人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 営利政府 トレイル

どうするって……取り敢えず、此処から離れる。帝都からも離れて―――それから、考える。

 ……なんで?

そりゃあ……別の呪縛に、とっくにかかってしまっていたからだよ。

ずっと傍にって思っている。

[離れがたいのだと、躯を抱き締め直し。]

 ねぇ、周。
 それだけ? もっと何か、言わないの?

[殺さなかったことを。
 鬼にしたことを。

 恨み言のひとつだって……*]


俺には、周に対しての責任が。

(55) k_karura 2014/02/25(Tue) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル

確かに、仇だよ。でも、さ!

仇討ちだけで、良いの?

周は、直接事を為していれば、それで晴れたのかい?

[周は知っているのだろうか。
 見ていたのだろうか。

 家族の為と言いながらも、結局は死に別れた二人の事を。]

(58) k_karura 2014/02/25(Tue) 02時半頃

 ……、多分、みんな同じだよ。

[自分が望むものの為に戦って、そして失った。
 それを抉って何になる?]

 でも、僕にとっては、リッキィがここにいてくれた。

[二人の間では、声が届く。
 血が繋がっていなかった筈の家族の中に、
 それが生まれて残ったように]


 だから、ひとつだけ、お願いをしても良い?

[これは、途方もない我儘で、
 きっと誰にも許してはもらえない事だ。

 多分、リカルダにとっても]

 どうか、幸せになって。

[生きているだけではなくて。
 いっそ、命すら擲ってしまったとしても**]


そん、なの―――、

[許していいはずがない。僕だけが幸せになるなんて。
そもそも、どうすれば幸せになれるのか、わからないのに]

それに、…明にーさんだって、したいこと、やったって、………。

[ああ、ひょっとしたら。
誰かの、――僕の幸せを願うことこそ明にーさんのしたいことなのかも。
でも、いいんだよ願わなくなって。だって僕はうまくやれなかったんだから]


だって、僕、明にーさんの分まで頑張れなかった。

[だから、――構わないで。
ほっといて。
そんな言葉が出てこなくて、やんわりと突き放すことしかできない]


【人】 営利政府 トレイル

―周と―

俺独りで、後悔を墓場に持っていけって?

……それはずるいよ。懺悔の機会を俺から取り上げるって?

[俺は――、と言葉を続ける。>>57

俺は、周の方が後悔を してるんじゃないかって!
俺じゃなくて、サミュエルの手を取っていれば、こんなことにはなって居なかった!

[主の為に、皆の為に、――自分の為に、した事。]

っ!

(66) k_karura 2014/02/25(Tue) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[『どんな道を選ぼうと。』
 無条件で赦す――と、言われている様で。

 零瑠は目の端が熱くなるのを感じ、目をぎゅうと瞑る。

 夜桜が重なる。周のシャツと。

 ゆっくりと瞼を持ち上げると周の、紅の目を見上げる。『敵討ちは終い』と言った周を。>>64

 そうして、ふっと微笑み零す。>>65

 ……言ってよ。

(67) k_karura 2014/02/25(Tue) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

納得しようとしないで、行くなって。

俺と周の過ごした5年は長過ぎて、違いすぎたけれど。
これからの5年が、10年が、同じものなら……


[ねぇ? 周。*]

(68) k_karura 2014/02/25(Tue) 22時半頃

 ……うん。
 絶対ね、昔あった幸せは帰って来ないんだ。
 それは"貰っていたもの"だから。

[これから先、かつての箱庭も、鳥籠もない。

 僕も、やろうと思ってる事があるんだ。
 今はまだ後ろ向きかも知れないけど、少しずつ――
 こうやって考えられるよ。

[離れていても繋がる力を得た事で、
 自分はひとつの安らぎを思えるけれど、
 それすら重荷なら、飛んで行っても構わないから]

 だから、リッキィの、したいようにやってごらん。


【人】 営利政府 トレイル

―リカルダと、明と―

[自分のため。誰かのため。
 そんな理由を幾ら聞いても。

 主を踏み台にされた様で、穢されたようで。其が一番嫌なのだと眉を寄せる。

 主の躯に、誰にも触れさせたくない。
 これ以上、血の1滴だって奪われたくない。そんな想いに零瑠は突き動かされ、主へと腕を伸ばしたのだ。]

(86) k_karura 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

………

[涙と。
 貼り付いたような笑い顔と。
 落ちた視線と。>>53

 それが答え。]

 …………無理だよ。 

[漸く返ってきた言葉は。問い。>>63

 リッキィ。
 俺が、周を使って、君と同じことをしたって?

