47 Gambit on board
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[エンライの言葉、ブランフェルシーのその前の言葉。
それぞれの、思考と、出す言葉。
鳶色の奥、その脳髄に降り積もる。
それは、なにかの切っ掛けで点火し燻る燃料へと変わる。]
……嘆く、のだろうか……
[耳が拾う言葉に、誰にも聞かれぬはずと
ユ=シハがその場にいないことも有り、第15師団長は、零す。]
[呟きの聞こえたらしいサイラスを、気付かれないよう一瞥する。
そこには、感情は滲まない。
鳶色に向けた、苛立ちのようなものすら。]
嘆いた所で、兵器は兵器。
……ならば、せめて有効に使うのが得策だと思います。
[その呟きもまた、ズリエルには聞こえてないような、小さな物だと気付けば。自然声色も小さく、横を抜け様に声を落とすだけだった。]
そういえば、会話は成立したのかな。
[ふと思ったことは、伝える気はなかったが通信に乗った。]
ナユタが何を話していたか、までは聞き取れなかったけれど。
会議室を出ようとするのが眼に入ったなら、そのまま見送る。
それよりも、離れた場所でも通信は問題なく可能なのか、
という点に興味が向けられていた。
≪ ……ああ。 問題ないみたい。 ≫
兵器は兵器、ね。 ――…それも道理かな。
[すれ違う様、密やかに返る声。
第4師団長を務めるズリエルの耳に、届かぬ様にと。
特に聞かれて困る事では…無いとは、思えど。
意思を決めていると告げた彼の耳に入れるには聊か気がとがめた。
まさか、その会話が――離れた15師団長の
彼の耳に入っているとは露にも思わない。
立場柄、音の、特に声の聞き分けには自信は有れど
所詮人の身、聴力はそこまで優れていない。
彼の零す言葉を捉える事は、なく。]
本当に嘆くべきは、兵器が兵器たる所以では無し、か。
[声が、声から覗く思考が、また一つ、降り積もる。
一つ、また一つと…………頭が、痛い。
怒号、悲鳴、地鳴り、火薬の匂い、血の臭い。
それらなら、ただ、情報が示す事態に、
瞬時に動けば良い、だけなのに
戸口で、強くなる頭痛に、軽くこめ髪を抑えて。]
――…………
[2人の対話は届いていた。けれど、答えは”ここ”にあるもの
頭痛が酷くなり、己の思考が回らなくなる中
これ以上降り積もるのを避けるため
会話の行く末は気になれど、急いで戸口を後にした。]
[ディーンを誘いつつ、考えることは、選定のこと。
先ほどの話で、ブルーノ皇帝の名が諸国を抑えていた旨、しっかりと理解している人物であることはわかったからだ。
それは、元従卒だったという贔屓目を差し引いたとしても、自身の考えに賛同も得られるかもしれないと。
昔話をしたいのも事実だが、彼の考えをしっかりと聞き出しておきたいのもまた事実だった。]
――……。
[すれ違い様の会話は、それ以上は続かなかった。
湖水に翠を映すだけで、その場を去る。
先の席。余り、その声を聴かなかったけれど。
出ていない物がありそうだ、と。
……聞いてみたいと。
そんな事だけ、頭の端に留めながら。]
――…これも、制御できないのかな?
