人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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 …………?

[おかしい。
 この道化、もとよりこんな匂いをさせていたか?

 薄らと警戒を浮かべ、鈎爪ではなく、己の獣の爪に神経を集中させる。]


【人】 FSM団 ミナカタ

 無理だと思うけど、無茶してあんま怪我すんな。

[命令には忠実なギリ―だが、複数はなかなかこなせないのか。
誰かの命令+船を壊さない様にしている所を見るに、
自分の注意が入り込む余地は無いだろう。
ヤブが治らない事を悟ったまま>>102何故か頭まで撫でられ、
首を傾げつつも。]

 よーし。皆だな。
 今度ヤブって声が聞こえたら、そいつ殴ったら…面倒だな。
 熱いキッスでもしてやってくれ。俺からだって。

(109) 2014/12/09(Tue) 23時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[ヤブ呼ばわりする連中への報復を命じて退出させると、
今度は対極の声>>80>>130が聞こえて来た。]

 悪運強いな。また生き延びたかよ。

[誰が見ても壊れてしまった男だが、辛うじて生き延びている。
ニコラスを見る度に、無力に歯軋りする医者の顔が出て来て、
そんなもんがまだ残っている事に驚かさせる。
どうしようもないが、彼はそう思わせる男だった。]

 また派手にやったな。
 痛み止め? その前に傷の処置だ、薬は後でやる。
 おら、ちょっとこれ咥えてろ。

[有無を言わさず布を口に押し込むと、度数の高いアルコールを
惜しげも無く傷へと注いで消毒と言う名の拷問を開始した。]

(110) 2014/12/09(Tue) 23時半頃

 …臭いがするな。

[血の臭いとはまた違う、気になる臭い。
それは目の前の猫からする。
いや、それは本当に猫だろうか…?

自らの思考が人為らざる者同士通じる聲として漏れ出ていることには未だ気づかず。]


『……泣く無い? 怖くない?』

[ギリ―の手が頭に触れた
ほんの一瞬、聞き返す聲も見つめた顔も、
まるで親を見つけた赤子の様にふわと笑っていた。

だがすぐにその顔も、苦虫を潰し、赤子の幻聴に悩む顔に
変わってしまったが*]


 ──────おまえ。


 本当に、ネイサンか?



[唸るように、幽かな聲で問う。
 この道化、纏う気配が、今までとはちがう。]


 ああ、正真正銘ネイサン・ジョーカーだとも。

[眉を顰めながらも堂々と答える。
ネイサン以外の名前もあるが、足音の無いこの獣が聞きたいことはそんなことではないだろう。

ルーペを取り出しながらも、問うまでもなくその牙の持ち主を知っているような不思議な感覚に襲われる。]

 そういう君はヴェラーヴァルだ。

[その感覚を振り払うように巫山戯た一言を返す。]


【人】 FSM団 ミナカタ

 神様ね。女神様だか死神様だか。

[ニコラスが陽気に拝んだ神様はフランクに言わせれば
どれなのか、今度聞いてみるかと下らない事を思いながら
容赦なく傷をアルコールで焼いて行く。]

 正気に戻ったかよ、馬鹿たれ。
 ……良かったな、死ななくて。

[ばたつく足に痛みで少しはまともに戻ったかと
背中越しに声を掛けた。
また誰か船からいなくなっただろう。
治療出来る事を感謝しつつ、乱暴な手当は続いた。]

 お前の飯は嫌いじゃねえから。死ぬなよ。

[短い言葉と共に、塞いだ傷の上を叩いたのは態とだ。]

(130) 2014/12/10(Wed) 00時頃

[やけにニコラスを構うのは、無意識に消えようとしている
人間らしさを留めようとしているからか。

そのうち、彼の作る食事を口にしても、さほど美味しいと思う事も無く。

むしろ彼の流す血が美味そうだと思うようになる。

この部屋はそれ程血の匂いで溢れていた。

唯一の救いはアルコールがそれを和らげてくれている事だけ。]


 そんなことは聞いていない。

[やはり、唸るような聲は、常とは違い、ほんの微かな怒りのような苛立ちのようなものが混ざっていたかもしれない。]

 おまえ、これは元からか。

 それとも、くだらぬ輩の牙にでもかかったか。

[手をかけたルーペの先、透けて見えるものがあるなら、そこには、人ならざる者が見えたろう。

 サイモンが叫んだ、人狼の姿が**]


 元から?牙に?何の話だ?

[唇をひん曲げて惚けるが、
ルーペの先に見えた光景に私の頭は理解を示し始めていた。

つまり、私も彼も「人狼」なのだと。

いつの間にか二人の会話の一部がただの潜められた小声などではなく、ある聲を使い交わされていることも。

私は理解し始めていた。**]

 …強いて言うなら呪いじゃないかな。
 絶望纏う死神への天罰という。


【人】 FSM団 ミナカタ

[正気では死ぬとはとんでもない神様に見染められたものだと
ニコラスの言い分>>146に、呆れを言葉にはしないが
思い切り顔に出したまま治療を続ける。]

 誰が虐待だ。
 こんなに優しいお医者様はそうはいないぞ?
 なんなら焼いたナイフで傷止血してやろうか?