[違う。*]

(87) k_karura 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

周は、『家族』で。
俺たちの『お兄ちゃん』じゃ、ないか。

俺たちの為に、『負けるな』って……示してくれてる。

ねぇ、リッキィ。覚えている?
あの日を。俺は、この方に……。明と君はホリーの牙を受けた。祝福を受けた。

そのあと、とても苦しくて、血を――飲みたくて。


  知ってるかい?


俺がどんな事をしても、周は……全く…


そして、鬼になったら……部隊の後方に居た。鬼を、殺してた。

(94) k_karura 2014/02/26(Wed) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 …………ねぇ。リッキィ。


 君こそ、周を――俺を、何だと思ってるの?

[リッキィが主を『使って』、己の弱さの克服を図ろうとした1面があり。

 零瑠も同じように何か自分の為に『使った』と。

 そう言いたいのではないかと、小首を傾げ。>>92

(95) k_karura 2014/02/26(Wed) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 ………それとも。周の代わりに、俺を責める?

[立ち上がり、向けられる背。>>92 
 あやの躯。

 責めるだなんて、本気にはしないだろうし、するような子でもないと、思っている。

 話は終わった。*]

(96) k_karura 2014/02/26(Wed) 02時半頃

―回想・リカルダについて―

[刺突、あるいは斬撃。方向、距離、力の掛かり方。
 踏み込んで詰める。
 身長差で上から振り下ろした刃を、
 交差した脇差とマインゴーシュががちりと受け止めた]

 ……うん。 上手。

[二刀が二人、四種の短剣。
 同じ武器種、同じ血統に属することから
 訓練で手合せをする事も少なくなかった。

 ただ、己の手にある殺すためと傷つけるためと比べ、
 彼女の手にあるのは、より身を守る意味を持つもので、
 戦い方も自然、まずは傷を負わぬような方向を持ち、
 ひそやかに、己は安堵を覚えるようになっていた。

 それは、この小さな家族が傷つかないように、という
 願いを強く持っていたからだ**]


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

k_karura 2014/02/26(Wed) 10時半頃


僕からも、ひとつだけお願いがあるんだ。

[もしかしたら酷いお願いになっちゃうかもだけど、どうか、]


ひとりに、ならないで。
……駄目だったら、僕のことを思い出していいから。

[この力は僕にとって、赤い血となり体中を巡って、
心すらも縛ってしまう鎖じゃない、――から*]


【人】 営利政府 トレイル

―周と―

[いっそ。お前のせいだと詰め寄られた方がどんなに楽かと……そう思っていた。
けれど、5年前の周ならそんな事を、しない。今の周も。

 変わらない彼と。
 変わってしまった自分と。
 比べては勝手に惨めになったこともあるけれど。>>72


 ―――…じゃあ、俺、止める。
 解放する…って言うのかな。
 
 周が後悔しないのなら、
 俺がいつまでも言っていても仕方がないし。

[遠く城の在る方へ視線を向け。
 そして、太陽へと向け。周に戻る。]

(102) k_karura 2014/02/26(Wed) 17時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 ―――俺は……行くよ。帝都から離れる。
 鬼も、人も、関係のない場所に行って…。

[安吾に語った事を思い出す。>>74>>79
 結論が出たら教えてくれ、と言うけれど。周の背中に『聲』をかける。

 届けば――…遠く離れていても、平気。]

(103) k_karura 2014/02/26(Wed) 17時半頃

 ―――周。



 ……俺は、周が『お兄ちゃん』で良かったよ。
 『兄』であることを押し付けてしまった感はあるけれど。

 数ヶ月先に生まれてきただけなのにね。


 ねぇ。
 周がどうするかも、教えてくれる、だろう?
 


