162 絶望と後悔と懺悔と
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[ ――…嗚呼、聲が―――――――
――――聴こえたような、気が して。*]
[紅鬱金の目には、今も変わらない主の姿が
―――映っていた。**]
うん。何?
[互いのお願いを取り交わす声に訊ね返し、
一拍、間が空いてからの続きを聞いた。]
……、――
[どうして、と。
問う言葉は喉の奥につかえて出ない]
[理屈はそう。自分達はたぶん悪い意味で
"ひとりでは生きられない体"だ。
だが、リカルダの願いの意味はもう少し難しくて]
ん。
[微かに頷くことでしか。]
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―――…っ!?
[こっちに誰かが近付く気配がしてる! >>133 ここに座り込んでからどのくらい時間が経ったのかわかんないけど、相変わらず疲れてるからどう考えても、ちょっとの間。
ため息ついてる場合じゃない。とにかく場所を―――]
…………。 あ、 周にーさん……、生きて―――る?
[見間違いとか僕が生み出した幻とかじゃない、……よね。 僕は確かめるために手を伸ばすのをためらわない。右手だけだったけど]
(136) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 00時頃
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……。
[だいじょうぶ。ちゃんと立てた。>>137 だけど僕はしばらく周にーさんの手を離さない。
考えてみたら、吸血鬼になった周にーさんに触れるのは初めてなんだ。 僕は始祖吸血鬼に牙を立てられて吸血鬼になったわけじゃないから、 離れてても周にーさんの聲が届くことはなくって]
ほんとだ、……生きてる。 ちゃんと、ここにいる。
(138) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 00時半頃
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………あの時、の?
[思い出すのは始祖吸血鬼の城で周にーさんに言った言葉しかない。>>139 “またね”。 僕はこの言葉にいかなる重みも、――願いもこめたつもりはなかった。心のどこかで諦めてすらいた。
でも、諦めなかったんだ、周にーさんは。 吸血鬼に変わってしまっても]
―――っ、ぅ
[僕はまた、今まで泣けなかった分まで泣きたくなる。 けど、言わなきゃ。こうして僕のところに帰ってきたんだから、かける言葉はひとつだけ。 浮かんだ涙はそのまま、周にーさんの手も握ったままで]
(141) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 01時半頃
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……… おかえり、周にーさんっ…。
(142) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 01時半頃
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……、う、うん。
[そう言われても危機感があんまりない、……のは単純に、嬉しいからなのかも。>>140 とにかく周にーさんもああ言ってることだし、ここは気を引き締め直して脱出――]
…………。え、ちょ、
[待ってもしかしなくてもこのままじゃ僕恥ずかしい体勢になる!? ――けど我慢だ我慢っ! 周にーさんもそう言ってたし、ワガママ言ってる暇がないことくらいわかる]
…っ、ちょっと、だけ、安全なところまででいいから。
[まずは叫び出したくなるのを抑えて。でも言いたいことはちゃんと言ったよ]
(143) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 01時半頃
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幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。
Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 02時半頃
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― 隣り合う夢 ―
……マドカー?
[ここにもいない。 僕は茂みから手をどけると庭をうろうろし始める。もう隠れられそうなところなんてないのに。
ほら、この前は孤児院の建物の中に隠れてたから、今は裏をかいて庭の方に隠れてるかもしれないでしょ?
僕がやってるのは見ての通りの、――かくれんぼの鬼。 じゃんけんに負けたからこうなったんだっけ。……違う、最初に見つかったからだよ。
あれ、でも僕より先に誰かが、鬼につかまらなかったっけ―――?]
(147) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 14時頃
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[“鬼につかまった人は、鬼になる”。
……何考えてるんだろ、ただのかくれんぼの最中なのに。 探さなきゃ。
周りは薄暗い。零にーさんが何か言いたげにこっちを見てるのが辛うじて見えたくらい。 明にーさんも一緒だったはずなのに、もうどこかに行っちゃったのかな。
でも、薄闇の中でも目立つ、白いコートを着てたから、すぐに分かった。 僕は僕よりも背格好が高く見えるその人影に近付いて、]
みーつーけー、―――
(148) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 14時頃
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………、ん、 ――…っ。
[あれ、もしかして……、寝てた? こんな時なのに]
夢、……。
[夢ですらちゃんと会えない。近付いてたと思ったら遠ざかっていく。がっくりきた。 せめて、もう一度目を閉じて、]
―――…っ!?
[こっちに誰かが近付く気配がしてる!(>>136につづく)*]
(149) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 14時頃
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[流れ去る景色を眺めながら、僕は周にーさんの声を聞く。>>159>>160]
それって、周にーさん、僕と……、 “さよなら”したくない、――ってこと?
[似たようなことは僕も考えてた。 周にーさんを取り返せるなら、探して見つけて、それから、 ――どこか遠くに行っちゃうのもいいかもしれない、なんて]
……、――――。
[もういない人の名前を声にしそうになる。「他のやつ」なんて言うから、……言うから]
(169) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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[ねえ、絢矢。 僕は結局絢矢を置いてっちゃったね。――亡骸を。 だけど絢矢が託してくれた小太刀は今も手の中に残ってる。
ぎゅって握りしめるだけで、痛いばかりだった心が、落ち着くのを感じるんだ。
ねえ、ねえ―――僕は何のために生きればいいのかな。
犠牲か、贖罪か、――――それとも“希望”か]
(170) Akatsuki-sm 2014/02/27(Thu) 23時半頃
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[もしも叶うなら、]
――ずっと、傍で笑っていて。
[犠牲か、贖罪か、それとも“希望”か。 あるいはそのどれでもない道を、死ぬまでいかなければならないのなら。 せめて傍に、大切な人の笑顔があるように、って**]
(176) Akatsuki-sm 2014/02/28(Fri) 00時頃
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…………ごめんなさい。
[誰にも言えなかった言葉は血に塗れて、
もう、どこで犯した過ちなのかも解らなくても]
愚かで醜くて哀れな可愛い可愛い私の家畜達よ。
────……忘れるな。鬼はお前達のすぐ後ろにいる**
リッキィは、絢矢をむぎゅうした。
Akatsuki-sm 2014/02/28(Fri) 00時頃
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