人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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【人】 許婚 ニコラス

[>>71毛布にくるまってみれば、冬のためのそれは暖かく。
ペチカの火も少しずつ部屋を暖めてくれて、やっと少し寒さが遠ざかった。

球を握った手だけは、まだ冷たい]

 ……。

[マグカップを受け取って。
うん、って相槌も打たないで、中に入った温かなものを口に運ぶ。

聞きたいような、聞きたくないような。
不思議な心地だったから、じっと黙ったまんま。
唇を舐めて、膝を抱えた]

(75) 2014/11/19(Wed) 17時頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>74もっとうんと小さかったころは、ノックスに抱っこされてるトレイルによく唸っていたけども。
大きくなってからはずっとなかったから、少しびっくりさせたのかもしれない。
毛布の下の顔は見えないけども、聞こえるため息]

 ……うー。

[すっぱいものを食べた時みたいな顔をして、うーってなる。
ザイアクカンと不満とそのほか色々。
>>77膝にぐりぐりと額を押し付けていれば、聞こえた短い声。
兄の声に、顔をあげて。

目をまあるくする]

 ……そっか。

[分かったことはふたつ。
シメオンがここにいないってことと、ディーンはここにいないってこと。

また額をぐりぐりと押し付けて。
なんだか息が苦しくて、息の仕方を忘れたみたいに深呼吸した]

(82) 2014/11/19(Wed) 18時頃

【人】 許婚 ニコラス

[昨日、ディーンに与えるために噛んだべろが、いたい。
昨日は、ちっとも痛くなかったのに。

手の中の宝石を握って、どうしようってまた呟いた。

けど、シメオンがさびしくないのはよかった。
ううん、多分、シメオンに目の前に泣かれないことが、僕はよかったんだと思う。

僕ってば自分のことしか考えらんないの]

(84) 2014/11/19(Wed) 18時頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>85ことこと音をたてる鍋の音を聞きながら。
ぐりぐりと額を膝で擦っていたけども、隣のトレイルが動く感じがして顔を向ける。
不思議そうな顔をしている。

動く唇。
透明な声をじっと見て、ううん、と小さく唸る]

 ……なんでもできるって思った。
 なんでもしてあげたいって思った。

 ……2人とも不幸でもいいから、自分の物にしたいって思った。

[言葉を並べる。
悩むことも、どもることもなく、ただ頭の中のものをそのまんま出せばよかったから、楽だった]

 僕は。
 無敵だった。

(88) 2014/11/19(Wed) 18時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>89頭を傾ける動き。
ハテナを見せるための仕草。
なんについてのハテナなのか、聞こえなくてもわかる気がした]

 ……こどもっぽい?

[こちらも首を傾げて、ハテナにハテナで答える]

 「無敵」

[ほんの一瞬のバンノーカン。
僕はあのときなんだって出来たし、全部が僕の手の中だった。
彼が僕にすべてを与えてくれた。そして僕が彼にすべてを与えた]

(90) 2014/11/19(Wed) 19時頃

【人】 許婚 ニコラス

[今は]


 いまは。
 ……こどもだ。

 魔法は、12時になったら解けるから。


[マグカップの中のあったかいお茶をひとくち飲んで。
熱くって、怪我している舌が少し焼けた。

ぷう、と吹けば、色つきのさざ波が立った]

(91) 2014/11/19(Wed) 19時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……それでも欲しかったの。
 彼の目だけじゃなくて、全部。

 誰かに、

[トレイルを両の目でじいと見て。
マグカップで、口元を隠す]


 誰かに、取られる前に。

(92) 2014/11/19(Wed) 19時頃

【人】 許婚 ニコラス

 落ちたよ。

[なぜだかすごくきょとんとした顔をした、
きょとんというよりももっと不思議そうな顔をしたトレイル。
彼の手から真っ直ぐ落ちたマグカップを指さして
それから、毛布の繭の中から手を伸ばす。

裸の腕が少し寒かった]

 はい。

[マグカップを右手で拾って、彼へと差し出す。

まだ、目はまんまるだった。
なんだかおかしいような気がしたけど、僕は首を傾げただけだった]

(95) 2014/11/19(Wed) 19時半頃


 ――こんなに、だれかと、関わること、なかったし。

 気になるとおもったひとからは、すぐに離れてた……


 なのに――――

[ふ、と色素の薄い姿を思い返す。
 ビスケット色を、あの、霜の青さを]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 20時頃


【人】 許婚 ニコラス

[ゆっくり、ひとつひとつ。
紡がれた言葉に、今度はこちらがきょとんとするほうだった]


 やだ。


[音、ふたつ。
ことことと鍋が鳴く音と、心地よい足音、それから火のはぜる音を切り裂いて。

透明な音を遮って、はっきりと口にした]


 なあに、それ。 やだ。


[首を傾ぐと、ぽきりと首が鳴った]

(101) 2014/11/19(Wed) 20時頃

 …………俺だって……嫌だよ……
 ラルフの声が聞こえないのは
 ……ラルフに もう 会えないのは…………



 けど 俺は どうしようもなく 獣で
 衝動にも勝てない 人と生きていけない

 ラルフは 衝動にも勝てて
 人と生きる生業 大切にしてくれる保護者がいて




 ーーーーねえ…… 聞き分けて……

[零れる我儘は 嬉しい けれど かなしい
 どうしようもなく 別たれた 同じ獣だけれど
 別の 獣なのだと]




 …………大丈夫 ラルフなら
 きっと 俺のこと
 すぐに忘れることができるよ

[と 言って  笑った ]
      [ 泣いた ]


