人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

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『例え治せたとしても、治せるとしても』

[鬼気迫る男の中で黒蛇は顔を愉悦に歪める。]

『吾等が邪魔する故、させぬがな』

[くつり、くつりと笑い声を漏らした。]


『しかしまあ、蛇とは動きが悪いものよ』

[そういうなり、黒蛇となっていたものは形のなき物に変わろうとするが。
光のせいでそれが叶わぬ。]

『ええい、忌々しい!!』

[このような物、さっさと捨ててしまいたい。
さすれば、自在に形を取ることができると云うに。]


[報復を――と、黒蛇は言う。


 応―――と、黒亥は答え。]

『邪魔なのではないか?』

『その、神の力にも似た片鱗は。』

[引き剥がしてやろうかと、誘いの声は甘く。**]


『嗚呼、忌々しい 忌々しい』

[器を蝕むことはおろか、形の自由もないとは。
甘美な誘惑が聴こえれば、思わずすがりそうになるが。]

『すれば、此度は汝が』

[吾と同じ様にならぬかと、同輩の身を案ずる。]


留守番 ジョージは、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 15時頃


―神が倒れる前―
[幾ら忌々しい光が在れど、此れだけ蝕めたのであれば、神を眠らす呪い位は掛けられようか。
黒蛇は思うや否や禍々しい気を、眠ろうとする神へと放つ

それは神の中へと入り込むと、深い深い眠りにつかせる。
まるで呪いのように。

思ってたより巳と同化していたのか、それとも同輩が手を貸したのか。
神を眠らす事に成功した黒蛇は、満足そうに舌を出した。*]


【人】 留守番 ジョージ

[神様が倒れる前に。
 その手を引いて、席に案内したのだ。

 亥も。]

…………かか、か (かみさまっ!)

[亥神が触れても、誰が触れても、診ても。
 変わらない。]

ももももも、もん、ももっ

[捜しに行くと出ていった、丑は何処に行ったか。>>2:126
 文句を言う様子を見ていると言った未は午と共に居るから。]

(62) 2015/02/15(Sun) 18時頃

【人】 留守番 ジョージ

い、いまは、いま、確認したたた、がっ

う、うたが ――い?

[何を確認したら良いのか。
 拳を握り、ふるふる。
 眼鏡が揺れる。**]

(63) 2015/02/15(Sun) 18時頃

留守番 ジョージは、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 18時頃


『神に選ばれし十二の支』

『それらの力も、やはり強い』

[とはいえ神よりかは些か弱い。
構わぬ。生身の人間より強いならば、構わぬ。]


『だがやはり神の支』

『吾等を邪魔するか』

『ならば仕方あるまい』

『一人づつ、眠りの呪いを掛けてやろうぞ』

[邪魔をしなくなるまで。必要ならば全員を。
神と同じく、深い深い眠りの底へ落とそう。]


『して同輩よ 此奴等の中で一番厄介な者は誰か判るか?』

『一番邪魔な奴等から、吾は呪いを掛けようと思うのだが』

[黒亥に尋ねた後、忌々しそうな顔をして付け加える。]

『……嗚呼、だが卯だけは止めてくれ 巳がかなり意識しておる故に』

[巳は礼儀を尽くし、恩あるものには恩にて返す事を矜持としている。
集う前に貰った兎餅。礼を言えておらぬ事を気にして居るらしい。
取り込もうとしたがどうしてどうして。
巳の意思が強いのか、どう足掻いても其の矜持を呑み込むことが出来ず。

卯に呪いを掛けてしまえば、吾の手元を離れ、己の悪事に気付き、己に呪いを掛けるやもしれぬ。
其だけはさけねばならぬ。故の頼みである。]


『やはり憑いておったか!!』

[申告してきた清々しい、厭らしい気に顔を憎しで歪める。
だが、それも僅かな刻。やがてくつり……と笑いだした。]

『……だがまあ良い 探す手間が省けたと云うもの
 炙らずとも出てくるとは……くくく、愚かな娘よ』

[見つけ出される前に、落としてしまえ。
そうは思ったが、すぐにその考えを改める。]

『吾等に与する者であるならば、そう易々と落とせぬか……
 同輩よ 彼の者は如何んとするや?』

[落とした者であるならば、本にそうであるか吾には判るのだが。落とした後で気付いても、それは最早意味無きこと。]


『何を心配することがある?』

『――のぅ、同輩よ。』


『永い時を経て、忘れたか?』

[忘れたか?]