[キリシマからの通信に翼を撫でる手を止め。
無意識のうちに通信していたらしき事に眉を寄せる。]
大丈夫なら、これからも平気ですね。
七日七晩、随分と長い…――。
[窓の音を小さなため息を零す。
それは小さな信号となって伝わっただろうか。]
[倒れる敵兵の気配。灯る炎の気配。
見えない筈のそれを感じ。
戦場を思い出す。
ぞくりと震えが背中を奔った。]
≪ 制御。
できるように、できなくもないと思う、けど。 ≫
≪ イスカが壊れる。 ≫
元々第9師団が開発した装置。改造も容易いだろうけれど。
流石に自身で直接手を施そうとすれば、
半分以上が機械の身では、ひとたまりもないだろう。
言葉とは違う、何か小さな信号に、軽く瞼を閉じる。
[何故だろうか。
先程まで感じていた苛立ちは、今は綺麗に消えていた。]
[一時気配を消失した相手が
そう感じ取ったことを知らない。
ただ、普段の静かな表情は消失し
好戦的に上がる眉と、微か上がる口角が、
そこには、ある。]
[ただ、それも、槍が止まる迄、の間だが]
暫く、沈黙した後。
≪ 敬語。
使わなくて、いい。 歳、近いよね。……多分。 ≫
相手の正確な年齢など、知る由もなかったが。
畏まった調子での通信が続くのだろうかと考えると、
肩が凝りそうだった。
嗚呼。単に、羨ましかったのか。
[己よりも秀でた体格。炎の性質。
それらを羨望して、それらを持ちながらも覇気が無く感じて。
それでか、と。
胸の内だけで勝手に納得した筈が、ぽろりと言葉となって漏れた。]
[さらに、零された言葉に、また虚を突かれた。]
……………羨ましい………?
[誰が。誰を?][ぽかんとした表情で
鳶色は薄灰色の瞳を見る。
獣人との混血、己をも焼く能力、後ろ盾もない身、
人を殺していくこと、
戦の中でしか生きるを見出せない。
別に不幸だとも思わぬが、人の羨望があるとも思えない。]
[しかも眼前の青年は、赤ではない国家紋章
名高い家柄、整った容貌、能力と会議でみせた誇り持つ心、と
欠けたるがないように、見える、のだけれど]
[虚を突いたには気付かない。
そもそも、言葉にするつもりも無かったのだ。
表情は、やはり変わらないのだが。バツが悪いのか、ついと視線を逸らせた。]
氷の力は、水が無ければ十二分の威力を発揮しません。
勿論、水上では殆ど敵は居ないと言って良い。それには誇りを持っています。
…ですが、水上に縫い止められているようなものでもありますので。
[戦場で死んだと言う、父親。その死に際も、水上では無く陸の上であったと言う。]
炎のように、場所がどこであれ敵を薙ぎ払えれば、とは。偶に。
それに…上背も、余りありませんし。
それなのに、覇気が無い、と。感じておりました。
先程の様子を見るに…単なる此方の思い込みだったな、と。
申し訳ありません。
[苛立ち、睨むようだった視線には恐らく気付かれて居ただろうと思い謝罪する。
混血だのなんだのと、そう言った事には何ら引っかからないらしく。
そも、戦場でしか生きられないというのなら。
軍人としてしか育てられていない、己だってそうだとも。
誇りはあれど。家柄も、容貌も。自身の気に留める所でなければ、益とは数えておらず。]
……バーンフィールド師団長。お聞きしたい事が、あります。
金のために軍に属している、と聞きました。本当ですか。
それと。
戦場は、必要だと思いますか。
[余計なことまで口走った気がして、話題を変えるように、半ば唐突に問う。ただ話題を変える為だけではなく、以前より胸中にあったものだったけれど。]
[口に上る言葉を静かに聞く。
水辺に縛られる。かわりに水辺での威力は絶大。]
………何かに、秀でれば、裏返した何かがある。
それは、どの能力も、同じ、とは。
[確かに己の能力の発動に、場の縛りは、ない。
けれど、水辺での威力は低く、乱戦、森の中、市街地で使えば
味方や、民も巻き込み、一度己が手を離れて暴走すれば
何もかも食い尽くす破壊の火と、なる。]
[上背も、その分見つかりやすいと言う欠点も持つ。]
[破棄の有無に関しては……謝罪も含めて
どう答えれば良いかわからず、ただ鳶色を槍に向けて]
[彼の内心で、それぞれの要素がどう考えられているかは知らぬまま
次いだ質問に、暫く薄灰をじっと見詰た。]
それは、事実であり
同時に、金銭だけでしたら、師団長は辞退、しました。
………割りに、あいません、から。
[肯定と、否定。混ざる返答を返して。
ただ、もう一つの質問には鳶色は地を見る。]
………私と、私の師団には………
[暫く、口を動かせず。
ただ、真撃な質問をそらすことも出来ず
ぽつりと、そう零した]
[団員達にはそうでって欲しくもない、
それ以外を見出して欲しいとも、思いながら
けれど、そうするには、彼らに戦以外の術と
戦以外の術を身につけるまでの余裕等
多くのものが足りないのも、知っているから]
そうですね。きっと、単なる無い物ねだりなのでしょう。
秀でたのみの能力なんて、そうそう無いと思いますし。
[ 勝手に苛立って、勝手に自分の中でそう自己解決していた。
自分勝手な心情の動きは、伝わる事は無いだろうけれど。どこかすっきりとした風で、言葉は落ちた。
謝罪に戸惑うような様子には、ただ伝えたかっただけであった青年は、首を傾げるだけであったが。]
金銭以外の面で。「割り」に会っています?
