8 DOREI品評会
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[男がどう受け取るかまでは知らず。笑みを湛えたまま]
熱い? 身体がかしら、汗が出ているもの。
[首を傾けて、額に光る汗を見た。手を伸ばし触れようとしたところで下男たちに引き離される]
あら、邪魔をするのね? まあよろしいけど。
女の子を? 誰を連れていらっしゃるのか、楽しみだわ。 では私のまで含めて三人分、用意しておくわ。
[にっこりと笑って、その場を後にする。与えられた客間へと足を向けた]
(26) 2010/04/06(Tue) 02時半頃
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― ルーカスの客室 ―
かえ…す? そもそも、俺達の立場で返せるもんがあるかが不思議だけどな。
[あるのは身体だけ。それだけだから。 そんな視線で灰青を見つめ返して、落札の言葉には 持ち点の全てで人を買った先刻の事が思い出させた。]
――― 殺さなくても… あんな酷いこと耐え続けられるわけねぇ。
[じゃら、と両腕の枷の鎖の鳴らして、吠えかかる獣。 けれど言った後に、すぐ唇を引いて負い目のある顔。]
――― ……?
[鎖の音と共に顔を覆う異国の女の様子が気にかかった。]
(27) 2010/04/06(Tue) 02時半頃
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[イアンは自分の胸に手を当てる。祈りを捧げる前や、国家を詠唱する前に取るポーズに似ている。グロリアの笑みに僅かに口端に力が籠る。]
──…… 熱い。 嗚呼、身体も さ。
[彼女から伸ばされかけた手に、何度か大きく瞬きをする。 足枷に加えられる鉄球の重みは、拘束が外されていた時よりもいっそ自然に思われた。この短時間の間に。おそるべき事に!]
三人──分かった。
[少し低く掠れたような声で、答える。 にっこりと笑って立ち去るグロリアの背を、暫く見詰めていた。それから、追い立てられるように、他の奴隷達が居る控え室へ。]
(28) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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小僧 カルヴィンは、記者 イアンに一連の行動を見られたかと、鏡の前でびくりと跳ねた。
2010/04/06(Tue) 03時頃
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― ルーカスの客室 ―
殺されるのが良いなら 買い残されるのも有かもしれないね? そのように、振る舞うと良い。
[青年の枷が鳴る音に合わせて、喉を鳴らす。 負い目のある表情に、灰青を細めた。]
まぁ、残れば残るだけ、舞台上で辱められることになるだろうけどね。 彼女も、何人もの肉棒に突かれても、文句は言えないのだよ。
[そして、異国の女を気にする、青年を煽る様にそそのかす。]
……その前に、君が抱いてあげるのも、優しさかもしれないね。私に初めてを捧げるよりは、彼女も良いだろう。
[青年がしないなら、青年の目の前で抱いてやるのも良い。 そんな裡は、やはり表には出なかった。
ルーカスは優雅に紅茶を啜る。]
(29) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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記者 イアンは、小僧 カルヴィンに、よう──お嬢ちゃん。
2010/04/06(Tue) 03時頃
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身体も? ……そう。
[それ以上言及することはせず、掠れた声が耳に届く。 部屋に向かう足取りは、ここに来た時と同じ。
貴族の娘として育てられたことも、父から受けた「教育」も、今の彼女を作る全て。 絶やされない笑みは弟の前でも崩れることはない。 夫の前でも、母親の前でも。
ここで何を見ても、それは同じ――]
(30) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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…、戯言を。 本心がそこに無いのは、わかっています。
それに、私は、彼の事を好いてなど…っ
[俯いて、顔を覆っていた手は再度鎖を鳴らしながら、 紅い羽織の裾を握る。 ふるふるとかぶりを振れば、艶やかな髪がさらりと揺れた。]
……っ、…。
[否定するように頭を振ったものの。 他の男に抱かれる事もふと考えてみた。 くらくらと、眩暈がする。
彼の言っている事は正しいのだろうか。 他の男に抱かれるよりは、金目の青年に抱かれた方が良いだろう。 だがそれは、彼にも迷惑がかかる事になる。 ぐるぐると回る思考は、判断を鈍らせていく。]
(31) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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良家の娘 グロリアは、部屋にたどり着くと、湯とデザートを三人分用意を頼んだ
2010/04/06(Tue) 03時頃
