3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―中庭―
――…… 狼?
[職員室の話を伝えてチャールズの印象を落として。 ミッシェルの>>228を聞けば、怪訝な顔。 そこには若干不安が混ざった、かもしれない。
下見組、と分かれる話が出ていたけれど、 自分の姿が見つかれば、警戒されるかもしれない。 夢で、事実はどこまで歪むのかわからなかったけれど。 思考はそこまで]
――…私、ちょっと探しに…
[それは、マーゴの声が聞こえるのと、同時くらいか]
(253) 2010/03/05(Fri) 22時頃
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美術部 ミッシェルは、畑の方面にマーゴと同じ何かは見つけられるだろうか。
2010/03/05(Fri) 22時頃
演劇部 オスカーは、止められなければ、畑の方へと歩き出す。左腕には微か、熱の気配。
2010/03/05(Fri) 22時頃
奏者 セシルは、問題児 ドナルドの行く先、を気にとめながら。バーナバスの姿を視界におさめる。
2010/03/05(Fri) 22時頃
理事長の孫 グロリアは、マーゴの視線の向いていた先へ、駆け出した
2010/03/05(Fri) 22時頃
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― 畑 ―
[畑につくと、しゃがみこんで植えてある苗を眺めている。 やがて、間引きのような行動を取り始めながら、そのまま縦断していく感じ。]
ぐるるるる ………うううううう
(254) 2010/03/05(Fri) 22時頃
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─中庭→畑方面─
……まさか、とは思うんだけど、ね。
[探しに行くのを避けていた人と、少しばかり重なる印象。 例えの説明はなんとなく飲み込めて]
ああ、アレは結構分かりやすい。 立体はあんまり得意じゃないからね、やっとけば良かった。
[>>253 先生も探しに行くようなら声をかけ、 オスカーに続いてやや遅れて歩く]
(255) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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用務員 バーナバスは、まるで帽子をかぶった狼男そのものだった。
2010/03/05(Fri) 22時半頃
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[セシル>>249の視線に気付いて、 不思議顔で見返せば、不意に従兄のことを聞かれた。]
…。
消えました。多分、鬼と一緒に。
[しばしの沈黙の後、ポツリと呟いた。]
(256) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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―畑―
[>>255 声を掛けられる前に、跳ねだしていただろう。 一足先にそこにたどり着けば]
――……
[うなりのような声が聞こえる、 ああ、同じだ、と絶望的な感情が湧いてくる。 いつものクロシェット、ところどころ避けた服の色。 紛れもなく、その人でしかなくて]
……しっかりしてください!
[叫べば、やみ の気配に共鳴する 燐光 ひかりの中では うっすらと]
(257) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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─ →畑─
[キャロライナの見たものの話は、聞いてはいないから。 まさか、というミッシェルの言葉の意味は掴みきれない]
立体は、錯覚とかで見方また変わるからなぁ……って。
ちょ、アトラナート先生っ!?
[突然、駆け出したグロリア。 困惑はあるものの、後を追って、走り出し、そして]
……ちょ。 これって……。
[畑にいたものに。 言葉がなくなった]
(258) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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[ころ] [ ころ] [ ころころ] [ 薄茶の ビー玉を指先で転がす ]
[ ビー玉なのに ] [ 温もりを感じられた気がした ]
[ それを不思議だと思わない ][ 思えない ]
(@49) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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――南棟屋上 給水塔――
[空を眺めていたら突然目の前が翳り、寝転がる隣に隻眼が腰を下ろす。声を掛けられ、一瞬その横顔に視線を送るが、無言でまた空に目を戻す]
……ミッシェルに、ばいばいって言っただけだよ。 わざわざ、こんなとこまで、そんなことを聞きに来たの?
[ごくろうさま――と付け加える。 あれだけ慕って焦がれて、それでも手にすることのできないひとがすぐ隣にいた]
私の隣なんかよりも、いるべき所があるんじゃないの?
