193 古参がゆるゆるRPする村
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[>>276それはそれは丁寧に洗った。でも、いつもそうかといえばそうではない気がする。 仕事が丁寧か?それは、多分絶対に違う。なんだか、申し訳なくなってしまって]
う…あの。 あたし……。 ごめんなさい。
[どうして謝ったんだろう。何と言えばいいのかわからない。 でも、言葉にしなくては。きっと彼女は、ずっとずっと待っている]
えと、その……あ、会う事ばっかりで、ハンカチ、忘れちゃって…。
(280) 2014/09/07(Sun) 21時半頃
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―ベッドにて:回診時>>274―
楽、ねエ。 暇すぎンのはどうにかなんねエか?
[頬杖をついて謂う。 スマホを弄るのは慣れたものであった]
おう、病院じゃア禁止してるとこの方が多いンだけどな。 珍しいモンだ。
[四角い金属板を自分の片目前に翳して謂う。]
アア、そういう名前。 俺ア運んだわけじゃネエよ。横で連絡してただけ。 運んだのは熊みたいなヤツ。
[人好きのする笑みに、ふん、と鼻を鳴らした。]
(281) 2014/09/07(Sun) 21時半頃
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― 廊下 ―
[回診の時間とか気にせず廊下にぴょんと(実際にはそんなことはできないけれど)出る。自然と視線は廊下に並ぶ窓。
どうにもこうにも、気になるあいつが、気になって。 ふるふると首を振れば、ツインテールがその後を追った。]
……、 どこで
[会った気がするのに、思い出せない。 それが引っかかって、もやもやしてしまう。]
(282) 2014/09/07(Sun) 21時半頃
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おはよう
[誰にともなく流れて来た挨拶に文字を返す。
何もせず、ベッドの上で目を閉じて開けてを繰り返していると、
夢なんだか現実なんだかという気分になる。]
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[昨日拾った楠のスマホは、診察室について そこに誰もいないとわかると いつもそうしているように、本人に返してやった。
なぜ人のいない所まで持っていくのか 女が聞いたことはない。 ただ、最初にそう言われたからそうしているだけだ。
楠にスマホを返した後、 女は手にした泥付きの野草を、土ごと机の上に置いた。 散らばらないように両手でくしゃりと丸め それで’飾った’つもりでいる。
いつも、いつも。 女はサイラスの診察室に花を ──時には花さえない雑草を──運んでいる。
そして今日も──女が向かうのは サナトリウムの裏手の森の奥。]
(283) 2014/09/07(Sun) 21時半頃
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[窓の外を見る。換気のためか少しだけ開けてあった。 耳を澄ますと少し重みのある水の、絶え間ない音]
[寝返りを打って身を起こした。布団をどける。 ベッドに手をつきながら足を下ろして、 床の冷たさに重心を移して、嫌な予感がして]
[ふらついた]
(284) 2014/09/07(Sun) 21時半頃
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[ゴツ]
イッ……!!
