25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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―大広間―
[――花から花主へ。名高き霞月夜。 その後ろ姿だけでも何処か艶めいている]
…此度の花は…媚も艶も足らぬものが多いと 使用人が噂をしていたそうだ。
[ふと立ち止まって 肩越し――華月の方を振り返りきらない侭 顔は見えなかったかもしれない。]
…… …足りぬかな。
[俯きがち呟くように謂ってから、 酒を手にして酌するところを、探すよう]
(254) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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……はあ。少し落ち着いた…… ……人の多さ故、だったのか?
[広間にもどって舞台を見れば、まだ其処に絵はあったか]
……画く花が居るのか。見逃したのは残念だな。もう少し我慢していればよかったか……
(255) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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どうして……僕は。 悲しいと思うのだろう……?
[降るままにさせた雨は、頬を伝い、薄衣へと染みていく]
僕は鳥なのに。 どうして――――…?
[自分でも判らぬ初めての感情に、僅かに身体を震わせて。 眸を反らす事も出来ずに、 紅石榴を幾重にも、*濡らし続けた*]
(256) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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……これだけ嫌われてしまえば、 これ以上は下がりようがないから此方も楽でいい。
[気に入らぬものを聞くと黒檀を細めて。 口調は少し幼くも聞こえたか、本当にただの子供だ。 つく溜息は呆れたような響きにも聞こえただろうか、 実際は目の前の少年の紅の色に向けたもの。 その色は―――…苦手だ。
少年へと近づくと、有無を言わさず抱え上げる。 引っかかれようが、噛み付かれようが下ろしはしない。]
(257) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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呉服問屋 藤之助は、戻ってきたらしき 天満月へゆるりと頭を下げた。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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気にいらないと、言ったでしょう……!
[近づく気配。 饒舌な毒を吐く少年ではあるが、声を荒げるのは珍しい。 人前で焦りを滲ませるなんて]
や……っ、厭だ!!
[伸びる手がその身を抱える、間は一瞬。 急に浮いたことへの驚きと、度を越えかけた恐怖。 身を強張らせ、両腕で突っ張るも腕は解けない。 足をばたつかせようにも、左足は痛みで痺れ思うように動かなかった]
…――――――っ
[抵抗が無駄と悟ると、ただ硬くなって震えるしかない。 先の見えぬ恐怖。 眦に滲むのは朱でなく]
(258) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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執事見習い ロビンは、小僧 カルヴィンの名を呼びかけたが、先刻自分が突っぱねたばかりの相手に助けは求められなかった
2010/08/03(Tue) 14時頃
執事見習い ロビンは、呉服問屋 藤之助や他の花に知られぬことをせめて祈った。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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―大広間―
[それを見上げたのは何ゆえか、 月は幾望、ほとんど満ちてありながらされど望月にひとつ足らず。 胸の鼓の、ざわめく高揚を招く]
――……月、
[大広間に足を踏み入れれば、 宴の席はすでに雑然としていたか] 遅くなりまして、申し訳ございません。 少々、月に、かどわかされておりました。
[黄泉花が告げるそれは、楽の音であったが。 微笑う風情は、喩えというには、いささか笑えぬものであった]
(@8) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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[上質の白橡の衣に紅が染みていく。 ゆっくりと眼を閉じてから、開いて歩き出す。 歩きながら紡ぐのは抱く子には恐怖で聴こえているかは わからないが子供に言い聞かす為の説教だ。]
…気に入らぬものを今更好きになれとは言わん。 だが…気に入らぬと、愚弄することだけはやめろ。 お前が――…ただ、愚かになるだけだ。
[高嶺の花主が大広間で憤ったのはそれが理由。 愚弄するなと憤り、怒声を上げたセシルの姿は、 花主と花祭を愚弄しているように高嶺には見えた。 辿ればその元凶に居たのは、この子供。]
どうあっても背を向け続ける者に、 届かぬ手を伸ばすものなど居ない。 お前が…前を向かねば、何時かは全て消える。
[言いたいことは、そこまで。一息ついて。]
(259) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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小僧 カルヴィンは、執事見習い ロビンの声が聴こえた様な気がしたけれど、今は己が心に戸惑ったまま。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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[>>175刷衛に手招かれ、姿勢を正して傍へと寄った。 足の震えは姿に対する緊張とでも取られてしまっただろうか。 浮かべた微笑は作ったものであれ無理にはなかったのだけれど]
