73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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あ、本当? 手伝ってくれるなら助かる。
[モリス>>13の申し出に、差し出す箒と粘着テープ。 箒では回収できない細かい破片の回収を依頼する]
(16) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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……足りない……
[精気を吸われたかのようにかれた花。
花弁の一枚を食みながら。
聞こえる声に、ぴくりと口元が歪む。
何か憑かれたような声はとてもか細くて]
……。誰。
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………
[よく見れば、眼鏡をかけた少年がクラスメイトのロバートであることが分かる。 状況としては、とにかく助けた方がいいことは分かる。 一歩だけ足を踏み出して、そしてそれ以上は動けない。 黒の皮手袋を嵌めた自分の手を見つめ、血の気が引いていくのが分かる]
ロバート………大丈夫?
[騒ぎがおさまれば、ようやくその場から動けるようになる。 少しだけ近付くも、ある程度の距離は確保し、クラスメイトに声をかける。
何故か不機嫌そうな様子に、理由が分からず、緩く首を傾げるも、何も問わない]
(17) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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フィリップは、鳥の陰に隠れられていないが隠れながら、ロバ何とかと他者のやり取りを見る。
2011/12/23(Fri) 01時頃
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では一体何なんだ?要領を得ないな。 通りすがりにしてはやけに懐いてるじゃないか。
[鳥はフィリップにわしづかみにされて。自由を奪われている。そうしてくれてると安心だ。さっきより少し鳥も可愛いように思えて、恐る恐るその美しい羽に触ろうと指を伸ばした]
(18) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 01時頃
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[もう一人の傍観者が、遠巻きにこちらを伺っているのには気づいている。あいつがこんな騒動に一歩でも足を踏み出せただけで、恩の字と言うべきだろうな。 気持ちに余裕が出ると肩の力も抜けて、さっきの湿原をフォローする気になれた。優しい笑顔が作れるといいけどさ]
……大丈夫だ。ルブラン。感謝する。
[革の手袋を見つめるあの臆病なクラスメイトに、気をかけられるとは思わなかった。俺にも孤高は嫌なものかもしれない。作りだした上がった口角が、柔らかく本物に近づいた気がした]
大したことじゃない。別にそこで居たっていいよ。
(19) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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[人付き合いは避けたい方ではある。 ただ、目の前で色鮮やかなものに隠れようとしているように見受けられる相手>>12にどう反応すべきか。
困ったように眉を寄せて、そっと視線を逸らす。 隠れたいのであれば、その意思を尊重すべきだろうか。 そう思うも、このまま気付かない振りをし続けるのには少し無理がある]
…………?
[しばらく考え込むが、上手く言葉は出てこない。 結局視線を投げかけて、首を傾げることしかできなかった]
(20) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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― 廊下 ― [生徒会だった青年は生徒の前で見せる姿とは ずいぶん違った印象に見える。 もう一人はロバ何とかの知り合いのようだ。
そちらに意識が向くだろう、そう思っていたから ロバ何とかがこちらに声をかけるとは思わなかった。 それにフィリップ自身はこれでも隠れているつもりでもあった。 ただ、驚きに丸くなった翠は、 尋ねられた言葉に警戒をあらわにする。]
――――――…………
[問いに言葉を返すでもなく目をそらす。 ただそんなフィリップにお構いなく、 色鮮やかな姿は、伸ばされた指を避けるすべもなく 位置によっては、ゆるくあまがみをしたけれど]
(21) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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[薔薇達を見る目は深い赤。
薔薇の記憶は、銀色の…長い髪の少年を脳裏に焼き付ける。
彼なら、精気を分けてくれるだろうか。
薔薇が枯れてしまう、その前に]
……。誰か……
[生きるためのものが。生まれるためのものが]
ホシイ……
[呟きは、風にのって消える**]
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…………!!