[尻餅をついたらベッドのフレームに頭打った。]
(285) 2014/09/07(Sun) 21時半頃
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[朗らかな笑い声が響く。]
ハンカチよりも、貴女に会いたいと願うのは、私も同じですよ。 貴女に会えて、嬉しいわ。ローズマリー。
相手を緊張させてしまうのは、私の欠点ですわね。 改善出来れば良いのですけれど……。
……異国の地で、一人で、良く頑張ってきましたね。
[そっと頬と頬を寄せた。]
(286) 2014/09/07(Sun) 21時半頃
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[あれからドナルドとヤニクにやんわりと手を振って足はカフェテラスへ向かう。 なぜか妙に喉が渇いてしかたなかった]
――医者の不養生か 確かにね。働き過ぎだったかも 村にひとりの医者だという事で忙しすぎた おかげで妻に…男が出来てね
[ついうっかりとふたりにそんな話をしてしまったは ヤニクという男の人当たりの良い雰囲気のせいだったのかもしれない]
(287) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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一応、遊戯室に行っていただければ色々暇つぶしの道具はありますよ。 卓球台だとか、映画だとか、本だとか。
[スマホ禁止については曖昧に濁す。 そもそもこの病院以外で見た事がない。 電話だって各自の家にはなく、通信局に行って使うものだった]
クマ?ガストンさんかな。
[思い当たるのは彼しかいなかった]
いやいや、連絡だけでもご協力頂き助かってますよ。
[ドナルドに比べれば実に平和に――本人にしてみれば色々な修羅場はあったのだが――暮らしてきた医師の瞳はそれ相応の色しか映さない]
(288) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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それでは、また様子を見に来ますね。
[特に引き留められなければ、次の患者のところへ向かう。 ドナルドの傷は正直、どう直していいかわからない。 彼の生命力か、高い技術をもったハワード医師に頼るしかない]
(289) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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おはようございます
[とりあえず挨拶が幾つか流れているので合わせる。
予測変換そのままに送信した。]
> おはよー。
[ガストンに挨拶を返した後、ドナルドからの返事に思わず廊下で笑ってしまう。]
> お茶目さーん☆
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[>>286グロリアに叱られたことはない。 それは自分がいい子だからではなくて、グロリアが自分よりずっとずっと大人だからだ。 彼女には彼女の、立ち振る舞いへの理由があるけれど、それに気づくのはずっとずっと後の話]
…!!
[さっきはとっさに抱きついたけれど、今は両手が、彼女の背中で宙を泳ぐ。 同性愛の気なんて全くないのだけれど、姉達、特にグロリアの前では、 何気なく顔を見るのも恥ずかしい。 厳しいあの人も、優しいこの人も、皆変わらず愛してくれるのが恥ずかしい]
いや、そんな、あたし、…あいや、その、 わた、わたし別に、大したことしてないから…。
[背中に感じる、職員たちの視線もある。駆けだしてしまいたかった]
(290) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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[ポケットの中で小さな機械が何度も振動を伝えてくる 開いて増えているメッセージに指を辿らせていると 自分へのメッセージが入っていた]
お相手…ね
[くすっと薄い唇が自然とひきつったような笑い顔を作る]
(291) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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―回診ベッド― 卓球ねエ…ジジババじゃねエんだから。
[身体を動かすならもっとこう、違うものの方が愉しいであろう。]
アア、そういう名前。なんかデカいヤツ。
[それそれ、と医師を指差した。]
別に、ついでだし?
[むず痒そうにひらっと手を振った後包帯に包まれた左目を押さえる。その折は妙に愉しそうであるし、悦ばしそうである。]
おう、どーも。
[医師を特に引き止めることもなく、一度ごろんと横になって、さかさまの視界で窓を見やった。月は見えない。次の満月は、いつだろう]
(292) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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――ナースステーション――
……。
[望くんが以前いた、と、私は何故 "知って"、いるのだろう。 そもそも私は "いつからここに"、いるのだろう。
情報として楠木望という存在も 或いは他の患者さんのことも 先生のことも、スタッフのことも "知って"いる。
しかしそれが果たして、本当の記憶であるのか ―――よく、わからない。]
(293) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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ローズマリーは、ミルフィに見られてたら死ぬ。
2014/09/07(Sun) 22時頃
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[カフェテラスの入り口のガラス扉に映った自分の顔 夢の中の自分とおなじ顔
ふるふると首を振る]
…いかんな、いけない。
[メガネを指であげてこめかみを親指と人差し指で揉んだ]
(294) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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―ベッド―
[座ったままベッドを縦断するように寝転がったので、 背の高い男ははみ出て仰け反る。]
――― あ゛ー……
[スマホにこのやろうという視線を送りつつ、 ふと医師とのスティーブンの零した言葉を思い出す>>287
「なンだそりゃ。ろくでもネエ。 ンなやつブッ殺してやりゃアいいんじゃねエの」
と短絡的に答えたがドナルドなら実際そうするだろう。 不意に思い浮かべたのが執着している氷の男だということはちょっと問題だったかもしれないが。]
(295) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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@サイラス先生
わかりました、運動のため少し散歩でもしてみます。
[書きながら他のメールに目を遣る
アヒルやら顔文字やら若者らしいその内容にふっと目を細めたが
一つの名前の上に視線がとまった
ローズマリー
それは大切な娘と同じ名前]
>お茶目じゃねーよ泣かすぞてめえ
[ベッドで仰け反りながら打った。器用である。
続く挨拶はなんとはなしに流し見た。
IDで分かるもの、分からないもの。
自分のIDはストレートにDonaだった。誰だ入力したヤツ。]
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[くすり。小さく微笑むと身体を離す。]
困らせてしまったかしら。 今はここでお仕事をしているのですか?
