人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


 大丈夫……

[自分の事はそう答えるが、
 部屋の外に出るという声には少し難色を示した。]

 …………理依君、大丈、夫?

 ――お願い。大丈夫?

[出て行って、それきり帰って来なくなったりしないか。]


うん…大丈夫。それに、ここがもし食べられちゃう前にいれられるような部屋だったらそれこそ早く逃げなくちゃ。

大丈夫だよ。なんだったら柊は皆を見ててあげてよ

[思い込みがいつしか本当だと思えてきてしまう。
無意識にあの金色をもう一度見たかったとも思っていた
柊がついてこないなら自分ひとりでいくつもりで]


 ……うん。
 行ってらっしゃい。

[皆を見ててあげる事。役割を与えられればそれに頷く。
 かける声だけはいつも通りだ。
 部屋の外に出ようとする理依を見送るように、
 のろのろとベッドの上で半身を起こした]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 孤児院 ─

[>>)2女の爪は過たずリカルダの肩を切り裂いた。

花吹雪のように鮮血が散り、地面を赤く染める。]

 はなして……! はなしてぇぇぇ!!!

[叫びながら、非力で小柄な躰がいくら暴れようと
屈強な守備隊員の腕は解けない。
が、運ぶには支障を来すその荷物を大人しくさせる方法に
守備隊員は手刀を選んだ。

首筋に感じたのはごく軽い衝撃。
踏みつけられるリカルダを泣きそうな顔で見ながら
少女の意識はそこで一度ぶつりと途切れた。]

(104) 2014/02/08(Sat) 12時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[孤児院を舐め尽くした炎は
轟々と音を立てて窓という窓から赤い手を伸ばす。

撤退を開始した守備部隊の一人の腕の中、
目を覚ました少女が見たものは
炎に包まれ黒煙を吹き上げる我が家の姿と、
地面に転がった誰のものとも知れぬ無数の屍体と──

──ジョージの首。


自分たちを守ってくれていると信じていた
黒い門が遠ざかるのを眺め
少女はまた意識を失った。]

(105) 2014/02/08(Sat) 12時頃

うん。行ってくる。

[柊の言葉に頷いて、それから部屋の中…マユミの姿らしいものを見つけてまずは安堵し、そして小さい声で]

マユミちゃん、帰れる手段、探してくるからさ
ちょっとだけ待ってて。
俺にも責任あるし。


[それから目が覚めたらしい直円に顔を向ける。
あの孤児院で彼が叫んでいた言葉は聞こえていない。
だから今は純粋に安堵のため息]

直円、俺ちょっと出て行くから。
みんなのことお願いね。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─   ─


  『贖いをなさい』


[女が言った。
流れ落ちる黒髪の、美しい顔をした女だ。]

(106) 2014/02/08(Sat) 13時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 

          『贖いをなさい──菖蒲』


[女は──母は繰り返した。

──違う。
これは鬼だ。

母ならこんな風に、
父の首を抱えて穏やかに笑ったりはしない。

だから──これは鬼。
母の顔を真似た、怖ろしい鬼なのだ。]

(107) 2014/02/08(Sat) 13時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[夜風が強く吹き付け、桜を舞い上げる。
少女は眼を瞑る。
鬼も──鬼が抱えた首も、一瞬視界から消えた。

眼を開けた時、少女の手には一振りの小刀が握らされていた。
鬼は小刀を握らせた少女の手を上から握りこみ]

 『贖いなさい』

[また、そう言った。

鬼が近づくと、生首の──父の白く濁った虚ろな眸も近づく。
少女はそれが厭で、首を振る。]

(108) 2014/02/08(Sat) 13時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[母が──違う。鬼が首を捨てた。
父の首が転がってゆく。
首はすぐ傍の桜の木の根本で止まった。

少女はほっと息を吐き出す。

一瞬意識の外へ追いやられていた手が持ち上げられる。
小刀を握らされていた右手が。
少女の意志に反して、鬼に導かれ。


──鬼の喉を、貫いた。]


      『贖いなさい菖蒲。

           ───産まれて来たことの罪を』


[鬼は──微笑っていた。]

(109) 2014/02/08(Sat) 13時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 春雨の降る日 ─

