84 戀文村
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クラリッサは、ダーラに謹んで、明○チョコを差し出した(食べきれてない分
mitsurou 2012/04/03(Tue) 00時頃
クラリッサは、ぼちぼちおねむなので、ブロリンさんの傍にごそごそ*
mitsurou 2012/04/03(Tue) 01時頃
もう、こんな悲しいやりとりが、この村でされない事を願いながら…――**
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― それは冬のと或る日 ―
あら、もう帰ってしまうの? お茶でもご一緒に……。
[いつものようにナタリアの家へと向かうと、 今日は先客があったようだ。 女がお茶をと誘う相手は、軍人である。 初め合った頃の警戒の色は、女の笑みの中にはないのだけれど、 それでも首を横に振り、去ってしまう人。
大体、いつもこのような調子であったが、ふっと思い出すのは、 初めてその無口な人の表情に感情を見た日のこと。 あの時は、確か幼馴染が彼の絵を褒めたのだと、 ナタリアから聞いた。 その後も仲良くしている話は、 少なくともクラリッサは認識していなかったが]
(95) mitsurou 2012/04/03(Tue) 15時半頃
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無口な軍人さん、何かあったのかしら?
[今日も何かで照れていたのかと、尋ねる女に、 老婆は唯静かに微笑むだけ。 クラリッサは、小首を傾げるも、彼女が何も言わないのなら、 それはそれ以上尋ねてはいけないことだと思い、 追及は重ねない。]
えっと、今日は、何が食べたいですか?
[だから、話題変えにと料理の話題を振る。 彼女の答えは何であったか……何かの材料が足りず、 使いにクラリッサが外へと出たのは確かなこと。]
(96) mitsurou 2012/04/03(Tue) 15時半頃
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あら……。
[その帰り道、雪の降る中、目立つ色があった。 その赤を纏う人は、村の外から中へ。 見知らぬ人に、一瞬警戒するが、いや……と、 少し警戒を女は解く。
敵国の者であれば、あんなに派手な色は付けていまい。 なにより、この小さな村に何があるというのだ。 駐屯軍は居れど、その詳しい任務内容を知らねば、 女はそのように思う。 だから近づく人に、会釈をして去ろうとすれば、 目の前で落とされるフード。 その下にあった、意外と端正な顔に、クラリッサは瞬く。]
(97) mitsurou 2012/04/03(Tue) 15時半頃
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あっ、えっと、それはお困りです、ね。 宿屋さんは、ダーラさんの所、なのだけど……。
[思いのほか、挙動不審になることの意味を、女は知らない。 雪崩に巻き込まれたのだという、彼。 それでも、クラリッサは顔を赤らめながら、 その旅人を宿屋へと導いた。]
ああいう人も、外にはいるのね。
[無事送り届けた後、ほっと息と共に感想を吐く。 小さな村故に、見かける顔は大体決まっていて。 だから、村の人とは少し違う雰囲気に、少し驚いたのだ。 半世紀も後の世、若い娘がアイドルに心ときめかせるような、 そんな感情を抱いて、少し遅くなったナタリアの所へと 女は戻るのだった*]
(98) mitsurou 2012/04/03(Tue) 15時半頃
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クラリッサは、改造……だめだ、笑っておなか痛い(ばんばん
mitsurou 2012/04/03(Tue) 16時頃
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― 戦後10年ほど経った頃〜IF〜 ―
[慌ただしく過ぎる日常の中。 ブローリンや、他の村人の消息を調べる傍ら、 もう1つクラリッサが調べていたことがある。
ダーラの宿で見つかった、ヤニクの遺品。 その中で見つけた、楽譜を閉じた本。 おそらくこれがヤニクの旅の目的だろうと知ったのは、 中に綴られた文字『メアリーへ』との一言。
この国に、どれだけメアリーという名の女が居るだろうか。 名だけでは、藁を縋るほどの手がかりでしかない。 それでも、彼女に巡り合えたのは、 きっと何か導くものがあったからだろう。]
(101) mitsurou 2012/04/03(Tue) 18時頃
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奇跡が起きれば、と思っていたけれど こうしてお顔を合わせられるのは、とても不思議な感じです。
[切欠は、クラリッサが投稿した新聞の記事から。 読者の投稿欄の小さな記事。 それがメアリーの目に留まったのは、本当に奇跡だ。 それは私も同じですと、微笑む彼女を前にし 淹れられた紅茶に手を伸ばし、そっと口に含んだ時か。
――……視界に入るのは、鮮やかな赤。]
(102) mitsurou 2012/04/03(Tue) 18時頃
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っ!!ごめんなさい。大事なものを。
[こんにちは、とその少女に返そうとして、 けれどできなかったのは、その口から出た名に。 ブローリンの名は、まだメアリーにも告げていないというのに。 驚いた拍子に、メアリーに渡そうとした預かり物が膝から落ちた。 慌てて拾おうとすると、少女が拾うのを助けてくれる。 その目は、懐かしい色をしていた。 まるで、待ち人の目の色を鏡写しにしたように。
我知れず、零れていく涙。 拭ってくれる少女。 その仕草すらも、懐かしく…… けれど、目の前の子がブローリンでないとは判る。 そうであったなら、彼を見たように少女は名を呼ぶまい。 だから……―――。]
(103) mitsurou 2012/04/03(Tue) 18時頃
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ありがとう、 さん。
[思い当たるのは1つの名。 けれど、今の少女の名でなければ、小さく唇を動かすのみ。
その後ろで、メアリーは、すべてを判っているのだろう。 柔らかな笑みを浮かべて、その光景を*見守っていた*]
(104) mitsurou 2012/04/03(Tue) 18時頃
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クラリッサは、腹黒いのは中の人だもの……(ブロリンさんの影に隠れた
mitsurou 2012/04/03(Tue) 23時頃
クラリッサは、壁】・)じぃっ
mitsurou 2012/04/04(Wed) 00時頃
クラリッサは、気が付いたら膝上だった!!
mitsurou 2012/04/04(Wed) 14時頃
クラリッサは、まったり、おちゃずずず。
mitsurou 2012/04/04(Wed) 17時頃
クラリッサは、ブローリンやっつけ仕事ですみません(イラスト)orz
mitsurou 2012/04/04(Wed) 18時半頃
クラリッサは、ヤニクに行ってらっしゃいした後、照れつつブロリンさんにぎゅってした。
mitsurou 2012/04/04(Wed) 19時頃
それ以上喰ったら、何処にも行きたくなくなるだろ?
まだこいつら帰さないといけないんだから。
[背後に引き連れた魂達を指差してへらっと笑う]
お前よりイイ女いなかったから、何処行っても戻って来るわ。
[やれやれと大袈裟に首を振ってから、ふわりと笑いかけた]
クラリッサは、照れた。でも、私もブローリン像は、この村のブローリンさんになりそう
mitsurou 2012/04/04(Wed) 20時半頃
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[どれほど、2人並んで話をしただろう。 それは、きっと2人を隔てていた時以上。
やがて、無言で立つ愛しい人。 けれど、その動作に不安を覚えることはない。 案の定、差し出される手は、大きく。 そして、向けられる青い眼は、温かい。
クラリッサは、微笑んで、その手に手を絡める。 鏡写しのように、返す眼差し。]
(130) mitsurou 2012/04/04(Wed) 23時半頃
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[ いってらっしゃい。
いってきます。
おかえりなさい。
過ぎる顔(想い)は、幾多。 この先、どこへ行こうとも。 ――……この魂に刻まれた想いが、故郷。 だから、愛しい人を握り行く先に不安はない。 光のさす方へ行こう。飽きるほどに歩んで行こう。
*また、再び出会えるように* ]
(131) mitsurou 2012/04/04(Wed) 23時半頃
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そうね。いっぱいくっつけて、まあ。
[どこで何をしていたのか、たくさんのお供を引き連れた格好に
肩を竦めて、でも彼らしくて笑顔になった]
仕方ないから、ココで待っててあげるわ。
だから、全員送ってやんな。
[ただ待っているだけでは、すこしつまらないから
笑顔のまま、手を伸ばして襟をガシっとつかみ
おもいっきり引き寄せて唇に噛みつくような口づけを]
――おかえり、そしていってらっしゃい。
アタシのホレーショー。
はいはい。ま、俺を忘れないうちに帰って来るわ。
[噛みつく様な唇を重ねたまま口角だけ上げる。
顎を取り、唇を離してからもう一度深く口付けた**]
早くこないと忘れて他にイイ男捕まえてんだから。
[じ、とその顔を見つめて
深くなった口付けに、そっと服を掴んで応えた**]
知ってるよ。ダーラに負けない位イイ女になれよ。
[膨れているセレストを横目で捕えて笑いかけた**]
ヨーランダとも競い合ってイイ女になれよ。
クラリッサは、ブローリンさんに、最後涙腺もってかれた……ずるい(うわん)ありがとう!
mitsurou 2012/04/05(Thu) 00時頃
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