[いつもとは違う上機嫌の笑みを見せれば、
本気度が伝わるだろうか。]

 死にたくねえなら生きるしかねえな。

[怯える様子に髪を掻きながらポケットからアヘンを取り出す。
場所を教えない為に、医務室にいる時は身に付けているのだ。]

(161) 2014/12/10(Wed) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 折角捨てられなかった命だ。
 精々大事に使え。

[正気の彼に別れを告げる様に、アヘンを載せた手に
己の手を重ねて僅かに力を込めた。]

 おら、早く飯作れ。
 じゃねえと仕事した連中が大事な酒漁りに来るぞ。

[パーティーの前にたかりに行った事を棚に上げて、
今度は傷からずらして背を押した。]

(162) 2014/12/10(Wed) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 あ、そういや。他に怪我した奴見掛けなかったか?

[一息つけるかどうかの確認を込めて、
ニコラスの背に問い掛ける。

そう言えばリーの姿を見ていないが、乗り込んだ彼も
無事だろうかと部屋の外を覗こうとして。]

 は? 人狼?

[船内に響き渡る声を聞いた。
船長が捕虜を連れ帰った事など知らないから、
何が起きたのか判らず、牢屋のある下層へ視線を向けた**]

(166) 2014/12/10(Wed) 00時半頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/12/10(Wed) 00時半頃


[一瞬叫び声の主をギリーかと思ったが、彼はあんな声を出していなかったと気付いて耳を澄ませる。]
ああそうか。人狼なのか。

俺はあの声は嫌いだ。

[主語の無い聲。
目覚めた仔は己が存在の名を認識し、双子の片割れとゆっくり同化して人から離れていく。
そして己を箱に詰めた女の様に、忌避し怯える声に憎悪を抱いた。]

あれは災いを呼ぶ声だ。

[まだ他に聲が聴こえているが、騒がしいあの声に囚われて赤子が聴いている幻聴にしか思えなかった。
だから意識は叫ぶ男に集中していて。]

殺さないと。

[また箱に詰められる前に。
呪詛の様に呟いた聲を拾う者はあっただろうか**]


 とぼけるか。
 それとも、本当に知らんのか?

[食えない奴だと、内心舌打つ。
 だが、この、常人には聞こえようのない聲を解し、理屈を知ってか知らずか使いこなしているということは、少なくとも自身の立場は理解できているのだろうと。]

 ……呪い。

 死神への天罰…………


 ひとつ聞く。

 これが、呪いだとするならば。
 おまえは呪いに”絶望”するか?
 獣となる身を厭うか?

 それとも──────

[常からの抑揚のない声は、今は、更に低く、冷たく。

 この、呪われたという道化が、果たしてまだ畏るるに足る存在か。
 それとも畏れに喰らわれるような、見込み違いか。

 見極めようとするように、じっと、深い血の色に染まった瞳を向けた**]


[いつまで……
いつまで私は道化の偶像を演じていればいい?

いつまでこちらを品定めする視線に耐えればいい?
いつまで絶望の顔として力を顕示してればいい?
いつまで恐怖を振り撒いていればいい?

……この世の全てに何より恐怖しているのは私の方だというのに。

殺される恐怖を。傷つけられる恐怖を。裏切られる恐怖を。見限られる恐怖を。暴かれる恐怖を。失う恐怖を。

数多の恐怖をこの化粧の下に隠してきた。

ただ、死にたくないから。
生きる為に恐怖を演じてきた哀れな道化が私だ。]


[ああ…今もまた見定めるかのような視線を送られている。
この者の視線の方が余程絶望の死神の名に相応しいじゃないか。

呪いに絶望するかだって?
そんなの、答えは決まっている──]

 はっ、この私が絶望するだって?
 とんでもない、私は常に絶望を与える側だよ…ッ。

[そう言って私の演じる道化は完璧に残酷で残虐な笑みを浮かべて見せた。

絶望、道化、死神。
いつも演じてきた肩書きに獣が加わるというだけのこと。
これまでとすることに何一つ変わりはない。

そう、全ては明日を生きる為に。]


 殺さないと……誰が、誰を?