[それでも、口からこぼれる言葉は素っ気無い]
(259) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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−中庭→畑方面−
[恐らくまたオスカーやグロリアあたりに、 ついてくるな、と止められていそうだが、 畑が荒らされている様子は黙っていられなくて、 ミッシェルのさらに後をこっそりとついていった。]
(260) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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― 畑 ― >>257
[畑をかき分けながら、 目的を果たそうと、 もう、溶けた頭で、それでも…だったのだけど、 行動はもう、生ける亡霊のようなものだったか。 言葉も出ず、ただ、さまよい始める思考と身体。]
(俺は、誰だっけ……)
[自分がわからなくなった。だけど…… 飛び出してきたその女性のことは、
どこかがまだ覚えていて、
動きが止まる。]
(261) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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―畑―
…………
[多分思ったのはアトラナート先生と同じで]
こんにちは。
[燐光は自分には見えない。 とりあえず人影に普通に声をかけた]
(262) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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み、みんなついてきちゃった……
セシルくん……
[ おろおろしてます ]
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―――……んがぁ
[丸い丸い背、帽子の奥の眼は赤く光る。]
(263) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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[その毛むくじゃらがバーナバスとはわからなかったが、 自分の中に一時期いたモノと近しい気がして、 憑かれていた、あの感覚を思い出し、ぞわりと。]
侵食(07)
(264) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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美術部 ミッシェルは、駆け寄るグロリアの少し後ろで控えている。
2010/03/05(Fri) 22時半頃
る……がる……
[グロリアの姿を見れば、ぴたりと動きは止まるけど。]
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─畑─
[見覚えのある帽子と、畑をかき分ける様子。 なんだか、なんというか。 外見の異変さえなければ、それは見慣れた様子、なのに]
……なん……で?
[呟く。 左腕の焔が、何かに呼応するように、熱を放ち始めていた]
(265) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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― 南棟屋上 給水塔 ―
[隻眼は今は両目で、少女を見遣る。 その後、視線を追って空を見る。 そして、再び、濃紺を異相に向けた。 蒼が壊れているとは知らずに。]
は?ばいばいって何言ってんだ? つーか、いるべき所って……―――
[何を言っている?と問う。 裡を視られたとは知らない。浅ましい濃紺の中心。 化学教師の死を、セシルに伝えられない、そんな想いを。 ―――……化学教師の死は、自分の預かり知らぬ所で、既にセシルには伝わって居たのだが。
右手をキャロライナに伸ばす。 昔と変わらない様子で、変わってしまった少女の頭部に触れようと。]
(266) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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―畑―
――…しっかりして下さい。 どうして、急にこんな………
[恐れもなく近づけば、 触れようと手を伸ばして。 その先に光る、目の色に気付く。
ちがう 色。]
バーナバスさん…わかりますか、私です。 グロリア・アトラナートです。
[いつかのように名乗る、ああ同じ場所だ、と思った]
(267) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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―ぇ、
あ
[死を、しってから、 間が]
……、こ、まりました。
なんとか、正気には戻さない と。
そ、そうよね。
正気に返ってもらわないと。
……まだ、まだ こわれてないよ ね……?
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[恐れもなく近寄ってくる女性に、 触れられた時はぐるると喉が鳴ったけど、
それは、むしろ、威嚇ではなく]
がるるる
[いつのまにかにふさふさと生えていたダークブラウンの尻尾が揺れる。]
(268) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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―畑―
[先生が近づくようであれば刺激しないようその場を動かず。 バーナバス、の名に]
……これも、あいつのあれかな。
[聞いていた情報を忘れては居ないけれど、 まだ落ち着いてはいる姿を見て。]
(269) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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―中庭―
[ドナルドが かの教師の死を、 隠していたことも、知らず。 尋ねた声に、少女が答えた。>>256]
――、… …、消え、
[暫し、呆然と見得る表情を浮かべて。
(――鬼を連れて) (さようなら) (しあわせに)
わからない。わからない。わからない。]
(270) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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[あれから。 会いはしなかったから、 仔細、知らず。想い、知らず。 ただ最後、たしか、しあわせに、と]
は、……、
[ただ渇いたような息、を。 漏らし、背後の壁に、凭れ]
何処まで
勝手、なんだ
あのひと は…
[――わからない。 裡で、ひび割れるような音が、した(04)]
(271) 2010/03/05(Fri) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/05(Fri) 23時頃
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─畑─
……バーニィさん……なのか、やっぱり。
[グロリアの紡ぐ、名前。 小さくため息をつく]
……どう、なんだろな。 今までと同じパターンなら、その内解ける……と、思うんだけど。
[ミッシェルの言葉>>269に、小さく返す。 一応、すぐに駆けつけられる距離は保ったまま]
(272) 2010/03/05(Fri) 23時頃
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