8 DOREI品評会
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…ご命令がありませんでしたから。 下がった方が宜しいのでしょうか?
[男の長い髪を梳きながら、おずおずと問い返す。 それが命令であれば、おとなしく下がるつもりでいた。
電話の向こうの話は聞き取れず。 ただ、まだしないと言う言葉にほんのわずか不安げに瞳は揺れるか。
誰でも良いと思えなくなっていたのは、惚れたからではなく、 共有した傷の秘密を守る命令を果たせなくなるから。 そうなのだと、今は思い込んでいた。]
(276) 2010/04/07(Wed) 13時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 13時半頃
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― ルーカス客室 ―
[矢張り、初めて同士の性交というのは、もどかしい。 それでいて、作りかえる者としては、倒錯的な関心がそこにある。
――女が痛がるようならば、青年に優しくアドヴァイスと導きを。
確かに、彼らは、じわりと既にルーカスに作り変えられていっている。]
―――…おや、電話のようですね?
[彼らが交わってどれ程の時が経ったか。 青年が果てたのは、そう時間はかからなかっただろう。 後戯を、または後処理を指導しているルーカスの耳に、呼び出し音が届く。それは、まるで彼らのSEXが終わるのを待ったかのようなタイミングだった。
受話器を取ると、内容を確かめ、一言二言何かを紡ぐ。 電話は切らぬまま、視線をベッドの上の二人に注いだ。]
(277) 2010/04/07(Wed) 13時半頃
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うぅん、下がった方が良いなんて事はないよ。 ボクは君の意志を尊重したい、だけ。
[電話を置くと女を振り返り、やはり相変わらず笑み貼り付けた口で、先ほど犬に準えたものの意志を等と、平気で言う。 女が出て行く素振りも見せないならそれはそれで満足げ、出て行ったとしても文句ひとつ言わず布の海に寝そべった侭見送る事は、容易に想像出来るだろう。]
他の二人は、ロストヴァージンを愉しんでるようだよ。 嗚呼血統書を見ればわかるのかもしれないけど、君も生娘なのかなァ?
[仕込まれ育て上げられた美術品のような彼女ならば、態とそのようにされている事もあるのだろうと。 ふと、興味を覚えて聞いてみた。]
(278) 2010/04/07(Wed) 13時半頃
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舞台の準備が遅れているようだよ。 舞台の準備が出来あがるまでに、オークションがもう一度あるそうだ。
[英語と日本語とで、電話の内容を彼らに伝える。]
さて……――― 実を云うとね、彼女の処女が消えてしまったことは、 他の客人には筒抜けなんだ。 今まで彼らに私が牽制として使っていたことは、もう使えない。
君には、この意味が分かるかな? 嗚呼、なら何故抱かせたのだという野暮な質問はやめてくれよ? その牽制がどこまで続けれたかは、判らないというのも本当なのだから。
[電話の内容の後に続いた言葉は、滑らかな英語。 金の眼の青年のみに聴こえるように、ルーカスは言の葉を織る。]
(279) 2010/04/07(Wed) 14時頃
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さぁ、君はどうする? 何度も云っているけれど、面白いと思えば 君の提案を叶える『努力』は、してあげられないことはないんだよ?
[優しく穏やかな声音で、暗に導くのは、彼女を助けて欲しいと願ってみろと云うこと。選択肢を与えているようで、男は外堀を埋めて行く。]
嗚呼、もちろん、タダでは出来ないけれど、ね。
[唇が優雅な弧を描いた。]
(280) 2010/04/07(Wed) 14時頃
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そう、ですか。 [似合いの方々だと思う。それだけになんだか抱く思いは複雑で。 つがいで買取るケースもあり得るが、意地の悪い主人であれば態と二人の心を結び、それを無慈悲に引き離すのを楽しむ事もありうるかと。 特別な思いを抱くことは、人質をとられるのと同じこと。
続く問いには、気まずそうに視線をそらして俯いて。]
…はい。 誰かのお古では嫌だと仰るお客様も居ますので。 後ろの方でしたら、すぐにお使い頂けるよう訓練を受けておりますけれど…。
(281) 2010/04/07(Wed) 14時頃
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……私は、かける気があるよ。
だから、この回で終了ということにはならないさ。
かける先はNo.6。
[電話を取り、各々の会話を聴くと、小さな苦笑を乗せる。]
ただ、奴隷との駆け引きも愉しみたいのでね。
かけた点数がカンバス候補達にも判るなら、尚更だな。
点数を示すのは、もう少し待ってもらおうか。
[彼ら2人を一気に落とす心算は、ルーカスには無いようだ。
この回で落としたい先があるなら、最高点で重ねて貰っても構わないという意志表示でもある。]
嗚呼、点数吊りあげは構わなかったのだよな?
