人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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鉱滓地区 チェビイは、メモを貼った。

2015/07/12(Sun) 22時頃


    うみじゃ、ないから。


【人】 鉱滓地区 チェビイ

[ →食堂 ]

[   >>155繋がり、また離された手が。

何年も” マトモ ”に、――逃げることさえせずに、僕と触れ合ってくれた人は、居なかったから。

       何故だかとても、 ” 僕 ”は、 さみしかった。

『 ねえ。モスキート。 君は僕が、怖くないのかい。』――と。
       聞くことが出来たなら、どんなに良かったか!

ほんの先日、まだ記憶も塗り替えられない頃に。
造り物の花に囲まれて、鮮やかな肌に触れ ――― その目になにを映したのか? ” 僕 ”から離れた背中 。そして、


        記憶の奥。
       頁を捲って、捲って、捲って
       捲る度に見た、「 無くされた光 」と、「 体温 」が。

      ( 僕をより、臆病にする ) ]

(201) 2015/07/13(Mon) 22時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

 
     ……僕は。


[ 食堂。チューブを受け取った彼のあと、間も無く僕も硬めの――ドッグフードにも似た、シリアルを受け取った。 機械をベルトごと外して、がりがりと奥歯で噛み砕くと、何とも言えない味が舌に染みる。
何年も何年も何年も繰り返しいる僕が、せめての楽しみと特注で作らせたこの味も ――― もう、何も感じないまでに。

僕はごくんと砕かれたものを飲み下して、問われたことを脳内で反芻した。
僕が見たいもの? 景色のことだろうか。 なんだっけな。見たいもの、 は、 ]


(202) 2015/07/13(Mon) 22時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ



       ……そら。が、綺麗だった。

       きみの色のように、黒くて――でも、優しいんだ。 どこか遠くから、輝くかけらがぱらぱらと降ってくる。 雨みたいに。
       僕の頭上を流れて、 水面に落ちてきた月に、―――

       ” うみ ”で唄う、鳥の声も。 僕は、


[      ―――ああ、僕は何を言っているんだろう。

彼の瞳、先に覗けた彼の髪。 しんかいのそら。真黒な宙 。紅く染まる空 。 早い頃、黒が退くそら 。僕はそこが好きだった 。 森が、葉っぱがそよそよと囁く。 ” 造りものじゃない ” 花が、僕に話し掛ける 。

かつん、――と。 いつの間にか彼の黒に手を伸ばしていた指先が、レンズに弾かれた 。……レンズ? いやもしかしたら、彼にはたき落とされることもあったかもしれない。

僕は手を戻して、ぼうと篭った脳みその熱を振り切るように、首を振った 。 ―――もう、 ” 見 ”れないと諦めた、 ……とおい、記憶だった。僕の昔の、―――記憶 。 ]


(206) 2015/07/13(Mon) 22時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ



        きみにも、 …… きみ、に ……ッ


[ 落としかけた言葉を必死に飲み込む。 飲み込んで、蓋をするようにその上からご飯を押し込んだ 。

        『 きみにも、 』僕は何を言おうとして、
      立場を忘れたわけでも、ないだろうに。

               ――――『 見せたい 』なんて。]


(207) 2015/07/13(Mon) 22時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

    モスキートは、やっぱり。 ……” うみ ” が見たいのかい。


[ ちり、 と。

   僕の服のポケットの中。 施設にある限りの” 扉 ”の鍵が連なった鍵束が、音を鳴らした。

そうして程なく、彼と別れることがあったなら。 離れる彼の傍、僕は食堂に居座って、こてりと短い間――眠りこけたのだったか。

     記憶の底、 焦がれる景色に誘われたように 。 ]**


(209) 2015/07/13(Mon) 22時半頃

鉱滓地区 チェビイは、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 22時半頃


鉱滓地区 チェビイは、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 22時半頃


【人】 鉱滓地区 チェビイ

[ >>89 後 ]


        ―――……シロ? クロも、


[ 「 そと 」の香りを身に付けて、僕はこてりと首を傾げた。
いつも僕に駆け寄って――片や僕を唸りつける二匹の姿が、 見えない。 二匹が消えてしまったかのように>>162鎖だけが残されてる。
警備員は、気付かなかったのだろうか?
きょろりと辺りを見渡すと、警備員の視線の先に、管理人のうちの一人が――今はもう、” ちがう ” のだけど――>>194監視室に向かっていた。

僕はその姿をいつもと同じ、錆びた瞳で見つめた。
彼が振り返ることがあったなら、 何か言葉を交えることもあったのだけど。 ]


    ……おかしいなあ。


[ 僕はまた辺りを見渡した。 犬の姿も、香も。何もない。そして” 食べる ”人もこの階では思い当たらなければ、まるで神隠しに子どもがあってしまったように――癖になった諦念と共に、ため息が出た 。 ]**

(214) 2015/07/13(Mon) 22時半頃

鉱滓地区 チェビイは、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 23時頃


【人】 鉱滓地区 チェビイ

[ 第三棟 ・ 大扉前 ]

[    ” なにか ” ……ね。

僕はまだ、陽射しに当てられたまま揺蕩う脳みそで考えた。
僕に声を掛けた彼は、――ああ、そうだ、 ]


   ひとはいつでも、” 外 ” に出られるのに、

      ―――どうして僕は、出られないんだろう?

        …ねえ、どうしてだと思う?


