275 突然キャラソンを歌い出す村
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[ふと、廊下に薄いピンクの小さな円が落ちているのが見えた。桜の花びらだ。割れた窓から、風と共に入ってきたのだろう。]
…幽霊さんにも話は聞きたいし…
[焼却炉の幽霊、というのもあるらしいが>>2:25 この学園で一番有名なのは桜の幽霊だ。まずはそっちの可能性を考える。何にせよどちらも場所が特定されているから問題はない。
彼女も、知らない情報を知っているかもしれない。 学園の不思議についてでもいいし、昨夜のことでもいい。 何せ彼女は昨晩あそこに居たのだから。]
(214) 2018/03/31(Sat) 16時頃
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[考えれば考える程、謎がどんどん積み立てられていく。
「ヒントはあげた 充分なほど」>>6 昨夜のシロ先輩を思い出す。
…思わず にい、と 悪戯好きの子供のような笑みが浮かんだ]
よおしっ、
[桜の花びらをひとつ拾い上げ、ポケットに入れる。 既にポケットに入っているものを一緒に確かめると、 職員室へと足を向けた。]
(215) 2018/03/31(Sat) 16時頃
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―桜守学園・昇降口―
[職員室を離れ、教室へと向かう途中。 昇降口に差し掛かれば、ヤニクが登校してくる様子が見られた。>>210 好敵手《とも》の登場に、視線が合えば軽く右手を上げて挨拶をする。 先日チアキから指示を受けた要件を確認するのに、教室では人目がありすぎる。朝から教室の外で遭遇できたのは朧にとって好都合だった。 ヤニクが下駄箱で靴を履き替えるのをそれとなく待ち、上履きを履いたのを確認すれば手招きをし、階段の影に誘う。]
(216) 2018/03/31(Sat) 16時半頃
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―職員室前―
[職員室の扉が見える頃。 昨夜の不審者A(侍)>>216が職員室から離れていく背中が見えた。
思わず周りを警戒するようにきょろきょろと見渡す。 保護された、という放送がかかったのだからありえないと思うが また不審者B(愛人)が飛び出したりしないかの確認だ。]
[周りを見渡し終えてから、 ふう、と落ち着かせるように深呼吸して、 勢いよく扉を開けた。ノックとかそういう礼儀は 落ち着く為の深呼吸と共に忘れてしまったらしい]
しっつれいしまあす! くらり先生いますかっ!?
(217) 2018/03/31(Sat) 16時半頃
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― 朝の桜守学園・昇降口 ―
[昇降口でばったり会った朧が片手をあげて挨拶してくる。昨日の敵は今日の友。ただしヤニク的には好敵手と呼ばれようとも、暫くはこの男とのバトルは遠慮したかった。>>216]
オハヨー、オボロ。
[下駄箱で靴を履き替え終わるのを、どうやら彼は待っていたようだ。 手招きされたので、軽く首をかしげてついていく。]
(218) 2018/03/31(Sat) 16時半頃
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>>218
ああ、おはよう。
[ヤニクの挨拶に淡々と応える。 そもそも朧は感情が昂ぶっていなければただの無愛想な男なのだ。この数日がどうかしているだけで。 相手の顔を見て、自分と同じく未だ残る傷を確認すると、自分の頬を指さしながら]
痛むか。すまなかったな。
[と謝罪をまじえる。 さて、本題に入らねばならぬ、と辺りをきょろりと見渡すとまだ登校してくる生徒や歩き回る生徒がちらほら。 少し唸ってから階段の影の、更に奥の壁際まで引き込むと、声を潜めて話し始めた。]
(219) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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手短に聞く。 ヤニク、貴様人狼に心当たりはあるか。
[お察しの通り、朧は駆け引きというものに 全く向いていなかった。 ど直球にヤニクに問を投げかける。]
ソフィア様の兄君… チアキ様が貴様と人狼が連れ立っているのを見たと。 疑うわけではないが、真偽を確かめたい。
[真実ではないと、言ってほしかった。]
(220) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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―職員室―
[職員室の中にくらりはまだ居ただろうか。 居ないなら、別の先生に言伝として伝えるだろう。]
―――あのね、先生、聞いてほしいんだ、
[少し、話しづらい内容なのか。 床へと目を伏せ、ぽつりと零す横顔は悩まし気に、 目は迷い子のように小さく揺れている]
(221) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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[フッ…職員室の照明が落ち、 代わりにモニカへ蒼いライトが4つ、射しこんだ。
薄くスモークが足元を立ち込める。 安心してほしい、火事ではない。
ほの暗く蒼く光る教室の隅。 教頭先生の手には、エレキギターが掲げられている。 他の教師達はベースとキーボード。 ドラム担当の先生の机は、いつの間にか ドラムセットに代わっていた。
感傷的なメロディーのキーボードを皮切りに、 ライブは始まった]
(222) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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♪ 探していた 大切なもの 冷えていく指先 手を繋ぐぬくもりだけじゃ 空白を埋めることはできなくて
飛び出したんだ 夜の帳へ 闇雲な道往き リノリウムの反射だけじゃ 僕らの未来は照らせなかった
夜闇に溶ける恋人たち ジェンダーマークすら余所余所しい
無性に叫びたくなって
僕は(僕は) 逃げ出した
(223) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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♪ I want to say sorry to you
[ギュウウウウイイイン ジャアアアアアアン(Gt.教頭)]
(224) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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♪ あの時の出会いは その奇跡は間違いだった?