[再度確認を取り、電話は置かぬまま、No.4とNo.6の反応を待つ。]
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嗚呼、やっぱりそうなんだ。 ま、ボクはそこに拘りはあんまり無いんだけどさ。
[生娘のまま後ろを訓練する等、きっと余程の事をしてるのだろうなぁ、その工程が楽しそうなんて思いながら、去る様子を見せない女の脇でうつ伏せに横になり後ろ足を組む様子は、蛇が絡むかのよう。 顎枕を細い両手で抱え、長い睫毛を伏せて寛ぐ様子の男が、]
でも君の匂いは、すき。
[拘り進む道は、やはり酷く歪んだ先。 薄布の上波打つ上に置かれた炉の中、香があげていた青煙が細く細く消え、終わりを静かに告げていた。]
(282) 2010/04/07(Wed) 14時頃
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はい、途中で同じ先に再入札で
値を吊り上げて貰っても構いませんよ。
定刻まででしたら、累積されます。
[電話にはそう答えた。]
No,6かァ。
声がきれいだったよね。
ああ――、No,6が落とされる前に、No,4と少し話してみたかったけれど…
[あれだけ笑わせてくれた金色の目の青年。
彼はまだまだ味見段階でも遊べそうだったから、
僅かに残念そうな声を返す。]
ねェ、ダレが入札してるか、は、品物にはわからないんだよねェ?
[ふと思いつき。
くすくす笑いと共に投げる問い。]
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― ルーカスの客室 ―
[鎖のひやりとした感触と共に首に彼女の手が回る。 上着も肌蹴て、程よい肉付きの胸板が覗く。
耳に届く彼女の痛みから来る悲鳴に、心が痛い。 やらされているとはいえ強姦している錯覚を覚える。
必死で護持している心が揺れる。 それでも、まだ 大丈夫だと――― 言い聞かせる。]
―――― …!!
[けれど、囁かれた言葉に>>220理性が剥がれそうになる。 同時に、胸の奥から湧き上がる不思議な感情があった。
そしてそれは、灰青の優しい笑みへと繋がって 緩く、唇を引いて ――― 淡く食んだ。 それでも、男性器に訪れる快楽は 確実に、本能を刺激し]
(283) 2010/04/07(Wed) 14時半頃
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…ぁ、 っ ―― 、ハ
[熱い吐息を彼女の胸元へと落とす。
背にしがみ付かれれば彼女の素肌も近くて その透き通るような白い肌に酔わされ 形の良い胸元に自然と唇を宛がい胸の頂きを口の中に閉じ込める。
ぺろりと舌で先を舐めながら硬さを増せば 赤子のように吸い始めてしまう。]
(284) 2010/04/07(Wed) 14時半頃
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…ン
[紅茶の香りよりも蜜とゴムの匂いが鼻にはよく届いて 女の声の調子が変われば、そっと唇を胸元から離して 上目づかいで潤む漆黒を金色はせつなそうな顔で見た。
――― やがて、被膜の内に精を吐き出せば身体から 一気に力が抜けて、荒い息も隠すことは出来ない。
優しくできたかなんて結局のところ自分も初めてだから 解らないけれど、そっと身を屈めて優しく頬に口付けを落とした。 その時に、小声で囁く。]
俺は 君を無理やり抱いた 酷い 男だ。 俺に 特別な 感情を抱いては いけない。
[それから、反対の頬にもう一度口付けをして 後処理をし始めた時に、部屋の中の電話が鳴り響いた。]
(285) 2010/04/07(Wed) 14時半頃
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――― !!