はい。彼とは同じ師の下で学びました。 椿の間でございますか。
[今は刷衛が主なのだろうか。 外つ国の主とは見えず疑問を覚えるが、再び主変わったとしても花には不思議なことでない。ただ以前のようにはならなかったのなら良いと思った。 会えるのなら自分も嬉しい。広間正面、大扉の方を向く]
刷衛様…。
[問う声より先に相手の言葉。 今の主は貴方ですかと、その問いは機会を逸したまま宙へ消え]
(260) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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ありがとうございます。 もし望まれるものがありましたなら、また何なりと。
[纏う白装束は白拍子と違えど何処か似て。 手にしたままの黒塗りは先に奏でた通りの腕。 それ以外を望まれれば、さて、余程で無い限り受けねばならぬと分かってはいるはずだが]
今はこれにて失礼致します。
[舞台に目を向け直した刷衛に深く一礼。 画布を置く幸得に何が始まるのか気にもなったが、そのまま背を向けた。 宴の最中に自ら広間を抜けるは花に相応しくないかもしれない。 けれど花主の命があれば大義名分も立つ。 今すぐ舞い奏でるも出来そうにはなかったから、ゆっくりと廊下に出て椿の間を目指すが、求める姿とは何故かすれ違い]
(261) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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お前は、手折れぬ花だとそう名乗った。 ならば…、花であることからは逃げるな。
――…前を向いて、今一度花になれ。
[そう言ったところで、表座敷に着くだろうか。 屋敷の者を呼びつける。 寝床の用意と、傷の手当てができる者も。]
……眼鏡の支援は、してやろう。 早いうちに作らせ、お前の手に渡るようにしてやる。
[言葉を止めて、恐怖に固まる子供を下ろした。]
(262) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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明之進、何処?
[我に返ると廊下を戻る。 友の姿を捜してきょろきょろと、それこそ花に相応しからずか。 そしていつもの様に間が悪く聞き取ってしまうのだ。 厭だと抗う声を]
(263) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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[硬く目を瞑る。 揺れる不安定なその腕の中で、衣をきつく握ったのは 安定を求めて]
愚かと思うなら ボクを見放してくれればいい 高慢さがはなにかかるなら ボクに近づかなければ良い
そうすればボクだって 戦塵の谷を駆け上がれだの 頂見えぬ山を乗り越えろだの 無理な注文ばかり聞かずに済むんだ
――前に何が有ると謂うの。 手を伸ばして欲しいなんて、ボクは……
[思っていない。言えば恐らくそれで仕舞いだ。 喉が詰まって声にならなかった]
(264) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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[使用人を呼び止めて自分の部屋から羽織を取ってくる様言ったところで、花が頭を下げるのに気がつきにこり微笑む]
……鈴。時々聞こえてた鈴の音は君か。 そういえば、廊下ですれ違いはしたが名は未だ聞いていなかったね。
(265) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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懐刀 朧は、門下生 一平太の姿には気付くことはなく表座敷へと入り。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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[足を踏み入れれば、目に止まるはひとつの画。 煌々たる月の描かれたそれに、双眸を吸い寄せられるのは]
――……朱月
[呟く唇、目蓋にうつる景色は常世]
嗚呼、笛の音も聴こえていた…… 天かける調べ、高らかな澄んだ音色、
似ている、
[似ていた、重なる 悲鳴に]
(@9) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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―本邸・廊下―
[姿を確りと見たわけではない。 ただ遠目に表座敷への廊下を覗いただけだが、相手からも見えたなら、白装束は目立ったかもしれない]
ああ。 主の傍に戻ろうとするのが当然か。
[声から誰であるかは分かる。先の一幕は多少なりと尾を引いて。 聞こえなかったこととするように背を向け大広間へ]
(266) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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―大広間― [天満月は外から戻ってきたらしい。 ゆるりと近づき]
はい、鈴の音鳴らすは私(わたくし)に御座います。
[胸に手を当て頭を下げる。]
名乗りもせず申し訳なく。 …鵠(くぐい)と申します。
飲み物は、如何ですか。
[尋ねたとき、新たな影。 明之進の声が聞こえた。月の光が差し込む窓辺。 夜光が一獅ナはないことに、不思議そうな顔をした。]
(267) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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[散々勝手に期待して、裏切られたと思い込んで 未だ淡い期待を胸に抱く。 掬いようの無い]
手折れぬ花の真相はね
[どこかにたどり着いたらしい。 それでは仕舞いにしよう。 誰にも話した事のない秘密を震え抑えた声で滑らせる]
そこに花があるからこそ、手折れるんですよ ここにあるのは花咲かぬ草 ――ほら、手折れぬでしょう?
