166 あざとい村
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どにらにせよ、先生が戻ってこないなら、自主練ですの。 わたくし、合宿に来たんですのよ。
[そういって、シノンの傍へ寄って、水晶球の使い方を教わりはじめた。**]
(117) 2014/03/07(Fri) 01時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/03/07(Fri) 01時半頃
スージーは、アオイが迷うようにしながら紡いだ言葉を、聞いてはいたが、答えを出せずにいる。
2014/03/07(Fri) 02時頃
スージーは、セシルの口から名前があがると、ちらりと一度、視線を向けた。
2014/03/07(Fri) 02時頃
(…まぁ、襲う側が言っても仕方ない訳だけどね。)
[声に出さずに思うのは、身も蓋も無い話だけれども、]
普通課からとってるのはいわゆる「意識改革」…じゃないか?ただの推測だけどな。
[そういって、カイルとレティーシャをちらと見る。
”人狼”というのは言ってみれば『非日常』だ。こうした機会に擬似的にでもその存在の意味に触れる事が、いざという時に身を守る経験になるだろう。]
そういえばどうなるか聞いてなかったな……。
確か荒縄が倉庫にあった気がするけど――
[至極真顔でそんな事を呟く。
……ちょっとジリヤの反応を伺っているのは、もしかしたら――]
それなんだよなぁ。
でもまぁ、【勝ったら勝ったで】特別点か何かもらえるらしいし、いいんじゃないか?勝ちを取りに行く感じで。
――そうそう! こっそりな!
[ヒューの頭も、割と単純である。]
時刻:「占い師」と「霊能者(霊媒師)」が判明した後
俺としては、皆に纏まってもらって護れるのが最適なんだけどな。
――能力者だけじゃなくて、そうじゃない人も皆大切だから。
[ジリヤの呟きの後 気付けば歩きまわるヒューが近くに居り、フードの上からジリヤの頭をぽんぽんと撫でた。その瞳は何処か遠く、【彼のヒーロー】を思い出しているのかもしれない。]
それにしても………。
ま、なんだ。そうだよな、普通に知り合いだもんな……。
[と。ある意味あっさりと、【能力者】が二人判明したことに顎に手を当てて味のある表情を見せる。後は、狩人だけだ……。]
俺の当て勘だけで言うなら、狩人役はアオイ……かな。
その、カイルは緊張感がなさすぎるし、
セシルは――【なんだかおかしい】んだよな。
ちょっと、様子を見たい。 あ、外れたらゴメンな。
[セシルの言葉に顔が一瞬青くなった]
――うわぁ。 やっぱあいつかも。
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さてはカイルったら、遊びにきたつもりだったんですのね?
本来これは強化合宿ですわ! 特訓なり授業なり、相応の予定があったはずですの。 道具はそれに使うための物ではなくて?
[専攻に迷っていたスージーにとっては、強化合宿も水晶玉を試せる機会も、渡りに船だったため、あまり疑いを持ちたがっていないようだ。]
……って、ちょおっと! それ、どういう意味ですのよっ。
[カイルがシノンとスージーを見比べて、わざとらしく頷いてみせると、スージーはまんまとのせられてムキになる。]
目に物見せてやりますわよ! 覚悟なさい!
(139) 2014/03/07(Fri) 13時頃
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[ふんっと鼻をならしてそっぽを向き、敷かれたマットの上に座り、シノンの指導をうけながら、水晶玉に触れる。 滑らかな肌触りをたしかめる。 ――イヤな予感。 スージーは不安げに眉を寄せた。 唾液をのみこみ、喉をならす。]
大丈夫ですの。 集中していただけですわ。
[強がりだった。 それを強がりであるとは、スージーは断固認めないが。]
(140) 2014/03/07(Fri) 13時頃
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[>>132 セシルの指示に、スージーは、こくりと頷く。 異論はないだろうかと、セシルの他の生徒を見渡した。 誰か一人でも、問題ないと分かれば、みんな安心する。 だから、きちんと成功させなければ。]
……シノン先輩。 もう一度、最初からおさらいしたいんですの……。 [緊張から、ひどく慎重になっているようだ。 申し訳なさげに視線を落とし、緊張からか冷え始めた指先で、水晶玉と一緒に渡されていた柔らかい布を持つ。 水晶玉の表面を丁寧に拭い、透明な球面を覗きこむ。 こわい。 何がそう思わせるのだろう。 直接は、触れたくない気さえした。 しかし、その不安を口に出すのはプライドが許さない。]
(141) 2014/03/07(Fri) 13時頃
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[シノンの静かな声を聞きながら、実際の占いをイメージする。 スージーは、シノンの手に手を伸ばし、触れた。]
……。
[ピンク色の唇をきゅっと結んだまま、何も言わない。 どうやら、手をつないでいてほしいようだ。 不安をやり過ごそうとしているらしい。 指導をうけるうち、シノン・ポロンが、頼りになる先輩であると感じての事だった。]
(142) 2014/03/07(Fri) 13時半頃
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[次第、ただの練習のはずなのに、周囲の音は耳に入らなくなっていった。その姿は、集中しているように見えたかもしれないが、事実としては、違った。
――できなかったらどうしよう。 大口もたたいてしまった。 退路を断ち覚悟を決めるのには、過剰だったのかもしれない。 皆の姿が、ひとりづつ、頭に思い浮かぶ。 落胆されたくない。させたくない。]
……
[宝石のような瞳が、不安げに揺れながら、水晶玉を覗き込む。 球面に、手をかざした。]
(143) 2014/03/07(Fri) 13時半頃
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[あ、と小さく声をあげる。 目を逸らしたほうがいい。直感がそう告げている。 けれど、それは叶わなかった。 視線は吸い寄せられて、水晶玉から逃れられない。 水晶玉のなかに、ぐるぐると映像がすごい速度でめぐっている。 円になって並ぶ合宿参加者達を、円の中央からぐるりと見渡すように、次々と現れては見えなくなる。 背中が、汗で冷えている。シノンとつないだ手も、汗をかき、震えているようだ。 心臓がどきどきとして、息がうまくできない。 周囲の音がきこえない。 たすけて、と叫びたくても、金縛りのように声もでない。]
(144) 2014/03/07(Fri) 13時半頃
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[小さく、悲鳴をあげた。]
(145) 2014/03/07(Fri) 13時半頃
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[何の弾みでか、スージーの耳飾りが千切れて、マットの上にころんと落ちる。 スージーは、シノンに凭れかかるように倒れた。 瞳はぎゅうっと閉じられて、口からは苦しげな息が零れる。]
……、……
[ぐったりとしながら、なんとか声を絞り出す]
除霊の準備を……
[これは事故だ。 スージーが告げる占いの結果は、ヒューについて、ではない。 けれど、途切れそうな意識のなかでは、それを説明することも難しかった。]
……
[スージーの瞳は、誰かの姿を探してうろうろと彷徨う。 ジリヤと、目があう。 言葉の続きも紡げぬまま、スージーの目はとろんとして閉じられ、そのまま気を失ってしまった。**]
(146) 2014/03/07(Fri) 13時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/03/07(Fri) 13時半頃
意識改革かー・・・
確かに、ほとんど実感有りませんでしたしね。人狼。
[聞いた理由にうんうんと頷き、だけど、と少し付け加える。]
…危機意識持たす相手を仕掛け人にするなと。
いや、この辺はウチの先生の仕業でしょうが…
[あの人毎回どっか抜けてるんだよなぁ、とため息交じりにぼやいたとか。
ただ、荒縄と聞くと青ざめて…]
あ、荒縄っ!?
あれですか!?
やっぱ毛羽立ったあれで縛られてちくちく地獄ですか!?
簀巻きは嫌ぁぁぁっ!?
[…小声で叫ぶと言うとてつもなく器用な真似をした。
いや、マットに突っ伏して声殺しただけだけど。
近くに居て耳が良くなくては聞こえないだろうが…
逆に言えば近くで耳が良ければ聞こえる訳で。
つっぷしてぷるぷる震えたせいで、しわが寄ったシーツは伸ばし直しになった。]
………ま、まぁばれないように勝ちに行きましょう。
簀巻きなくても、縄は嫌です。
[声はかなり本気だったとか。]
*13
……くっ
……っははは……!すまん、意地悪が過ぎたな。
[ジリヤの怯え様に、まるで子供のような笑顔で彼は笑っていた。]
――大丈夫、心配しなくても女の子にそんなことさせないさ。
よっし、それじゃ勝てるように頑張ろう!
[……この後数分で大ピンチに陥るのは運命の悪戯という奴だろう。]
―能力者判明後―
…皆、かー。
[いや、分かってはいる。
そういう意味じゃないと理解はしているのだが、
ちょっと残念なのと嬉しいのとが半々と言うかなんというか…
とりあえず必死にポーカーフェイスを保とうとするけれど、
頭を撫でられれば自然と頬が緩んで…]
・ ・ ・
個人的には、狩人とか関係なくセシル先輩早めに対処したいです。
その、なんていうか…本気過ぎて怖いと言うか。
[縛られる前に痛い目に遭いそうで、ねたばらししとかないと普通に怖い。
割と切実に本音で言って…
続く言葉にもしかしてコレ平常運転なんだろうかと首を捻った。]
愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/03/07(Fri) 22時半頃
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[だめよロビン!! あの話だけはダメ!! ぜったいにダメ!! うなされるほどの恥ずかしさ…… だって子どもなんだもの! 変な事の一つや二つ、してしまうものでしょ!? どうして見つかってしまったのかしら!? ロビンとは、子どもの頃からずうっと一緒にいたから、
だからだから、
だからって見てなくてもよかったじゃないの!? ていうか見ていたなら止めてくれても良かったじゃないの!?]
