりぜんぶ食べ終わってからのがいいかな。]




 いいけど…ww

[額の水滴を拭われる。胸がもやつくせいで笑いに力が入らない。食道を通る米のツブツブが、どこかで詰まってしまっているような、なんともいえない気持ち悪さ。]

 んん?よくわからんwww

[されるがまま、という感じで完全に頭の重みを腕に預けた。]

 シャチョさんどの国からキタ…?
 ……フフッ…
 外国人パブに外国人きてるじゃんこれ。

[片言で待てと言われて、そのままの姿勢で待っている。転キンのまだまだ内容薄目の導入を眺めていると、動画が止まる。マウスを触る岩動の手を見て、また顔のすぐそばの岩動の胴回りのシャツを見る。]




 体温計もってない。

[体温計に関するお返事はとても簡素だった。
体調を崩すたびに一瞬買う候補にあがるが、「別に計っても治らんしな、今回はいいか…」と買うのを先送りにして放置してきた。]

 熱ううう?
 マ〜〜〜〜〜?

[うそだあのトーンで訊き返す。
岩動はなぜか笑っている。もぞ、とウツギはだらしなく浅〜く腰かけていた椅子に、深く腰掛け直す。
PC用椅子を回されて、ベッドのほうへ向かされながら、自分でも額を触ってみる。こんなの分かるものだろうか?]


 
[よっこいせ、と立ち上がって、布団を剥がしてシーツと枕カバーの美少女立に驚いている岩動の袖をひいた。]


[こちらを向いたタイミングで、岩動の前髪を片手でわけて、額に手を当てる。]

 ……。


[自分の額に手を当てる。]

 …………
 わかんないです。

[手を額から離して、シーツに手をついてベッドに乗り、足先を布団に突っ込んだ。]


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