どうして……あれほどに、噂が広まったのか ボク自身、不思議でなりませんよ。
[屋敷のものが遣ってきて、話を止めた。 下ろされてまだ震える身を己の両腕で抱いた]
(268) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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[法泉の部屋へと向かう折、すれ違う姿は白拍子。]
迷い子は いまだあわれに 彷徨うか とうに泡沫の あわときえても
[ちろり、淡い紅引く唇を舐める。]
(269) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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執事見習い ロビンは、門下生 一平太の姿に気付けなかったのは良かったのかわるかったのか。
2010/08/03(Tue) 14時半頃
門下生 一平太は、ランタン職人 ヴェスパタインと法泉にすれ違えば深く頭を下げる。顔を隠す様にも似て。
2010/08/03(Tue) 14時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 14時半頃
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―大広間― [ふわり、絵画に引き寄せられそうになって、足を止める。 ――あれは不吉なものだ、と知っている、 それが単なる伝承のみではないことも、知っている。]
――……、
[向けられた鵠の眼差しに、小さく頭を下げた。 改めて礼を言わねばならねども、言葉を交わすその相手。
酌をするのなら、花主だろう。 邪魔をしてはならないか、とあわせて笑みを送るのみ。]
(@10) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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[下ろしたその手がロビンに伸ばされることはない。 其処までを、高嶺の花主は少年に許さない。 少年の告白に、黒檀は緩く細められ]
……此処は、花祭。 此処に招かれている以上、今のお前の姿は"花"だ。
此の先…お前が"花"と名乗るか、 それとも"草"と名乗るかは、自分で選ぶこと。
友の好意を弾く勇気はあって、 知らぬ者の噂を聞き流す勇気は持てぬか?
………後は、お前が選べ。 ――…私は高嶺の花主、其処までは甘やかさん。
[両腕を抱く姿にも手を伸ばすことなくそう告げて、 白橡の羽織を見下ろす、点々と染みる紅に ひっそりと息をつく花主の顔色は、少し失せていた。]
(270) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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―大広間―
[ぴくりと 冬の吹雪か凩か 震える声を聞いた 気が、した]
描くのは多分俺だけだ。 月瀬、幸得と謂う。
[愛想笑いを浮かべる器用さはない 鵠が酌をするのなら 己が動くことはまずないだろう]
[耳にした気がした 冬空の雨に 手先の震えは止まらない ついには酒壜を手放した]
(271) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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――姿だけならば、繕えますとも 名花と名乗るボクの擬態を見破った者など居ないんですから。
[僅かな表情の変化は、ぼやけた視界に映らない。 染みた朱が暗く色を変えていくのも。 高嶺のいろが失せていたことも。 小さく息を吐いて、平常心を探している。 しかし伸し掛かる言の葉は少年を追い詰める]
噂があればボクは花で居られる そう思ったのはまだ数年も昔のことでした。 [長く続く噂には、それなりの真実が混じっている。 少年自身は否定しているけれど]
聞き流せたら、楽でしょう。 でももうボクは後戻りできない場所に居るんですよ
(272) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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―大広間―
[艶めいた元花の花主に思うことは何だったか。 広間の扉開く前、振り払うように何度か首を振った。 数本の後れ毛が首筋に落ちたを感じるが、そのまま中へと入る。
振り向くものがあれば一礼。 舞台の上の画に一瞬動きと息を止め。 ゆるゆると吐き出すと中を見回して。
捜した友の姿はやはり既にこちらにあった。 酒を手に同じく酌の形を取って、それとなく近づこうと]
(273) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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奏者 セシルは、立て掛けた絵に近寄る明之進をぼんやりと眺めて