 ……『家族』なら。



[手を伸ばせない代わりに聲で触れる。
 また逢えるかは分からない。
 もう逢えないかも知れない。

 けれど、また逢えたら良いと思う。
 今度は戦場ではなく。
 生きてて良かったと安堵するではなく。]


 あまね。
 辛くなったら、いつでも呼んでよ。

 どうしようもならなくなったら……


【人】 営利政府 トレイル

[その先は口を閉ざし。
 ふっと淡い笑みを浮かべた。

 周は零瑠の来た方へと歩いていく。
 明とリカルダと、別れた方。

 零瑠は顔を上げ、主に頬を寄せる。]

(104) k_karura 2014/02/26(Wed) 17時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[戦場から離れる間際、1度だけ振り返った。

 鼻が曲がりそうになる程の血の臭い。
 そこに混じる、1度は斬り捨てた、『家族』。

 幻に消え、現実に重ね、捧げて……。
 それでも。すべてを棄てきれなかった。]

 ………

[骸をそのままにして置くから。
 今度は、零瑠の中で、生きるから。
 1度だけ。]

(105) k_karura 2014/02/26(Wed) 17時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 ……さよなら。


[朝焼けに、まるで桜花の様に、
 灰と火の粉が舞っていた。**]

(106) k_karura 2014/02/26(Wed) 18時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

k_karura 2014/02/26(Wed) 18時頃


【人】 営利政府 トレイル

―明とリカルダと―

[『落ち度にして、いい』と。
 聞いてから随分と棘のある言葉だったと唇を結ぶ。>>100>>101

 代わりの言葉を聞いても。
 何もならないのに。

 ただ、恨んでくれたら。
 大嫌いだと言ってくれれば―……

 弱さの克服の一歩になるのではないかと、大きな世話をした。]

 ……ごめんね、リッキィ。

(111) k_karura 2014/02/26(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[自身が招いた事なのに。困ったように2人を見る。リカルダが何処に向かったのか、方角だけを見ても分からない。

 明之進に苦笑いを見せ、城の方へと視線を移す。戻るんだろう? と。]

 ……気を付けて。

[鬼と人の、居るであろう場所に戻るのなら。*]

(112) k_karura 2014/02/26(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

―**年後・桜庭の邸―

[零瑠の名を呼ぶ声に、目を覚ます。
 見上げた天井は昨日修繕したもの。
 流石に寝所に雨が漏れるのは頂けない。]

 ……おはようございます。トルドヴィンさま。

[傍にと誓った方の、微笑み残る唇に触れる。鬱金の髪を撫で。左胸に耳を当て。]


 ………

(117) k_karura 2014/02/26(Wed) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[あの日。
 戦場から離れ、主の躯に口付けたのは額と、唇の端と、首筋と。そして、左胸に空いた穴と。

 心臓の壁の亀裂に舌を這わせて血を掬い取り恍惚の味に酔う。

 押し広げた唇の、内に収まっていた牙は長く。硬質の縁、厚み、細い管の穴。肉を裂いた尖りに零瑠の舌が切れてしまっても。

 主の躯は、動かない。動いてはくれない。]

(118) k_karura 2014/02/26(Wed) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 あ、ぁ…… うっ


[涙が、零れる。*]

(119) k_karura 2014/02/26(Wed) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[安吾に傷付けられた右肩が治るのは随分と時間がかかった。
着物の上掛けを羽織り、帯に懐刀を差す。柄尻から揺れるのは若草色の菊結び。右の輪が僅かに広がった――妹からの、誕生祝の贈り物。

 この邸に住んでいた家族の名は『桜庭漣桜』『桜庭芙蓉』『桜庭菖蒲』。昔、庭師をしていたという男から聴いた。

 あの柱も。
 あの障子も。見覚えがあるのに。

 もしかして、それすらも夢だったのではないかと、眉間を抑える。]

(120) k_karura 2014/02/26(Wed) 23時半頃

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