112 燐火硝子に人狼の影.
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―広間―
[容疑者として集められた者ももう半数ほど。 閑散とする広間の椅子に腰を下ろした。 自警団から説明を受けたあの日。 ホレーショ―に促され座った場所。 隣に座る誰かは居らずぽっかりと空いたままの空間]
―――…「同じ」であれば
[言葉が途中で途切れる。 ふる、と頸を振り]
私と同じになるなら、
[遠い昔に紡いだと同じを綴り口の端をつり上げる]
(23) 2013/02/07(Thu) 20時半頃
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― 翌朝 ―
[休息の時深く、十分に。 食餌は一晩間を空けたものの、蓄えた力は体に馴染んでいた。
訪れた自警団員からもたらされたテッドの処刑については、 昨晩その場にいた事を匂わせはせず。 同時にフランシスカの死についても教えられたが、 顔色ひとつ変える事なく受け取った。]
さて……どうなるかしら。
[自警団がフランシスカの亡骸を運び出した後。 エントランスにある色硝子を眺めながら、独り言を。 脳裏に蘇るのは、あれによく似た自警団の持つ硝子細工。
館に残る者は少ない。 いつまでも細工が人狼の存在を示し続けていれば、 自警団が館ごと中の者を屠る事も考えられた。]
(24) 2013/02/07(Thu) 20時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 20時半頃
ケイトは、シーシャがテッドを指名したとも、自警団から聞いただろう。
2013/02/07(Thu) 20時半頃
[サリスの尋ねに答えるのは広間に現れてからの事だった。
彼がどうしてそれを訊こうと思ったかは見当もつかない]
グロリアは私とは違う。
特別なコエも持たず血肉を欲する事もない。
[ひとりぼっち、とその言葉に柳眉が寄る]
そうでなければ――…
「サリス」に同じとなるよう求める事は無かっただろうさ。
[あの日の気まぐれを思い、静かに目を伏せた]
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―― 回想:自室にて ――
[綺麗だなんて言われた事はない。不気味な子、ならあるけれど。 彼の言葉>>14に顔が赤らむのを感じたが。 そんな自分に気付かない振りをして、咳払いをする彼を見る。 …次の言葉に流石に動揺は隠しきれなかったけれども。]
…えっと、その……それは、その。 …………あの。
[言い淀むほど恥ずかしくなって、困った様に見上げれば。 言った彼自身の頬が、僅かに染まっているのに気付き。 やがて笑って告げただろう。]
……うん、あのね。私からも、お願いします。 一緒に、居てください。シーシャさん。
[彼の傷痕を見れば、心を開いてくれている事に嬉しいと思い。 ――そして、自分の未だ明かせぬ秘密を憂っただろうか。]
(25) 2013/02/07(Thu) 21時半頃
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メアリーは、シーシャの手を取れば、微笑んだ。
2013/02/07(Thu) 21時半頃
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―― 自室:夜明け前 ――
[――声が、聞こえた気がした。 締め切ったカーテンの裾を、小さく持ち上げる。 増えた人影は、二つ。蹲るように震えているのは恐らく青年。 そして、真っ直ぐに此方を見据える凛とした佇まい。]
………、
[今日は、彼と、彼女だったのだと知る。 …話した記憶は少ないけれど。 穏やかに見つめる視線が、印象に残る人だった。 真黒な瞳を見ていられなくて逸らした視線。 けれども涙はもう零れない。
……ふと、彼女の視線も逸らされる気配がして。 先を追えば、暗い廊下を誰かが歩いていくのが見える。 背格好的に、男性だろうか。思い浮かんだ姿は二人。 けれども一人は今、傍で眠っていて。 つまり、あの影は。もう一人の方の、彼だろう。]
(26) 2013/02/07(Thu) 21時半頃
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[静かに寝台を降りれば眠る姿へと毛布を掛け直しただろう。 傷を隠さぬその姿に、また少し、目を伏せる。 もし。『居ないはずの物が見える』話をしたならば。 ――彼も、私を拒絶するのだろうか。]
…嫌いにならないで。
[小さく呟けば、頭を振って。そのまま部屋を後にする。 先程もう一人の方の彼が歩いていたのは、調理場の近く辺りだったろうか。裸足のままで廊下を早足で駆ける。 近付くにつれて、やがて漂う赤く錆びた様な匂い。 …そして、廊下を彩る赤い赤い、導>>124があった。]
…入るね。フランシスカ、さん。
[不思議と心は静かだった。少し開いた扉へ手を掛け、そして。]
(27) 2013/02/07(Thu) 22時頃
