120 薔薇のプシュケー
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………ん。 ボクも、今が。キミと一緒に入れる今が、一番大事。
[サミュエルの頬を包んだまま、こつんとおデコを重ねる。 間近に見るサミュエルの顔。 まつげが意外と長いな、とか。 唇の薄さとか。忘れないように、じっと見つめて]
ありがと。 最後まで、ずっと一緒にいようね。 一緒に、逝こうね。
[もう一度、唇を重ねて。ゆっくりと瞳を閉じた]
(23) 2013/04/26(Fri) 13時頃
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うん、一緒。離れないよ
[終わりがわかって、胸の奥底の不安は消えない だから何度も言葉にする。 そうしたら少しずつでも安心できるから
指を絡めてキスに答えて、 少しでも触れ合っていたいと体を寄せる。
大事なものは目に見えないというけれど 見えなかったものがはっきりと触れられるようにもなったことに ただただ感謝だけを*]
(24) 2013/04/26(Fri) 13時頃
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[指を絡ませ合って、キスをして。 大事なものが逃げていかないように、ギュッと抱きしめる。
繰り返される言葉は、まるではらはらと降る雪のよう。 サミュエルが降らしてくれる優しい雪が、不安を覆い隠してくれるから。 幸せって気持ちと好きって気持ちの二つだけを抱いて、 迎える終のときに想うのは――……]
愛してる**
(25) 2013/04/26(Fri) 13時半頃
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あ、汚れちゃった。
[上着にカレーが飛んでいたことに気づいて、しみを取ろうとしていると、ホリーが戻ってきた。結局、何も起こらなかったようで]
(26) 2013/04/26(Fri) 19時半頃
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[鐘の音を聞く]
ふふ。
[立ち上がると、ふらりと自室へと]
(27) 2013/04/26(Fri) 19時半頃
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あーあ。……。
[窓を開ける。からん、とこけし大の彫刻が幾つか倒れた そのうち幾つかは、窓から落ちた。幾つかは、部屋の方に
窓枠に座る
彫刻を一つ、手にとって、額の部分に軽く口付けた。それから、上着を巻いて、外に放り投げた]
(28) 2013/04/26(Fri) 19時半頃
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[ぽい、ともう一つ、彫刻を投げ捨てて。 それから窓枠から部屋に倒れ落ちた]
私は、こっち。
[どこかから聞こえてくる音楽。そうして、目を閉じた**]
(29) 2013/04/26(Fri) 19時半頃
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―回想―
……ごめんね、わがままで。 痛いのは嫌なんだ。
[私はホリーに困った様に笑って。]
ううん、またね。
[手を振って中庭へと。]
(30) 2013/04/26(Fri) 22時半頃
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―中庭―
[終わりの鐘がなる。 それはまるで鎮魂の調べにも似ていて。
どこからかレクイエムも聞こえてくる。]
……後悔はあるのかはわからないけど。 これはこれで、いいのかもなぁ。
[つきりと胸のどこかが痛んだが名前をつけることのなかったソレを、 私は多分、理解する事はないのだろう。
中庭から見える空を、私は見上げた。**]
(31) 2013/04/26(Fri) 23時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2013/04/26(Fri) 23時頃
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