3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[最後に泣いてる人を視た。]
(369) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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−南棟 屋上 給水塔− [>>359静かに微笑む その顔。 >>362どうでもいい、その言葉に、闇に繋がれた右腕を伸ばす。 首元を目掛けて。]
『終われる?』 『違うよ、寂しくない所へ、送ってあげるんだ。』 『皆、居る。』
[それは、今まで闇が塗りつぶしてきた、詭弁。 腕に力を篭める。呪 われた 闇 の力のせいか、常よりもずっと強い、力。]
『…… 俺 は満足だよ、キャロライナ。』
[彼女の言葉に 愉悦を うかべた。]
(370) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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『もう お前ら 全員 殺してやる。』
(371) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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[名を呼ぶ声>>364。 一つ瞬いたところに、背中にかかる重みと温もり]
……大丈夫。
[小さく呟く]
大丈夫、だから……オレ、は。
[いてくれるから、と。 零れるのは、小さなちいさな、呟き]
(372) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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[呆然と 見開いた、薄紫から。
表情変わらないまま、 涙が落ちる]
(373) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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……ごめんなさ い バーナバスさん……
[血泡のこぼれる狼の口に、唇を寄せる。
血塗れた口付け。 毒の味はきっと甘くやさしい。
燐光は あおく 瞬いて。
痛みが失われれば、 あとは命が流れるのを待つだけ
やさしい夜の帳が訪れるように]
(374) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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『ああ ああ どうして』
『お前は誰も 送ってないのに 殺してないのに』
[ただ、 鬼 と言うだけの理由。]
理事長の孫 グロリアは、用務員 バーナバスの瞳の色をみつめた
2010/03/06(Sat) 01時頃
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――そっか、そうなんだ。満足なんだ……それなら良いよ。 貴方に私をあげるね。 [晴れやかな笑顔をフィリップへと向けた。 そして、最期まで、あいつとはすれ違いだったなぁ――と思い]
――ばいばい、ドナルド
[静かに目を閉じた]
(375) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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[最後はゆるい表情になっただろうか。]
(376) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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[濃紺の鉱石 が 泣くような こえ を 聞いた気がした。]
(377) 2010/03/06(Sat) 01時頃
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美術部 ミッシェルは、寄り添う二人も、座り込む人たちもただ眺めている。
2010/03/06(Sat) 01時頃
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