54 CERが降り続く戦場
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――すまない。 《約束》したのにな。 終焉まで一緒に行こう、と。
[嘆きの悪魔が、銃の引き金を引く。]
(209) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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―終焉近づきし世界《Rebirth》―
[ ザァァァァアァァァッ……。
憎悪と嘆きの呪雨《カオティック・イビル・レイン》が降り続ける暗黒の天(そら)。 夜の翼《ナハト・アルム》がその天(そら)を抱く。
曇天を深い深い闇が覆う。 暗い終焉世界はより暗く。 猛り狂い暴れまわる悪魔達は『夜』の加護を受けより力増し。 闇から差す『月』の光により更なる狂気に捕らわれる。
世界の、混沌が深まる。]
(210) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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− 獣は夜の翼《ナハト・アルム》で哂う −
[全ての次元に拡がった夜の翼《ナハト・アルム》を感じ取り、喉を鳴らして哂う]
やれやれ。 本当にあの男は何をしているのか。
俺を御するどころか、冥天邪神を降誕させるとはな。
俺の目が落ちたか。
ただの役立たず。
[哂いながら鋭く光る目の奥で、己を解放させた男の気を探っていた]
(211) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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[―――世界に、『夜』が訪れる。]
(212) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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[―― 銃声が、響いた**]
(213) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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[ふと、辺りをぐるりと見回して]
…本当に、ヒトって争うことが好きね。 だから救えないのよ。
[深い溜息をつきながら、鼻歌交じりに街道を優雅に歩く。 彼女の通った後には、焦げた悪魔の遺体やらヒトの遺体やらが残される。 その姿は、まさに歩く災厄のように**]
(214) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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えっ、そ、そうだったの?
…ヤニクさん……
少しはかわってあげたらよかったのに
[そういった声色は、やはり笑うような声だった。
アックが居ない今、二人の会話は、楽しくて、寂しさを忘れる事ができたから。]
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チッ、誰がアー… 面倒だからいいか。 必要のねえもん欲したりしないだろ。
[そう言って、フィリッパに向けて手を差し出す。]
何、ちょっと使うだけだ。 別に世界破壊しようとかそんな物騒なこと考えてねえよ。
(215) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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そっか。――それじゃあ、御武運を、皇女殿下《プリンセス》
[心配ない、と言う言葉に頷けば。 槍真はその場で、熾天《セダヴュ》の力を以て、小屋までと転移する。
――然程遠くない距離だった故に、歩いた方が良かった事には後で気付いたが。
最後に、赤と黒の姿を見る。 その自分を視る眼差しが、以前の物と違っていると気づきながら]
(216) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2011/06/12(Sun) 00時半頃
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万物の闇<ユニヴァース・ダークネス>!
[自分を解放した男の元へ翔ぼうとしたその直前、名を呼ばれる]
……なんの用だ 全てを記憶したモノよ……。
[酒場で対峙した瞬間に判ってはいたが…。 面倒だと初対面を装っていた。
夜の翼の下、支配下に無い漆黒の霧の中から、獣は姿を見せる]
(217) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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あの骸骨の竜に出会ったのは確かレニェという村だった。 今はもう村など影も形もなくなってしまったが。
[《獣》との戦いを思い出しながら。 上空から見た景色―……必死に思い出している。]
私もあまりこちらのことは詳しくわからない。 だが、あの村の南の方―……砂丘になっていて、 そちらに街道が続いていなかっただろうか?
