3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/04(Thu) 00時半頃
『闇 がまた濃くなってきたね。』
『そろそろ、また 誰か 送 らないと。』
『それとも、呼ぶんだっけ?』
ミシェ、ごめん…。
これが、最後。
靴に、ビー玉隠したのと、僕のそばにあるナイフ。
有効に、使って?
[きっとそれを最後に、通信は途絶える。]
――……、
誰を?
[鬼さん。こちら。鬼が。鬼が。
ひとりひとり。捕まえたら。――]
『強い希望は呼ぶんだっけ? 彼女。』
君と絆が『あるって言う。』
メアリーを呼んでくる。
あの馬鹿はひとりで勝手に死ねばいいんだ。
『あらら、辛辣。』
『…… そう、じゃあ任せたよ。』
[闇色は 愉快そうに 嗤 った。]
待って、今何所!?
嫌だ、勝手に一人で消えないで!
[声が、届く事はもう……]
ねえ、それでどうすればいいの?
ねえったら!!
ああ、俺は前に言ったとおりだ。
呼びたい奴を呼べばいい。
『お願い。』
『私でも良いけど……。』
[場所が近すぎるから、迂闊に、声と行動で推測されてしまわないように。 知らないかのように 振舞った方が良いと。]
…おく …じょ
[微かな、あまりにも微かな声。]
あ り がと
ミ、シェ
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― 木の下 ― ……、――
[何笑ってる、と横目に睨む。>>554]
…――、… 視える、…、のか。
[伝えられたことに、幾許かの驚きを滲ませる。 ビー玉の色。それが、見えるのかと。 左目のほう、覗き込む。]
…、…そうか。…――闇を覗く 紺…か、
[――思うのは。傍にいて欲しい 、 のと]
(563) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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[いい雰囲気、と謂われ バーナバスとグロリアの方を見遣る。 嗚呼、と、思う。]
……――、…そうかもな
[視界の中、映った補習室の窓。 薄紫はそれをとらえたろう、少しだけ。 カーテンが少しだけ開いてから、――閉まった。]
(566) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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