[何故、そこまで突っ込んで聞いているのか。
きっと、今の時期に必要になる気がするからだ。
そう、自身を解釈した。
二つ目の質問には、「そうですか」と小さく答える。彼の胸の内の思いなどには行きつけない。]
[闇宵の中、含むもののない、
声が耳に届き、イアンも頷く。
何事も、見方、使い方、考え方、なのだろう、と。
首を傾げる様子に、理由を言語化する
能力はなく、ただ眉をさげた。]
…………今、は。
[さらに、踏み込まれ、些か驚いた。
ただ、時期が時期だ。
己が会議で人に訪ねるように、
グレイシアも、何か、知りたいのかもしれない。
だから、素直に短い言葉で答えた]
――…そう、でしょうね。
こちらにも、なるべく気を遣うことにします。
[最初にキリシマを見た時に抱いた懸念。
改造を施す為には制御装置を切らなくてはいけない。
そして、制御を失えば機械を簡単に破壊してしまう。
また一つ増えた気を遣うべきことに再びの溜息。]
[そして、暫くの沈黙後。
言われた事に見えはしないだろうが、意外そうに蒼灰を瞬いて。]
たぶん、ボクの方が少しだけ年下、かな。
ボクも自分の正確な年齢は知らないけど。
いつも通りでいいなら助かる。
ボクも慣れない口調は疲れるから。
[ほっと今度は少しばかりの安堵の溜息を落とす。]
[向かい合うならわかるだろう。]
[鳶色の奥の焔と、はっきりと上がる口角に。]
[……相手の殺気無しに気がつけば
直ぐにそれは消え去る、が*]
そうですか。
[割に合っている。その内容まではわからずとも、会話が切られた事もあり、そこからは踏み込まなかった。
槍の舞うを眺めながら、ただ、黙って思案するように。]
――……。
[真正面から、焔が湖水に映り込む。
上がる口角は、話をしている最中とは全く別人のような顔。
鳥肌が立つ。
それは、恐怖や戦きでは無く寧ろ歓喜に近い。
軍に属し、戦線に立ってきた血が滾る感触。
湖水がすうと細められる。
じ、と。睨むような視線は、模擬と言うには鋭く。
ひやり、と辺りの空気が僅かに冷えた。]
[手紙の内容。
ミューズ湖で、小競り合いの発生した事。
多少敵は多かったが、南の国からではなく近隣の海賊の類いで、既に沈静化した事。
……けれどその際、兵が一人、死亡した事。
公の手立てを使った連絡。
それを管轄する者は、どこまで把握するものだろう。
目に耳に、する機会はあったかも知れない。]
バーンフィールド師団長。
もし、良ければ。
もう少し派手に模擬戦をしてみませんか。
ある意味、悪巧みとも言えますが。
国の。民の。部下の。
何より、自分の為に。
興味があれば、部屋にでも訪ねて来て下さい。
[返事は急ぎません、と。通信兵の去った後、再度振り返り、言い残した。]
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