2010/08/03(Tue) 14時半頃
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鵠。白き鳥だね。 なるほど、確かに君の名だ。
[飲み物をを勧めるのに一つ頷き。不思議そうな顔をにはつられて同じほうを見る。その先には先ほどの絵と、どこか儚げな花]
(274) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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[明とは呼ばなくなってどれほど経つか。 最後に呼んだのは最初の主に招かれる時。 戻ってきた友は、このまま枯れてしまうかという態で。 何も言おうとしない明之進から事情を聞くことは出来なかった。
夜光に出来たのは、ただ笛の音を添えること。 時には二人で舞って時の一部を共有することだけだった。
自分は招かれなかった祭で、良き主を見つけたと。 師の言う言葉を丸呑みにしたのは、そう信じたかったから。
花は主を得ねば咲くことが出来ない。 しかし咲いても潰された花は、その行く末は。 …友がそうなるとは思いたくなくて鵜呑みにした。 そも真偽を調べる術も持ち合わせてはいなかったけれど]
(275) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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―――…それだけよく口が回れば、 それは立派な技だとは、己で思わぬか?
[小さく息を吐き、失せた顔色のまま笑い]
長く引き篭もっていた者に噂噂と何度も言うな。 私は噂になど興味は無いし、 此度の他の花主にも、似た考えの者はいよう。
――…もう一度だけ言う。 花祭に呼ばれたお前は、此処では"花"だ。 逃げる口実ばかり探さず、 一度向き合ってみろ…周りと、己に。 それでもと未だ言うのなら…後は、好きにしろ。
[深呼吸をして、屋敷の者に眼鏡のことを頼むとロビンを見て]
…熱が引くまでは、休め。
[そう言って、表座敷を後にする。]
(276) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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―大広間―
はい。 …ありがとうございます。
[>>274天満月の言葉に、 静かに笑みを浮かべて謂う。 本来の気性の激しさはなりをひそめる。]
…お好みのものなど御座いますか。
[酒と、そうではないものと。 示しながら、嗚呼、と。]
――あちらの花…明之進を迎えに行ったものがいたのですが、伴っていないので不思議に思いまして。……嗚呼、…合流できたようです。
[夜光が明之進に近づくを見、 切子細工のグラスを天満月に差し出した。]
(277) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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[広い寝台の傍らへ、からりと転がる下駄の音。 敷布に広がる長い髪。 帯解かれ、衣も髪も乱されて。
時折交じる艷めいた嬌声。 月下美人を刻まれたこの白ルのやわ肌に、幾人の貴人が乱れ、醜態を晒したものだろう。
法師の逞しき腕に抱かれ、一夜の淡き夢を紡ぐ。**]
(278) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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―大広間―
明、之進?
[そろり、と声を掛けた。 来た最初に挨拶をしただけとなっていた主催の位置が少し近い]
(279) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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[紅月に重なる――長く美しい髪の、宵闇。 今際に見たその月は、霞の月か、朧の月か。 それはいまだ、記憶の底に。]
……描き手は、どなたでしょう。 これは なに……?
[見たそれ以外の何者でもかなろう、 わかっていて、零れる呟き。
ゆると振り返れば――その描き手よりも先に見つけた姿は、 夜の色を纏う懐かしい姿で、自然と笑み零れた]
……夜光、
[酒注ぎを手にした彼と目が合えば、 けれど今は祭りの間、花としての勤めを優先して、 と小さく頷き、眼差しを送る]
(@11) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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