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─ 控え室 ─
[控え室に辿り着くと、ドレスの裾を掴んでくるりと回る少女の姿が最初に目に入った。]
始めてドレス着たみたいな様子だな。 蟲とバター塗れの後なら、服ってだけで嬉しい? それとも、ドレスは買えない生まれの娘なのかい。
[金の瞳の青年がしていたように、鉄球を転がしながら、壁に肘を付いた。]
(32) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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な、ななな、なんでも、あっ
[お嬢ちゃん呼びに反論したくても、服装までもドレスなのだから余地もない。 上擦った声で一歩後方に引くと、ちゃらりと鳴る鎖に足を取られてまた転びそうになった。いつまで経っても足枷に慣れはしない。]
ええと、先ほどは見苦しいところを……。
[ぎゅ、と右手拳を握って、首が痛くなるほど高い位置にある男の顔を見上げた。]
尻尾振る相手は見つかった? 随分と死ぬことが恐いような様子だった。
(33) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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― ルーカスの客室 ―
自殺願望はねぇよ。
[ただ死んだ方がマシだと思ったことはある。 けれどそれではだめだと、―――解っている。思っている。 苦いような顔が、戻らないまま灰青を見遣りつつ 斜め後ろにいる異国の女の様子も気にしていた。]
別に、…痛ぇのとか俺は慣れてるし。 女子供にされてんのを見てる方が、よっぽど―――
ッ…何でそうなんだよ。 話が飛躍しすぎじゃねぇのかよ。
つーかそもそも、女抱いたことなん………
[そこまで言って言葉を止めた。 今言う事では、なかったと。]
(34) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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お…おい、どうしたんだよ。
[ジャラ、と足の鎖の音を鳴らし振り返れば被りを振る彼女が見え 揺れる黒髪がやっぱり近くで見れば綺麗だと思った。]
――― 何、吹きこんだんだよ。
[き、と灰青の男を睨んだ。]
(35) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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[いっぱいいっぱいの頭の中。 金色と灰青の会話は耳に入ってこない。
考えても、どうしていいのかわからなくて。
じゃら、と自分のものでない鎖の音がすれば微かに顔を上げて。]
あ…、……。
[金の瞳を見る漆黒は、困ったような。 微かに何処か縋るような瞳の色を宿していた。]
(36) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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……最初から見ていただろう。 僕は男として育てられていた、から……。
[尊大にない胸を張って腰に両手をあてる。]
ドレスなんて百枚でも二百枚でも買えたさ。 ただ、着ることが許されなかったのと、
……経営に失敗して没落したんだ。だから、金がいる。
(37) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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― ルーカスの客室 ―
『嘘は、いけないな……。君たちは判りやす過ぎる。』
[だから、ルーカスに執着されたのだ。 それが、彼らにとって良いか悪いかは別として。]
『出来ればね。私は君と彼を一緒に引き取りたいと思っている。 けれど、難しいことは君も判るだろう? この機会を逃せば、後は私も保障しかねる。』
[迷う女も、またそそのかす。]
(38) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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[シャワーを浴びて服を着替える。 本来ならば湯船に浸かりたかったが、いつものようにのんびりと入る時間もないだろうと思い。
ドレスは濃紺から深緑に。殆ど黒に近いそれはやはりシルクで織られている。 髪の毛は半分ほど乾かしてから結い上げて]
あら、あの子から連絡があったの? どうせ又何処にいるかの詮索でしょう? 実家にいるといったから、出向いてなければいいのだけど。
出向いてたら鷹狩にでも出たといえばよろしいわ。
[運転手兼付き人にそう言って、用意されたワインを口に運ぶ。微炭酸の効いたスパークリングワイン]
(39) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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おやおや、でしたら、傷つけないように 優しく抱く方法を傍でレクチャーしますよ。
どの道、立場上、君たちから眼は離せないのでね?