[逸らした目線の先、先ほどロバ何とか、がルブ…… と、呼んでいた姿だ。 寒がりなのか、室内でも手袋の少年に 首を傾げられ……
……困ったフィリップは、一歩あとずさる。]
(22) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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……大丈夫そうか、ならよかった。
[気を取り直して、背筋を伸ばす。 幸い眼鏡も無事そうだ。]
ところでロバート。 先ず先輩には敬語を使うように。 一般的常識を身に纏わないと社会に出たときに恥を書くのはロバートのほうだという事を忘れるな。
次に、食堂で食事をした後は食器を片付けろ。 そのくらいの躾もされて居ないのかと思われたくないだろう。
[目を細めて、食堂から持ち出した案件を告げる。]
(23) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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……ごめん。何もできなくて。
[感謝をされることは何もしていない。ただ見ていただけ。 そのことが申し訳なく、謝罪の言葉を口にする]
無事なら、良かった。
[ロバートの珍しい表情を見つめ、こちらも少しだけ緊張を和らげる。 教室においても、人と距離を置いているのは変わらない。 きっとロバートにはそんな姿を何度と無く見られているだろう]
ありがとう。でも、…………失礼させてもらうよ。
[ロバートがそこで居ても構わないと言ってくれて、少し迷う。 することもないのに、いても仕方がない。迷ったところで、ちょうど視線があったフィリップに一歩後ずさられる。 困らせたのが分かったから、すぐに立ち去ろうとそう申し出る。 その場にいた面々に頭を下げると、足早に去って行った**]
(24) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 01時半頃
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――ッなんっ だよこいつ
[危ねえ。こいつ噛もうとしやがった。焦って思い切り引っ込めた手を恐る恐る確かめて……と大丈夫、こっちも怪我はない。クソ、こいつ苦手だ。指先をさすりながら、恐ろしい鳥と、次にその飼い主?を睨めつけた。鳥を体の前に押し出して、不思議な奴だ。コメントは差し控え、目をつぶって肩をすくめるにとどめた]
――…しかしお前ら、喋りたいの?喋りたくないの? 話すことがないなら無理しないでいいだろ やめろ。不安な気分になってくる。
[後ずさりしあうようなセシルとフィリップを交互に見比べる。呆れた奴らだ。これで俺様の同学年とは]
(25) 2011/12/23(Fri) 02時頃
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[色鮮やかな姿は、手を引っ込められるは 抱えられたまま一歩後ずさられるわ…… で、首が中途半端に伸びた奇妙な姿で 手をさするロバ何とかを見て首かしげ。
ただ、後ろのフィリップは 目が合ったルブ何とかが立ち去る様子を 翠は見届けながら。]
………喋りたく、ない。
[にらみつけられた視線は閉じられる。 ただ彼がこぼす言葉に、そう返して。 ……どうやらまったく隠れられない様子に フィリップは観念して、回れ右ひとつ。 ルブ何とかとは反対方向に駆け出した。 礼儀も何もあったものじゃない *これでも、高等2年生、、ロバ何とかの年上だったが*]
(26) 2011/12/23(Fri) 02時頃
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ああ、平気だ。取り乱して悪かった。
[遠巻きにつつきあうような2人に構っている うち、元役員が注意をくれてくる。こちらは落ち着いているので安心できる。説教は頂けないが、絆されてつい安心した表情が出てしまった。そのまま反論だ]
にしても、敬語か。 さっきエリアス…先輩にも敬称をつけろと訓告いただいたよ。 ほんの数年先に生まれただけで俺より偉いとは、大した自信だな。 常識なんか。
[ふん。馬鹿馬鹿しい。世が世なら社会が俺に合わせるのが本来の姿だろう。落ちぶれたとはいえ、この俺が庶民に敬語を強いられるとは。同意できかねる合図に、顎を背けて見せた。身長が足りないのが悔やしいが]
けど、食器は片づけてあげてもいいぜ。 そのくらいでホプキンスの躾まで疑われては溜まらないからな。
[肩をすくめて首を振った]
(27) 2011/12/23(Fri) 02時頃
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[動揺していたからか、意識はセシルにまで回っておらず。 姿を現したのに驚いた。
なるほど、ロバートとは同じクラスは。 関係は悪く無さそうだと感じた。
鳥を回収し終えて逃げるフィリップには声をかけ損ねて。 次に見つけたら籠に入れるよう注意しなければ。]
その、数年の産まれの違いで立場が決まるのが学校という所だ。それが出来ないのなら適応能力の低さを疑われるだろうな。
[納得の行かない顔に、社会の理不尽さを告げる。 世が世でないから、仕方ないだろう。 我が侭な王子様だ。とてもこう、躾をし直したくなる。]
そのくらいも出来ないようなら、流石に私もどうかと思ったが。 明日からはそうしてくれると寮母も喜ぶだろう。
(28) 2011/12/23(Fri) 02時半頃
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いいや、君から声をかけられるとは思わなかった。 少しは喜ぶべきかと思ったんだ。
[それを口に出すべきだともな。上手く伝わらないが、まあいい。どんな表情を寄こしたとしても、鷹揚に頷いて返すとしよう]
じゃあな。
[何があってもちゃんと頭を下げて立ち去るこいつは礼儀を弁えてるだろう?フン、これが躾ってものだ。相手に去られたフィリップの様子も、芳しくないようだ。ルブランとは逆の方向に走って行ってしまった]
――……喋りたくないなら仕方ない。 やれやれ。後に残ったのは説教だけか。
[まともに話せて安堵したのは何だったのか。こうして教育者然とまともに叱られたら気が重い。露骨に嫌そうな顔が出てしまった]
(29) 2011/12/23(Fri) 02時半頃
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[適応能力の低さだと?こいつも説教慣れしてるのか、妙に俺を刺激してくる。悔しいが、敬語ごときでバカだと疑われるのは気分が悪い。腕を組んで考え込む。考え込む……その気になるまで待たせておけばいい]
――ふん。まあ、そういうことなら 敬語を使ってやらないこともない、ですよ。 俺にできないこともないんです。 ……くっ
[どうにも我慢ならない。つい組んだ腕をギュッと握りしめてしまって今度は皺が気になる。歯噛みして野郎の顔を下から睨みつけた。畏怖しろ]
使用人なんかどうでもいい。 片付けも俺がやりたいからやるだけだ。 お前、ミルウォーキって言ったな。 これで勝ったと思うなよ?
