204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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― →3階 ―
[与えられる体温を蓄え些か冷静さを取り戻したディーンは、ゆっくりと息を吐いた。 インクに汚れた掌を見る。まだ、形はある。 魔法を失い、大事なものを失い、それよりも大きな幸福を手に入れた。
ソファーから腰を上げ、躊躇いがちにニコラの手を取る。 お菓子の家への道しるべは無いけれど、迷うことはもう無い。]
……行こう、ニコラ。
[ディーンは居間を離れ、階上へ続く階段に向かう。 上の個室ならば、彼に食べてもらえる瞬間を、誰にも邪魔されないだろうから。**]
(256) 2014/11/18(Tue) 08時半頃
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― 温泉 ―
[温泉の扉は、ノックスに言われたとおりにあけておいた。 廊下から冷たい空気を感じるけれど、それも、湯につかってしまえばわからない。
服を脱いで、暖かいお湯につかる。 フィリップも同じようにつかるのを眺め。 弓を使い、獲物を狩るその体が引き締まっているのをみた。
それに比べれば、旅をする上での体力や筋力はあっても、平均的な体は、少し軟弱にも感じられる]
――ニコラ、ディーンを食べるのかな……
[ディーン>>124の囁きは、途切れがちに耳に届いていた。 あのときは、ノックスのほうに意識をとられていたけれど。 落ち着けば、そのことが少し、不安になる。
近くにいるフィリップへと視線を向けて、小さくため息をついた*]
(257) 2014/11/18(Tue) 09時頃
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ホレーショーと少し話したけど。
いい人だよね……
彼なら、たしかに許してくれそう……
[一緒にいなくても、心配した様子のなかったホレーショーを思い返し。
過保護なフランシスを思い返す]
[伝わるのは嬉しさ。
でもそのなかに、何かが混じっている気も、した。
それでも傍から離れることはなくて、視線があえば笑みを返す]
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― 温泉 ―
[フィリップと視線があえば、笑みを向けて。
口に手を当てて吐息をこぼす様子に首をかしげる]
大丈夫、フィリップ。
[のぼせたのかと、案じるような視線を向けて。 ゆっくりとした話のあいだに、どれだけ時間がたったかはわからないけれど。 のぼせたようなら、肩を貸して、お湯から上がろうかと、じっとフィリップの様子をみている**]
(258) 2014/11/18(Tue) 09時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 09時頃
[暖かい。
心も、体も温かくて、ほっとしたように笑みを浮かべていた。
フィリップの様子が、少し違っていることに気づけばゆるりと首をかしげ。
心配そうな視線を向ける]
フィリップ。
…………大丈夫?
[口ではっしたのと、同じもの。
傍によって、顔を覗き込む。
のぼせて、赤くなっているのなら、お湯に使っているのは危ないと思うから。
近づいて、たしかめた]
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―エバーグリーン/椅子を背負っていた頃の話―
[すやすやと眠るニコラの髪に口付けを落とす。額に頬にと滑り、小さな下唇を吸うだけで後は我慢をした。
外に出て冷えた空気を吸う。 月明かりを受けたビスケット色の髪は夜気に目立つ。気の向くまま歩き出した。材料になるものが落ちていたらと淡い期待と共に。 ゴミ捨て場に少年が倒れているのを見付けた。誰かに食われたのかと眉を顰めた。こんな目立つ場所に棄てるだなんて。 微かに上下する胸、白く細く吐き出される吐息。まだ――生きていた。]
(259) 2014/11/18(Tue) 09時半頃
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っ! 君、しっかり! しっかりして!
[頬を叩いて起こす。生きているのなら流石に見捨ててはおけない。 開いた瞳の色はシノワズリ。何か声を出そうとしているのか、けれど音はなく。
姉は何と呼ばれたか。あぁ、そうだ。『ゴミ溜まりに棄てられたピアノ』。]
……可哀想に。おいで?