 ………………ーーー

[ラルフが誰かを 思う
 あの人は 嫌いだけど そう 
 そんな風に 誰かを思えるなら すぐ 忘れられる]
[言葉は 実感をともなって] 


【人】 許婚 ニコラス

 でも欲しかったの。

[たった一回きりの幸せだったと気が付いてしまったけども。
それでも、確かに幸せで。
もう誰にも取られない。
僕の手にはなにもない。他の人にも届かない。

彼の時計を壊してしまった。
もう二度と動かない]

 誰にもあげたくなかったの。

[少し寒い。
ぷうっと手に息を吹きかけて、毛布をかぶったまんまトレイルにすり寄った]

(109) 2014/11/19(Wed) 20時半頃


 いやだ……

 フィリップに、もう会えないとか……そんなのやだ……

[並べられる違いに、それでも。
 フィリップだって、なんとかなるんじゃないかとか。
 ゆめをみている]


 獣なのはフィリップだけじゃない、し……


[嬉しいと悲しい。

 初めて声がつながる相手だから、ただ、離れたくないと]





 無理だよ。
 フィリップを忘れるなんて、できないよ……


 




  ーーーー……………………




……    喰われ  た


[もう、――居ない。]


 ーーー初めて 同じ 獣に会えて嬉しかったから
 きっと 君はそう思うんだ


 …………ラルフ
 君には……衝動を覚える相手がいる
 俺みたいに 誰にでも
 覚えるわけではない それを


 今は まだ 衝動を 抑えられなくても
 いつか 衝動を抑える術を 覚える

 ーーーその時 いまの人ではなくても
 衝動を覚えるほどの人と
 一緒になることが君はできる


 ーーー確かに こうやって
 思いをそのまま分かち合えない

 その分は その人と話して
 言葉でわかちあえばいい


[言語化して 思うだけで悲しい
 けれど 子供に言い聞かせるように
 ゆっくりと 思考する そうすれば届くから]

 …………だから ーーー



(ディーン、……そんなの、あんまり だろう)
 
 


[悲しい。

 ゆっくりと、伝えられる言葉が。
 突き放されているようにも感じて、かなしい]


 そんなこと、ない……

[初めて伝わって嬉しかったけれど。
 それだけじゃない、と、ぽつり]

 ――だから、フィリップを忘れろって。
 そんなの、ないよ……

 そりゃ……衝動を、おぼえるひとは、べつにいるけど。

 大事だと、大切だと、思うのは……
 また、別じゃないか……


【人】 許婚 ニコラス

[>>113肩に乗る軽い重さ。
温もりが心地よい。

こっちは暖かくて、あっちは冷たい。
それでもあっちは幸せだった。

今は。

悲しくてどうしようもなく悲しくて
虚しくて

幸せじゃない満足じゃない嬉しさじゃない、なにか。
なにかどろりとしたものに、体がすっぽり包まれていた。

多分それは 愛に似ている]

 ……? よしよし。

[なにかを考えているような顔をしたトレイルの頭を、撫でておいた]

(124) 2014/11/19(Wed) 21時頃

 ……大事な人 にしてくれるのは嬉しい



 けど 君には 他にもたくさんの
 フランシス ドナルド……衝動を 覚える人……


 大切な人……が いる


 ーーーーー俺は 人を食う獣だ
 いつ何時 その人たちを喰らうかわからない
 他の人と一緒にいることは出来ないーーー

 3人の大事な人と 1人の大事な人
 2人分 人間のそばの方が多いい


 ーーなら 俺を忘れるのが……一番だよ…………


 ……そう、だよ。

[ノックスにとって、男は目障りで邪魔な存在でしかない。フランシスのように、悼めない。


 さぞ幸せだろう。


 望みの通り、ニコラに喰われて死んだのだから。

 大切に育ててきた、ニコラに。]


 ――っ、……

 やだ、よ……


[諭される。

 ただのわがままだとわかっている。
 悲しさがにじむ]



 俺だって、いつ、食らってしまうか、なんて
 わかんない、のに……

 やだ……

[たべてしまったら、一人になる。
 それがいやでがまんしてきて。

 フィリップを見つけて。
 再会してしまったことで衝動を覚えて。

 いまは、もう――]





 ……もう、耐えられるか、わかんない、のに……

 


【人】 許婚 ニコラス

[>>129なにか消えちゃいそうな感じが、トレイルからはよくする。
けどなんて訊けばいいのかわかんないし、聞いてもきっと聞こえない。

だから、ただ念入りに頭を撫でて]

 おかえり。

[>>123毛布ごと二人、抱きしめられて。
身を捻って、おかえりを言う。

目を閉じる彼をぼんやり眺めながら。
今日、まだ笑ってないことに気が付いた。

手の中の目玉を、そうっと転がす]

 お鍋。

[指さす音の方向。
ごとごと。]

(135) 2014/11/19(Wed) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[悲鳴があがった>>133]

 ん。

[慌てた様子で箱を渡して、鍋に走り寄るノックスをぼんやり見送って。
手の中の卵型、ぱちんと開く]

 ……。

[小さな、丸い宝石箱の中。
まだ輝きを失っていない宝玉を、そうっと入れる。

きらきら綺麗]

 あー……。

[がらんがらんと大きな音がして、お鍋の蓋が床に転がったのが見えた。
ぱちんと宝石箱を閉じて、大丈夫?って首を傾げる]

(139) 2014/11/19(Wed) 21時半頃

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