8 DOREI品評会
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やっぱり、みんな痛いのか。 男と女って、不公平だ。
[経験者談に、どうにもならないことを嘯く。 このまま舞台でまた玩具にされることを思うと、どうにも憂鬱だった。 シーツを足元にパサリと落として、止まる気配のない血がタイルの床に広がっていくのを、他人事のように見ていた。]
遠い思い出、か。そうなるかな。生きていられたらだけど。 「死人」? それはもう、殺せないな。アンデッドだ。 死ぬほどの恥辱も、そう思えば堪えられるのかな……。
そうまでして、生きている価値があるかも分からないけれど。
(22) 2010/04/08(Thu) 01時半頃
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[不思議と、パトリシアに見られてもあまり裸に羞恥を覚えなくなっていた。 メイドになら湯浴みを手伝わせることもあったから、そのせいもある。 自身の身体が未発達なのは認めざるを得ない。それを、魅力と取る者もいれば未熟と疎む者もいるだろう。]
どういう人に買われたら幸せなんだろう。 痛いのは嫌だと思っていたけれど。
……今、とても痛い。
僕も割り切って、媚の売り方を覚えた方がいいのかな。 でも、ドレスを着てみても似合わないし、 「ああいうコト」のやり方も全然知らない……。
パトリシアは、強いんだね。
[湯のコックを捻って、熱い瀑に打たれながら、少女はぽつりと羨ましそうに零した。]
(23) 2010/04/08(Thu) 02時頃
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[白や淡い色の下着は女性が好むものであるのかもしれないが、あまりイアンの好みでは無い。レースから透けるマーゴの肌はきめ細かく、血行の良い薄桃色がほの見える所がなかなか良かった。そのレースと言うベールは欲望をそそる装置になっていた。 何処かの街の平凡な娘(しかもヴァージン)と寝る機会は、最近のイアンにはなさそうだったが、マーゴとするのは、日常にするノーマルなセックスに近いものになりそうだと、白のベビードールの裾に視線を落としながら、イアンは思う。]
──…ハ ァッ
[腰骨のあたりをぞくりとしたものが這い、イアンを飲み込む。 振り返ると、漆黒のドレス姿のグロリアがこちらを見ていた。扇子を握っていた時は折り畳まれていた白い小指の輪郭がくっきりと見える。言葉が震える。マーゴの長い豊かな髪を梳いて徐々に引寄せながら、グロリアに軽く肩を竦めてみせた。]
大変 なのはソレ じゃない…さ。 嗚呼、あんた それ。 小指を舐めてるのも、テスト なのか?
(24) 2010/04/08(Thu) 02時頃
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記者 イアンは、良家の娘 グロリアの周囲で暗く幻想的な色の蜃気楼が揺れているような錯覚に陥る。
2010/04/08(Thu) 02時頃
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―グロリアの部屋・寝室― [軽い謝罪の言葉には、小さく首を振って応える。 唇の隙間から入り込んできた指が舌を軽く摘み、咥内で踊り、 イアンの顔をまだ目の縁に涙の後が残る顔が見上げた。 自分の唾液で指が微かな光を反射して光る。 その指が示す場所を、と、今度はいきなり飲み込まず 始めは舌でちろちろと刺激するように、ゆっくりと口に含んだ]
[ちゅるちゅると舌が立てる水音がじわじわと自分の熱を上げる。 自然と白いベビードールの裾から覗かせる やはり同色レースのショーツに包み込まれた双丘が高く持ち上がる格好に なり相手には扇情的に見えるだろう]
…んんっ
[知っていたのかしらとと後ろから掛けられた言葉には歯を立てない程度に 首を振って否定の意を。尤も軽く揺すぶったら肉茎にはそれすら刺激になるか]
(25) 2010/04/08(Thu) 02時頃
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― 道化の部屋 ―