[腕の中に抱え上げた。エバーグリーン。愛しい子。もう僕を、退屈にはさせないで。>>0:740**]
(260) 2014/11/18(Tue) 09時半頃
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―ビスケット/貯蔵庫―
[唇に触れても、布に包まっていても、冷たさしかなかった。>>249>>250 いつ、捨てるのか。
命を拾い上げた日を思い返し、息を飲んだ。]
……困ったな、トレイル。 僕が君を? そんな日が、来るわけないじゃないか。
[今すぐ抱き締めてやりたいのに。それではトレイルの顔が見えない。頬の涙を拭ってやるばかり。]
(261) 2014/11/18(Tue) 10時頃
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[いつ、捨てられるだろう 寒さに身を震わせ、音を待つ
あの時は、風の音がしていた 今は、他に音はない
ショックで声を失ったトレイルを 父は忘れ 痛みと熱から、逃げるように 彼の元から離れたのは、もうずっと昔の話
知らぬ女に指差され 知らぬ男に引きずり込まれたゴミ捨て場 くろい衣服はその時から しろい汚れをびしゃりと浴びせられ 玩具のように扱われるも、父は助けに来なかった]
(262) 2014/11/18(Tue) 10時頃
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[死ぬのかもしれないと思ったのを覚えている。 下卑た音が去って 噛みちぎられた痕のこる下肢をむき出しに 月明かりの下に転がっていたら 痛みと声が降ってきたのだ
今振ってくるのは、あの時から耳に馴染んだ質の音 頬をたたく痛みでなく、涙をぬぐう暖かい手]
……
[そんな日は、来ないのか。
困ったな。
彼の口癖。 真似て、眉を下げる。 彼はまだ、二人が大事なままなんだろう 吐き出す息とともに、涙は止まる]
(263) 2014/11/18(Tue) 10時頃
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―炊事場のこと― ……ドナルド これは、……ラルフにも、謂ったこと、なんだけれど ――……その、
[炊事場を出る前、フランシスは、迷った末に やはり伝えておこうと切り出した。 しかし、顔は見られない。仮定のことなのに正体不明の痛みを感じながら、小さな声で。]
今は、そうじゃ、ない、みたいだけど もし、……もしも、 ……衝動が、どうしようも、無くなったら、謂ってほしい
[(嫌かもしれない、だってドナルドは昔、少女と恋に落ちていた)]
欲の、代替えが、できるように ――くちで、なら、して あげられる。
[処理だから、どうか、気にしないでほしいと――眼を合わせられないまま、俯きがちに恥じ入る**]
(264) 2014/11/18(Tue) 10時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 10時頃
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むしろ、僕は――… 僕の方が 怖いのに。
僕を
[――捨てないで。 白い吐息に混ざり、音は消える。]
(265) 2014/11/18(Tue) 10時半頃
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[あの時は耳障りだったフォルティッシモ ぼんやりと見上げた先に、明るいいろ 月明かりの下で最初に告げたのは、罵倒
不愉快な音をまき散らすな 耳が痛い
しかし空気が漏れる音以外が唇から毀れる事はなく 結果、弱り切った身体は彼に庇護を求める事になった そんな始まり。
今聞こえてくるのは、カルマンド 混じるのは、悲壮か懇願か。 怖いという言葉の意味は、この状況にか それとも。 トレイルは、じっと彼を見つめる]
(266) 2014/11/18(Tue) 11時頃
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[そんな風に下がる眉が、ニコラを思い出させる。 手を掴んで、困ったと半面を向けた彼の。
もう、そんな表情はさせたくないのに。]
……トレイルにもそんな顔をさせて、僕はいけないお兄ちゃんだ、ね。