『我らの「罪」を。』


『神が定めた、「罪」を。』

[罪の重さでいうならば、黒亥の方が重く。

『………なに。亥は既に我のもの。』
『安心すると良い。』


[もうひとつ。
 思い出してはならないことがあるから。]

『……のぅ、「同輩」?』

[殊更に強調し。
 黒き気であらば。そぅと伸ばして黒鱗に触れられるだろうか。
 赤き舌、吐息。

 感じる距離で、――――くんと匂いを嗅ぐ。]

『さぁ、我に。』




『なに。


  恥じる仲では、なかろう?』

 


『罪……』

[遥か彼方の記憶。吾等の罪。己の……――。]

『神が定めた、傲慢で身勝手な「罪」』

『……もはや、思い出すことすら、叶わぬわ』

[遠く遠く、刻すら忘れてしまうほど。
数えることすら、叶わぬほど、気が遠くなるような……――。]


[敢えて。黒亥は返答を先伸ばしにする。


 全ての神光は、砕き散るもの。

 同胞も、同輩も、不要なもの。
 いつだって黒亥は―――――――己しか、信じない。


 信じていない。]


[神光あらば、きっとこの黒蛇も裏切るのだろう。


 全てを奪えなかったと同じように、「邪魔」をするかもしれない。]


『………  ゃ、だ。』

[それは嫌だと小さく独りごち。

 主の持つ全てを奪うのは、我だと―――赤眼は焦がれるように黒蛇を見詰めた。]


信じていないんじゃ、なかったの?


[黒亥に届いた幼子の声。

 聞こえない、 ふり。]


留守番 ジョージは、メモを貼った。

2015/02/15(Sun) 22時半頃


【人】 留守番 ジョージ

―お座敷―

[亥の眼鏡がずりと下がる。
 あわあわと位置を直している間に、酉の儀式は終わっていた。
 何があったのか、何故、午の顔が赤いのか。

 首を傾げ。]


あ、の。もんぺちゃ と、ゆりりり、ゆりさ、
おそい、かも……

(106) 2015/02/15(Sun) 22時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[声は埋もれるから、てこり、離れた場所に居る辰の元へ寄る。]

龍世お爺様。
神様がこんな風にななんて、僕、想像したこともなかった……

[気を見たのは、見られたのは。誰だったかと視線を集まりの方に向けて。]

(114) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 留守番 ジョージ

黍炉さ、ん。
大丈夫?  うん、大丈夫。
沙耶さ、も、こここここ、ここに、居るし。

[ぎゅっと握った拳。笑い声に緩めて、亥は子を見た。
 後ろ姿で見分けが出来ると見つけたコツは、勘違いだと知らぬままだけれど。]


しょ、しょしょこら、ら……。あの、ね。

(119) 2015/02/15(Sun) 23時頃

『……では、汝に託そう』

[既に意の中だと言われれば、それに安堵したかのように息を付き、光を渡す。
確かに、吾よりは此の者の方が力は強く。
――それが、罪の重さなの差かは知らぬが。]

『何か』

[呼ばれればそれに応え、近付くのを払わず、されるが儘になりながら。]

『……応』

[恥じる仲ではなかろうと尋ねられれば、返事を返し。
相手が望むものを差し出すだろう。]


【人】 留守番 ジョージ

ううう……

[疑って、居るのだろうか。
 みんな。

 老辰も。誰かを―――己を?


 ずれ落ちそうになる眼鏡を両手で抑える。
 頭を撫でてくれる手は、いつもみたいに温かい  のに。>>121
 話を整理したいの言にこくり頷くものの。亥にはその言葉が纏まらない。
 ただ、姿を見せた丑と卯の姿に小さい手を懸命に振った。おかえり、と。]

(136) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

[焦がれる様な視線の意味はわからず、同輩を疑うということを知らぬが故に、
延ばされた返事の真意も汲めぬ愚かな黒蛇は、何も知らずに提案す。]

『呪いの気を吸いとった酉 厄介かもしれぬなぁ……』

[そう酉を見つめながら、どうするかと尋ねてみよう。]


【人】 留守番 ジョージ

[眠らせて。助けるのは神様のことか。
 それとも十二支の、ことか。
 ビクッと肩を震わせて。両手を組んだ。>>131

……苦し、でる?

[あぁ、やっぱり。


 ―――僕には。]

(139) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

ジョージは、ショコラの傍にてことこと近寄り、物言いたげにわたわた。

2015/02/15(Sun) 23時半頃


ジョージは、そうしてから、ぺこんと頭を下げた。

2015/02/15(Sun) 23時半頃


[遠い時の彼方で定められた「罪」。
 覚えているのは自分ばかりか。

 故に。寂寥が増す。
 渡しを助けるかのように鼻を動かし、牙を掛けた。

『そうだ。 ――それで、良い。』
『我が同輩よ。 黒蛇、よ。』


『……襲え。』

『見定めるを待つなら、そうすると良い。』
『なに。「同胞」は他にも居るだろう?』

[それは。代わりが居るという意味か。
 それとも、仲間を増やせという意味か。

 どちらも取れる言葉を残し。



 神光に触れた。]


[掛けられた牙を拒まず、そのまま渡す用意をしつつ。
先程言われた「罪」を思い出そうと、遥か昔の記憶を掘り起こす。]

『吾等の罪は……――』

[忘れたくとも、忘れられぬ筈だったのに。
憎悪に負けて、記憶すら飛び。]

『……吾等は 存在するだけで罪なのか』

[神の定めし、傲慢な決まり。
吾等に全ての罪を擦り付け、「悪」とした。
黒蛇に思い出せるのは、今はそれだけ。]


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