[ヴェラのものではない聲が聞こえたような気がした。
それは迷い仔のような切ない泣き聲。]


【人】 FSM団 ミナカタ

    − 医務室 −
[アルコール漬けの脳味噌がアヘン漬けに変わると判っていても
ニコラスに躊躇い無く、それを渡す。
酒を、阿片が生きる理由になるなら誤魔化しでも良かった。
どうせもう元には戻らないからだ。]

 礼は美味い飯で返せ。

[ほんの僅か動いた指先>>171が、残る彼の正気だろう。
次はもう正気では無いへらりとしたものに変わっていた。]

 副船長と早漏野郎は無事だな。それ位判ればまぁいい。

[あの頭から辛うじて無事な人間が判っただけでも良しとしよう。
牢屋から聞こえて来た叫び声の正体は判らないが、
治療の命令が無いのだから暫く放っておこうと、
頭の軽くなったニコラスを見送るだけで動きはしない。]

(220) 2014/12/10(Wed) 21時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 は? 何だよ、使う予定の無い息子だけが元気とか。

[次いでやってきたモンドの下品な申告>>179に冗談めいた
口調で迎えるが、表情は曇ったまま。
息子が腐るのも一大事だが、この船で武器を操る腕が腐る方が
一大事で、ニコラス同様に乱暴に左腕を掴むと傷の具合を診る。]

 お前先に酒やっただろ?

[血行良くなるから傷は開くし、出血しやすいし、
面倒なんだよと文句を言いながら、
この船の連中に忠告した事はない。
いや、乗り込んだ最初の方こそ口を尖らせた覚えがあるが、
こいつらに取って血と同じだけ身体に酒が流れていると
判った時点で無駄な事だと止めた。]

 モンド、あんた今何処まで見えてる?

[目の前で指を3本差し出して視力の程度を確認する。
傷の程度も判らないのかと、かなり顔を顰めて。]

(224) 2014/12/10(Wed) 22時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 真っ直ぐ俺のとこ来なかっただろ?
 傷結構汚れてる。
 腐らねえようには何とかするが、腫れるし、痛む。
 熱もかなり出ると思えよ。

[洗ってはみたが、傷口は他の連中より明らかに汚く
赤黒くなっている。そこを熱したナイフで切り落として
縫い合わせたが数日は熱にうなされるかもしれない。
彼の視力に悪さをしない事を願いつつ、化膿止めと
痛み止めを手渡して。]

 数日酒禁止な。

[随分久しぶりに、口にしなくなった忠告をモンドへ。]

(225) 2014/12/10(Wed) 22時頃

[ギリ―以外の聲がずっと聴こえてくる。
幻聴の様な不確かさでは無い、はっきりと細部まで聞き取れる。]

 絶望……絶望。

[届く聲は誰かが背負う代名詞。
だが何故かすぐにはピンと来なかった。
恐らく絶望を齎した者が、その代名詞の人物ではなく、
人狼の存在を告げる叫び声の主だったからだろう。]


 あの声は……絶望を告げる声。
 俺達を殺そうとする先駆けの声だ。

[医務室への客が途絶えた空白に殆ど無意識に漏らした聲は
同じく何処からか聴こえたあの聲に対して。
船の仲間を心配した後で、汚れた血の布をぺろりと舐め取る。]

 俺は……もう二度と殺されたく、ない。

[呟いた聲に乗る色は、ただ生まれただけで死を望まれた
赤子の紅い悲しみ。]


[男は、同時に、左の耳奥に篭もる聲を聞いていた。

赤子の泣き声はもう聞こえない。
泣き止んだのなら、良かった。
大人に殺される前に。

知った聲ふたつの明瞭な会話には、少し困惑した。
男が知っている獣の聲は、ただの獣の聲であったから、
人の知性が生きた会話がなされる事に驚きもした。

それが、件の“人狼”の聲だは、まだ思い及ばない。]



 生きロ

[と。
実際に零した唸りに乗せた、聲は、
「二度と殺されたく、ない」
と切な願いを漏らす“誰か”に向けて。] 


FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/12/10(Wed) 22時半頃


【人】 FSM団 ミナカタ

 数日我慢すれば数年はここで生きられる。

[実際生きられるかどうかは判らないが、傷を悪化させれば
死の方がどんな形であれスキップでやってくるぞと、脅しは
したが効果の方はどれほどか。

モンドが部屋を後にすればやっと静かな医務室へ戻る。

残るのは山の様な血や汗や埃に塗れた布や、血だらけの
刃物に空いた薬品の瓶。]

(242) 2014/12/10(Wed) 22時半頃

[溢れる血の匂いにまた喉が鳴る。]


【人】 FSM団 ミナカタ

[血のこびり付いた布を手に取りながら、
ここに来れなかった者達の事を思い出す。

誰だったか、5人が帰って来れなかったと教えてくれた。]

 本当に……生は不平等が、死だけは平等だな。

[誰の上にも平等に降り注ぐ、それは絶望か慈悲か。
暫く血染めの布を見つめていたが、
片付けは後にしろと腹が鳴った。]

 後で顔見てない連中診る前に、腹ごしらえと行くか。

[何故か疲れた感覚を感じないどころか、
まだまだ力が溢れて来る。
自意識過剰ではないが、最近パーティーの後に
よく感じるようになった持て余すそれを、
仕事の力に変える為厨房へエネルギー補給に向かった。]
 

(247) 2014/12/10(Wed) 22時半頃

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