きっとあれは 傷つくだけのBitter-relations
もうあんな未来を 繰り返したりはしないよ
僕を、君を傷つける様な 危うい夜と別れを告げる
(225) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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♪ 約束するよ (サイドボーカル:あの夜はもう来ない)
別れを告げる (サイドボーカル:あの夜はもう来ない)
約束するよ……… (サイドボーカル:あの夜はもう来ない)
[身を割く様なエモーショナルなギター音(Gt.教頭)に乗せて、何度も何度も痛哭な叫びを天に向ける。やがて、ゆっくりと天から正面へと向き直った。 ―――す、と手を伸ばし、憂いを帯びた笑みを小さく浮かべ。まるで悲哀に掠れてしまったような、苦く甘い囁きを落とす]
(226) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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―――――約束する、
(227) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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♪ ―――君に……… ♪
[ラストのピアノ音がフェードアウトして やがて儚げに消えるまで、切なげに目を伏せ]
………っていう反省文がこちらになります… お納めください〜〜〜…!
[ポケットから原稿用紙を恭しく差し出した。 昨夜の事情を書いた反省文である。**]
(228) 2018/03/31(Sat) 17時頃
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― 朝の桜守学園・階段 ―
[朧に傷のことを謝られて、ヤニクは意外そうに目を瞬いた。それから小さく噴き出して、懐っこい笑みを浮かべた。>>219]
アレイ・ヤァル?(おいおい) ワタシがやろーと言いマシタ。 お互いサマ。ソッチもお大事にネ。
[どうやら朧が人目を気にしているらしいことはすぐに知れた。事情は謎だが、素直に階段の壁に寄り掛かるようにして、返答も小声で返すことにした。]
(229) 2018/03/31(Sat) 17時半頃
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[事情を聴いての返事は曖昧なものだった。 ヒューと一緒にいた事を言われているのであれば、ヒューにとっての面倒を避けるため知らないことに出来ればよかったのだが、目撃談が出ているらしい。]
ジンロー? ……あぁ〜……?
どういうモノですか? ジンロー。 ワタシ、ジンローというモノわからナイ。
[あくまでヤニクはヒューのことを『人狼と扱っていない』のである。昨日ヒューに対して人狼として接していたのは亀吉だけ。]
……オボロはさくらさんの護衛として多分話してるネ? さくらさんは気にしなさそうデス。 ンー。見たっていうお兄さんが気にシテルカナ?
[首をかしげて微笑んだ。]
ワタシ、お兄さんと直接話したいデス。
(230) 2018/03/31(Sat) 17時半頃
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[それから、ヤニクは鞄からメモ紙一枚取り出して、連絡先を書き付けた。]
ハイ。 ワタシの連絡先。 オボロと、さくらさんと、お兄さん用に。
(231) 2018/03/31(Sat) 17時半頃
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――教室――
[神寺フェルゼは思案していた。 隣のクラスメイトがおらず突付く相手がいないおかげで、一人静かに、それこそ沈思黙考していた。 「アンニュイなところもかっこいいよね」なんて囁き声があったかないか知らないが、とにかく沈思黙考していた。
議題は座敷森亀吉についてだ。]
(232) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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[座敷守家の長男は、伝統的に身体が弱い。 あの血筋は、狼と関わりがある。 そう聞いている。狼を求める身体なのだと。 桜守高校には狼が出る。実際、生良くらりは狼だった。 興が削がれて昨夜は見逃したが、今日もやはり登校はしてきているらしい。 だが、昨夜の校舎に、座敷守亀吉は、いなかった。 何らかのきっかけで狼の血を求めるのだとすれば、満月の昨夜こそ動くと思ったのだが。 結果生良くらりの正体を突き止めたのは収穫だったが、疑問が増えた。]
(233) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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[焼肉で衝動を抑え生徒を守るくらりが、噂になるような行為を繰り返し生徒を脅かす側の立場にはなりそうにない。 亀吉の姿も見えなかった。 となると、前提を疑うべきになってくる。 昨夜、ガラスを割った犯人が変質者に押し付けられたように、くらりも学園の狼に仕立てられているだけだとしたら?
――狼は一匹じゃ、ない。]
(234) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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[♪ ブラック・アウトの闇の中 見失ったものは何? 本物《ダイヤモンド》は動かない 囚われたなら堕ちるだけ 縋るほどに切れる糸 雁字搦めのアリアドネ
1.2.3.の定義を並べ 探し出せ唯一の真実《truth》 4.5.6.答えを掴め 導かれるまま手を伸ばせ そこにあるはずのすべて――
――0は正しいか?]