ハンカチを、洗ってくれましたよ。 気に入っていた物なのです。 ありがとうございます。
――今は私も休暇中ですから、そう、畏まらないでくださいな。 そうですね。お喋りでも、しませんか? ここには、詳しいのでしょう? 貴女に案内して頂きたいわ。
[よろしくて?ナースステーションの看護婦に確認を取る。恐らく個室が取ってあるくらいだ、それなりの金は落としているのだろう。そうそう断られはすまい。]
(296) 2014/09/07(Sun) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/07(Sun) 22時半頃
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[鈍い殴打をくらって頭抱えた。 痛みが治まってから周りを見回した、どうやら立てない。 スマートフォンは枕元に置いてある。
頭抱えた。]
(297) 2014/09/07(Sun) 22時半頃
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いかん、汁物は余所見しては…。 それにのびてしまう。
[汁が飛び散って汚さぬよう本などは仕舞いこみ食事に集中する。部屋側の窓ガラスの外に、何かを睨むような人影が居たような気がしたが、考え事だろうか。
と、のびそうな麺に照準を合わせた。]
(298) 2014/09/07(Sun) 22時半頃
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オスカーは、サイドスツールにもたれて小休止。
2014/09/07(Sun) 22時半頃
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う、うん。
[ナースステーションを振り返る。こんなに不安そう…、もとい、子供のような顔は作ったことがない。 病人の付き添いという形で誰からか許可を得て、頷いた。 小さく深呼吸して、緊張を追い出すと、廊下を掌で指して]
こっち、だよ。 温室…じゃないけど、鉢の入れ替えしてる、ところがあって。 静かで、そこ過ぎたら、遊戯室があって、少し本があって…。 あっ、そこで、歌劇が観れる箱があって、ええっ、と…。
[グロリアはまた笑うだろう。案内なのだから、行かねば。]
とっ、とりあえず、行こ、行きましょ!
(299) 2014/09/07(Sun) 22時半頃
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はい。行きましょう。
[微笑んで、後に続く。]
色々な場所があるのですね。 ――貴女が、一番好きな所を、教えて頂けますか?
(300) 2014/09/07(Sun) 22時半頃
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[一休み、一休み。……としてたら名案が浮かんだ、 シーツ引っ張れば枕元のスマホ落ちて来るんじゃない?
きちんと巻き込んであるシーツの裾を、 端から少し剥がして斜めに引いた。 果たして小さい四角が膝の上に落ちて来る、 思ったより力が要って疲れた]
(301) 2014/09/07(Sun) 22時半頃
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[しかし、「ゆっくり休めば治る」の直後に
このザマで助けを求めたらなんかだめではないだろうか。]
寝すぎて寝れない
[結果、当たり障りがなくなった。]
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[自分があの館に入った時、案内してもらったことを思い出す。 その中に、グロリアも居た筈だ]
いち、番…? 中庭が、一番ぼーっとできて、好きといえば好きだけど…。 屋上とか。 あ、でも屋上はなんもないから…。
[何もないのがいいのだけれど。空を眺めていたら、どこに居たって同じだし。 はっとして、グロリアに体ごと向き直った]
そういえば、リア姉、どこか悪いの? どうしてここに?
(302) 2014/09/07(Sun) 22時半頃
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