[顔を指さして、宣戦布告した。後は知らないね。颯爽と立ち去るのみだ]
(30) 2011/12/23(Fri) 03時頃
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[良く見る類の、歓迎されない表情。恐らく誰からもこんなことを言われた事なんてないのだろうから。
むすっと黙り込む様子に、何年か前のサイラスを思い出した。] 次からは説教を受けないよう行動すれば良いだけだ。 ロバートがそうあることを私は願うよ。
[確かロバートは、サイラスと同じ年のはずだ。 それなのにあの態度。 子供か?
見上げて睨む顔が、どうしても微笑ましいものに見えてしまい。]
……くっ、ははは!
[思わず噴出して笑ってしまった。 しかし。聞き逃さなかった。]
先輩って付けないとロバートは一生私に勝てないぞ。
(31) 2011/12/23(Fri) 03時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 03時頃
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[「そうあることを私は願う」だと?振り返るしかないだろう。踵を返して立ち去ろうとした俺のそっ首を、サッと捕まえられた気がした]
何で俺様がお前なんかに保護者面されなきゃ いけないんですか。 [敬語ってこんな感じで良かったんだろうか?不満を洩らしながら不安になる。使いなれないから仕方ないだろ。睨めつけていると、いきなり笑いだしやがった。何かウケたらしい。何がおかしいのか。不思議で俺は首をかしげた。デジャヴュを感じる]
……ふん。笑ってればいい。じゃないですか。 勝ちは預けます。吠え面かかないでくださいよ。 ミルウォーキ先輩。
[フッと笑って立ち去る。もはやミルウォーキの捨て台詞など俺に何ほどの痛痒も与えないだろう。いつか思い知らせてやる。ホプキンス家の力を*思い知らせてやる*]
(32) 2011/12/23(Fri) 03時半頃
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―廊下―
ああ、もう少し前に止んでくれれば良かったのに。
[降雪は弱まり、雲間から僅かに差す月の光に目を細めた。 窓に当てる指は5本。けれど感覚は4本のようで。 神経の切れた指はなかなか思うように動いてはくれない]
……おお。
(33) 2011/12/23(Fri) 03時半頃
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[思わぬツボに入って、肩を震わせる。 本人を目の前に遠慮なんてない。]
……ふっ、ククク。
[できていない敬語も、不思議そうな顔も、生意気な態度も、ロバートの何もかもが無性に何かを揺さぶっている。 とりあえずその髪を撫で回してやりたい衝動はなんとか堪えた。]
出来るじゃないかロバート。 その調子で、頼むよ。…………くくくっ。
[またこの可愛らしい会話ができるなら、いつでも立ち向かって来て欲しいと思った。 漂う薔薇の香の影響でちょっと自分がおかしいのかもしれないが、未だ自覚は無い。**]
(34) 2011/12/23(Fri) 03時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 04時頃
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Ding dong ding dong…
[動く指で弦を抑え、緩く握った右手を上げ―――
…下げた]
こんなことをしている場合ではありませんね。着替えねば。
[自室に戻る。同室者の戻らぬ部屋で、冷たい服を脱ぎ捨てた。ゆったりとした部屋着に着替えた。赤味の強いジャケットに、首元には白いスカーフ]
まだ食堂に人は居るかな。
[クリスマス仕立てのものと聞いていたけれど。 胸躍らせながら食堂に向かった*]
(35) 2011/12/23(Fri) 04時頃
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― 自室→食堂 ―
ん、あれ。卵嫌いだっけ
[問い返した言葉にはごまかすような言葉ひとつ>>0:220。先に行って、と言われれば反対する意思も意味も特にはなく、そのまま部屋を出た。いつものように年上とはいえ馴れ馴れしく触れた髪の柔らかさを思い出してどこか落ち着かない気持ちを腹の底に見つけた。どうしようもないまま、サイラスに追いつかれて、そのまま食堂へと連れ立って。
クラスメイトと思しき男の元へいったサイラスを見送って、食堂の隅っこで食事をとった。知らぬ顔も見知った顔も同じくらいいる食堂。クラスメイトなど、気兼ねなく話せる顔はなく、黙々とスプーンを口に運んだ]