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[赤く染まる部屋の中を渡った先。 寝台に眠る彼女の表情はきっと、穏やかだったろう。 被せられたシーツは捲らない。 私も嫌だし、彼女も見られて嬉しい物ではないだろうから。 綺麗なままの腕を取れば、生乾きの血が垂れてきたけれど。 気にせずに、その指先を握る。 グラス越しに触れた時と同じ様で、違う。
冷たい指先だった。]
(28) 2013/02/07(Thu) 22時頃
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[彼の傷痕。廊下を立ち去るあの影。 …真実は見えてきた。けれども、それでも。]
……私は誰も、選べない。
[きっともう、終わりは近い。そんな予感がした。 私も。殺されるのだろう。 ……それで、良いと思った。]
(29) 2013/02/07(Thu) 22時頃
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メアリーは、フランシスカの横に座り込んでいる。*
2013/02/07(Thu) 22時頃
ミドル――…。
昨夜は食餌に呼ばず済まなかったな。
今宵の獲物は、キミが選ぶと良い。
此処から逃れるには
人狼の存在を知る人間を生かしてはおけない。
喰らい尽くして逃げ延びるか
人間に屠られるかのどちらかだ。
[後者を自ら選ぶことはない。
覚悟の有無を同胞へと問う]
気にしないでください。
狩ったのはリヒトさんなんですから。
[獲物を他に分け与えるのは義務ではない。
あくまでも厚意によるものである。]
……今日はあたしに譲っていただけるんですか?
[昨夜で満足したからか、侘びの気持ち故か。
選択を譲渡されれば、ゆるりと思考を巡らせる。
とはいえ、同胞を除けば残る数は少なく。
内一人は声を共に、また一人は彼が赦しを乞うていた。
容易さを思えば、標的はあの少女だったが。]
この窮屈な檻を破って、外へ。
殺されるつもりはありません。
この中にいる人にも――外にいる人達にも。
[答えの分かりきった問いへ明確な意志を持って伝える。
生き延びるために喰らう対象は、
内だけでなく外にもまだ残っている。]
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……
[個室の扉は開け放したまま ベッドの上に腰掛けてぼうやりと窓の外を眺めている]
(30) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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ねぇ、サリスさん――あなたは、
あの子を人として死なせることを望みますか?
あなたと『同じ』にすることを望みますか?
……それとも、人のまま。
あたし達に協力させることが、できますか?
[いくつかの選択肢の提示。
サリスの答えによって、牙は向く先を変えるだろう。]
そう言って貰えると有り難い。
[獲物の件については僅かに安堵を滲ませる。
今日は、と言ったミドルが誰を思い浮かべたかは知れない]
嗚呼、もちろん。
好きに選んで構わない。
[余程のことがない限り
彼女の選択に口を挟む心算はなかった]
そうだな。
[ミドルの意志を確認しゆるくわらう。
サリスへの問い掛けを耳にするも
思うことは口にせぬまま――]
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 22時半頃
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――翌朝までのこと――
[あんな申し出をしてしまったのだ。恥ずかしくない訳がない。 実際、メアリー>>25の動揺、困惑するような様は伏した目の内にも見えていて――。 けれど彼女は、笑みと共に、この申し出を受け入れた。]
うん。
傍に、居て、くれ。
[己の手を取る少女の手は柔らかく、小さく。その温もりが直に伝わる。 ―――あぁ。嬉しい。 その時確かに、そう、感じた。
眠る前に、男は黒い上着を脱ぐ。それを敷き布団代わりに。 そして、何も言わずに、左の肩口の牙痕をメアリーに示した。 己が何を言わんとしているか、彼女にも恐らく伝わったのだろう。]
(31) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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[この宵は。 古い傷跡の齎す苦しさが、和らいで感じられたものだった。]
(32) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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――翌朝・メアリーの客室――
[夢か現か、といったところで、ふと身体に何かが掛かる>>27。 ぼんやりと、少女の声が、聞こえてくる。]
―――――… めあり ぃ 、
[『嫌いにならないで』。 そう、聞こえた気がした。 ぱちりと目を開け、ゆっくりと身体を起こせば、其処にメアリーの姿はとうに無い。]
メアリー?