――…しの か。
[ルーカスは何か考えるように、知った名を口の中で転がす。]
『しの 舌を出しなさい。』
[一先ずは、カンバスを知った名で呼ぶこととした。
作品に名をつけるのは、イメージが固まってからでも遅くない。
やはりいつもの笑みと声音で、
しかし顎を掴む指先が有無を言わさぬ強さで、舌を出すことを促す。
彼女がそれに従うなら佳し。従わないならば、顎を捉えたまま、器用に指先が女の下を捉えることとなる。]
――――ガシャン
[それはまるで、最初に反抗した仕置きのように。
名を告げた褒美のように。
ホッチキスのような音を立てて、女の赤い舌先に刺さる針。
金で出来たピアスの舌上に出る先は、球状になっていた。
傷口から血が滲み、鉄錆の味を女は覚えるだろう。
それとも貫かれた熱を帯びる様な痛みに、それどころではないのだろうか。]
『さて、後は、そうだな……―――
此処に、タトゥー、君の国では刺青と謂ったか、
入れれば一先ずは逃げ出そうという気にはならないのだろうけれど。』
[此処と、女の陰部を乱れた着物の上から撫でて、考えるような表情を見せる。]
『―――……とりあえず今回は、陰唇同士をピアスで閉じるくらいにしておこうか?
中にローターでも入れておけば、更に逃げ出そうとは思わないかな。』
[疑問形ではあるが、それはほぼ確定事項であるのは、
――…謂うまでも*ない*]
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[イアンから聞こえた声に、小指を開放した]
テスト? 何の、ことかしら。 少し、刺激が欲しくなっただけよ。
[マーゴがふるふると首を振ると、又風を扇ぐ]
(26) 2010/04/08(Thu) 02時頃
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[少し、身体が疼く。高揚するのはいつものことだったが、疼くのは久しぶりで、まだ駄目だと自身の身体をたしなめた。
小指へと視線を落とす。 濡れた指先をもう一度口元に運んで、舌を覗かせた。 扇子は傾いて、その様子をイアンに見せる。
赤く小さな舌は、一瞬だけ見えて又隠れた]
(27) 2010/04/08(Thu) 02時半頃
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[イアンは黒いドレスに包まれたグロリアの成熟した大人の女性の身体の輪郭を、何かを怖れるように目を見開いてじっと見詰めた。脳が痺れるような快楽がおそろしいと感じる。 ハッ、ハッと犬のように荒い呼吸が聴こえた。 それが、自分の漏らした音だと気付くのにやや時間がかかる。
首を横に振る。ペニスの先端を含まれている現状、また達成すべき事から、勝手に後ろに下がりグロリアから遠ざかる事は出来ないので。イアンは、目の前の現実に集中すべく、マーゴの背にある愛らしい窪みに視線を戻した。 ベビードールの裾が短く、きゅっと引き締まった双丘が見える事に安堵する。それは至ってノーマルに扇情的だ。]
…ッ イ、い 上手いね、マーゴ。
[揺さぶられ、イアンは声を漏らす。 はじめてにしては勘が良い、マーゴのフェラチオの邪魔をしないようにゆっくりと持ち上がる小さく丸い尻に手を這わせた。尻肉を撫であげながら、レースを持ち上げ、犬が餌に顔を埋めるように、精緻なレースに包まれたマーゴの溝に舌を這わす。レース越しにぴちゃぴちゃを卑猥な音を立てて舐めた。]
(28) 2010/04/08(Thu) 02時半頃
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[内股の筋を、恥丘を指の腹でまあるく撫で上げ。 カルヴィナの薄く未熟な身体とは違う、瑞々しい果実のようなマーゴの身体は、得体の知れない暗い何処かに連れ去られそうになっているイアンに取って、今は救済のように感じられた。
そう、若い女の産毛が香り立つ乳房。刺激すれば仄かに色付き膨らんで行く桜色の尖り。ブラジャーのホックをじらす事無く、イアンは外す。揺れる果実を乳腺に沿わせながら揉みしだく手にも躊躇は無い。 グロリアが扇子をゆらめかせたような気配があった。イアンは陰部に埋めていた顔を上げてしまう。ちらり、見えたのは赤。おんなのにくのいろ。 イアンは小さく首を横に振ってマーゴの下着の隙間に鼻を埋め直し、ベビードールとガーターベルトを残したまま、パンティだけを剥ぎ取った。]
