216 宵闇駆けるは天つ星
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[いつ時を操る力が必要となるか分からない。
怪我人を運ばねばと走って結界を出ようとして]
ン?
[村に張られた結界と同質の力の接近を察知し、男は足を止める。
それと同時にその力の主の声が聞こえてきた。]
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[亀吉と対峙していた妖はどうにか逃げ遂せたよう。 余四朗の進言が功を奏したのかまでは知れぬが、頭領は後を追うようなことはしなかった。 感情を込めない短い息だけ吐いて、余四朗は他へと意識を向ける。 頭領に続いて亀吉や闇星の青年の師と言う人物が現れ、彼らに小言やら何やら言っていた。 師か、と思いながら余四朗は視線を頭領へと向ける。 彼が放つ覇気めいた波動は鬼丞の生を繋ぎ、余四朗には体力の回復と言う形で影響を及ぼした。 余四朗は動けるのを確かめるように握り拳を作る]
旦那、わしん補助もしとったけぇ。 勘弁したってくなんせぇ。
[苦笑する頭領>>49に事実を一つ付け加えた。 それが鬼丞への助けとなったかは定かではない]
(63) rokoa 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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おぅ、あんがとなぁ。
[荷車を見つけてきた青年>>57に礼を良い、鬼丞を寝かせる手を貸して。 続けられる言葉には首を緩く振る]
おんしはおんしのやれるこたぁやったじゃろう。 …ゆぅても、わしぁおんしの戦いっぷりは見ちょらんがのぅ。
[やや揶揄いめいた言葉が出たのは、緊張が解けたことの表れ。 彼の師からの言葉>>54には、機会があれば、とだけ返していた]
(64) rokoa 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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へへ、楽しみんしときぃわ。
[荷車からの声>>50には笑いながら言葉を返す。 荷車を引く体力は戻った。 余四朗は引き棒をしっかりと握り、適切な速度で歩み出す。 離れ行く村を振り返ることは無かった*]
(65) rokoa 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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