(33) 2013/02/07(Thu) 22時半頃
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シーシャは、辺りを見回しながら、脳裏に繰り返されるは「ふたり」のあかいこえ。
2013/02/07(Thu) 22時半頃
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[広間の椅子に座り、男は黒檀の杖を手遊ぶ。 仕込み剣は飽くまで護身用のお守り。 使う心算なくとも贈り主の代わりに傍に置く]
人狼を殺さねば――… 人が喰らい尽くされる。
[男の声に恐怖の色はない。 杖の継ぎ目をそろと指の腹でなぞり 思案げに翡翠を伏せた]
(34) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[昨夜、グロリアに関する問いへの返答は無かった。
おそらくフランシスカの狩りで何かが、と漠然と思っていた。
あぁ、あのまま、何の返答も無かったのであれば。
今の心の内、揺れるものは無かったのかもしれない。
……問わなかった方が、楽で居られたのかもしれない。]
………………
[伝い聞こえる、そのあかいこえ。
其処に上がったサリスの名前。リヒトが、求めていたもの。]
……………ひとりぼっち なん、だ な 。
[畏怖や怯え、呪縛からの「おなじにならなければ」では無く。
まるで家族であるかのような声色だった男への、想い。]
[聞こえてくるのは、ミドルの覚悟を問うリヒトのこえ。
そして、ミドルの意志。それは己の意志とも繋がる。
ミドルにはまだ、自信作のワッフルを食べて貰っていない。
それに――彼女には、何処か自分と似た境遇を、漠然と感じていたから。]
………………………
[けれど。
「あの子」、と彼女が口にした時に、また何かが、揺れる。]
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[重厚な、内と外を隔てる扉。 この扉はいつだって外側から開かれる。 内側から開かれる時があるなら、それは――
一定の距離から近寄る事なく、その場を離れる。 広間を通りかかり、ルーカスの姿>>34を見つければ、 ゆるりと微笑みを向けただろう。
足はそのまま、廊下の奥へ。]
(35) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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殺させはしない。
[それは、強い意志。]
同じにも、させない。
[それもまた、真っ直ぐに響く意志。]
……………でも。
協力させられるか、は。 やってみねェと、解らない。
[そしてこれは、揺らめく言葉。]
――…ひとりにも慣れた。
[金糸の獣は、サリスに嘘を吐く。
一人のまま終を迎えるのも覚悟していた]
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[何時か、ルーカス――と名乗る人狼に問われたことがある。 『私達に喰われたくない者がいるなら』、と。 男はその時、一人の少女の名を挙げた。 ふたりの人狼は、「少なくともその時は」この望みを聞いてくれていた。
問いに対し、己自身の名を先ず挙げなかったその男は。 この時に、ふっと意識することとなった。 その人間の少女の存在が、己の心の内を占めはじめていたのだと。]
(36) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[それでも、人狼たちとの決別も出来ていない。 彼らのこえを聞くうちに、狼の傷跡故の、獣のこえ故の呪縛だけでなく。 ――絆されてしまっても、居たのだから。]
…………は、
[人でありながら人でない。どっちつかずの、苦しさ。]
(37) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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[人の命を奪い生きる事を決めた幼いあの日。 あの時から、同時に奪われる覚悟もしていた。
生きようとする強い意志もつ獣なれど 同じだけの思いには敵わぬやもしれぬ]
(38) 2013/02/07(Thu) 23時頃
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そう。
ならば少しだけ猶予を。
[サリスの声に表れる意志の強さ。
ここまで彼が自分達に協力してきてくれた事を思い。
願いを無碍にするつもりはなかったが。]
もし、彼女があたし達へと害を及ぼすようなら――
[その先は、言わずとも伝わっただろう。]
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[物語の結末はどうなったのか。 思うにそれはきっと幸せな形とは言えない物ではないか。 そう考えるには幾つかの理由があった。
まず一つ。 主要な人物達が先を見据えてはいない事だ。 何もそれが正解だとまでは言わない。
しかし無鉄砲に突き進み バランスを取ることも知らず 欲しいものだけを貪っていれば何時かは破綻する。
物事は案外単純であるのに、 阿呆ほど、難しいと言い余計な理屈をこねくり回す。 その典型が微かに見え隠れしている。]
(39) 2013/02/07(Thu) 23時半頃
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