あ あ
[揺れるイアンの腰。再び、マーゴの喉にそそり立つ肉の棒を突き立ててしまう。そのまま、マーゴの下肢を抱き込み寝台に倒れこむ。]
(29) 2010/04/08(Thu) 02時半頃
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[寝台に倒れこむ二人。見る視線はイアンへと注がれる。 指はすでにもとの位置にあった。
淫靡な音が響いて、耳から裡へ悦が流れ込んでくる。 それでも椅子を立つことはなく、又表情も笑みのまま、少し紅の差した頬は扇子に阻まれて見えない。
身体は素直に、高揚していく。 止めなければ、又満たされないだけの苛々とする疼きが訪れるのは時間の問題で。
漸く視線をはずして、窓の外を見た。 息を付いて心音を意識する。規則正しいそれはいくらか心を落ち着けて、上がり始めた熱を冷ましていく。
もう一度二人を見た。今度は、二人の様子を]
(30) 2010/04/08(Thu) 03時頃
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[豊かな髪が梳かれる感触自体は嫌いではない。徐々に引き寄せられるにつれて 双丘が少しずつ揺れ、熱がだんだん支配し始めていることを伝えるかの様。 柔らかな肉を撫で上げられ、下着のレース越しに、クレバスを舌が這う。 卑猥な水音と、布越しに伝わってくる舌の感触が頭まで痺れさせそうで その度に首を振っていやいやしそうになる。 揺れるたびに口の中で先端を揺らしてまた相手に刺激を与えてしまうのは 間違いなかった。]
……んーっ…
[含んだままでは、くぐもった声しか漏れず。 しかし下着越しの布の擦れる感触がやけに熱を上げ、 じわじわと唾液だけでなく、奥の花びらから蜜を零し始めた。 手が裾を割って入ってくる、指で器用にブラジャーのホックがはずされ 掌でまわるく果実のような乳房を揉みしだかれながらも、 なんとか慣れぬ舌と、唇で男性自身を責め続ける。 なんども、途切れて、微かに漏れる息には甘やかなものが混じり。]
(31) 2010/04/08(Thu) 03時半頃
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…あっ……んぐっ……
[ショーツだけが抜き取られると同時に激しく喉を衝かれ。咽る。 それでもどうにか離そうとはせずに。 露になった、肉筋に当たるひやりとした感触がさらに蜜をじわじわと零させた。 下肢を抱きこまれて寝台に倒れこまれて、 これから起こることを予感してひくりと身体全体が震えた。]
(32) 2010/04/08(Thu) 03時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 03時半頃
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[抱き込んだマーゴの肌はしっとりとして吸い付くよう。 細い首がいやいやするように揺れると、小刻みなその刺激と共にふわふわした髪が乱れる視覚の刺激が有ったが、それが更に乱れて駆り立てられた。 生娘の甘やかな身体全体が震えた事に気付くのと、滲み滴る蜜と唾液をたっぷり絡めたを挿入するのは、ほぼ同時位だった。 一本の指だけを回転させるように蜜壷に埋め込み、指の腹に触れるざらりとした場所を探すようにかき混ぜる。刺激があたれば、慣れない場所に指を増やして行く手順は同じ。]
──…ッ わ、るい 態とじゃない んだ。 そいつを離して くれて イイ。
[喘ぎながら、イアン自身を少しでも冷ますために、新しいコンドームを手にする。ペリペリと言う音。固く、かたく反り返ったそれに手早く空気を抜いたゴムを被せ、レースが揺れるマーゴの背にイアンが後ろから覆い被さる。まあるい桃尻を突き上げさせる形。]
[マーゴが丁寧に愛撫しつつけた先端でなぞって場所を確かめ、後背位から犬のようにペニスを埋め込んだ。そう徐々にめり込ませ、乳房や下腹部を撫でて息を逃がさせてから、やはり抵抗がある最後の膜を破る瞬間は一思いに。]