[孤児院の養母に助けられてすぐ、少女は気を失った。

目を覚ました時、最初に見えたのは着物の少年>>96
自分を見下ろす眼差しの空ろに、何か──記憶を刺激されて
少女は片目を瞑って、こめかみに走った痛みをやり過ごした。

菖蒲──。
その時浮かんだ名は、すぐに記憶の底に沈んで行った。

そんな名前は知らない。
その名は酷く怖ろしいものだ。

自分は──そんな名前では呼ばれていなかった。

目を覚ました少女に気付いた少年が養母を呼びに行ったか
あるいはその場で名を尋かれたか。
だから少女は、もう一度『あや』と繰り返した。
哀しいことの起きる前、呼ばれていた二文字を。]

(110) 2014/02/08(Sat) 13時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[まだ冷たい春の雨に長時間晒されていた幼い躰は、
それから数日、高熱に苦しんだ。

再び目を覚ました時には、
微かに残った朧気な記憶さえ真っ白に塗り潰され、
生まれたての赤子のような無垢さで、
歳よりも幼い笑みを浮かべ、傍にいた人の手を握った。*]

(111) 2014/02/08(Sat) 13時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[柔らかに過ぎて行くパステルカラーの日々を、
暴力的なまでに鮮やかな赤が嘗め尽くしてゆく。

黒鉄の門も、庭に生える草木も、血と炎に飲み込まれた。

リッキィが泣いている。
いつもはしっかりもののリッキィも
一旦泣きだすと、撫でてあげなければ眠れないのに。

どうして離してくれないの。
彼女の傍に行って、その手を握ってあげないと。

わたしは──“また”、失ってしまう。]

 ──…!!

[夢の中で伸ばした手は、現実の空を掴んだ。

そこは寝台の上。
目の前に広がる景色は、いつもと違う見知らぬ天井──。]

(112) 2014/02/08(Sat) 14時頃

―城内―
[――夢はなにもみなかった、
見たような気もするけど忘れてしまった。
柔らかなものに包まれて、泥のように溶けていた意識は、
小さく交わされる声にくすぐられる]

……、

[覚醒までは届かない、
ただ柔らかなものが寝具だと気づいて、
――昔の家に戻ってきたのかと一瞬錯覚する。]

――………、、ん、

[まどろむ意識は、もういない人を呼ぶ音を紡がせた]


[ 囁きが意味を成したのは、
自分の名前を呼ばれたからだ、重い目蓋を開く。
見慣れぬ、場所。目の前にいたのは理衣、一瞬であの惨劇が目蓋の裏に蘇った]

っ、……、ここは、

[吸血鬼の居城、なのだろう。
あの漆黒の少女は、黄金の死神はどこにいったのか、
見渡せば、他にも数人の姿が室内にある]

なんで……、
なんで、理衣くん来ちゃった、の。

[待ってて、という言葉に首を横にふった]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 帝都 守護部隊隊員養成所 ─

[孤児院のものよりも柔らかく、温かな寝台。
空の手がシーツを掴み、ぎゅっと握り締めた。

枕元に寄木細工の箱を見留めると
それを大事そうに抱え、寝台を降りる。

白かったぶかぶかのTシャツは
襟ぐりを中心に腰の辺りまで赤い飛沫が散っている。
震える手で自分の顔を撫でると、
乾いて固まった血がぼろりと剥がれて落ちた。]

(117) 2014/02/08(Sat) 15時半頃

[掛けられた声で、直円と真弓がいると解り、そちらを見た。

 気絶して運ばれた少年には、理依と真弓が理解している事、
 ここが吸血鬼の根城だとは認識できていないものの、
 ここは一人ではない。全員には程遠いけれど。

 やがて彷徨った視線は、理依が出て行くという扉へ]

 ……涼平君。絢矢。 ――リッキィ。――――

 ……帰る?