[目の端を指の腹で拭ってやる。涙が止まった事を確かめ。離した手はトレイルの手を取る。 交わす視線。]
……君がまだ、そうやって僕を見てくれるのが、嬉しいね。
(267) 2014/11/18(Tue) 11時頃
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[いけない兄 そうだろうか 彼が居るから、ニコラもトレイルも こうして生きている それは、感謝すべきことだ。
ただ、彼がゴミの中から拾ったモノは はたして、彼にとって価値があるものなのか 不器用で、生業ひとつ身につける以前に 生活力すら低い トレイルももう幼いだけの子供ではないから 自分がどれほど彼らに負担をかけているかは、気付いてる。
ゆっくりと首を振った。 彼らがトレイルにするように 頭を撫でてやろうと、冷えた手を伸ばす]
(268) 2014/11/18(Tue) 11時半頃
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[ことトレイルに関しては、慎重に希望と絶望を繰り返し持たせた。次のお医者様ならきっと、と。 あの夜。黒地を白と赤で飾りながらも、強く睨みあげてきた瞳。何を言おうとしているのか、想像して――心の内で嗤った。
捨てないで。離れていかないで。 懇願は言葉にせず。彼の指先に口付け、残した赤の痕で以て示した。]
(269) 2014/11/18(Tue) 11時半頃
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[躊躇いながらも尋ねた大人になればの話。 フランシスの答え>>251に安堵の吐息を薄いくちびるから漏らす。]
よかった。 ――…いつまでも子供扱いは、
[己よりも小さな体躯で雪道を先導したあの時に感じた事を思い出す。 身体が大きくなっても彼は保護者としての立場を貫き それは大人になっても変わらないのやもしれないと 頼ってもらえぬ寂しさを何処かに懐いて。 子供扱いは寂しいと思う。 子供扱いは大事にされると感じて嬉しいとも思う。 相反する思いがあればこそ悩ましげな音色は終わりまで綴られない。 腕に抱くフランシスの指先が頬を撫でれば ドナルドは擽ったげに身動ぎ目を細めて、 すり、とその指先に頬を寄せる。]
フランシス?
[感じる甘さは彼の喉の震え。案じる音でその名を呼んだ。]
(270) 2014/11/18(Tue) 11時半頃
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……声?
[己の声音に滲むものに自覚はなく フランシスに言われて>>252訝しげに眉を寄せるけれど 吐息混じりの声音と触れる温度、艶やかな目許の赤にそれは薄れて]
――…イヤじゃなけりゃいいけど。 なんか、そう言われるのは、落ち着かねェな。
[照れ臭さを滲ませ困ったように眉下げ笑う。 彼が混乱する理由は知れず思いも察するには至らない。 ラルフが好奇心のままにふらと姿を消すのはよくあること。 けれど不安を抱える現状では長く姿が見えねば心配になるも確か。]
ン、メシ食っても戻ってこなきゃ探しにいくか。 不安も、衝動も、……何かを引き換えにすることなく治まればいい。
[衝動を飼いならせる大人でもそれに悩まされる。 長く付き合わねばならぬ獣は保護者のうちにもあると思えば 宥めるようにその背を撫でて。]
(271) 2014/11/18(Tue) 11時半頃
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[熱籠る吐息ごと塞ぎ飲み込んでしまえれば。 過る邪な思いを遣り過ごそうとする間に 礼の言葉が紡がれフランシス>>253が身を離そうとする気配を感じる。]
…………ン。
[短く、応じる声を漏らし背にまわした腕を緩め 離れる温度を名残惜しく思いながら手を下す。]
ああ、そうだな。 ラルフも心配だし、 汗も流したい。
[尋ねにゆるく頷いて意思を伝えた。]
(272) 2014/11/18(Tue) 11時半頃
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[前置きにきょとと隻眼を瞬かせる。 迷いの感じる間に首を傾げながらフランシス>>264を見詰める。 重ならぬ視線と小さな声音が示すは伝えにくいことだろう。]
――…どうしようもなくなったら?