(33) 2010/04/08(Thu) 04時頃
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くッ はァ… あ あ
[未開のその場所はやはりキツくは有ったが、カルヴィナの時のように、狭過ぎてイアン自身が苦痛を堪えなくてはならない程酷くは無い。イアンが漏らすのは、快楽の呻き声。 顔をマーゴの豊かな髪に埋めていると、どうにか身勝手に律動をはじめないだけの理性を保つ事が出来る。マーゴが破瓜の痛みを感じているであろう間、髪を撫で、色付いた目尻の熱を掬いながら待つ事も出来た。]
すげえ、助かる ぜ。 マーゴ。
[何が助かるのかは言えない。 しっとりとくちびるを合わせて、舌を絡めながら小さく律動を再開する。最奥で達する事は彼女は出来ないだろうから、自慰を知っているならば、少女でも触れるであろう場所を愛撫し、少しでも快楽を与えようとした。]
(34) 2010/04/08(Thu) 04時頃
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記者 イアンは、良家の娘 グロリアを見上げた時、イアンの背はぶるりと快楽の波に震えた**。
2010/04/08(Thu) 04時頃
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[確実に湛え始めた蜜壷に指がそろりと忍び込み、内側でかき回される 感覚にふるりと身体が震え仰け反りそうになった。 言われてやっと口を塞いでいた物を外し、 漸くまともに息つけるようになると同時に吐息に、 快楽の幾らかの甘さが混じっていく。]
んんーっ……あ……んっ…
[指に絡みつく蜜が覆うまで、一応、準備が整ったのを確認するように 幾本の指で腹で掻き回されて気が遠くなりそうになる。 先ほどのカルヴィナとは違い、犬のように桃尻を高くあげさせられる姿勢に 覆いかぶされて顔が見えないことに、少しだけ怖さを感じた。 それは同時に、決別でしかないことを改めて感じさせるものでもあり。
入り口を、肉根でなぞられると受け入れようとする花弁がひくつく。 圧倒的質感で中に埋め込まれていく感触。最初は徐々に。乳房や下腹部を 撫でられて少しだけ息が抜けたところをみはかられて、最後の抵抗を 一気に貫かれて衝撃を歯を食いしばりシーツを思い切り握り締めることで 耐えようとした。けれどあふれていた蜜の供給が痛みで止まるほど。 破瓜の鮮血が接合部から染み出す]
(35) 2010/04/08(Thu) 05時頃
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……いっ…… つっ…。 [痛みを訴える声が漏れる。動きが止まり、髪に感じる重さと感触が 少しだけ安心を与えてくれた。]
…(助かる??)
[疑問を尋ねる前に唇が重ねられて舌が絡められ、動き出す感触。 芯にも刺激が与えられて、その快楽で少しだけ痛みが和らぎ、 漏れる声も再び甘さが溶け出し、高くなり始めた]
…はぁ…んっ……
[それと共に、再び肉根を包み込む粘膜が蜜をじわじわと湛え始める。 幾らか滑りが良くなり始めた頃には痛みより、気持ちよさが上回り始めて、 唇から零れるのも甘い喘ぎだけでしかなくなっていった]
(36) 2010/04/08(Thu) 05時頃
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長老の孫 マーゴは、記者 イアンが本当に快楽を感じたものには*気づくことはなく*
2010/04/08(Thu) 05時頃
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[マーゴの口元から抜き出されるそれはてらてらと光る。 ゴムに阻まれやがてマーゴの中に埋められるまで、そこに目を奪われた。
こくりと喉を嚥下させて少女が散らされ、女へとなる瞬間を見詰めた。 動く二人の身体は視界に艶かしく映る。 音と声、眼に映る光景に身体が震えた]
マーゴにとってはずいぶんと良かったようね。 声と身体が証明しているわ。
これでもう他の殿方に抱かれても平気かしら?