[空から見た光景。自分の記憶ではそうなっていた。]
あの街道を真っ直ぐ行けば、恐らくオアシスを中心に 街になっていたと思うが―……ちらりと見た地図の記憶だと、 マハールとか言う名前の街だったろうか。
(218) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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――…真理の鍵で、『栄光の花弁』をぶち壊すだけだ。
[それは今、『栄光の欠片』と名前を変えているのかもしれないが。 そんなの些細な違いだ、軍人は哂った。]
(219) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/12(Sun) 00時半頃
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あそこから向かうとしたら、そこではないかな。
[思案するように言った。]
(220) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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ああ、なんとか……。
[床に手をつきゆっくりと立ち上がりながら、アリスの声>>205に答える]
…この《雨》さえなけりゃ、ここみたいな場所なら回復も早いんだが…
[《運命》の民が身に着ける白銀の枷は、清浄なる《光》を取り入れ自らの魔力とするための変換機《コンバーター》。 故に《光》溢るる場所であればその回復効率は上昇し、《闇》蔓延る場所では酷く停滞する。 元天国たる綺羅虹の民の里は、本来であれば回復にうってつけであるのだが…]
(221) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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っ………酷い目にあった。 あいつ、一体何をしようと……
[所は戻り、転移に飛ばされる前の小屋へと槍真の姿が現れる。 だが、堕気が無いとは言え、闇の六翼を開いていてまでするのに、何故今の槍真に、熾気を扱う事が出来るのだろうか。
――更に言えば、これは槍真の心の内での予感に過ぎないが……
だが、ふと感じた予感を振り払うと、皆に、赤と黒の男がやって来たと言う言葉くらいは伝えるだろう。 その時になり、漸く、"ドナルド"と言う今の名前らしきものも知ることになるかも知れない]
(222) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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ちょっと使うだけ…?ふふっ……
鍵を獣《ベースティア》の玩具にでもするつもりか?
それに、もう1つの鍵は…
[言いかけて、ふと口をつぐんだ]
なぜお前が持っている?以前の所有者は確か…
(223) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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…… なんだ、そういう事か。 獣《ベースティア》の手先だと。そういう事か。
犬に飼われる人間ほど滑稽なものってないな。なあ、アーディアス。 『栄光の欠片』は獣《ベースティア》の娘が今一度人間に分け与えたものだ。それはできない相談だよ。
(224) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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[柊先輩が戻ってきたら、フィリッパが大丈夫だという事を聞けるだろうか。そうすれば、迷いはなくなる。
――ホリーを助ける事が、最優先!
どこかの街――、《HERO》の心当たりを聞くと、頷いて、そちらへと向かう準備をするだろう**]
(225) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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ソーマ!
[スターイーグルに遅れて転移してきた槍真を見る。 どうやら、彼も無事ではあるらしい]
超上位種《エルダーロード》……いや、フィリッパ、か。 あいつはどうした?向こうで何が…
[赤と黒の男、と言われれば自然と軍人の燃えるような髪を思い出す。 共に動いていたときは、特別酷い気《アウラ》は感じなかったが…]
…聖地での《混沌》の穴も、あいつだったのか…?
(226) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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夜!? ならば一旦僕は地面に降りて二人の安全を確保する!!
[攻めて今出来る事を。 守れる二人を安全な場所へと地面へと降りようとした]
(227) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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やはり、君だったか…酒場で会って以来だな…願わくば、あの酒場で…のんびりとできるときに再会したかったが、どうもそうも言っていられないようでな。
[眼前に現れた『闇』に笑みを向ける]
―――え、ヤニク…知ってたの!?
[自分が「表」に出るぎりぎりまで眠っていた『記憶』は、彼のことに気づいていなかったようだ]
当然だ。どこかの誰かさんみたいに、察しは悪くないのでな。
―――な…! わ、私が気づけなかったのは、貴方が『掬えないように』してたからでしょ!
…ミスティア、少し黙っていてくれ。大事な話の最中だ。
[ヤニクはうんざりしたように呟き、それから改めて闇を見据える]
…一つ聞きたいことがあって来た。 君の目的はなんだ? 何が目的で『舞台』にいる?
(228) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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はあ?何また訳わかんねえこと言ってやがる。 あんな常連客に情の欠片も見せやしねえ 無差別攻撃野郎《獣》の言いなりになってるように見えるってか?