[ラルフには深刻になる前に相談することをすすめたけれど 自身のことは己で何とか出来ると思い相談を後回しにする。 その結果が片目を失うことだったが在り方はなかなか変わらない。 それでも、言うよ、とフランシスを安心させようと綴りかけて]
…………、
[欲の代替えに彼が提示するそれに息をのむ。]
そんな事フランシスにして貰ったら ……もっと欲しくなる、だろ。
[同じように俯いて漏らすは悩ましい吐息。**]
(273) 2014/11/18(Tue) 11時半頃
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トレイルは、ノックスの心の内読めず、仕草に瞬く。
2014/11/18(Tue) 11時半頃
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[もう一方の手が、ノックスのビスケット色に触れる。 地肌に触れた冷たい手。手の内で、少しずつ暖かくなっていく手。]
ん、ありがとう。 いいお兄ちゃんで、いなければ ね。
[驚かせたことに気付かない、振りをして。 トレイルを抱えあげようと体勢を変えた。]
(274) 2014/11/18(Tue) 12時頃
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[少し困ったことになったと、髪に触れながら思う ニコラは まだ、ノックスを忘れてはいないだろうか
トレイルはニコラほど器用ではないから。 弱った様子のノックスに どうしていいか、わからない。
ありがとう お礼の言葉は、彼らに出会ってから覚えた音の羅列 でも、良い兄でいる必要はないんだ そう告げたいけれど、音は出ない。 抱えあげられそうになって、はっと思い出す。
駄目だ。 居間には行きたくない。 理由は二つ。 トレイルは、傍に転がるほとんど中身のなくなったインク瓶と、真っ黒な紙を指さし、ノックスを見て、それから視線をそれらへ向けた]
(275) 2014/11/18(Tue) 12時頃
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[ノックスにとって、トレイルがどれ程の価値を持っているのか。日頃のキスや触れ合いで、伝わっているものだと思っていた。]
あぁ、もうそれは あの人にとって要らないものだと 思うよ。
[指差したものに視線を落とす。残りの少ないインク。何を書いたのか、もう読めない真っ黒い紙。]
大丈夫。一緒に謝ろう? そうしたら許してくれるさ。
……温泉のところで良いかな。一番手っ取り早い。
(276) 2014/11/18(Tue) 12時半頃
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― 温泉 ―
[ぱしゃり、水のはねる音がする。 湯口からは、常に温泉が流れ出ている。
のぼせたわけじゃないのなら、それ以上尋ねることはなく]
……
[静かに、湯につかっているけれど、 その静けさは苦痛ではなく、くつろいで、いる]
(277) 2014/11/18(Tue) 12時半頃
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[ノックスもニコラも、よく触れ合っていたから いつのまにかそれが習慣。 彼の意図知らず ニコラもよくじゃれるから 意味合いは同じ
今も 彼にとってのトレイルが 酔狂で拾ったゴミ以上の価値を持っているのか、わからない。
いらないもの。 インク瓶と自分がダブった気がして そこから視線をそらせない
音を言葉と認識しないまま、頷いた]
(278) 2014/11/18(Tue) 12時半頃
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……トレイル。違う。ちがう。 あれは君じゃない……。
それに、僕はあんな風に君を……捨てない。
[インク瓶から視線を引き剥がすように、トレイルを抱えて貯蔵庫を出た。冷たい場所から、温かい場所へ。]
(279) 2014/11/18(Tue) 13時頃
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―ミルキーホワイト/温泉―
[開けた扉から白の湯気と匂いが漏れ出していた。 話し声は しない。
水の跳ねる音が聴こえ。]
おーい。
[ノックスはトレイルを抱いたまま、足を踏み入れた。]
(280) 2014/11/18(Tue) 13時頃
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― 温泉 ―
[扉のほうから声がするのに、ゆるりと瞬く。
フィリップと一度視線を合わせてから、そちらを向き]
ノックスさんに、トレイル……?
[トレイルを抱いてやってきた姿に、ぽつり、と呟く。
そわり、身じろげば、ぱしゃん、とまた水音がして]
――温泉、はいりにきた?
[四人で入っても、問題はない広さはあるけれど。 それなら変わろうかと、首をかしげた]
(281) 2014/11/18(Tue) 13時頃
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……
[ノックスの声。
落ち着いていたものが、ざわりと騒ぐ]
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[冷え切った身体を美味く動かす事が出来ない トレイルは、抱えられるに任せて 冷たい貯蔵庫から、温泉へ
湯のある場所は ふと思い出した、そう遠くない過去に 落ち着かない様子で辺りをみわたし
見つけた二人の音 眉を顰めかけたのを誤魔化すよう 一度ゆっくりと瞬く。
温泉に入りに来たのか 問いかけに、抱かれたままノックスを見あげる。 どうするつもりだったのか]
(282) 2014/11/18(Tue) 13時頃
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