人狼議事


7 百合心中

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水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 11時半頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 11時半頃


【人】 水商売 タバサ

……あは。バレちゃうかな、やっぱし。
[ぐす、と涙の後を拭って]

ここで働いてた、イリスって子。
知ってるかな?
[名前は知らなかったとしても、特徴を述べれば分かるかもしれない]

目をかけてたんだけど……巣立って行っちゃった。
彼女の幸せが、何よりも喜ばしかったはずなのに。
……なのにどうして、涙が止まらないのかな?

(344) 2010/03/25(Thu) 11時半頃

【人】 水商売 タバサ

[グロリアの指を避けることなく、身を任せ]

好きだった、のかな。
今じゃもう、確かめようはないけど。
[そうして、自分も椅子に腰掛け]

食べながらでいいわ。
……昔話、聞いてくれる?

(351) 2010/03/25(Thu) 12時頃

【人】 水商売 タバサ

[むかぁし、むかし――そんな語り口で]

あるところに、普通の女の子と、裕福な、しかし身寄りのない病弱な女の子がいました。
病弱な女の子は病院から出ることができず、普通の女の子がお見舞いにくることだけを楽しみにしていました。
二人は、傍目から見ればとても仲の良い友達でした。

(355) 2010/03/25(Thu) 12時頃

【人】 水商売 タバサ

しかし、普通の女の子にとってはそうではありませんでした。
彼女、実は学校で虐めにあっていました。
学校で嫌なことがあるたび、病院に行っては「私はこいつより幸せ」「こんなのに比べればまだマシ」と、優越感に浸っていただけだったのです。

――しかし、そんな関係にもついに終わりが来てしまいました。

(359) 2010/03/25(Thu) 12時頃

【人】 水商売 タバサ

病弱な女の子の容態が急変し――あっという間もなく、亡くなってしまいました。
普通の女の子はそれを知るはずもなく、病院を訪れたのは亡くなってから何日も経ってから。
空になっている病室のベッドについて看護婦に尋ねれば、手紙を預かっているのだと手渡され。
それを読んだ普通の女の子は、号泣して泣き崩れました。

(361) 2010/03/25(Thu) 12時半頃

【人】 水商売 タバサ

手紙の内容は、莫大な遺産を全て譲るという遺言状。
普通なら小躍りして喜ぶそれも、しかし女の子にとって問題ではありませんでした。

遺言状の裏に
『貴女のお陰で、私は今まで頑張ることができた。
ありがとう、そしてさようなら。
今まで私にくれていた優しさを、どうか他の人にも分けてあげて』
というメッセージが残されていました。

(363) 2010/03/25(Thu) 12時半頃

【人】 水商売 タバサ

看護師さんから、意識を失った病弱な子が、うわごとで何度も普通の子の名前を呼んでいた事も聞きました。

自分は彼女の思いを最悪の形で裏切っていたのだ――
その時になってようやく、普通の子は自分の過ちに気付きました。
そして、その贖罪として。最期の約束だけは生涯破るまい、私は私のできる限りの人を幸せにするんだ、と心に誓ったのでした。

[おしまい、と締めくくった]

(366) 2010/03/25(Thu) 12時半頃




Lilium……?


[この騒乱の原因にあるのは確かだけど。
小さな呟きが洩れるのを不思議そうに見つめただろう]


【人】 水商売 タバサ

……随分長くなっちゃったわね。
けど、聞いてくれてありがとう。

[腹の中のものを全て吐き出したかのように、すっきりとした笑顔で]

(371) 2010/03/25(Thu) 12時半頃



――…、

     病気の、 名前。


 …――。

父もね

       あれで しんだの


[小さなつぶやきは、彼女にだけ伝わるか。]


 お父さんは――…

 病気で、Liliumに罹って……

 お亡くなりに……。

[小さな呟きが届く。

伝わる言葉に、マルグリットの父の職業を思い起こす。
留学する際、フランスの学会に彼女の父が良く行っていたので、お世話になったのだ。

あぁ―――…。

瞑目する。
彼女の父はその研究で倒れたのかも、知れないと悟った]


【人】 水商売 タバサ

[死に意味などない、という言葉に]

そうかもしれないね。
私も……彼女の死ではなく、彼女の生きた証である約束に、私が背負うだけの価値を見出したから。

[ふ、と哀しげな微笑を浮かべ]
けど……私は忘れちゃったよ、幸せになる方法なんて。
貴女が、教えてくれるの?

(380) 2010/03/25(Thu) 13時頃

…うん。
……――、…話しはね
少し前に届いてた手紙で 読んだの

…でもね、わたし。
なにも、いえなかったわ。

皆に伝えても、…きっと、…

[口を噤む。
この惨状を見れば、どうなるかなんてわかっていた。
フランス。綺麗なところ。
花の都は花びらにうもれているだろうか]

…ごめんなさいね。


【人】 水商売 タバサ

その一瞬を終えてしまえば……貴女もまた、飛んでいってしまうのでしょう?
だったら。
[ちゅ、と軽く口付けをして]

これだけで、十分よ。

(387) 2010/03/25(Thu) 13時頃

[何も謂えなかったと、ごめんなさい、と語る先輩に首を振った。]

 先輩――…

[父を奇病で失い。その事実の重さを背負った彼女。
口を噤むマルグリットの心の辛さを思って。]

―――…。

フランスは今どのようになっているだろうか、パリ左岸にあるカルチェ・ラタン――学生達が行き交う街の景色。モンパルナスの古く落ち着きのあるカフェが思い起こされる。

かの街は今、どのようになっているだろう、か。

白い花に埋もれていると知らずに。]

 約束の人と逢える事、祈ってます。

[搾り出すように、彼女に告げた。]


【人】 水商売 タバサ

そう。……それなら、良かった。
これでまた一つ、約束を果たせたから。

[右手をぎゅ、と握り]

途中まで送っていくわ。
時間も遅くなってきたし、道中危ないでしょうから**。

(390) 2010/03/25(Thu) 13時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 13時半頃


[ マルグリットの携帯の短縮設定を行う。
機械が苦手な彼女でもわかりやすいように。

ごめんね、と語る彼女に、大丈夫ですよと謂うように微笑んで。]

[ 彼女から届いたメールを見て、怪我も無く、家も無事な事を知る。
公園は無事らしいと]

 『先輩が無事でよかったです。
 公園の方は大丈夫なのです、ね。

 私達は大丈夫です。
 グロリアが、また外の様子を伺いに行きましたが。

 私は彼女を信じているので。
 また、何かあったら連絡します。』

[定時連絡のようなメールだけれども。
この連絡が通っている間は、二人とも無事と知れるのだから――**]


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