(190) 2014/03/07(Fri) 23時頃
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[うぅん……、と、スージーが、微かに唸った。]
(194) 2014/03/07(Fri) 23時頃
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…… … ば ……
(195) 2014/03/07(Fri) 23時頃
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ばかーーーーーーーーーーーっっっっっ
[最悪の目覚めであった。 ロビンのカウントダウンが、残り2、という所で、瞼がひくつき、1、と言いかけた瞬間、スージーは飛び起きた。 嫌な汗にまみれているが、これは断じて占いのせいではない。]
ば、
ばかーーー!
ぜぜぜぜったい言わないって約束したくせに!
ばか! ばか! ばか! ばか!!!
[寝起きに、わけもわからず涙目で訴えてから、はっとする。そうだ。なんだか、眠っていたような……]
(197) 2014/03/07(Fri) 23時半頃
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[とぼけているロビンを、恨みがましく見る。 五歳とまで明かしたな…!と。]
……覚えておきますわよ……!
うーん……ごめんあそばせ、眠っていたよう……ですのね? わたくし、ええと…… えぇと……?
ちょっと!何笑ってらっしゃいますの!?
[笑い声に、ヒューのほうを向いて、噛みつかんばかりの勢いの一言を浴びせるも、顔は赤くなってきている。]
まったくもう……
まったく……
あっ
[そこで、スージーは直前の行動を思い出す。]
(200) 2014/03/07(Fri) 23時半頃
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そうですわ。 わたくし……占いを。
[そうして、みるみる表情がこわばり、真顔になる。]
……。 わたくし、さっきは、ただの練習のつもりで…… 先輩のことは、占いそこねましたのよ。
[己のプライドが邪魔して、失敗を認めるのがいやで、その事実を言い出すのには、少しの間が要った。 不甲斐なさに歯噛みして、息をつく。 そうしてから、躊躇うようにジリヤを見て、困惑するように、眉を下げた。]
でも……人狼の反応をみつけましたの。 じ……ジリヤですわ。
(205) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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[は?とカイルに返されると]
だって……シノン先輩に教わったとおりでしたのっ! まちがいありませんわよっ!!!
(207) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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…いや。どないせいと。
[何かする前にコレである。
才能を称賛するべきなんだろうけど、
状況的に溜息しか出てこなかった。]
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[>>209 動揺したヒューに、あれこれと尋ねられると、スージーの瞳には、うるうると、うっすら涙がうく。]
……しっぽ
だってだって、しっぽだって、みえましたの
[だだっこのように、涙声で答える。 予定外に練習で集中してしまったために、本当に、たまたま、彼女を占うことになったのは、偶然だったのだ。]
(213) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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[一方、ジリヤがあっさりと、マットの持ち込みの許可を求めるのを聞いて]
……
[カイルと似た表情になっていた。]
(217) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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[最悪の目覚めだったが…… 切れ長の目、澄んだひとみ、ほのかな笑み、やわらかな髪は風もないのにそよいで見える(寝ぼけていた可能性が大きい)――そう、まるで、王子様のような風貌で、滑らかな形のよい唇を動かし、そっと音を紡いだ。>>221 『お姫様』……麗しのテノールは、まるで音色を奏でために作られた楽器すら嫉妬させてしまうが如し……]
お……はようございます。
[ほぼ反射でトゥンクと胸が高鳴ってしまいかけて、スージーは戸惑う。 一体何をされたのだろう。 何もされていないはずだ。 いや。された。挨拶をされた。 つまり寝起きを見られている。 急激に現実感に襲われながら、花も恥じらう乙女であるスージーは、恥ずかしそうにしている。]
(235) 2014/03/08(Sat) 00時半頃
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[>>210 ロビンがしれっとして言った言葉には、かるく首をかしげる。 スージーが半端なところで意識を手放し眠ってしまっていたため、ヒューが悪霊に取り憑かれていると勘違いされ、体育館倉庫へ押し込まれる……という可能性があった頃は、スージーは夢の中であったのだ。]
(237) 2014/03/08(Sat) 00時半頃
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[ジリヤの寒さ対策に、意見が飛び交うなか]
ロビン、わたくしのクッションをジリヤに貸して差し上げて。 今日は毛皮は持ってきていないんですの……。 ごめんなさいね。
[簡易椅子に設置していたはずの極上の肌心地のクッションを渡すよう指示をする。 ロビンが食事を提案するのが聞こえてくると、過度の集中により、脳みそが糖を欲しているのか、お腹がすごく空いているような気がしてきた。]
(238) 2014/03/08(Sat) 00時半頃
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