(235) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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[懐っこい笑みを見れば、>>229拍子抜けしたかのように肩を落とし、わずかに眉を下げる。]
お互い様か。それは良い。
[話を始めてみれば、ヤニクが声の調子を合わせてくれたことに安心した。 どうやらそういう空気は読める男らしい。 そして、肝心の返事と言えば曖昧なものだった。 曖昧だということはつまり、心当たりがあるのだろう。 わからない、というヤニクに対し>>230]
…そうか。
[と心なしか気落ちした返事をしてみせた。 朧自身、ヤニクがどのような交流関係を持とうが知るところではない。 しかし人狼となれば話は別なのだ。 増して拳をまじえ、男として認めた相手だ。 出来れば見間違いであってほしかった。]
(236) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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すまない。 俺はソフィア様の護衛故。 主が気にするかしないかではないのだ。 …あの御方は多くの人間にとっての大切な人だからな。 危険が及ぶ可能性があるならば、把握しておきたいのだ。
…連絡先か。 ありがとう。お伝えしておく。
[そう言うと、朧は懐からすまーとほんを取り出しなめらかな動きでヤニクから受け取った連絡先を登録すると、 ヤニクのスマートフォンの呼び出し音が鳴っただろう。]
俺の番号だ。
[自分の連絡先をヤニクに伝えると、そのまま画面をスイスイと操作し、 ソフィアとチアキ、それぞれに送信する。]
(237) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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佐倉チアキ 未読 ┌───────────────┐ │直接お話したいとのこと。 │ │ヤニクの連絡先です。 │ │○○○-○○○○-○○○○ > └───────────────┘
(238) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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―職員室―
[いつの間にか照明は元通りに、そしてスモークは消えている。]
先生、あのね さくまはボクが誘ったんだ だからその、ボク反省文出したからさ どうしても話聞くなら、さくまにはちょっと やさしめにしてあげて欲しい、んだけど…
[先制して反省文を書いたのはその為だ。 誘ったのは自分で、巻き込んだのは自分の軽率さ。
昨夜に声だけ聞こえる幽霊は言った。 「危ないことからは、守ってあげて」>>@11
だから、約束すると決めた。「危ない事からは守る]と。 これは、反省文だ。 ―――本当は誰宛でもない、自分への反省文だ]
(239) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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ヘイヘイ、勝手に落ち込むなヨ、オボロ。 ワタシ、ジンロー分からないから分からないと言ってる。 分からないもの答えようナイ。
ニポンに来て間もない外国人の文化の無理解と ニポンゴパワーの弱さナメてはいけナイ。 少し喋れても分からんコトは分からんデスヨ。
[背筋を伸ばせと背中をぱしんと叩いた。>>236]
アブナイ? そうナノ? それはワタシとしても心配デス。
[主が気にしてるかどうかに関しての返答には、うんと一つ頷いた。]
オボロはそうかもネ。
(240) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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[ヤニクは朧が佐倉チアキと接触する切っ掛けを持って来てくれているのかどうか、佐倉チアキという人が今どんな事を気にしているのかが気になっている。佐倉チアキもまた、ヤニクにとっては『さくらさん』だ。 そして朧が器用にスマートフォンをスイスイ使いこなしているのを見て]
サムライなのに……
[と呟いた。連絡先の交換が済んでから、あっと声をあげる。]
ヘイ朧。 ま・・・んさく?まんさく、知りまセンか?
[パイーパティの巫女が占って出た名だが、調べても何も出なくて困っている。ダメモトできいておくことにした。]
(241) 2018/03/31(Sat) 18時半頃
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>>3 ああ。いつでも言ってくれ。 [日常を守るために、日常を壊してしまうことだって、いっそ俺はかまわない。つまり、銃を抜くことさえやってのけるだろう。俺の積み上げてきたもの、"メリット"というのは、結局のところそういうものだ。日常で日常は守り切れないと、そう割り切っている]
[快く受け入れてくれたことに、胸をなで下ろす。 いまとなっては、信じてもらうこと、信じることが一番難しい。 ……ならば、俺はそれに応えるだろう]
>>4 [神寺フェルゼに対しての動揺。無理もない。 チアキが"手"を出したというのなら、まあ、そういうことだ。 そして、こうして二人を取り持とうとすることが、 二人と話したうえで"冷静に見極めた"結論で、"判断と対処"だ]
[検討するという言葉に、頷いた。コーラが湧くほどでもそう言ってくれたのだから、ありがたい話だ。]
(242) 2018/03/31(Sat) 18時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2018/03/31(Sat) 18時半頃
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[背中を叩かれ、反動で背筋を伸ばす。>>240 言われるまで気づいていなかったが落ち込んでいたのか。 らしくもない。今晩のことを思って緊張でもしていたか。]
応。すまん。 貴様の規格外のあれやらそれやらに惑わされていたが そう言えば昨日転入してきたばかりだったな。
[はっは、と声をあげる。 危ないのかと聞かれれば]
そうだな。危険だ。 だから力を貸してほしいのだ。 …では詳しい話はチアキ様から聞いて欲しい。その方が確かだろう。
(243) 2018/03/31(Sat) 18時半頃
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