[     僕はもしかしたら、陽射しに頭でもやられてしまったのかもしれない。
    塔に上って、また地下に戻って。僕こそ鎖に繋がれたように、幾度も。
      ただの「管理人」なら、好きなときにお使いに出て、好きなときに戻れるのに。 ……でもきっとこれは、八つ当たりなのだろうけれど、も。

   何故だか無性に「 ひと 」の彼が羨ましくなって、でも声色は淡々として、彼にハテナを投げ付けた 。]**

(221) 2015/07/13(Mon) 23時半頃

鉱滓地区 チェビイは、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 23時半頃


【人】 鉱滓地区 チェビイ


[     ―――たしかに、困るよなあ。

僕はなんだか可笑しくなった。
『 そうだ、僕はなんで唐突に、彼にこんなことを聞いているのだろう? 』なんて。 突然わらいたくなったけど、でも、僕は笑えなかった。
機械の下、歪んだくちびるが、ひくひくと痙攣するのを機械越しに触れなぐさめる。

――それも束の間、>>224続けて聞こえたおとが、僕の意識を捉えた。 ]


    人ならざる、………そんなの、


[ この国は、 この国のシンボルの塔には、 ――すでに” 鶴 ” が居るのに。   「 ひと 」が「 けもの 」に、 見守られているというのに。
        いや、見守られるというよりは、……探しびとを、探している。 のだったかな。

      ――また、「 探しびと 」に「 成れる 」だれかを探しているとも、言えるけど 。

僕は彼の真似して、機械をこんと叩いた。 彼のものと違って、なにもかわらない。 彼が、もし。 他の子達ももし、僕と同じ獣人に管理されていたら、……どうしていたのだろうか?
落ちた僕の視界に、白亜の床が、目に入った。 ]*

(240) 2015/07/14(Tue) 00時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

    ―――― 幾千の 「 屍 」を 見ても。

        僕はここから、出られなかった。


[ 錆色は、 彼を捕まえた 。癖付いてボサボサの彼の髪さえ気にならないまま、 彼のいろを 真直ぐに。

    『 出たい。』

        『 出たかった。』

               『 ――いまでさえ 』。

湧き上がる気泡は羨望を映しては、 そのまま、 水中で弾ける。]*

(242) 2015/07/14(Tue) 00時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ


      だしてよ ―――って 言ったら
      君は、出してくれるのかい?


[ 遠く無い記憶。未だ生々しく貼り付いた「 彼 」の瞳が、声が、仕草の全てが、突き刺さる。
      「 僕には、できなかった 」
音にはならずに、文字だけでなぞられた声は彼に聞こえてしまっただろうか? 外に漏れた、――吐息さえ 。

そう、きっと、僕はずるいんだ。
出せないことを知っていて、彼に ” うみ ”を教えてしまった。彼の本来の” いばしょ ”を。―――ここから出してあげられない( 出したくない、なんて )、 彼の泳ぐ姿を僕は、見られないから、だから。

                でもどうしても、 よろこんでほしかったから 。 ]


(243) 2015/07/14(Tue) 00時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

[ ? ]


[ ―――――管理人と話して、それから。

僕はどうしたのだろうか 。個室へ戻って、また何処かへ行こうとすることもあったかもしれない、けれど。 ]


           モスキート、


[ 下へ繋がる暖炉の梯子。登って来た彼の、口元に「 かせ 」が無いのを見た。 僕は、思考の端でやっぱりと思った。

       やっぱり、「 おさえ 」られなかった。

ごめんね。 機械の裏、僕の唇が文字をなぞった。警備員は彼を見て、警戒でもしているのか。 そっと集まる警備の人混みと、>>259また増えたひとに、僕は瞬きを数度、ゆるく繰り返した。 ]


(261) 2015/07/14(Tue) 01時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

       ―――― 「 ふるさと 」に、 僕の住んでいた、 小屋があるんだ。 ………

           ……モスキート


[ もしかしたら、くつわの外した彼に気づかれたのち、噛み付かれることもあったかもしれないけれど。
僕はひとつ、ふたつ。 彼に寄った。 長い廊下、どこまで彼に近付けたかなんて、定かじゃない。

       「 すきに、いきるといい 」

           ―――生きて欲しいと、 願ったことがあるんだ。 きみに。

>>260かちり―――と。どこからともなく鳴った扉は、徐々に外の光を照らし始めただろうか 。
警備員の糾弾は、聞こえない。もしかしたらひと気さえ無くなっていたかもしれない。 ……ただ潮風が、鼻孔を擽った 。 ]

(263) 2015/07/14(Tue) 01時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

[       ―――僕も彼と ” い ” けたなら、 どんなに良かっただろう ? ]*

(264) 2015/07/14(Tue) 01時半頃


         ――……さみしい、 ……

  


[さみしい、と声が聞こえた
少し前までなら、理解できなかっただろう。私は、何よりも孤独を愛していたのだから。
からからに乾いた心では、自分がさみしいことにも気づけない。
さみしいというその声の主は、きっと願いがあるのだと思う。
満たされない何かがなければ、さみしく思うことは、ないのだから]

どうか、したの。

[返事をしてから、気づく。
この声の主は「鍵」を持っているという獣ではなかったか]



      ―――……、


[ あれ? いま僕は、なにと言ったのだろう?
同じものにしか聞こえない声が届いて、僕は眉を顰めた。
「 さみしい 」―――僕はもう一度そう言った。
しくりと、胸中蟠るなにかが頷いた気がする。

   「 さみしい 」 『 どうして? 』

         ―――どうしてだろう 。クエスチョン。 アンサー。 ……それは、 ]




          どこかへ、 行ってしまうから


[    『 誰が 』と、『 なにが 』と。
     僕は続く言葉を並べることは、できなかった。
            ただひたすら、 ”   ” 。 ]



    ―――君も何処かへ、行ってしまうの?


[   「 いきたいの、 」 なあんて。 僕は平生と同じ錆色を灯して、声を奥に投げ込んだ。 ]*


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