[一緒に逃げようとしていた子供たちの名を呟いて、
 理依の言葉を茫洋と繰り返す。

 背中の怪我は手当がされている。
 痛みにベッドの上で膝を抱えて俯いた。]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[頬を濡らした温かさを思い出し、
血の気の失せた唇をきつく噛んで、
少女は他の仲間を探し始めた。

同じ部屋、何人の子供が寝かされていただろうか。
けれど、見つからない子供もいる。

明之進が、リカルダが、真弓が、零瑠が、直円が──。
──他にも、数人の子供が行方不明のままだった。

勝手にそちこちの部屋を出入りする少女を見つけ、
状況を教えてくれたのは安吾。

連れて行かれたのだと聞くと
少女は泣きそうに表情を歪め、
しかし涙を堪え、円の元へ案内を乞うた。]

(121) 2014/02/08(Sat) 15時半頃

アヤワスカは、理依も──連れて行かれ──た、と安吾は言っていた。

2014/02/08(Sat) 15時半頃


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[暴れ疲れて眠る円の手を、
少女は起きるまでずっと握っていた。

離してしまったリカルダの代わりのように
何度も何度も手の甲を撫でて。


それから、円の怪我が治るまで、
少女は毎日円の病室に通って、
夜、彼女が眠るまで寄り添った。

けれど、少女の笑顔は日に日に減って行く。
円を安心させるためにだけ向けていた笑顔も、やがて──。]

(123) 2014/02/08(Sat) 15時半頃

[柔らかすぎる寝台から、身を起こす。
血で汚れたままで着てた服もぼろぼろで、
悪い夢じゃないことは、はっきりとわかる。

腕を捲くれば――サミュエルが布を巻いて、
円が手当てしてくれた包帯も、痛みもそのまま残っていた。]

……明君、

[ 常から穏やかな明乃進が亡羊と呟く声]

ごめんね……、


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/08(Sat) 15時半頃


あの女の子、言ってたの、
何人か連れて行きましょう、って、
愉しそうに言ってたの……。

でも、わたし、止められなくて、
……何もいえなくて……、そのまま、

[明乃進は、ここにいるみんなは、
その連れてこられた子たちなんだろう。
 思い出すわかりたくなかった彼女の言葉]


[真弓の話をおとなしく聞いている。
 直円や他の皆はそれを知ってどう思っただろう。

 少年は緩慢な動作で寝台を抜け出ると、傍に寄った。
 袖をまくった手を見て、そこに自分の手を乗せて、
 熱の出た顔で曖昧に微笑む。

 「ごめんね」と彼女が謝ったからだ。


あ……あぁ、気にしないでくれたまえよ。
今は、「生きている」ことをいったん喜びましょう。

[ちくり、と心に響くものがあったのか、
少し目が泳ぎ気味である。何せ、直近の記憶が土下座なのだ。
今のマユミの様子を見ると、バツが悪いものがある。]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 病室へ案内される前 ─

[>>134痛い所はないか問われ、少女は黙って首を振った。

何処も痛くはない。
リカルダも、明之進も、死ぬほど痛い思いをしただろうに。

自分だけが、無傷でいる。

──痛い。

抱き締めた箱の下、
心臓を何者かに握られたような心地がした。]

(137) 2014/02/08(Sat) 17時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[おいで、と言われて素直に歩み寄る。
僅かの間にやつれ、青褪めた顔。
手の届く位置に降りてきた安吾の袖に少女の手が伸びた。]

 みんなはどこ?

[やっと開いた唇から、短い問いを発して袖を握る。

強張った表情で、
言われるがままに深呼吸を行う様は人形めいている。

安吾の話を聞き終わった時には、
全身が蝋のように白くなっていた。]

(138) 2014/02/08(Sat) 17時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[少女は首を振る。
安吾の自嘲を否定するように。]

 おじさんのせいじゃない。


 ……鬼が。 鬼が、来たんだもの。

[一瞬、安吾から視線を外し、
遠くを見る眼差しを斜め下へ投げかけ、
少女はそんなことを言った。*]

(139) 2014/02/08(Sat) 17時頃

アヤワスカは、病室へ向かう道中、握られた少女の手は氷のように冷たかった。*

2014/02/08(Sat) 17時頃


[そろりと扉の外に出る。外は空気が冷えていてとても寒い。
道を頭に叩き込むように歩いてみた。
周りからはどこか物騒な気配がする]

…どうなってんだろ…ここ……


[材料を選ぶ、犬猫を飼う。
そんな基準で殺したり捕まえたりする。
吸血鬼にとって、人間は違うことなく家畜なのだろう。

あの時にわかってしまった、
彼らは人間を捕食する存在で。

みんなを殺さないで――命乞いの結果がこれだ]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:アヤワスカ 解除する

生存者
(5人 75促)

アヤワスカ
6回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.132 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび