人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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 ──────おまえ。


 本当に、ネイサンか?



[唸るように、幽かな聲で問う。
 この道化、纏う気配が、今までとはちがう。]


 ああ、正真正銘ネイサン・ジョーカーだとも。

[眉を顰めながらも堂々と答える。
ネイサン以外の名前もあるが、足音の無いこの獣が聞きたいことはそんなことではないだろう。

ルーペを取り出しながらも、問うまでもなくその牙の持ち主を知っているような不思議な感覚に襲われる。]

 そういう君はヴェラーヴァルだ。

[その感覚を振り払うように巫山戯た一言を返す。]


[やけにニコラスを構うのは、無意識に消えようとしている
人間らしさを留めようとしているからか。

そのうち、彼の作る食事を口にしても、さほど美味しいと思う事も無く。

むしろ彼の流す血が美味そうだと思うようになる。

この部屋はそれ程血の匂いで溢れていた。

唯一の救いはアルコールがそれを和らげてくれている事だけ。]


【人】 肥代取り 置壱

[頭をたたき切って、大きな骨と一緒にまとめておく。
煮込めばなんだって食えるし、なんだって、食うしかない。
蛆だらけのクッキーよりはマシだと、誰だって知っている]

 俺はキティじゃねーぞ、糞野郎

[挨拶代わりの悪態返し、棘のついた尾を投げてみせる。
相変わらず、悪趣味な姿に舌打ひとつ。
重そうななりだと、その思考はわりと現実的だった]

 そこに新しい樽があんだろ

[顎でくい、と示してみせる。
同時にだん、とたたきつけた包丁の先、細切れになった白身が蛆のように跳ねた。どっかの船から持ち帰った、香辛料をおしげもなく混ぜ込んで、地上の料理人が知ったら卒倒しそうなほど、見た目にそぐわぬ値打ちのある仕上がりになっている]

(135) 2014/12/10(Wed) 00時頃

 そんなことは聞いていない。

[やはり、唸るような聲は、常とは違い、ほんの微かな怒りのような苛立ちのようなものが混ざっていたかもしれない。]

 おまえ、これは元からか。

 それとも、くだらぬ輩の牙にでもかかったか。

[手をかけたルーペの先、透けて見えるものがあるなら、そこには、人ならざる者が見えたろう。

 サイモンが叫んだ、人狼の姿が**]


 元から?牙に?何の話だ?

[唇をひん曲げて惚けるが、
ルーペの先に見えた光景に私の頭は理解を示し始めていた。

つまり、私も彼も「人狼」なのだと。

いつの間にか二人の会話の一部がただの潜められた小声などではなく、ある聲を使い交わされていることも。

私は理解し始めていた。**]

 …強いて言うなら呪いじゃないかな。
 絶望纏う死神への天罰という。


【人】 肥代取り 置壱

 教えてやったんだ、俺にもくれや

[魚をミンチにしたものを血やら埃やらでどろどろになった指で掬う。一舐めして、そしてそのまま、握り飯一個分くらいの量は平らげる。
なにしろ、起きてから何も食べてなかったのだ。
空腹にかかればあのクッキーだって、あるいは美味く感じるかもしれぬ]

 猫なんぞ知らん
 ちゅうちゅう鳴いてたら噛み付かれるかもしれんぞ

 そう、………さっき知らん声が聞こえたが
 なんか、拾ったのかね。また、何か

[絶望に引き寄せられる者は、不思議なことに少なくはない。
殺すものか、殺さないものか、それだけは、少し気になった]

(158) 2014/12/10(Wed) 00時半頃

置壱は、包丁を一際大きく振り下ろす。

2014/12/10(Wed) 00時半頃


【人】 肥代取り 置壱

[生憎と、まだ人を殺したことがない包丁は、フランクの指を断ち切るのには適さなかったようだ。
差し出されたワインに、攻撃は一度でやめにして、奪い取って、一息に瓶の半分ほども飲み干すと、押し付けるようにしてようやく返した]

 まずい

[満足げな酒臭い息とは裏腹に、酷評をたたき付けて、フランクが手を伸ばす先のミンチには、辛そうな赤い粉をたっぷり混ぜ込んでおいた。

やがて二尾は腹の中身と頭を残して平らげられる。
男は火を使わない。
それはニコラスに任せて、残骸を脇に避けておいた。
使われなくても、そのうちキティが喰らうだろう。
はらわたに毒があれば、猫の一生が終わるだけだ]

(173) 2014/12/10(Wed) 01時頃

置壱は、包丁を放り出して*大欠伸*

2014/12/10(Wed) 01時半頃


[一瞬叫び声の主をギリーかと思ったが、彼はあんな声を出していなかったと気付いて耳を澄ませる。]
ああそうか。人狼なのか。

俺はあの声は嫌いだ。

[主語の無い聲。
目覚めた仔は己が存在の名を認識し、双子の片割れとゆっくり同化して人から離れていく。
そして己を箱に詰めた女の様に、忌避し怯える声に憎悪を抱いた。]

あれは災いを呼ぶ声だ。

[まだ他に聲が聴こえているが、騒がしいあの声に囚われて赤子が聴いている幻聴にしか思えなかった。
だから意識は叫ぶ男に集中していて。]

殺さないと。

[また箱に詰められる前に。
呪詛の様に呟いた聲を拾う者はあっただろうか**]


肥代取り 置壱は、メモを貼った。

2014/12/10(Wed) 01時半頃


 とぼけるか。
 それとも、本当に知らんのか?

[食えない奴だと、内心舌打つ。
 だが、この、常人には聞こえようのない聲を解し、理屈を知ってか知らずか使いこなしているということは、少なくとも自身の立場は理解できているのだろうと。]

 ……呪い。

 死神への天罰…………


 ひとつ聞く。

 これが、呪いだとするならば。
 おまえは呪いに”絶望”するか?
 獣となる身を厭うか?

 それとも──────

[常からの抑揚のない声は、今は、更に低く、冷たく。

 この、呪われたという道化が、果たしてまだ畏るるに足る存在か。
 それとも畏れに喰らわれるような、見込み違いか。

 見極めようとするように、じっと、深い血の色に染まった瞳を向けた**]


[いつまで……
いつまで私は道化の偶像を演じていればいい?

いつまでこちらを品定めする視線に耐えればいい?
いつまで絶望の顔として力を顕示してればいい?
いつまで恐怖を振り撒いていればいい?

……この世の全てに何より恐怖しているのは私の方だというのに。

殺される恐怖を。傷つけられる恐怖を。裏切られる恐怖を。見限られる恐怖を。暴かれる恐怖を。失う恐怖を。

数多の恐怖をこの化粧の下に隠してきた。

ただ、死にたくないから。
生きる為に恐怖を演じてきた哀れな道化が私だ。]


[ああ…今もまた見定めるかのような視線を送られている。
この者の視線の方が余程絶望の死神の名に相応しいじゃないか。

呪いに絶望するかだって?
そんなの、答えは決まっている──]

 はっ、この私が絶望するだって?
 とんでもない、私は常に絶望を与える側だよ…ッ。

[そう言って私の演じる道化は完璧に残酷で残虐な笑みを浮かべて見せた。

絶望、道化、死神。
いつも演じてきた肩書きに獣が加わるというだけのこと。
これまでとすることに何一つ変わりはない。

そう、全ては明日を生きる為に。]


 殺さないと……誰が、誰を?

[ヴェラのものではない聲が聞こえたような気がした。
それは迷い仔のような切ない泣き聲。]


[ギリ―以外の聲がずっと聴こえてくる。
幻聴の様な不確かさでは無い、はっきりと細部まで聞き取れる。]

 絶望……絶望。

[届く聲は誰かが背負う代名詞。
だが何故かすぐにはピンと来なかった。
恐らく絶望を齎した者が、その代名詞の人物ではなく、
人狼の存在を告げる叫び声の主だったからだろう。]


 あの声は……絶望を告げる声。
 俺達を殺そうとする先駆けの声だ。

[医務室への客が途絶えた空白に殆ど無意識に漏らした聲は
同じく何処からか聴こえたあの聲に対して。
船の仲間を心配した後で、汚れた血の布をぺろりと舐め取る。]

 俺は……もう二度と殺されたく、ない。

[呟いた聲に乗る色は、ただ生まれただけで死を望まれた
赤子の紅い悲しみ。]


[男は、同時に、左の耳奥に篭もる聲を聞いていた。

赤子の泣き声はもう聞こえない。
泣き止んだのなら、良かった。
大人に殺される前に。

知った聲ふたつの明瞭な会話には、少し困惑した。
男が知っている獣の聲は、ただの獣の聲であったから、
人の知性が生きた会話がなされる事に驚きもした。

それが、件の“人狼”の聲だは、まだ思い及ばない。]



 生きロ

[と。
実際に零した唸りに乗せた、聲は、
「二度と殺されたく、ない」
と切な願いを漏らす“誰か”に向けて。] 


【人】 肥代取り 置壱

 ― 料理長帰還前の厨房 ―

 おーや、船長の気まぐれか

[それに救われた者は数多い。
この汚い男もその一人。
………とはいっても、海のど真ん中で行き倒れていた所を掬われた――それだけのこと。
故郷に戻るつもりだったのか、何か目的があったのか。
男はそれを、語ることはなかった。

現れた船大工に、血塗れたままの包丁をくるりと向けて、曰く]

 まだ殺してねぇよ

[実際、料理長なんてなりたくもなかった。食べたいときに、食べる分だけ作れればそれでいいのだ。というか魚を捌ければそれでいいのだった]

(235) 2014/12/10(Wed) 22時半頃

肥代取り 置壱は、メモを貼った。

2014/12/10(Wed) 22時半頃


[溢れる血の匂いにまた喉が鳴る。]


【人】 肥代取り 置壱

 ― 料理長帰還直前の厨房 ―

[そうしてたっぷり感情こめて味付けした魚は、調理した男の意を違わずに叶えてくれた]

 ふ は、ひゃはっ は

[声にならぬ様とか、一気にワインを流し込む姿とか
瓶を傾ける指のぎんぎらすら、今は何もかもが笑いに変わる]

 う ……げほ、は
 ぅ、 美味かった、だろ?  ふはっ

[笑いすぎて咳き込みながら、吐かれた唾にまた引き笑い。
悪趣味な背中を見送ったのだった]

(248) 2014/12/10(Wed) 22時半頃

[ライオン頭が奴隷を所望したと聞いた時には「別のネコを飼うことにしたのか?」と大真面目に言ったものだ。その次に、グレッグの背が自分より小さいのに気づいて何となく彼のことが憎めなくなった。

彼が部屋を辞したので私は匙を手に取り食事を始める。
スプーンをスープに沈めると、てらてらと光る液体が渦を巻いて匙を満たす。それをゆっくりと口に運ぶ。
私はほうっと満足の溜息をついた。
それからほかほかの温かいじゃがいもを口に含んで微笑む。

昔の人間はこの植物を船で運んでいる途中に芽が出たものを食してしまい、毒にあたったので「悪魔の植物」と呼んだらしい。]

 こんなに美味なのに恐れられるなんて。
 可哀想だな。

[ともかく、ニコラスの料理がまだ美味しく感じられて良かった。人狼になった途端人肉しか食せなくなるということはなさそうだ。]



 人狼 居る カ ?

[その声は、聲にもなり。
独り言ちるような乾いた響きが放たれた。]


[食事をしていると聲がまた聞こえた。
やはり誰のモノかは分からない。]

 あの声?二度と殺されたくない?
 一体何を言ってるんだか…

[ただ確かなのは、聲の主がまるで仔のように感じられて落ち着かない気分になるということだ。
護らなければならないのではないか?という気がしてくる……。]


 『あり……がとう』

[誰かの聲に泣き止んだ赤子の聲は戸惑いと共に
何処か嬉しそうだった。
まだ身体の中に溶け切れずに残った魂が、初めて受けた
自分の生を肯定してくれる言葉の主に懐くように。
ここに聲の主がいて、赤子が形を持っていればその手を伸ばして
温もりを求めた所だろうか。]

 生きる事は……殺す事だ。

[赤子の聲の後を追う様に、本来の片割れの聲が呟いた。
そうだ、殺されるつもりはない。
混じり合った記憶を抱えて決意の様に呟いた。

血染めの布。
血染めの医者。
今日誰が死んでも。
その姿を訝しむ者はいるだろうか。]


 これは、ギリーの声だな。

[どうやら幻聴ではなかったらしい。
だがギリーからは同族の匂いがしなかった。
どういうことだろうか…分からないことだらけで混乱してくる。
私は頭を振った。]


【人】 肥代取り 置壱

 ― 料理長ご帰還、なお厨房で ―

[押しのけられれば、包丁もその辺にほったらかして、厨房の隅に転がった。空き瓶はいくらでもある。そのひとつにワインを汲んで、料理長の手際を眺めていた。

良い匂いに、魚と香辛料で刺激された胃がくぅ、と鳴く。
それでも大皿が運び出されて食事が始まっても、厨房の隅にほとんどねっころがるようにして、酒を煽っていた]

(269) 2014/12/10(Wed) 23時頃

肥代取り 置壱は、メモを貼った。

2014/12/10(Wed) 23時半頃


[別れ際に見た道化の顔は、完全に道化に覆い隠されていた。


 常に絶望を与える側────道化は言った。



 絶望は、より強い絶望を求める。
 同じ獣の力を得ていると知ったところで、同族意識を持つことはない。

 喉笛に喰らい付く機会があれば、ヒトだろうと、獣だろうと、同様に喰らう。
 喰らい、絶望を、畏れを深くする。


 それだけが、存在意義であるかのように。]


[さすがに心象そのものが伝う事は無かったが、
脳内に響く赤子の聲と共に、切ない温もりを感じた。
……気がした。

聲は続く。次は、大人の男の聲。
思い出すのは、船医が髪に触れた際に見せた顔。

さらに別の誰かに呼ばれ
包帯下で耳元がヒクリと跳ねる。]

 ――…おれ、おれの名 だ

[耳に、頭に、よく馴染んだ響きの主が誰なのか、
名を呼ばれれば明白に理解できたから
躊躇なく「おれの こえ、だ カシラ」と呼び返した。]


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置壱
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