[確かめるように問う。反応の良さは充分、自分が眺めるだけなら、彼女の初々しさは今のころなら丁度良い。
イアンの目がこちらを見て、その体が震える。 彼が裡でどのように感じているのかはわからず。
椅子を立ち上がる]
(37) 2010/04/08(Thu) 07時頃
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[二人の動きが止まり、終わりを迎えてから二人の方へ足を向ける。息遣いが耳に響く。
傍まで行くと腰を屈めイアンの目を見た。 扇子を下げて形の良い唇が動く]
貴方に入札してあげるわ。 良かったわね、と言ってよろしいのかしら? 主人を変えるなら、今のうちよ?
[ドレスの胸元から覗く白い肌。浮いた鎖骨にはうっすらと朱が混じる。 息がかかると、熱を帯びている事に気づくだろう]
私をがっかりさせないでくれると、嬉しいわ。
[容易に触れられる距離。 手を伸ばされても逃げることはなく。
視線はマーゴへも移って、荒く息をする彼女を見下ろす。 少し、その視線には少し羨望が*混じっていた*]
(38) 2010/04/08(Thu) 07時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 07時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 09時頃
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― 舞台 ―
[ライトの光が相変わらず眩しくて、鮮やかに輝く金の瞳を瞼を落として細くした。客席はその光のせいもありよく見えないけれど、ひとつだけ席が空席になっているのは解った。
それから、舞台に上がっている奴隷候補の数が1人少ない事も。]
――――…
[唇を淡く食んで、視線を床に向ける。 両手についた枷が、足枷の先の鉄球が、自分の影が見えた。 瞬きをしても消えない、現実が まだ心を痛め続ける。]
(39) 2010/04/08(Thu) 10時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 11時半頃
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[自身に宛がわれた部屋で取った電話。 くすくす笑いと共に小声で話した後、 暫し受話器を見る表情は、やや驚いたもの。
品物は舞台に並べられる為に、部屋から引いて行く。 その背を見送った後、男は垂らされた薄布を手で払いながら、奥へとゆっくり歩みを進めた。
輿を背負って来た腰巻のみの屈強な男達は壁際にじっと立つ。 一番手前の男の肩に手を伸ばし、ついと撫で顎を乗せた。]
…――、
[小さく耳元で囁く。 微動だにしなかった男が一度微かに揺れ、額に汗が浮く。 男臭い薫りが漂う。]
(40) 2010/04/08(Thu) 11時半頃
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[男が部屋を出たのはそれから随分経ってから。 扉から漂う薫に酒と薔薇は薄れ、強くなる香と鉄錆の色。
墨色の長い髪の下、後ろにたなびかせ引き摺るようにする薄い布を何枚も重ねた衣は純白で、首や肩から重そうにすら見える何連もの細やかな鎖重ねた装身具が揺れる。金の縁の内、幾つもの大きな深緋の石が、室内の光を反射させた。
陰鬱な青白い男の貌は薄く笑みを湛え。]
おや…――あれは?