[青年の言葉に、微笑ましいといった表情を作り 漆黒が金を縋るように見るのを確かめてから、言う。]
彼女も、君に抱かれたいようですよ? 合意の上だ。据膳を喰わないのは男の恥。 ――…良い想い出を作ってあげなさい。
[立ち上がり、二人の傍に歩を進める。 青年と女の肩に手を宛て、ベッドへと誘った。
そして、言葉でどうすれば良いか伝え また、行為が止まるようなら青年の手をとり行為を促す*]
(40) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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大丈夫か?
[ゆっくりと漆黒の瞳へ視線を戻して尋ねる。 縋る瞳、その意味は解らなくて]
辛いのか? 無理は するな。
(41) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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若者 テッドは、良家の息子 ルーカスの言葉に、身体が一寸硬直するのが解った。
2010/04/06(Tue) 03時半頃
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僕が、男に生まれていれば……。 こんな目に合わずに済んだんだろうか。
それとも、やっぱり男でも ああいう見世物や玩具みたいな扱いは、 恥ずかしかったり辛かったりする?
[ふるふると、力なく身体の横に沿わせた腕が小さく震えた。 No.8をつけられていた男を見上げる目線は、どこか迷子のように途方に暮れたようでもあり。]
(42) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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[イアンは燻ったままの熱が、おのれの身体を重くしている事を感じる。 AV男優の要領で、あの場では体力の消耗を避けた。男が射精するのは簡単だが、女の身体と違って限界が分かりやすい。薬物を使われる可能性は多いにあるだろうが、もう出ないのに勃つと言う状況も避けたいものの一つだった。 上客(それがどんな客かは分からないが)に買われるか、万が一、この厳重な警備体制の中逃げ出せるチャンスを掴めるなら──、どんなに恐怖を感じようと、理性を手放しては成らないと思われる。]
(43) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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お嬢ちゃんなら、見苦しい方が可愛いんじゃね?
[まともに立って見下ろすと、つむじの形と表情が分かりやすい少女の頬だけが視界に入る。少しぞんざいに本音を言いかけ、]
──…ッつ、
[イアンは大きく目を見開いてから、壁を拳で強く叩いた。 五月蝿い、そんなんじゃない。とは言わない。イアンは欧米人らしい陽気さではなく、東洋人は不気味だと言われる様な薄笑いを浮かべ、それから華奢な少女の襟元を掴むように、手を伸ばした。]
あれだけ乱れたのに口は元気そうだ。 と、キミは死にたいのかい?
[それから思い出したように、白い歯をみせる。 襟元を締め上げた、手はすぐに離した。瞬間的にカッとなった理由は自分でも良く分からない。命乞い、媚びる、それはどちらかと言うと合理的な選択であるとイアンには考えられるはずだから。]
男装は出品者の趣味かと思ったよ。 確かに、こうやって繋がれないでみると動作が── 借金のカタ ってヤツかい。
(44) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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記者 イアンは、小僧 カルヴィンが震える様子に小さく舌打ちをした。
2010/04/06(Tue) 03時半頃
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嬉しく、ねェ。
[そもそも見られて、というのがまず嫌だ。 けれどお互いの自慰行為を見せ合って部屋に呼んで ―――よく、考えれば 気付けれた事。
舞台の上ではないのが、救いなのかもしれない。]
―― ッ んなわけあるか。
[俺に抱かれたい。 出会って数時間の相手にそんな事思うわけない。 そう思っていた。
眉を下げた顔で漆黒を見たけれど 肩に落ちた手が、全ての拒否権を奪ったのが解った。]
(45) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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あんな辱めを受けるくらいなら、 死んだ方がマシだと思うのは、
……可愛くないのか。
[女の見苦しい欲を喩えに出されれば、こちらもカチンとくる。 胸倉を掴んでくる手には本能的な恐怖を感じたが、澄んだ葡萄酒色の瞳は至極冷たい。]
何なら、そのまま縊り殺してくれても。 競争相手が減るんじゃないのか。
[彼がそうはしないだろうと高をくくっているからこその、憎まれ口。どうにもNo.3の男といい、男性相手には虚勢を張って口論になることが多いようだ。それは、自分が持ち得ない性への劣等感もある。 突き放されると、矢張りけほりと小さく咽せた。]
カタどころではない。 自分で選んだ、ら、騙されてこの有様さ。 ……けれど、融資者を見つけるのと 矜持の傷つけられ方は大差がない気がする。
(46) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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こんな状況でッ…良い思い出もあるかよ!