――…冗談じゃねえ。あいつ《獣》も俺が殴る。
[レニェでの出来事を思い出すと小さく舌打ちをし、]
色々事情をすっ飛ばすと今は俺が裏の鍵の持ち主だ。
―――あん?娘…? 欠片が人間のものに…?
[フィリッパからの言葉に、軍人は暫し思案する。]
(229) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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………あいつに一体何があったの……? ほんの少しだけど、あいつから嫌な気《アウラ》を感じたよ。
あんなの、僕が天界に居た頃には視た事が無い
[修道女の言葉に、余り良い顔を槍真は浮かべないが。 しかし今は考えるだけきっと無駄だろう]
アリスの言う通り。 今僕達は、ホリーを助ける為に動こう?
……マハール………… 聴いた事無い街だね。二千年の間で出来たのかな。
[初めて聴くその砂丘から続く街道にある街。 そこにホリーは居るのかと、思いを巡らせる]
(230) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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ヤニクは、ゴドウィン>>217を見つめている
2011/06/12(Sun) 00時半頃
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”鍵”を使ってそいつごとぶっ潰しゃいい…ってことか。
[栄光の名のつくものがそう簡単に壊せるとも思わない。 やはり―――…表の鍵を手に入れることは、必要なのだ。]
(231) 2011/06/12(Sun) 00時半頃
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―夢か現か幻か―
[お酒にそんなに強くない僕。だからそれが夢だったのか現だったのかなんてよく覚えていない>>24
でも僕は半分寝ながら聞いていた。
――うん、そうだよね!たった一人で世界をずっと支えるなんて、可哀想だ!焔君とは意見があうなあ。だから僕は、真理の鍵を使ってね、少しは女神様も楽になれる道をね………
夢の中での呟きだから、誰も聞く事は出来ないけれど、それは僕の決意を固めたものの一つ。]
(232) 2011/06/12(Sun) 01時頃
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―回想:廃都アルト―
…………そうだよ?
[本当の望みか?という質問に答える前に、沈黙があったのは、気のせいではなく>>51 >>53]
ううん。…風は気まぐれだからねえ。ずれることもある、仕方ない。
[そんなことを言って煙に巻く]
(233) 2011/06/12(Sun) 01時頃
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[首を傾げながら、軍人に確認するように>>57>>58]
わかった、付き合うよー。 …それにしても、僕を止めないんだね?やめろ、って説得されるかと思ってたんだけど。ああ、こんな風に僕のやる“とんでもないこと”を受け入れてた奴がいたなあ。僕と全然似てないのに、別れ際に似てるとか言ってたっけ。
むしろ、君と似ている気がするな。名前、なんていったかな…アー…デル?いや、焔君だ。
[独り言のようなつぶやきは、果たして軍人に届いていたか*]
―回想・了―
(234) 2011/06/12(Sun) 01時頃
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ふぅん…… 獣《ベースティア》の手先ではないと。
だとしたらなぜ鍵を手に入れたがる? お前は理由も聞かずにはいそうですかと貴重品を渡したりするのか?
しないだろう。私だってしない。 つまりそういう事だ。 なあ?裏の鍵を持つ者よ。
(235) 2011/06/12(Sun) 01時頃
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彼ともレニェの村で会ったな。 アキラくんを殺した修道服の男と一緒にいた。 何でも―……どちらかが死ぬともう一方も死ぬ、と。
[村で告げられた事実を示した。]
(236) 2011/06/12(Sun) 01時頃
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……わかった。
[フィリッパと運命《フォルトゥーナ》のことも心配ではあったが、スターイーグルも零した通り事は一刻を争う。 後ろ髪を引かれつつも、先にマハールへと向かうことを承諾した]
ソーマ、お前複数人転移できるか? …あたしができりゃいーんだが、今は魔力が足りねー。
[正確には、やって出来ないこともないのだが… これから戦地へ赴くのにこれ以上魔力を消耗しては、いよいよ足手まといになりかねない]
(237) 2011/06/12(Sun) 01時頃
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