142 紅月の村【人狼vs吸血鬼RP】
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[>>92青年はやっとサミュエルの碧眼に怒りが、そして明確な敵意が滲むのに気付いた。 ―変色した瞳はまるで血のように紅く、纏う殺気は皮膚を刺すようで。 昔馴染みから発せられるそれは青年をじりじりと消耗させる。 彼をそうさせたのは自分だ。
けれど仲間を、という言葉にはどうして、と言葉が漏れそうになった。 ―この村には、父や母や自分もいた。 それでは足りなかったのか。 信用出来なかったのか。 父と彼の祖父との間にあったやり取りを、青年は知らなかった。]
(97) 蒼生 2013/09/05(Thu) 18時半頃
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[>>93続く言葉が躊躇うように感じたのは、気の所為だろうか。 青年は彼の言葉を読み取ろうと涙が滲む目を凝らす。
…いつか離れる事があったとしても、まだ「戻れた」?
まだ、「繋がって」いられた?]
―…っ。
[青年は鉄色を大きく見開く。
「殺した」。 自分が、サミュエルを?
けれどその言葉に衝撃を受けている暇もなく。]
(98) 蒼生 2013/09/05(Thu) 18時半頃
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[―信じていた、という彼の‘言葉’が青年の胸を深く貫く。 人狼と吸血鬼は宿敵なのに、彼は自分を信じていたというのか。 …自分は彼の信頼を裏切ったのだ。]
―っ…。
[サイモンの遺体が人狼の仕業のように偽装されていたと聞いて、青年は吸血鬼が邪魔な人狼の所為に見せかけようとしているのだと思った。 青年の本性を知るのは、かつては同族の気配を今は吸血鬼の気配を纏う昔馴染みだけ。
どうしてこんな事をするのだ、と思った。 自分達はこの村で静かに暮らしたいだけなのに。
実行犯は他にいて、サミュエルがした事ではないと思いたかったが、結果として青年は攻芸に彼の家を教えた。 彼は吸血鬼だと、本能が告げていたから。
それが村人たちを守る事なのだと疑わずに。]
(99) 蒼生 2013/09/05(Thu) 19時頃
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[先に手を離したのは、
自分の方だったのだ。]
(100) 蒼生 2013/09/05(Thu) 19時頃
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[一族がそうしてきたように、青年もまたこの村を、村人達を愛した。 …否、正体がばれたと分かっても変わらず愛している。
けれど‘仲間’一人守れずに、村が守れる筈もない。]
……。
[絶望的な面持ちで、青年は立ち尽くす。]
(101) 蒼生 2013/09/05(Thu) 19時頃
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…僕を罰するべきは君だ。
[心折れた青年は宿敵の前で膝をつき、力なく座り込んだ。 本能は今も戦えと叫ぶけれど、青年はその声から耳を塞ぐ。 人狼ではなく、‘ライジ’として。 彼の怒りを、罰を受けなければいけないと思った。
人狼の身体は人間より頑丈に出来ていて、簡単には死なない。 このまま切り裂かれようが、命尽きるまで痛苦を味合わされようが。
それでも構わない。]
(102) 蒼生 2013/09/05(Thu) 19時頃
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保険調査 ライジは、メモを貼った。
蒼生 2013/09/05(Thu) 19時頃
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―…。
[青年は無言でサミュエルを見上げる。 座り込んだ青年からは、彼の顔は遠い。
まるで自分達の間に出来た距離のようだ、と青年は思った。
サミュエルは紅色の双眸を細め、諦観と、深い哀しみを秘めた微笑みをその顔に湛えている。
あぁ、 自分は彼の事も大事で、守りたかったのに。
――壊してしまった。
青年の鉄色の瞳から、涙が一滴零れ落ちた。]
(110) 蒼生 2013/09/05(Thu) 21時頃
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[>>112青年は、サミュエルが自分の前に膝をつくのを昴と眺めていた。 涙を湛えた瞳はほんの少しだけ熱い。]
―…。
[>>114抱き締められ、告げられた言葉。 ―サミュエルの肉声を聞くのは久しぶりかもしれない。 首筋に息がかかれば、‘終わり’を感じて鉄色の目をゆっくりと閉じた。 溜まっていた涙が、目尻を伝う。]
(115) 蒼生 2013/09/05(Thu) 22時半頃
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―さよなら。
[それはサミュエルには届かない言葉。
もしかしたら、仲間には届くかもしれないけれど。]
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[―首筋に吸血鬼の牙が付き立てられる。 走った鈍い痛み、血を吸われる感覚に喉が震え、口から呻き声が漏れた。]
う、ぁ…っ…。
[獣の本能は暴れ回ろうとする。
―宿敵に命を奪われる事を許すな、戦えと。
けれど青年は爪が食い込む程に拳を握りしめてそれを抑え込んだ。]
(117) 蒼生 2013/09/05(Thu) 23時頃
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―逃げて下さい。
少しでも遠くに。
この村は貴方の故郷ではないのだから。
[だから吸血鬼に捕らわれぬよう、早々に立ち去れ、と。
血が吸われて遠のき始める意識の中、仲間に声を飛ばす。
彼は生きているだろうか。
この声は届くだろうか。
―そこまで考える余裕はなかった。]
…生き、て。
[人狼の生は人間と同じく終わりあるもの。
それならば、彼の思う生を生きて欲しい。
何処まで形になったかは分からないが、青年は意識ある限り繰り返した。*]
―― もう、 人狼はいなくなったよ。
[同胞に告げて、口元を拭う。]
―― わかってる。
[ゆるりと、青を取り戻すまえに、小さく呟いた*]
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