3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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ああ、あの子
サイモンくんに 希望の色を教えて
そして 絶望させた あの子
『い た い?』
[問われて これは いたいの か わからない。
未練 も 後悔 も あったけれど。
わからない。]
『そうなのかな。』
『わからないや、ただ。』
『送りたい子 居なくなっちゃった。』
[もう 最後の 望みも ―― 。]
――そう、それは さみしい ね……
[ 背後の影より白い腕が ]
[ 闇色の少年の肩をそっと抱いて ]
(いない)
(いない) (もう、いない)
――…、 いない?
[届く声に、ぽつりと呟く。
ジェレミーは、ピッパと一緒に行ってしまったという。
分かる。
分かってしまう。
賑やかな声がいない。
気難しげな声がいない。
――が、 いない。]
…、―― ……何処へ。
[少しだけ遠い声で*呟く*]
『…… ん。』
あり がと。
[それは 小さな もう微かに残った 自身の*声*]
[ 囁きは あえかに ] [ 腕と共に とけ消えた]
バーナバスさん。
このビー玉、あなたが持っていてください。
もし誰かにビー玉を見せろ、といわれたら。
代わりにこれを――…
[手をとって、握らせる。
その毛深さには少し驚いたかもしれない。]
――忘れないで、下さいね。
大事なこと、ですから。
【RP】
鐘が鳴る。
鐘が鳴る。
君がそこで一人きりでいると、ふと、キーンコーンカーンコーン と鐘が鳴った。
君は一瞬期待する。もしかすれば、終わりなのかと。
鐘は終わりに鳴るもの……でも、同時に…。
鐘ははじまりになるもの。
(#1) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
ああ、おかしい、急にとても柔らかな日差しが差し込んできた。
小鳥の鳴き声もする。
空を見ると、薄い空色……ああ、この色は……。
いつもビー玉坂を上って来るときに学校の向こうに見る色だ…。
そして、君は聴くだろう。
無邪気なおはよう、足音、靴箱で上靴を履きかえるたくさんの生徒を……。
まるで、元の世界に戻ったかのように……。
だけど、彼らの制服の袖には、
一本の白いラインが入っている。
(#2) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
◆幻想世界〜ケイト
いきなり世界は正常に戻りました。
異形のものもありませんし、もう普通の校舎、普通の朝です。
ですが、現代ではありません。ケイトの時代になっています。
ここで、あなた方は今の記憶をもったまま、まるで当時の生徒、当時の先生のような立場にたっています。普通に友達が貴方に話しかけ、普通に貴方に授業に行くように言い、普通に貴方に仕事がくるでしょう。そう彼らにはあなた方の服装も普通に見えるし、身体の異形も見えてはいないのです。(ただし、キャラクター同士には見えています。そのままです)
そして、ケイトも登校してきます。
ケイトはまるで事件のことなど知りません。
〜〜〜〜〜〜〜。
(#3) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
※校舎は現代の仕様ではありません。以下のようになっています。
ただ、最初あなた方はそれを知らずに校舎をめぐるでしょう。
http://pds.exblog.jp...
http://pds.exblog.jp...
各自の位置を伝えます。
ミッシェル:屋上
オスカー:伝説の木
マーゴ:中庭
キャロライナ:学食
ドナルド:文化部棟
フィリップ:畑
セシル:保健室
グロリア:3−B
バーナバス:用務室
※過去幻想空間に限り、NPC使用は何人でも許可します。戸惑いながら、まずは過去学校生活を堪能していってください。
(#4) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
そして、ケイトが登校してくる。**
(#5) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
おはようございます。ケイト・グリフィスさん
(#6) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
【業務連絡・用具室情報】
※実は用具室は、北棟東階段の踊り場から入れるようになっています。中二階の部屋です。
上が中体育館で、卓球部が常に使用する場所ですが、
【一般生徒が中に入ったことはほとんどありませんし、その存在も知らない生徒が多数です。】
なので、用具室の場所は早々わからないでしょう。よろしくお願いします。
(#7) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
【業務連絡】
※学校内から出ることはできません。
※他にもご質問があれば掲示板へ、村たてかケイトが応えます!!
じゃ、ちょっと病院連れてってくるね!
(#8) 2010/03/05(Fri) 09時頃
うう
[しばらくぼんやりしていた。
急に頭がやっぱり鉛のようになってた。
手にもらったビー玉はポケットにいれる。
元あったのとかちん、とそれはぶつかった。**]
ケイトが
いる。
いきてる。
[それは、適切な表現ではないかもしれないが]
ケイトが?
って生きてる?
[うまく飲み込めない。]
……――此処は… 多分、
ケイトが 居た「過去」 だ
[受け入れられる、受け入れようとするのは。
侵食されて、在った筈の常識が蝕まれているせいか。]
…外、でたら 分かる。
制服が…違う。
過去 だと?
[窓から外の風景を見る。制服が
違う。]
『あれ、空。』
『ああ、 そうなの。』
[過去。納得する。
戻れたわけじゃない、この身体が 闇 に変わって居るのは変わらない。]
『北棟 二階建てだったんだ。』
[図書室に居た筈なのに いつの間にか 外 の 畑。]
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