(36) 2011/12/23(Fri) 04時頃
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[喉を通り抜けていくご飯と一緒にどこか甘い――薔薇の香りが漂っていることに少年は気づかなかった。急いで、誰の邪魔もしないように皿を空にして]
…えーと
[首を巡らせれば先ほどまでいたと思ったロバートが既にいなくなっていて。命令することに慣れた彼のこと、特に否やを唱えずにとりあえず言うことを聞く少年のことは、おそらく道具くらいにしか思っていないだろうと少年は感じていた]
いない、なら…
[吹雪はやんだだろうかと食器を下げて食堂を出た。ほとんど自覚することもなく薔薇の香りを追いかけて廊下を進み]
(37) 2011/12/23(Fri) 04時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 04時半頃
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[再び、中庭に面した窓辺で足をとめた。細く窓をあけてふ吹雪と一緒に薔薇の香りを引きこんで
他人がどう思ってるかは分からないが、自らの思うよりもずっと、自分を表現できないこの声を、心を戒めるように、軽く胸を*叩いて*]
(38) 2011/12/23(Fri) 04時半頃
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ごちそ、さまでし、た。
[ぱむ、と両手を合わせて食事を終える。 綺麗に空になったトレーを運ぶ最中。 派手な音に一瞬身を竦め振り返る。
どうやらトレーを取り落とし、 食器が無残にも砕けた音だったらしい。 とりあえずは己のトレーを片付けて、 おそるおそるそちらに寄って行く]
あ、あの…… 大丈夫、です、か?
[手伝うなどと気の利いた言葉は出ず、 それでも素通りも出来ず。 指先を切ってしまったらしい先輩を 心配そうにただ見ているだけ**]
(39) 2011/12/23(Fri) 08時半頃
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──回想・食堂──
俺も、せンぱいのことは好きですよ?
[エリアスに追従し目を細める。風紀委員の癖に授業をサボったりする自分がどう思われているかはわからなかったけど。]
おっと悪いね、あとで持ってく。すごく助かったよありがとう。
[ヴェスの催促には思い出したと手を叩いて。お礼を言うことも忘れない。]
薔薇か。……薔薇の棘っていいですよねェ。
[ところどころ訛りの残る口調で、聞かせるつもりも特になく呟く。お伽話のように薔薇のいばらに絡め取られたら夢も見ないで眠れそうだと、密やかに夢想する。]
(40) 2011/12/23(Fri) 08時半頃
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あ、
[夢を見るで思い出した。ポケットの中の医務室の鍵。昨日施錠しなければならなかったのに、ひょっとしたら開けっぱなしではないだろうか。]
エリー、俺は医務室へ。体育をサボったら係りにされちゃったんだ。
[チャラリと鍵を見せ。さてここ数日の日誌はどうでっち上げようか。**]
(41) 2011/12/23(Fri) 09時頃
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…あ、
なんか、その…すいません。
[川に落ちたネコみたいにしょんぼりとして、 ヴェスパタインの手当てをおとなしく受けている。 右手の中指の先に、鮮やかな色の傷。 しばらくペンを握れなさそうだな、なんて思った。**]
(42) 2011/12/23(Fri) 09時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 09時頃
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えー……じゃあ、ジェフ先輩に見つかったら モリスが怒られてよ? あと、賭けるなら俺だけ損するのはなー。
[小遣いに不自由したことはないけれど。 自分で稼いでる訳でなし。賭けをするのは少し躊躇われて。 モリスにも損害が出るようになれば、諦めてくれるかな? なんて、思ったところで外ではなく近場で派手な音。
びくっと、犬が驚くように柔らかな毛を逆立てて、 アイスブルーの眸を見開いた。]
(43) 2011/12/23(Fri) 09時頃
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