[会場に足を踏み入れると、ヨアヒムが用意させたという大きな器具が眼に入る。 誰を目当てに設置させたものかはわからないけれど、その用途は直ぐに知れたので、口に浮かぶのはやはり笑み以外、無かった。]
(41) 2010/04/08(Thu) 11時半頃
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炙っても良いのかい? ――嗚呼、肌に傷はつかない程度、なんだ。
[機材を指差して、使用人に尋ねる。 男がNo,6を連れて居る事が無い事に、No,4は気づくだろうか。
他の客が来る迄、男はまたゆったりとした椅子に座り背凭れさせるが、何処か纏う空気は少し前会場に来た時とは違い。
所望するのは陶器を埋める馬乳酒(クミス)。 苦味ある香りを漂わせながら、男は「品物」が揃うのを待つように、ゆっくりとひとくち嚥下した。]
(42) 2010/04/08(Thu) 11時半頃
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― 舞台 ―
…、 ?
[ちか、とライトで目が眩むなか床に向けていた視線を僅かに上げる。舞台の上にある、変な装置が視界に入れば眉を顰めながら客席へと視線を向ける。
そこには買い手しかいない気がした。 ならば、彼女は今…何処に。浮かぶ疑問。 そして疑問を抱いている自分の心を 責めた。
彼の飲む酒の種類までは舞台からは暗くて解らなかったけれど、香りだけは僅かだが舞台にも届いていた。]
(――― 随分な御身分だな…。)
[相変わらず客席に向ける視線は、鋭く嫌悪感が混じる。]
(43) 2010/04/08(Thu) 12時頃
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何、No,4? 聞きたい事でもあるの?
[まだ客は、フゴフゴ言うフリルを纏う豚だけだ。 肘掛に肘を着き、舞台の上を見る視線は半眼で粘ばっこい。]
それともあの機材が気になるの? 使われたいの?
[明らかに人を拘束する形。 明らかに蝋の纏わり付く蝋燭立て。 チラリとヨアヒムの方へと視線を投げると、彼は下卑た笑いを浮かべてたっぷりと生クリームの乗ったパイを食べているところだった。]
(44) 2010/04/08(Thu) 12時頃
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―――――… ねぇよ。
[間を置いてから、否定する。 視線が向いていることは解るけれど、ライトのせいで客席の男の表情までは読み取れない。でっぷりとした男がパイを食べてるだけは解った。]
は? …冗談だろ。
御免だな。
[使われたいわけないとこちらも否定する。 蝋燭がゆらりと揺れて台を炙っているのが視界に入る。]
(45) 2010/04/08(Thu) 12時頃
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…――そう? 君は笑わせては呉れるけど、あんまり頭は良くないよね。 無駄にただ嬲られて犬死するか、 買われて別の人生を歩むか。
君にはこの先そのふたつしか選択肢はないんだ。 まだ、理解してないのかい?
[くすくす笑う。 チャラ、と胸元で装身具が高い音を立てた。]
今の間は、何? ボ・ク・が。 聞きたい事があるなら答えてあげるって、言っているのが、聞こえないの?
[声はあくまで愉しげで、甘く掠れる。]
(46) 2010/04/08(Thu) 12時半頃
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っ、…
[馬鹿だとは思っていても口が悪いのは元から。 死んだ方がましだ。殴ってやりたい。 ――― 何度も思えども、実行出来ないのは 、 。
笑い声に、視線はまだ鋭いけれど僅かに眉間に皺が寄る。]
…
―――― あいつは…
[間を置いてから ゆっくりと悔しそうに言葉を絞り出す。]
……No,6は どうしたんだ? お前が……買ったんだろ?
(47) 2010/04/08(Thu) 12時半頃
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嗚呼、今、「要らないもの」を取ったから。 流石に気を失ってるよ。
[くすくすくすと、笑みは深まる。 脇の机に陶器をコトリと置き、優雅とも言える仕草で細い指で、白い布に包まれた自身の華奢な腿あたりを、トントン、と指差した。]
嗚呼、夢中で聞こえなかったかなァ? お針子さんに要らないモノがあるって、言ったでしょ?
[勿論、真実は別だけれど。 ――他の客が来れば露見してしまう、其れまでの戯れを、男は十二分に愉しむ心算で。]
(48) 2010/04/08(Thu) 12時半頃
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