[相変わらず口だけは悪いけれど 目の前に柔らかなベッドが見えれば
――― ごくん と唾を呑んだ。
これからする事を想像するだけで 簡単に熱を取り戻す自身が少し いや…結構情けなかった。]
(47) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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小僧 カルヴィンは、記者 イアンに、そちらは、と身の上話でもねだるように小さく顎をしゃくった。
2010/04/06(Tue) 03時半頃
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[椅子に座り、運ばれてきたデザートをまだ手で制して]
あの子たちが来たら、用意して? 私が先に食べるわけにも行かないでしょう?
なら、私が食べる時間にちょうどいい状態で出すのよ。
[足を組み、扇子で扇ぐ。黒金に緑のアクセントが入った又別の扇子は、少しだけ小さい。
顔は全て隠れず、鼻筋までを映した。 掌を見て、先ほど触れたことを思い出す。 久しぶりの、男の腕の中。体内の疼きは、まだ、ない]
(48) 2010/04/06(Tue) 03時半頃
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僕は子供だから……色々なことを、知らなさ過ぎた。
[イアンの鋭い舌打ちに、こてりと首を傾げる。 さらりと頬を掠めていく銀糸の流れ。 首は痛いけれども、まだ彼から目線は逸らさない。]
(49) 2010/04/06(Tue) 04時頃
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良家の娘 グロリアは、グラスを空にすると、少しだけ目を*伏せた*
2010/04/06(Tue) 04時頃
小僧 カルヴィンは、記者 イアンを見上げながら、色々と思案を繰返している。
2010/04/06(Tue) 04時頃
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[そそのかす言葉も、今はもう嘘か本心か区別がつかない。 確かに舞台上で酷い仕打ちを受けずに済んだのは彼のおかげで。 もしかしたら、本当に一緒に引き取ろうと思っていてくれたのかもしれない。 そんな思考まで巡り出す始末。 その思考が浅はか以外のなにものでもない事を知れる程、胸の内は穏やかではない。
金の瞳が此方へと向けられて。 声をかけられても、巧く返す事が出来ない。
灰青の男が立ち上がり、コツ、と私達の方へと歩み寄る。 肩に手をあてられると、身体がびくりとはねた。 男が誘う先は――――]
―――〜〜…っ。
[更に顔が熱くなって頬が紅潮していく。 眉を下げた顔で此方を見る青年に返せたのは。 潤んだ瞳と、は、とひとつ零れた吐息。 青年が熱を取り戻していた事は知らないが、此方もまた同じく。 鼓動が速くなって、身体が熱を帯び始めていた。]
(50) 2010/04/06(Tue) 04時頃
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[女なら見苦しい様が可愛いだろう、と言う理由は細かく説明する気はなかった。弱さを簡単に曝け出してしまう者に対して、ある種の羨望と嗜虐心がある事も。]
きみの細首をへし折るは、無いね。 死ぬ気が無い俺に取って、 まったくもって合理的な選択じゃない。
[壁にもたれるようにして、立ったまま足を投げ出す。鉄球は邪魔だったが。片手だけ伸ばして、喉仏のない少女の喉の輪郭をなぞった。イアンの顔から笑みが隠れて怪訝そうになるのは、]
融資者に頭を下げるのが 売れ残ったらバラして犬の餌になる奴隷と 大差ないって、お嬢ちゃんどんなセレブだったんだ。 お貴族様ってヤツかな。
[だが、身の上話は悪く無い。]
俺は記者だったよ。 編集部とそりが合わなくて、 人身売買組織の単独取材で飛んで火にいるナントやら。 ホラ、そこに潰されたカメラの残骸と、レンズが残ってる。 唯一の相棒だったんだけどなあ。随分と遠い話に思えるぜ。
(51) 2010/04/06(Tue) 04時頃
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記者 イアンは、小僧 カルヴィンに濃茶色の視線を返す。
2010/04/06(Tue) 04時頃
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…っ!