[びくりと金の瞳を開いて、灰青の続く言葉を聞く。 聞いて、徐々に変わる表情は苦悶から 怒りも滲む。
ぎらりと 鋭く睨んで、奥歯を噛んだ。]
っ …最低だ…てめぇッ…。
[息を整えながら、悪態を吐いて灰青を見る。 与えられる選択肢も提案も、いつも こいつの手の内だ。]
俺に… そう、言わせるために こんな事したっていうのかよ―――!
[後処理を終えた物をベッドの上に置いたまま立ち上がって 紳士の男へとずかずかと詰め寄れば、足枷も鳴り響く。]
(286) 2010/04/07(Wed) 14時半頃
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…おれ、は
―――― おれはッ…
[ぎりり、と奥歯を噛みながら 声が震えるのを隠さず]
――――― …俺には 関係 ねぇ 話だ。 俺は、あの子を何とも思っちゃいねぇ。
(287) 2010/04/07(Wed) 14時半頃
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はい、分かりませんねぇ。
そう、二人に入って引き裂かれそう、というのも、
誰が入れてるかは分からないですよ。
[にんまり。道化の声は普段通りだが、何かを促すようににんまりと化粧は笑み崩れていた。]
そう。
――うん、それは良いね。
[くすくすとわらう。
暫しの思案――そして、また、くすくすと笑い。]
じゃあボクがNo,4を買う、ってのも、アリ?
まるでルーカス氏がどっちも買うみたいな顔して、サ。
[一応他の客にも問う形。
己が買えば、きっともうカンバスにはなり得ない事はうすうすと気づかれているだろうから。]
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 14時半頃
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…ありがとうございます。
[それでもやはり、褒められるのは嬉しいのか長い睫毛を伏せてはにかんだ表情を見せる。 たおやかな指は、男の長い髪と背中を、するりとあやすように撫でて。 燃え尽きる香は、誰かが換えを持ってくるのか、それとも…]
(288) 2010/04/07(Wed) 14時半頃
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ええ、今のところ、どこにも誰も入札していませんから。
同点で二人、は割と異例ですので、奴隷も知らないでしょうけれどね。
さて、同点が三名の場合はどうしましょう。
別にNo.4をヴェスパタイン殿が買いあげるのを、
止めることは私はしませんよ?
まぁ、2人買いあげて、
その後引き離した方が私は面白いと思いましたが……。
それこそ、愉しみというのは人それぞれでしょう。
[くすくすと聴こえる笑みに、常と変わらない優雅な声音が返る。]
……男奴隷を買えれたなら、姉さんにと思いましたが。
それは、また別の機会にでも出来ることですし、ね。
んー……
――どうしようかな。
[耳元に置いた電話から聞こえてきた言葉に、
僅かに甘い声音が低くなり、悩んでいる様子。]
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― ルーカス客室 ―
君の答えは、それでファイナルアンサーか?
[青年に詰め寄られても、灰青はただ細まるばかりで、微笑も絶えない。むしろ、青年の震える声に唇の弧は角度をあげる。]
では、一先ず、君はそこで、彼女が私に手ひどく抱かれるのを見てみるかい?客と奴隷の交わりも解禁されたのだよ。知らなかったかい?
[耳に宛てたままの受話器から聴こえる内容に、声音の調子は変えず、整えられた眉を器用に片方あげた。しかし、それは一瞬のこと。]
――なんとも思っていないなら 彼女がどうなっても構いませんよね?