[黒く潤んだ瞳と、白い肌に浮かぶ桃色の唇から 吐かれる吐息が艶めかしくて理性を削った。]
できるだけ 優しく するから
[いい言葉なんて出て来なかった。 せめて安心させるようなありきたりの言葉を言う。
赤い羽織りを羽織る細い肩、白い首筋も、 そして俺の精液を舐めた左の手も――― 近くて
触れてみたいと、思った。 その白磁のような 肌に―――。]
なぁ、その 服の仕組み… わからないんだけど どうしたらいいんだ?
(52) 2010/04/06(Tue) 04時頃
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[両手の枷は行為には邪魔だった。 初めてで不慣れな部分もそれに拍車を掛けてそれをルーカスに優しく指導される度に悔しさが募っていく。 相手の衣服を脱ぎ去るのも、自身の衣服を脱ぐにも手間取るのが目に見えている。
出来るだけ、優しくしてあげたくて そして同時に触れてみたいという感情も生んだ。
彼女の長い黒髪に左手を伸ばし鎖の音と共にその綺麗な黒髪を軽く撫ぜて、彼女の心を少しでも落ち付かせようと。**]
(53) 2010/04/06(Tue) 04時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/06(Tue) 04時頃
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[首を辿られると、芋虫のそれを思い出して身震いする。眉が僅かに蹙められた。 けれど、何とかその恐怖心も押し殺すようにして、彼の身の上話に耳を傾ける。 普段なら、興味も抱かなかっただろう他人の事情。ただ、あの舞台を共有したことで、奴隷への妙な親近感が湧いてしまったのだろうか。競売、と言われたからにはお互いに魅力的であることを他よりアピールせねばならないはずなのに。]
けれど、買って貰えればその相手は 出資者になってくれるかも知れない。 ……そう思うのは、滑稽かな。希望的観測過ぎる? まぁあの状況だと、そうだろうな。
[くふん、と小さく鼻を鳴らす。]
君はここが、人身売買の巣窟と知って乗り込んで来たのか。 ならそれなりに、度胸も腕に自信もあったのだろうね。 ……こんなではなくて、カメラの腕でスカウトされればよかったのに。
[イアンの視線を追って、壁際に押しやられた棺桶と、レンズも割られてしまったカメラに双眸を細めた。]
(54) 2010/04/06(Tue) 04時頃
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記者なんて、周辺を嗅ぎ回っては ありもしないゴシップ記事ばかり書き散らしている 最低の下衆だと思っていたけれど。
[未だ抜けない男の仕草で、飄々と肩を竦めて見せる。 燦めく葡萄酒色の瞳の下で、唇の端を少しつり上げて。]
……キミは嫌いじゃない。 少なくとも、あそこに集った貴族連中よりはマシだ。 僕も本来なら、あちら側に居たと思うけれどね。
何て厄介で妙な奇遇だろう。
[ふるり、もう一度かぶりを振る。]
お嬢ちゃんはやめてくれないか。 僕にはカルヴィン……いや、カルヴィナという名前がある。 君は、No.8?
[わざと挑発するように、彼が下げた札を手を伸ばしてぐいと引っ張った。]
(55) 2010/04/06(Tue) 04時頃
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