それが、私の手であっても、他の誰かの手であっても……。
[直ぐに常の微笑に戻り、確認するように問いかけた。]
(289) 2010/04/07(Wed) 14時半頃
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いかようにでも、
お客様のお気に召すままに。
それが、この品評会のルールですから。
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[イアンが覆い被さると細い娘の身体はすっぽりと影に隠れてしまった。 徐々に口数が減るカルヴィナの閉じられている目蓋を手で覆う。表情を隠す銀糸のような前髪ごと。 少女の視界を隠すのは、この部屋の支配者であるグロリアを少しの間じっと見詰める為。彼女が望んでいるのは、慈善事業では無いらしい事が分かった。その事実を噛み締めるような、瞬き。ゆらりと扇子を動かす仕草に、部屋が揺れているような錯覚に陥る。
イアン自身が捨てなくてはならない物の事を想う。目を開いたまま、カルヴィナの耳元に口唇を近付けた。]
(手を? ──嗚呼。)
[少女の片手を取り、手首に口唇を寄せる。 返事を返す、吐息は熱を帯びている。シャツとドレス越しに触れ合う身体も。身体が熱いと言う事は抱きかかえていた時から知っている。 凹凸の少ない少女の身体を抱きすくめるよう、強く背に腕を回した。]
(290) 2010/04/07(Wed) 15時頃
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カルヴィナ。
[イアンは張りつめてみえる葡萄色の瞳を正面から見詰める。 こわばる、弛緩するを繰り返して見えるカルヴィナの背や尾てい骨の周囲を、衣服越しにゆっくりと手を這わせて行きながら、口元には薄笑みを浮かべ直す。 少女の身体に体重をかけるわけではないが、覆い被さったまま、大きな手のひらで薄い身体の輪郭を確かめる動作は、じりじりと獲物を囲いこんで食まんとする獣のように。]
(291) 2010/04/07(Wed) 15時頃
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― ルーカスの客室 ―
っ、…
[唇の端が上がれば、悔しそうに息を呑んだ。 受話器越しの内容は知らない、けれど 知らせられるたび――― 聞かなければよかったと、思う。]
…… ろ、
――― …やめろッ!
[手酷く抱くと、他の誰かに――という声を止めるように叫ぶ。]
その子、 助けて やってくれ…
(292) 2010/04/07(Wed) 15時頃
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若者 テッドは、良家の息子 ルーカスに悔しさで消え入るような声で、懇願した。
2010/04/07(Wed) 15時頃
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[手のひらは、少しずつドレスの釦をはずしながら、ささやかな乳房に近い脇腹を何度も通り過ぎる。スカートの裾をたくしあげ、内側に差し込む手は、熱を帯びた太腿を何度もなぞる。脚を少しずつ開かせるように、腰を押し上げながら、イアン自身の昂りに少女の手を触れさせた。]
でかいのは否定しない。 が、蟲みたいに脚も無い。 ──俺の身体の一部だ。 言うほどは、怖くないだろ。
[衣擦れの音と、息遣いだけが響く静かな部屋。カルヴィナの細い指にイアンの手指を絡ませながら、ジッパーを降ろす音。 途中、部屋に人が増える気配がした時、イアンは態とカルヴィナの顎を取り、息継ぎの方法も教えぬまま、深く唇を重ねた。]
(293) 2010/04/07(Wed) 15時頃
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私自身は、気にいったカンバスを一つ手に入れられるなら
基本的には別にどうだって良いのですよ。
カンバスを2つ求めるというのも、私には珍しいことでしたから。
――…手に入ったなら、直ぐに帰ってしまっても構わない。
No.6を落として、No.4が舞台上に残るなら、No.4が他の女とまぐわっているのを、No.6に見せるのも有かと思っていましたが、ね?
[甘い低い声音に誘われるように、ルーカスの唇から落ちる、嘘と本音が複雑に入り混じった言の葉。]
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― 少し前 ―
そうだね。 リサーチが必要なのは、お互いだしねェ?
[くすと笑って軽口を言い、メイドもどき(?)>272の言葉に頷き、彼女を頭から足の先まで、じっくりと何度も視線を這わせた。 胸元だけは、その手仕様のメイドっぽくなくもないな、等、感想を頭の中でひとつ、付け足す。
あの類の膝を折るのはきっと、簡単だと思う。状況を作って適切な言葉を投げれば、きっとそれだけで折りはするのだ、けれど。 だがそれは表面だけの事、心からの其れは酷く難しいだろうと思う、――否、本能が告げる。 彼女が姿を消すまで、視界から彼女を外す事は無かった。]
(294) 2010/04/07(Wed) 15時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 15時頃
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― 現在 ―
さァて。 準備が遅れてるそうだよ? 舞台があがったら、人数が足りない、なんて事、ありそう。
[いいながら手を伸ばし、電話を肩と耳の間に挟む。 No,1の手は好きにさせつつ、ぼそぼそと話す隙間には、 ――どっちも、 とか。 …――じゃあ、とか。 細かい接続言葉だけが、漏れてくる。
受話器を挟んだ侭、手はNo,1のハイヒールを脱がせ、足指の先、血が出ない程度に爪と身の間に自身の爪を入れる、手遊び。]
(295) 2010/04/07(Wed) 15時頃
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